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Apollo Twin クイックスタート マニュアル・バージョン v140114

Apollo Twin クイックスタートApollo Twin ハードウェア マニュアル 4 チャプター1:クイックスタート ハードウェア・セットアップ 適切な場所の選択

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Apollo Twin クイックスタート

マニュアル・バージョン v140114

Apollo Twin ハードウェア マニュアル 23

もくじ

もくじ クイックスタート .................................................................................................................................. 3

クイックスタートについて .............................................................................................................................. 3

システム要件 ..................................................................................................................................................................................... 3

参考動画について ........................................................................................................................................................................... 3

製品登録とオーサライズについて ............................................................................................................................................ 3

ハードウェア・セットアップ ................................................................................................................................... 4

適切な場所の選択 .......................................................................................................................................................................... 4

コンピューターと電源に接続 ...................................................................................................................................................... 4

インプット・ソースとモニターシステムに接続 ........................................................................................................................ 4

ソフトウェアのインストール ................................................................................................................................. 5

インストールの準備 ........................................................................................................................................................................ 5

ソフトウェアのアップデート ........................................................................................................................................................... 5

インストールの手順 ........................................................................................................................................................................ 5

レジストレーションとオーサライゼーション .................................................................................................. 6

レジストレーションとオーサライズの手順 .............................................................................................................................. 6

ハードウェア I/O レベルのセッティング........................................................................................................ 8

インプットゲインの設定 ................................................................................................................................................................... 8

アウトプットボリュームの調整 .............................................................................................................................................................. 8

モニターアウトプットのミュート(ミュート解除) ...................................................................................................................... 8

コントロールと接続 .................................................................................................................................. 9

コントロールについて ............................................................................................................................................ 9

動作モード .......................................................................................................................................................................................... 9

プリアンプ・モード ............................................................................................................................................................................. 9

モニター・モード ............................................................................................................................................................................. 10

トップパネル ............................................................................................................................................................11

フロントパネル .......................................................................................................................................................14

サイドパネル ...........................................................................................................................................................14

リアパネル ...............................................................................................................................................................15

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

3 チャプター1:クイックスタート

チャプター 1:クイックスタート

クイックスタートについて

Apollo Twin ハードウェアとソフトウェアのインストールとセットアップは、以下の主要なステップで構成

されています。これらのステップはこのチャプターで説明しています。

1. Apollo Twin ハードウェアを接続して電源を入れる

2. Apollo Twin ソフトウェアをダウンロードしてインストールする

3. Apollo Twin のファームウェアをアップデートする(要求された場合のみ)

4. ハードウェアを登録し、UADプラグインをオーサライズする

5. Apollo Twin の入出力レベルを調整する方法を学ぶ

システム要件

Apollo Twin システムを正しく動作させるためにすべてのシステム要件は満たされていなければ

なりません。インストール、オーサライズに進む前に システム要件を確認してください。

参考動画について

参考動画はインストール、セットアップを行う上でとても有益です。ビデオをオンラインで試聴

するには、Apollo Twin のスタートページにアクセスしてください。

• www.uaudio.com/twin/thanks

製品登録とオーサライズについて

Apollo Twin ハードウェアは製品にバンドルされているUAD パワードプラグインのロックを解除するため

にmy.uaudio.com に登録し、オーサライズを行う必要があります。登録は一度だけで完了しますが、オ

ーサライズは、Apollo Twin ソフトウェアがアップデートされるたびに行う必要があります。

Apollo Twin ハードウェアは、デバイス自体がオーサライズ情報や UAD ライセンスを

記憶するので、オーサライズ・プロセスを繰り返し行う必要はなく、別のコンピュータ

ーでも接続することができます。製品にバンドルされていない別売りの UAD プラグ

インは機能制限なく、デモモードとして 14 日間使用することが可能です。

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

4 チャプター1:クイックスタート

ハードウェア・セットアップ

適切な場所の選択

• Apollo Twin 平らな位置に置き、下の足はユニットの下の空気の流れを保ちます。

• しっかりとした机の上に置き、トップパネルのコントロールを操作する圧力に耐えられるに十分なものの上に置いてください。

• 接続するケーブルのためにユニットの背後に十分なスペースを残してください。

• ユニットのサイドパネル、底面にある通気口をふさがないでください。

コンピューターと電源に接続

注意: Apollo Twin の電源を入れる前に、モニタースピーカーの音量を下げ、ヘッドフォンを耳から外してください。

1. Apollo Twin とホストコンピューターの間を Thunderboltケーブル(別売)で接続します。

2. AC コンセントに付属の電源ケーブルを接続します。(Apollo Twinはバスパワーで

は動作しません)

3. Apolloのリアパネルに電源ケーブルを固定します。インプットの刻み目に電源ケーブ

ルのタブを合わせ、偶然の断線を防ぐためにバレルを回転させ固定します。*

4. リアパネルの電源スイッチを使用して Apollo Twin に電源を入れてください。

重要: *ロッキング・バレルのタブが本体のスロットと合わせられ、バレルが確実に挿入された後に、コネクターを固定するためにバレルを回転させてください。

インプット・ソースとモニターシステムに接続

下図に 1つの典型的なセットアップを紹介します。Apollo Twin のコネクターとすべてのコントロー

ルに関する詳細な情報は チャプター2を参照してください。

楽器

スピーカー

システム

ヘッドフォン

マイク

OPTICAL IN

POWER

LINE OUT MONITOR

3 L

4 R

MIC/LINE 2

MIC/LINE 1

OFF ON 12VDC

一般的な接続セットアップ

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

5 チャプター1:クイックスタート

ソフトウェアのインストール

インストールの準備 • ソフトウェアのインストールをはじめる前に開いているすべてのアプリケーションとファイルを閉じてください。(インストーラーは、インストール後に再起動が必要です)

• Apollo Twin ソフトウェアの新しいバージョンにアップデートする場合。新しいソフトウェアをインストールする前にシステムから前のバージョンのソフトウェアやハードウェアを取り外す必要はありません。

ソフトウェアのアップデート 常に最新の Apollo Twin ソフトウェアのご使用を推奨します。

最新のソフトウェアについては Universal Audioのウェブサイトをご確認ください。

• www.uaudio.com/twin/start

インストールの手順 注: 先に進む前に、Apollo Twin ハードウェア・ユニットに電源が入っており、Thunderboltによってホストコンピューターと接続されていることを確認してください。(詳細については“ハードウェア・セットアップ”を参照してください)

Apollo Twin ソフトウェアをインストールする

1. ウェブブラウザーで www.uaudio.com/twin/start に行き、ソフトウェア・インスト

ーラーをダウンロードしてください。インストーラー・ファイルは、ウェブブラウザ

ーの環境設定で指定したロケーションにダウンロードします。

2. インストーラーを起動します。アプリケーションがインストールの過程をガイドし

ます。

3. Apollo Twin のファームウェアのアップデートするプロンプトが表示されたら“OK”をクリックし、アップ

デートの完了を待ちます。(ファームウェアのアップデートに関する詳細は、以下を参照してください)

4. セットアップを完了するために次のセクションレジストレーションとオーサライズに進んでく

ださい。

ファームウェアのアップデートについて

• Apollo Twin ハードウェアのファームウェア・アップデートは、システム機能を強化するために時折ソフトウェアないに含まれる場合があります。

• 最適な結果を得るためにソフトウェアに要求された時は、つねに“OK”をクリックしてファームウェアをアップデートしてください。

• ファームウェアのアップデート後に確認ダイアログが表示されます。この通知の後、Apollo Twin ハードウェアの電源を切ります。電源を再投入後、最初はファームウェアのアップデートを行うので、ハードウェアの初期化に 20~30秒ほど余分に時間がかかります。

• Apollo Twin ソフトウェアは、ソフトウェアのインストール、またはUADメーター&コントロールパネル・アプリケーションの起動時にファームウェアのアップデートを促すメッセージが表示されます。ハードウェアが接続され、電源が入っている場合は、ファームウェアのプロンプトにのみ表示されます。

重要: ファームウェアのアップデート・プロセス中にシステムの電源を落さないでください。

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

6 チャプター1:クイックスタート

レジストレーションとオーサライゼーション

先に進む前に Apollo Twin ソフトウェアがすでにインストールされ、再起動した後に Apollo Twin

ハードウェアが Thunderbolt経由で接続され、電源が入っていることを確認してください。(ハー

ドウェアとソフトウェアが適切に通信できている必要があります)

重要: 次の手順では、インターネットに接続するコンピューターが必要です。インターネットに接続されていないシステムでオーサライズを行う場合、 UAD システムマニュアルの“オフライン・オーサライゼーション”を参照してください。

レジストレーションとオーサライズの手順

Apollo Twin のレジストレーションとオーサライズを行うには以下の手順で行ってください。

注: レジストレーションは、別々の処理ではありません。それは最初のオーサライズ手順の一部で一度だけ行われます。

1. UAD メーター&コントロールパネルを起動します。

アプリケーションを開くには、Mac OS X ドックのアイコンをクリックしてください。

クリック

UAD メーター&コントロールパネルの起動

2. UAD メーターのプラグイン・パネルを開く

パネルにアクセスするには、まずUADメーター・ウィンドウのメニューボタンをクリック(1)、そしてド

ロップダウンメニューから“Plug-Ins…”を選択します。(2)

1. クリック

2. 選択

UAD メーター&コントロールパネル・アプリケーション内のプラグイン・パネルへのアクセス

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

7 チャプター1:クイックスタート

3. “Authorize Plug-Ins”ボタンをクリックしてください

ボタンは、プラグイン・パネル内に位置しています。(上記の#2を参照してください)

クリック

UAD メーター&コントロールパネルの“ Authorize Plug-Ins”ボタンをクリックします

ウェブブラウザーは、UAオンラインストアに接続され、弊社のウェブページにユーザーのアカウントを作

り、ハードウェアと、バンドルされている UADプラグインの登録を行うガイドを行います。

4. オーサライゼーション・ファイルのダウンロード

ファイルが自動的にダウンロードされない場合は、最終のレジストレーション・ページにある青

い“Download Authorizations”ボタンをクリックしてください。

ファイルはウェブブラウザーの環境設定で指定したロケーショ

ンにダウンロードします。

5. オーサライゼーション・ファイルのロード

ダウンロードした“auth.uad2”ファイルをダブルクリックして

ください。しばらくするとオーサライゼーションステータス・

ウィンドウが表示され、Apollo Twinを使用する準備が整

います。

ウェブページのこのボタンをクリック

このファイルをダブルクリックしてください

オーサライゼーションステータス・ウィンドウ。手順を完了するには“OK”をクリックします。

次は?

ハードウェアとソフトウェアのセットアップが完了しました。次のセクションで入出力レベルを調整する方法につ

いて説明します。

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

8 チャプター1:クイックスタート

ハードウェア I/O レベルのセッティング このセクションでは、ハードウェア・インプット(マイク、ライン、Hi-Z)のインプットゲイン・レベルの

設定や、ハードウェア・アウトプット(モニター、ヘッドフォン)の音量レベルの調整を行う方法を説

明します。コントロールの名称や番号については、トップパネルの図を参照してください。

重要:先に進む前に、モニタースピーカーの音量を下げ、ヘッドフォンを耳から外してください。

インプットゲインの設定

1. チャンネル・インジケーター(3)がチャンネル(CH1、CH2)を表示するまで、PREAMP

ボタン(9)を押して調整するインプットチャンネルを選択します。

2. インプットタイプ・インジケーター(5)が目的のインプット・ジャック(*下記参照)を表示

するまでインプットセレクト・ボタン(11a)を押してインプットタイプを選択します。

3. チャンネル(4)のインプット・メーターが最大限に近づくように、しかしインプットシグ

ナルがあるときに赤いクリップ LEDが点灯しない程度までレベル・ノブ(1)を上げる

ことでチャンネルのゲインを調節してください。レベルが高過ぎる場合、パッド(11)を

有効にしてクリッピング(赤い“C”LEDが点灯)を避けてください。

4. 他のインプットチャンネルのインプットゲインを調節するには 1~3 の手順を繰り返してください。

アウトプットボリュームの調整

1. MONITOR ボタン(10)を押すとモニターセレクト(6)またはヘッドフォンセレクト(8)イ

ンジケーターのどちらかが点灯し、調整するアウトプットボリュームをモニター、ヘッド

フォンのどちらか)選択することができます。

2. 必要なボリュームになるまで丁寧にレベル・ノブを上げることで音量をコントロールします。

(スピーカー自体の音量調整が必要です)

3. 他のアウトプットボリューム(モニター、ヘッドフォン)を調整するには 1~2 の手順を繰り返してください。

モニターアウトプットのミュート(ミュート解除) 1. MONITOR ボタン(6)を押して、モニターアウトプットを選択してください。

2. モニターアウトプットをミュートするには、レベル・ノブ(1)を押してください。モニターが

選択(6)されてミュートされている場合、ボリュームレベル・インジケーターLED(2)は赤

くなります。

3. モニターが選択されている時に、モニターのミュートを切り替えるには、レベル・ノブ(1)を押し

てください。

注意事項: • ¼” モノの TS(tip-sleeve)プラグをフロントパネルの Hi-Z インストゥルメント・ジャック(12)に接続した場合、自動的にチャンネル 1のマイク、ライン・インプットを無効にして*Hi-Z インプットが選択されます。

• ステレオソースを接続する時、両方のチャンネルを同時にコントロールするためにインプットを選択した後にリンク・ボタン(11)を押してください。

• ラインアウト 3 と 4は、ソフトウェア(Consoleや DAW)のみがアクセス可能です。

次は?

オーディオインターフェイスの設定を行う方法や、Consoleアプリケーションの使用方法、リアルタイム UAD

プロセッシングについては Apollo ソフトウェアマニュアル を参照してください。

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

9 チャプター2:コントロールと接続

チャプター 2:コントロールと接続 Apollo Twin ハードウェアのコントロールや、フロントパネル、リアパネル上のすべてのコネクタ

ージャックについての詳細な説明はこの章で説明します。

注: インプットゲイン・レベル(マイク、ライン、Hi-Z)とアウトプットボリューム(モニター、ヘッドフォン)

を設定するには、チャプター1の“ハードウェア I/O レベルのセッティング”を参照してください。

コントロールについて

いくつかの Apollo Twin のコントロールは複数の機能を持っています。各コントロールの機能は、

使用中のモードやそのモード内の設定によって異なります。特定の設定をコントロールするには、コ

ントロールが機能するためにアクティブにされなければなりません。

動作モード

Apollo Twin のトップパネルには、プリアンプとモニターの 2つの動作モードがあります。:トップパネルにあるコントロールの機能は、アクティブな動作モードによって異なります。アクティブなモードはPREAMP、MONITOR ボタンで選択することができます。モードを選択するには、各ボタンを押してください。各モードについては、以下に詳述します。

注:すべてのトップパネルの機能は、対になっているソフトウェア、Console ソフトウェア・

アプリケーション内から(モードを変えることなく)同時に操作することができます。詳細に

ついては、Apollo ソフトウェアマニュアルを参照してください。

プリアンプ・モード

Apollo Twin がプリアンプ・モードになっている場合、すべてのトップパネル・コントロール

はインプット機能に関連して動作します。インプット機能を調節するためには、PREAMPボ

タンを押してプリアンプ・モードに切り替え、インプット・コントロールをアクティブにしてくださ

い。

注:プリアンプ・モードでは、モニター、ヘッドフォン機能をコントロールすることはできません。

プリアンプ・チャンネル

Apollo Twin は、2つのアナログインプット・チャンネルと 1セットのインプットチャンネル・コントロ

ールがあり、選択しているチャンネルのすべてのチャンネル機能を調整します。選択チャンネ

ルを切り替えることで他のチャンネルをコントロールすることができます。

チャンネル・セレクション

選択中のチャンネルは、メインディスプレイ左側のインプット・メーター上で

CH1、または CH2 と表示されます。トップパネルのコントロールは、選択され

ているチャンネルの機能を調節するために使用します。

プリアンプ・モードの時、選択するチャンネルを変更するには PREAMP ボタン、

またはレベル・ノブを押してください。もう一度押すと、他のチャンネルへ移動し

ます。

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

10 チャプター2:コントロールと接続

インプットタイプ

各チャンネルに、それぞれ 1つのプリアンプが搭載されています。マイク、またはライン・

インプットをプリアンプのインプット・ソースとして使用可能です。インプット・ソースの選択

は、INPUT ボタンを押して行います。選択しているインプット・ソースは、インプット・メータ

ー下のインジケーターで表示されます。

チャンネル 1のみが Hi-Z インストゥルメント・インプットを使うことができます。インスト

ゥルメントのケーブルをフロントパネルの Hi-Z インプットに接続すると自動的に Hi-Z

インプットが選択されます。

プリアンプ・オプション

2つのインプットチャンネルは、トップパネルの下部

にそれぞれ 6つのボタンによってアクティブにでき

る様々なプリアンプ・オプションがあります。

プリアンプ・オプションの状態は、プリアンプオプション・ボタン上のディスプレイ・パネルに表示されま

す。使用されているオプションは明るく光ります。

すべてのプリアンプ・オプションがすべてのインプットタイプに使用できるわけではありません。詳細に

ついては、このチャプター後半の“トップパネルのコントロール”を参照してください。

モニター・モード Apollo Twin がモニター・モードの時は、すべてのトップパネル・コントロールはアウトプット機能に関

連して動作します。アウトプット機能を調節するためには、MONITOR ボタンを押してモニター・モード

に切り替え、モニター・コントロールをアクティブにしてください。

注:モニター・モードでは、インプット機能をコントロールすることはできません。

重要: Apollo Twin のモニターやヘッドフォン・アウトプットのボリュームを調整するにはモニター・

モードにする必要があります。

アウトプット・タイプ

Apollo Twin には、モニターと、ヘッドフォンという 2つのメイン*

ステレオアウトプット・タイプがあります。:レ

ベル・ノブは、両方のアウトプット・タイプの音量レベルを調整するために使用され、選択しているアウトプット

の音量を調整します。選択を切り替えることで他方のアウトプットボリュームを調整することができます。

注: *ライン・アウトプット 3 と 4は、ソフトウェアでのみコントロールすることができます。

モニターセレクト

選択しているアウトプット・タイプは、アウトプット・メーターの上下にあるインジケーターが

点灯して表示します。レベル・ノブは、選択しているアウトプットの音量を調節します。

モニター・モードで、選択しているアウトプットを変更するには MONITOR ボタンを押し

てください。もう一度押すと、再度アウトプットを切替えます。

モニターミュート

MONITORが選択されている時に、ステレオモニター・アウトプットをミュートするにはレベル・ノブを押

してください。モニターアウトプットがミュートされた時にレベルインジケーター(ノブの周りの LED リン

グ)は、緑色から赤色に変わります。もう一度押すとミュートを解除します。

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

11

チャプター2:コントロールと接続

トップパネル

このセクションで行うコントロールの説明については、下図を参照してください。

1

2

3 6

4 7

5 8

9 10

11

Apollo Twin のトップパネル

(1) レベル・ノブとスイッチ

レベル・ノブとスイッチは複数の機能をコントロールします。ノブの機能は、PREAMP(9)と

MONITOR(10)ボタンで選択します。

選択した機能の値を上げるには時計回りに回します。モニター(6)が選択されている時、押すとモニタ

ーアウトプットがミュート/ミュート解除を切替えます。プリアンプ(3)が選択されている時は、チャンネ

ル 1 と 2 を交互に切替えます。

Unison 機能との統合:レベル・ノブは、Unison 対応の UAD プリアンプ・プラグインをコント

ロールするために使用することができます。Unisonについての詳細な情報は、Apollo ソフ

トウェアマニュアル を参照してください。 (2) プリアンプゲインとボリュームレベル・インジケーターLED

レベル・ノブの周りの LEDは、選択した機能の相対的なレベルを表示します。(インプット・プリアンプ

ゲイン、モニター/ヘッドフォンのボリューム)

注: モニターを選択中に、アウトプットがミュートされるとインジケーターLED は赤に変わ

ります。

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

12 チャプター2:コントロールと接続

(3) チャンネルセレクト・インジケーター

選択されているインプットチャンネルは、インプット・メーター上部でチャンネル名を点灯します。

PREAMP ボタン(9)を押してチャンネル 1 と 2を切替えてください。

ヒント: プリアンプ・モード(インプットコントロールがアクティブ)の時のみレベル・ノブ(1)を押し

てチャンネル 1&2を切り替えることができます。

(4) インプット・メーター

インプットチャンネル 1 と 2のインプットシグナル・レベルを表示します。赤いクリップ LEDが点

灯している場合、チャンネルのプリアンプゲイン( レベルの設定を参照)を下げてください。

(5) インプットタイプ・インジケーター

このインジケーターは、どのインプットタイプ(マイク、ライン、Hi-Z)がアクティブになっているか

表示します。インプットタイプを変更するには、インプットセレクト・ボタン(11a)を使用してください。

注: Hi-Z インプットはチャンネル 1 でのみ使用可能です。

(6) モニターセレクト・インジケーター

このインジケーターが点灯している時、レベル・ノブ(1)は、ボリュームとモニターアウトプット

(15)のミュートをコントロールします。モニター・コントロールをアクティブにするには MONITOR

ボタン(10)を押してください。

(7) ステレオアウトプット・メーター

メインのステレオシグナルアウトプット・レベルを表示します。* メインのアウトプット・レベルは、

モニターとヘッドフォンボリューム・レベルから独立しています。アウトプット・メーター上部の赤いク

リップ LEDが点灯している場合、アウトプットに供給しているレベルを下げてください。

*例外: HEADPHONEが、Apollo Twin上で選択され、Consoleのヘッドフォン・ソースが“HP”に

設定されている場合、このアウトプット・メーターは Consoleのヘッドフォン・センド、または DAW

からのヘッドフォン・バスのレベルを表示します。

(8) ヘッドフォンセレクト・インジケーター

このインジケーターが点灯している場合、レベル・ノブ(1)、ヘッドフォン・アウトプット(13)のボリュー

ムをコントロールします。ヘッドフォンのコントロールをアクティブにするには、MONITOR ボタン(9)

を押してください。(ボタンを 2回押す必要がある場合もあります)

(9) PREAMP ボタン

インプットチャンネル・コントロールをアクティブにするには、PREAMPボタンを押してください。チ

ャンネル 1 と 2の間を切り替えるには、もう一度ボタンを押します。

ヒント: レベル・ノブ(1)を押してチャンネルを切り替えることができるのは、プリアンプ・モード

(インプットコントロールがアクティブ)になっているときのみです。

(10) MONITOR ボタン

MONITOR ボタンを押して、レベル・ノブ(1)でボリュームのコントロールを可能にします。もう一度押す

とモニターとヘッドフォンのボリューム・コントロールを交互に切替えます。

ヒント: インジケーター(6、8)はどちらのボリューム(モニター、ヘッドフォン)をレベル・ノ

ブ(1)でコントロールしているか表示します。

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

13 チャプター2:コントロールと接続

(11) プリアンプオプション・ボタン

インプットチャンネルを選択するとこれら 6つのボタンは以下の a~fまでの 6つのプリアン

プ・オプションをコントロールします。インジケーターが点灯しているオプションが有効になって

います。MONITOR(6)や HEADPHONE(8)が選択された場合、プリアンプ・オプションは変更

できなくなり、ディスプレイのこの部分は消灯します。

Unison インテグレーション: プリアンプ・オプション、Unison 対応プリアンプ・プラグインをコ

ントロールするためにも使用することができます。Unisonに関する詳細な説明は、Apollo ソ

フトウェアマニュアルを参照してください。

このセクションで行うコントロールの説明については、下図を参照してください。

a b c d e f

Apollo Twin プリアンプ・オプション

(a) インプットセレクト

チャンネルに使用するインプットを選択します。ボタンを押してマイクとライン・インプットと切り替

えることができます、インプットタイプ・インジケーター(5)に選択中のインプットが表示されます。

¼” モノ(tip-sleeve) プラグは、フロントパネルの Hi-Z インストゥルメント・ジャック(12)に接続されると

自動的にHi-Zインプットが選択されます。

注: Hi-Z インプットはチャンネル 1 にのみ使用可能です。

(b) ローカット・フィルター

カットオフ・フリーケンシーが 75Hzのローカット(ハイパス)・フィルターを有効にします。

(c) +48V

マイク・インプット用の 48ボルト・ファンタム電源を供給します。ファンタム電源は通常、コンデン

サーマイクに必要とされます。+48はマイク・インプットにのみ使用可能です。

注意:不必要なマイクの損傷を防ぐためにマイクに必要な場合以外、ファンタム電源を有効にしな

いでください。

(d) パッド

インプットシグナルのレベルを 20dBアッテネーションします。パッドはライン、Hi-Z インストゥル

メント・インプットには使用できません。

(e) 極性 Ø

インプットシグナルの極性(フェイズ)を反転させます。

(f) リンク

インプット 1 と 2をリンクし、両方のチャンネルをステレオペアとして同時に調整可能にします。

注: Hi-Z ジャック(12)に接続されている場合にはリンクを使用することはできません。

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

14 チャプター2:コントロールと接続

フロントパネル

このセクションで行うコントロールの説明については、下図を参照してください。

12 13

Apollo Twin’ のフロントパネル

(12) Hi-Z インストゥルメント・インプット

ギター、ベースなどのハイインピーダンス楽器を接続します。このジャックに楽器を接続すると、

自動的にチャンネル 1のマイクとライン・インプットは無視されます。

Hi-Z インプットのレベルは、マイクとライン・インプットと同じ方法で設定します。

注:ジャックは ¼” モノ (tip-sleeve) プラグを使用してください。 (13) ヘッドフォン・アウトプット

¼” ステレオ・ヘッドフォンを接続してください。MONITOR ボタン(10)でHEADPHONE(8)を選択した場合、

ボリュームはレベル・ノブ(1)で設定します。

サイドパネル

セキュリティロック・スロット(図解せず)

サイドパネルにある盗難防止のセキュリティスロットは一般的な Kensingtonロックを接続するこ

とができます。

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

15 チャプター2:コントロールと接続

リアパネル

このセクションで行うコントロールの説明については、下図を参照してください。

注:リアパネルのすべての¼” ジャックは、アンバランス TS (tip-sleeve)、またはバランス

TRS (tip-ring-sleeve) 接続を使用します。

20

OPTICAL IN

19 POWER

18 OFF ON 12VDC

LINE OUT MONITOR 3 L

4 R

MIC/LINE 2

MIC/LINE 1

17 16 15 14

Apollo Twin のリアパネル

(14) MIC/LINE インプット 1/2

チャンネル 1 と 2のジャックは、マイク・インプットに使用するオスの XLRプラグ、またはライン・

インプットに使用する ¼” フォーンプラグのどちらかを接続可能です。

各チャンネル(マイク、ライン)に使用するインプットは、インプットタイプ・ボタン(11a)で決定し

ます。

(15) MONITOR アウトプット

パワードスピーカー(またはスピーカーアンプ)を接続します。MONITOR ボタン(10)でモニタ

ーを選択した時にレベル・ノブ(1)でレベルを設定します。

(16) LINE OUT 3 / 4

この¼” フォーン・アウトプットは、ソフトウェアを介してアクセスします。LINE OUT3と 4は、他の機材に

オーディオを送るために使用します。

(17) 電源インプット

付属のパワーサプライを接続します。(Apollo Twin はバスパワーでは動作しません)不用意

に外れないようコネクターを回転させてロックしてください。

重要: ロッキング・バレルのタブが本体のスロットと合わせられ、バレルが確実に挿入された後に、コネクターを固定するためにバレルを回転させてください。

(18) POWER スイッチ

このロック・スイッチは、Apollo Twin に電力を与えます。使用しない時は OFF に切り替えてください。

注意: Apollo Twin の電源をオンにする前にモニタースピーカーの音量を下げ、ヘッドフォンを

耳から外してください。

Apollo Twin ハードウェア マニュアル

16 チャプター2:コントロールと接続

(19) OPTICAL IN

他の機材からのオプティカル ADATや S/PDIF アウトプットを接続するための TOSLINK 入力です。

注: 使用するプロトコル(ADAT、または S/PDIF)は Consoleのセッティング・ウィンドウ

で指定可能です。 (20) Thunderbolt ポート

Thunderbolt ケーブル(別売)を接続します。ホストコンピューターへの Thunderbolt接続は、Apollo

Twin の機能とUAD パワードプラグインのすべての機能を使用するために必要です。

Universal Audio, Inc.

4585 Scotts Valley Drive

Scotts Valley, CA 95066 USA

カスタマーサービス&テクニカルサポート:

米国内フリーダイヤル: +1-877-698-2834

国際電話 : +1-831-440-1176

www.uaudio.com