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AutoCAD RasterDesign 2016 セルフトレーニングテキスト 基本操作

基本操作 - BIM Designbim-design.com/infra/training/file/Raster_Design/AutoCAD...「AutoCAD Raster Design オプション 」ダイアログは、「 ラスターツール 」リボンの各パ

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AutoCAD RasterDesign 2016 セルフトレーニングテキスト

基本操作

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AutoCAD RasterDesign セルフトレーニングテキスト基本操作

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目次

はじめに ........................................................................................................................................... 2

Ⅰ イメージ管理 ............................................................................................................................. 5

イメージの挿入と処理 .................................................................................................................. 7

イメージの書き出し .................................................................................................................... 12

イメージの埋め込み .................................................................................................................... 15

イメージのロード解除、アタッチ解除 ....................................................................................... 19

Ⅱ イメージの補正 ....................................................................................................................... 21

ラバーシート ............................................................................................................................... 23

斑点を除去 .................................................................................................................................. 27

縦横比補正 .................................................................................................................................. 29

回転角度補正 ............................................................................................................................... 32

タッチアップ ............................................................................................................................... 34

モノクロフィルタ ....................................................................................................................... 36

Ⅲ イメージの加工 ....................................................................................................................... 38

マスク ......................................................................................................................................... 39

クロップ ...................................................................................................................................... 42

合成 ............................................................................................................................................. 45

Ⅳ イメージの修正 ....................................................................................................................... 48

削除 ............................................................................................................................................. 51

REM 操作 .................................................................................................................................... 54

ベクトルからラスターに合成 ..................................................................................................... 62

Ⅴ ベクトル化 .............................................................................................................................. 65

ベクトル化ツール ....................................................................................................................... 66

ポリラインフォロー .................................................................................................................... 68

文字認識 ...................................................................................................................................... 74

Ⅵ カラーイメージの処理 ............................................................................................................ 77

透過性 ......................................................................................................................................... 78

色の結合と変更 ........................................................................................................................... 80

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はじめに 本テキストは AutoCAD RasterDesign の基本的な機能を習得することを目的として作成しています。トレーニングを開始する前に、以下の準備を行います。

� データの準備 トレーニングで使用するデータの「RDTraining2016 」フォルダごと PC の C ドライブにコピー

してください。 コピーした際に、読み取り専用になっている場合は解除してください。

� トレーニングのための設定

ステータスバーの作図補助ツールはすべて設定をオフにします。

� ユーザインターフェースの確認 リボンタブとリボンパネル AutoCAD RasterDesign 2016 をインストールすると、リボンに「ラスターツール」タブが追加

されます。

「ラスターツール」タブを選択し、表示されたリボンパネルに割りつけられているボタンから、

コマンドを実行します。

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スライドアウトパネル リボンパネルのタイトル右側にある▼は、他のコマンドアイコンボタンを表示するために、リボ

ンパネルがスライドアウトできることを示しています。

コンテキストタブ 図面に挿入されたイメージを選択すると、「イメージ」コンテキスト タブが表示されます。 コンテキストタブは、特定のコマンドやオブジェクトが選択されると、自動的に専用の内容が

表示されるリボンタブです。関連する操作が選択しやすく、コマンドを終了すると、コンテキス

トタブは自動的に閉じます。

� RasterDesign オプションの確認 「AutoCAD Raster Design オプション」ダイアログから、機能の動作を設定することがで

きます。

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「AutoCAD Raster Design オプション」ダイアログは、「ラスターツール」リボンの各パ

ネル名右端にある矢印を選択すると表示されます。 選択した矢印のあるパネルによって、ダイアログの関連あるタブの画面が表示されます。

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Ⅰ イメージ管理 � イメージの挿入

イメージを挿入するときに、挿入位置、尺度、角度を指定することができます。 また、配置設定ファイルを使用してイメージを挿入することができます。 イメージ挿入後、図面の他のイメージやベクトルデータと重なってしまって、意図する見映えにならない場合は、透過性の設定や表示順序などで調節します。 挿入したイメージはひとつのオブジェクトとして管理され、外枠にフレームが表示されます。イメージを移動、複写、回転、尺度変更する場合、このフレームを選択して操作します。 イメージを印刷するとフレームも一緒に印刷されます。フレームを非表示にすれば、フレームは印刷されません。

� イメージの書き出し 挿入しているイメージを保存場所、書式、名前を変更して保存することができます。 TIFF などの特定のファイル形式を書き出す場合、 「コード化の方法」「データ編成」を設定して保存します。 どの方法を選択してよいか分らない場合には、既定値を選択して、イメージを現在保存されているのと同じデータ編成で保存しておきます。 AutoCAD 上で パフォーマンスを最適化するには、イメージをタイル化して圧縮した TIFF 形式で保存するとよいでしょう。 ただし、保存したイメージを他のアプリケーションで開く場合、タイル化したイメージをサポートしていない場合もあります。 書き出すときに、配置設定ファイルをイメージと一緒に保存することができます。 配置設定情報ファイルは、以下の3つのタイプから選択することができます。

・ リソース ファイル(.res) ・ ワールド ファイル(tif の場合は.tfw) ・ GeoTIFF ファイル

これらのファイルはイメージ ファイルと同じ位置に保存されます。 リソース ファイルはイメージを他の RasterDesign ユーザと共有したり、イメージ を別の図面に挿入するために使用します。 すべてのイメージ タイプでリソース ファイルを作成できます。 ワールドファイルはワールドファイルが使用できる別のプログラムにイメージを移動 する必要がある場合に使用します。 GeoTIFF ファイルは地理参照情報をサポートするタグ付きイメージファイル形式で 保存します。

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� イメージの埋め込み

挿入しているイメージを図面に埋め込むことができます。 通常、イメージを挿入した図面を取り扱う場合、図面データとイメージデータは別々に管理されます。この構造では、図面を他の場所に転送したり、他の担当者へ受け渡ししたりする場合、ファイル管理に注意が必要です。 図面とイメージとのファイル関係が保持できていないと、イメージデータの画像が図面中表

示されず、ファイル名だけが表示されてしまいます。 そこで、イメージを挿入した図面を他に転送する必要がある場合は、管理しやすいように、

イメージを別のファイルで扱うのではなく、図面中に埋め込むとよいでしょう。 ファイルの管理を簡略化するこの機能は、モノクロイメージのみ対応の機能です。 埋め込まれたイメージは取り外す(解除)ことができます。 イメージを取り外すと、イメージを書き出すのと同様の手順で、名前、コード化、編成を指定して、イメージを保存します。

� イメージのロード解除

アプリケーションのパフォーマンスを向上させるために、必要のなくなったイメージをロード解除することができます。 ロード解除をすると、イメージは図面から削除されずに、作業中のメモリからイメージ データが除去されます。 ロード解除したイメージは図面上非表示となり、印刷することはできません。 ロード解除したイメージは、再ロードし、図面に再度表示することができます。

� イメージのアタッチ解除

イメージをアタッチ解除し、図面から必要がないイメージ データ定義およびその挿入を完

全に削除することができます。

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イメージの挿入と処理

挿入するイメージデータは、A0 サイズの用紙に 1:2500 の縮尺で印刷された図面をスキャニングした地形データです。 ここでは原寸で図面中に取り込みます。 イメージを挿入する前に、挿入時の図面の単位管理(挿入尺度)を確認します。 D001.dwg は挿入尺度がメートルになっています。

イメージを挿入する図面を開いて、挿入尺度を確認します。

1. D001.dwg を開きます。 2. アプリケーションメニューから、「図面ユーティリティ」→「単位」を選択します。

3. 「単位管理」ダイアログで、「挿入尺度」を確認し、「OK」ボタンを押します。

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イメージを挿入します。

4. リボン「ラスターツール」タブ→「挿入と書き出し」パネル→「挿入…」を選択します。

5. R01.tif を選択し、「挿入オプション」から「挿入ウィザード」を選択します。 「開く」ボタンを押します。

6. 「基礎とする配置設定を選択」ダイアログでイメージデータの情報を確認します。 「次へ」ボタンを押します。

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7. 「配置設定値を修正」ダイアログで、配置設定を修正します。 挿入点: 0,0,0 回転角度: 0 はそのままにし、「尺度」を 1:2500 に変更します。 「次へ」ボタンを押します。

8. 「挿入」ダイアログで、配置設定値と図面単位を確認します。「完了」ボタンを押します。

9. リボン「ラスターツール」タブ→「管理と表示」パネル→「オブジェクト範囲ズーム」を選択 します。

アイコンボタンの上部「イメージの挿入リスト」で選択されているイメージの範囲に ズームします。

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イメージの表示順序を変更し、作図されているハッチングが見えるようにします。

10. ハッチングが作図されている画層「Hat01」「Hat02」を表示します。

11. イメージを選択し、右クリックして表示されるメニューから 「表示順序→最前面へ移動」を選択します。

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イメージの透過性の設定を確認します。

12. イメージのフレームをクリックして、イメージを選択します。 13. 「イメージ」コンテキストタブ→「オプション」パネル→「背景の透過性」を選択します。

アイコンボタンのハイライトがオフになると、イメージの透過性の設定がオフになり、 背面のハッチングが見えなくなります。

14. 「ESC」キーを押して、イメージの選択を解除します。

イメージのフレームを非表示に設定します。

15. リボン「ラスターツール」タブ→「管理と表示」パネル→「フレーム表示/非表示」を選択 します。

フレームが非表示になります。

16. 次の操作でイメージオブジェクトを選択します。 同じコマンドを実行して、イメージフレームを表示します。

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イメージの書き出し

ラスタースナップの設置をします。

1. リボン「ラスターツール」タブ→「スナップ」パネル→「ラスタースナップ」を選択します。 2. 5 つのラスタースナップモードのアイコンボタンの中から、 「2 本のラスター線分の交点へスナップ」を選択します。

<ラスタースナップ オン/オフの切替>

Ctrl+F3 キーでも切替ができます。必要のないときはオフの設定にしておきます。

イメージを記述されている座標位置(図郭右上:16000,-75000)に配置します。

3. 移動コマンドを実行します。 「オブジェクトを選択:」で、図面中のすべてのオブジェクトを選択し、確定します。 (図面には、イメージと 2 箇所のポリラインとハッチングが作図されています。)

「基点を指定:」で、内図郭右上コーナーをラスタースナップで指定します。 「目的点を指定:」で、16000,-75000 と入力します。

4. リボン「ラスターツール」タブ→「管理と表示」パネル→「オブジェクト範囲ズーム」を選択 します。

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配置設定情報とともにイメージを別名で保存します。

5.リボン「ラスターツール」タブ→「挿入と書き出し」パネル→「イメージ書き出し」を選択し

ます。

6. 「ファイル名」に E01 と入力、「ファイルの種類」から「タグ付きイメージファイル形式

(*.tif,*.tiff) 」を選択し「書き出し」ボタンを押します。

7. 「コード化の方法」ダイアログで、「CCITT(Fax)グループ 4」を選択し、「次へ」ボタン

を押します。

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8. 「データ編成」ダイアログで、「タイル」を選択し、「次へ」ボタンを押します。

9. 「書き出しオプション」ダイアログで、「配置設定」の「ワールドファイル」に チェックをつけ、「完了」ボタンを押します。

10. ラスタースナップを解除します。 11. ファイルを閉じます。保存はしません。

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イメージの埋め込み

ワールドファイルを使用してイメージを挿入します。

1. テンプレート acadiso.dwt で新規図面を開きます。 2. リボン「ラスターツール」タブ→「挿入と書き出し」パネル→「挿入…」を選択します。 3. E01.tif を選択し、「挿入オプション」から「挿入ダイアログ」を選択します。 「開く」ボタンを押します。

4. 「イメージ挿入」ダイアログで、「基礎とする配置設定」タブを選択し、「基礎とする配置設

定」から「ワールドファイル配置設定」を選択します。 「適用」ボタンを押し、「OK」ボタンを押します。

5. リボン「ラスターツール」タブ→「管理と表示」パネル→「オブジェクト範囲ズーム」を選択 します。

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挿入されているイメージの情報を確認します。

6. リボン「ラスターツール」タブ→「管理と表示」パネル→「イメージ管理」を選択します。

7. 「イメージ管理」ツールスペースで挿入されているイメージの情報を確認できます。

イメージを図面に埋め込みます。

8. リボン「ラスターツール」タブ→「挿入と書き出し」パネル→「イメージを埋め込む」を選択

します。

9. コマンドウィンドゥのメッセージを確認します。

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10. ツールスペースで埋め込まれているイメージには、「EMBED」と表示されます。

埋め込んだイメージを取り外します。

11. ツールスペースでイメージファイル名を右クリックし、表示されたメニューから 「取り外す」を選択します。

12.「上書き保存」ボタンを押します。

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13. 警告のダイアログで、「はい」ボタンを押します。 14. 「コード化の方法」ダイアログで、「CCITT(Fax)グループ 4」を選択し、

「次へ」ボタンを押します。 15. 「データ編成」ダイアログで、「タイル」を選択し、「完了」ボタンを押します。 16. ツールスペースを確認します。

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イメージのロード解除、アタッチ解除

イメージをロード解除します。

1. ツールスペースでイメージファイル名を右クリックし、表示されたメニューから 「ロード解除」を選択します。

2. 図面上のイメージのフレームのみ表示されます。

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イメージを再ロードします。

3. ツールスペースでイメージファイル名を右クリックし、表示されたメニューから 「再ロード」を選択します。

イメージをアタッチ解除します。

4. ツールスペースでイメージファイル名を右クリックし、表示されたメニューから 「アタッチ解除」を選択します。

5. 図面上から完全にイメージが削除されます。 6. ツールスペースを閉じます。 7. Ctrl+F3 キーでラスタースナップをオフにします 8. ファイルを閉じます。保存はしません。

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Ⅱ イメージの補正

� ラバーシート

イメージを本来の大きさに合わせて歪みを修正することができます。 ラバーシートを実行する前に、イメージの座標値、大きさを確認し、あらかじめ補助線を作図しておくとよいでしょう。 イメージの補正に使用できる変換方法には 「三角形」と「多項式」の 2 つの方法があります。 「三角形」方法は、制御点間に一連の三角形を描いた後、それらの領域に変換を適用します。 三角形に分割されたそれぞれの領域は個別に変換されるため、この方法は「多項式」方法よりも正確です。変換対象の領域は、一番外側の目的点によって定義され、外側にあるイメージ データは破棄されます。 「多項式」方法は、イメージ全体を指定した制御点にほぼ一致するように変換します。 「三角形」方法とは異なり、実際の目的点は必ずしも指定した目的点に一致するわけではありません。 「多項式」の「次数」を調整すると、位置合わせする点の精度を上げることができます。 多項式の次数を大きくすると制御点のエラーは小さくなりますが、制御点がない位置での収縮が大きくなります。したがって、許容できる結果が得られる最小限の多項式次数を使用する必要があります。

� 斑点除去 スキャニングする図面の品質によって、イメージ内に現れることがある斑点や不要なピクセルを除去することができます。

� 回転角度補正 イメージをベクトル図形や他のイメージの回転角度に一致するように、回転することができます。

� 縦横比補正 イメージの縦横比の歪みを修正することができます。

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� 色反転 イメージの色調の明暗を反転することができます。 モノクロ、カラー、グレースケールのイメージを色反転できます。 反転により、イメージの明るい部分と暗い部分が反転します。

� イメージ鏡像 水平軸または垂直軸に沿ってイメージを反転し、スキャン用ソフトウェアが図面を反転したとき、または図面の裏面を間違ってスキャンしたときに発生する問題を修正することができます。

� タッチアップ サイズが変更できる四角、円、平行四辺形のブラシツールを使って、ピクセルレベルで線分を編集することができます。

� モノクロフィルタ イメージの線分を太くしたり、細くしたり、滑らかにすることができます。 フィルタタイプ「分離」を設定すると、部分的に入り交じったラスター線を別々の 2 本の線に分離することができます。 フィルタタイプ「スケルトン化」を設定すると、すべてのラスターデータを 1 ピクセル幅に細線化します。 ラスターイメージのラスターオブジェクトの線幅が一定でない場合などは、「スケルトン化」してから「太線化」を実行すると、全体を均一幅にすることができます。 設定するパスの数は、1 ピクセル幅でのフィルタの実行回数です。

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ラバーシート

イメージの内図郭 4 隅のコーナーの座標値をもとに、ゆがみを修正します。

1. D002-01.dwg を開きます。

イメージの座標値、大きさをもとに、あらかじめ補助線が作図されています。

2. リボン「ラスターツール」タブ→「配置設定」パネル→「ラバーシート」を選択します。

3. 「ラバーシート-制御点の設定」ダイアログ、「方法」から「多項式」を選択します。 「点を追加」ボタンを押します。

4. 右上補助線交点あたりをズームします。 基点となるイメージの内図郭交点位置と目的点の補

助線交点位置を合わせてある位置です。

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5. 「基点を指定#1:」で補助線交点を O スナップ交点で指定します。

6. 「目的点を指定#1:」で、右クリックし、

表示されたメニューから「アンカー」を選択します。

7. 1 点目の基点と目的点の位置がグラフィックス表示されます。

8. 前画面ズームで全体表示に戻し、右下補助線交点あたりをズームします。 9. 「基点を指定#2:」でイメージの内図郭右下交点付近を指定します。 10. 「目的点を指定#2:」で補助線の右下交点を O スナップ交点で指定します。

基点: ラスターの右下交点

目的点: 補助線右下交点

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11. 2 点目の基点と目的点の位置がグラフィックス表示されます。

12. 同様の手順で、残りの図郭コーナー位置を 3 点目と 4 点目で指定します。 13. 「基点を指定#5:」で、右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択 します。 14. 「ラバーシート-制御点の設定」ダイアログを「OK」ボタンで閉じます。

15. 結果を確認します。 16. ファイルを上書き保存します。 17. 「イメージを保存」ダイアログで、「名前を付けて保存」ボタンを選択します。

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18. ファイル名に H02-01 と入力し、「上書き保存」ボタンを押します。

19. 「コード化の方法」ダイアログは同じ設定のまま「次へ」ボタンを押します。

20. 「データ編成」ダイアログは同じ設定のまま「完了」ボタンを押します。

21. ファイルを閉じます。

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斑点を除去

イメージの斑点を削除します。

1. D002-02.dwg を開きます。

2. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル→「補正」→「斑点除去」を選択します。

3. 右クリックをして表示されるメニューから「イメージ全体」を選択します。

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4. 右クリックをして表示されるメニューから「窓」を選択します。

5. 図面上の斑点のひとつを窓ズームします。 6. 「1 番目のコーナーを指定:」で、斑点を囲むような枠の 1 点目を指定します。 7. 「もう一方のコーナーを指定:」で、斑点を囲むような枠の 2 点目を指定します。 8. 指定された斑点のサイズがコマンドウィンドゥに表示され、画面上では、該当する除去される

斑点が赤く表示されます。

9. 右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択します。 10. 選択された斑点が削除されます。 11. 「ESC」キーを押して終了します。 12. ファイルを閉じます。保存はしません。 13. 「イメージを保存」ダイアログで「すべてスキップ」を選択します。

もう一方のコーナー を指定:

1 番目のコーナー を指定:

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縦横比補正

イメージのフレーム(現寸法 420.1795×299.1485) を A3 サイズ(420×297) に合わせて大きさを補正します。

1. D002-03.dwg を開きます。 2. 距離計算コマンドでフレームの長さを計測し、現在の寸法値を確認します。

3. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル→「補正」→「縦横比補正」を選択します。

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4. 「基点を指定:」で、イメージのフレーム左下を O スナップ端点で指定します。

5. 「X 調整距離を指定:」で、@と入力し「Enter」キーを押します。 6. 「2 点目を指定:」で、イメージのフレーム右下を O スナップ端点で指定します。

7. 「希望の X 距離を指定:」で、420 と入力し「Enter」キーを押します。 8. 「Y 調整距離を指定:」で、@と入力し「Enter」キーを押します。 9. 「2 点目を指定:」で、イメージのフレーム左上を O スナップ端点で指定します。

10. 「希望の Y 距離を指定」で、297 と入力し Enter キーを押します。

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AutoCAD RasterDesign セルフトレーニングテキスト基本操作

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11. 距離計算コマンドでフレームの長さを計測します。

A3 サイズ(420×297)により近い大きさに補正されたことを確認します。

12. ファイルを閉じます。保存はしません。 13. 「イメージを保存」ダイアログで「すべてスキップ」を選択します。

2 点目 Y 調整距離

基点 2 点目

X 調整距離

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AutoCAD RasterDesign セルフトレーニングテキスト基本操作

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回転角度補正

水平方向の中心線を水平角度に合わせ、イメージデータの角度を補正します。

1. D002-04.dwg を開きます。

2. リボン「ラスターツール」タブ→「スナップ」パネル→「ラスタースナップ」を選択します。 3. 表示された 5 つのラスタースナップモードのアイコンボタンの中から、 「3 本以上のラスター線分の交点へスナップ」を選択します。

4. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル→「補正」→「回転角度補正」を選択します。

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AutoCAD RasterDesign セルフトレーニングテキスト基本操作

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5. 「基点を指定:」で、左側の中心線交点をラスタースナップで指定します。

6. 「基準にする角度を指定:」で、@と入力し「Enter」キーを押します。 7. 「2 点目を指定:」で、右側の中心線交点をラスタースナップで指定します。

8. 「新しい角度を指定:」で、既定値 0 のまま、右クリックします。

歪んでいた図形が補正されます。

9. ラスタースナップを解除します。 10. ファイルを閉じます。保存はしません。 11. 「イメージを保存」ダイアログで「すべてスキップ」を選択します。

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AutoCAD RasterDesign セルフトレーニングテキスト基本操作

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タッチアップ

タッチアップコマンドでイメージの欠落部分を修正します。

1. D002-05.dwg を開きます。 2. 欠落部分がある箇所をズームします。

3. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル→「タッチアップ」を選択します。

4. 「タッチアップ」ツールバーが表示されます。 5. 「タッチアップ」ツールバーから「ひし形ブラシ」ボタンを選択します。

6. 「タッチアップ」ツールバーから「ブラシサイズ変更」ボタンを選択します。

7. 「1 番目のコーナーを指定:」で、ブラシの 1 番目のコーナーを指定します。 8. 「隣接コーナーを指定:」で、ブラシの隣接のコーナーを指定します。 9. 「最後のコーナーを指定:」で、ブラシの最後のコーナーを指定します。

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AutoCAD RasterDesign セルフトレーニングテキスト基本操作

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10. イメージ上、補修する部分にブラシを合わせてクリックします。

11. 「Enter」キーを押して終了します。 12. ファイルを閉じます。保存はしません。 13. 「イメージを保存」ダイアログで「すべてスキップ」を選択します。

ブラシ 1 番目のコーナー ブラシ 隣接のコーナー

ブラシ 最後のコーナー

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モノクロフィルタ

ラスターオブジェクトのエッジから不要なピクセルを除去し、品質を改善します。

1. D002-06.dwg を開きます。 2. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル→「イメージ処理」 →「モノクロフィルタ…」を選択します。

3. 右クリックをして表示されるメニューから「イメージ全体」を選択します。 4. 「モノクロフィルタ」ダイアログで「フィルタタイプ」から「スムーズ化」を選択し、 「OK」ボタンを押します。

5. ラスター線の品質が多少改善されたことを確認します。

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モノクロイメージの線分を太くします。

6. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル→「イメージ処理」 →「モノクロフィルタ…」を選択します。 7. 右クリックをして表示されるメニューから「イメージ全体」を選択します。 8. 「モノクロフィルタ」ダイアログで「フィルタタイプ」から「太線化」を選択し、 「OK」ボタンを押します。

9. ファイルを閉じます。保存はしません。 10. 「イメージを保存」ダイアログで「すべてスキップ」を選択します。

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Ⅲ イメージの加工

� マスク

マスク境界を作成し、マスク境界の外側にあるイメージを非表示またはロード解除することができます。 マスク境界は長方形、またはポリゴンの形状で作成ができます。 「マスク」コマンドはイメージを直接加工する機能ではありません。表示状態を制御する機能です。 同じような機能にイメージクリップ機能があります。イメージクリップ機能は単一のイメージに対応した機能です。 マスク機能は一度に複数のイメージが処理できます。 マスクの有効/無効は簡単に切り替えることができます。 マスク境界を削除すれば、マスク設定がなくなり、マスク表示はされなくなります。

� クロップ 選択した領域の外にあるイメージデータを削除することができます。 クロップすると、イメージ フレームのサイズは自動的に調整されます。

� 合成 複数のイメージデータをひとつのイメージデータに合成することができます。

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マスク

マスク境界を作成し、マスク境界の外側のイメージを非表示にします。マスク境界の範囲外のイメージは、ロード解除されるように設定します。

1. D003.dwg を開きます。 2. リボン「ラスターツール」タブ→「管理と表示」パネル、▼を選択し、 表示されたツールから「イメージマスク作成」を選択します。

3. 「イメージマスク作成」ダイアログで、「マスク有効」にチェックをつけます。 「イメージマスク範囲外のイメージ」で「イメージをロード解除」を選択します。 「イメージマスクを定義」で「長方形」ボタンを押します。

4. 「1 番目のコーナーを指定:」でマスク境界の左下コーナーになる位置を指定します。 5. 「角度を指定:」で右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択し、 既定値の 0 度にします。

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6. 「次のコーナーを指定:」でマスク境界の右上コーナーになる位置を指定します。

7. イメージがマスクされます。

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マスクの有効/無効の操作を確認します。

8. マスク境界を選択し、右クリックをして表示されるメニューから 「マスク有効」を選択します。

9. マスクが無効になります。 10. マスク境界を選択し、右クリックをして表示されるメニューから 「マスク有効」を選択します。

11. マスクが有効になります。 12. マスク境界を削除し、マスク設定を解除します。

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クロップ

各イメージの内図郭位置でクロップし、地形図が合成できる状態にします。

1. 画層「02」と画層「03」をロックします。

2. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル→「クロップ」→「長方形領域クロップ」を

選択します。

3. クロップ位置には、内図郭寸法に合わせた補助線を作図してあります。 「1番目のコーナーを指定:」で補助線左上交点を O スナップ交点で指定します。

4. 「角度を指定:」で右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択し、 既定値の 0 度に指定します。

5. 「2 番目のコーナーを指定:」でひとつ目のイメージの内図郭右下の補助線交点を O スナップ交点で指定します。

1 番目のコーナー

2 番目のコーナー

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6. ひとつ目のイメージがクロップされます。

7. 画層「01」をロックし、非表示にします。 画層「02」のロックを解除します。

8. 同様の手順で 2 つ目のイメージをクロップします。

9. 画層「02」をロックし、非表示にします。 画層「03」のロックを解除します。

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10. 同様の手順で、3 つ目のイメージをクロップします。

11. すべての画層をロック解除し、表示します。

12. ファイルを上書き保存します。 13. 「イメージを保存」ダイアログで、「名前を付けて保存」ボタンを選択します。

14. ファイル名に C03-01 と入力し、「上書き保存」ボタンを選択します。 15. 「コード化の方法」ダイアログは同じ設定のまま「次へ」ボタンを押します。 16. 「データ編成」ダイアログは同じ設定のまま「完了」ボタンを押します。 17. 同様に、C03-02 C03-03 の名前でイメージを保存します。

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合成

クロップした3つのイメージをひとつのイメージに合成します。

1. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル、▼を選択し、 表示されたツールから「イメージ合成」を選択します。

2. 「合成元のイメージを選択:」で C03-02 の枠部分を選択します。

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3. 「選択」ダイアログで「ラスターイメージ」を選択します。

4. 同様に C03-03 のイメージを選択し、確定します。 5. 「合成先のイメージを選択:」で C03-01 のイメージを選択します。

6. 「終了時に元のイメージを削除:」で、コマンドウィンドゥから「はい」を選択します。

7. 「C03-02 のイメージをアタッチ解除しますか?」の確認ダイアログで 「はい」ボタンを押します。

8. 「C03-03 のイメージをアタッチ解除しますか?」の確認ダイアログで 「はい」ボタンを押します。

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9. イメージが合成されます。

10. ファイルを上書き保存します。 11. 「イメージを保存」ダイアログで、「名前を付けて保存」ボタンを選択します。 12. ファイル名に G03-01 と入力し、「上書き保存」ボタンを選択します。 13. 「コード化の方法」ダイアログは同じ設定のまま「次へ」ボタンを押します。 14. 「データ編成」ダイアログは同じ設定のまま「完了」ボタンを押します。 15. ファイルを閉じます。

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Ⅳ イメージの修正

� 削除-消しゴムツール

オブジェクトを作図するときと同じような手順で、イメージオブジェクトを削除することができます。 消しゴムツールを使用する場合は、あらかじめ消しゴムの幅をイメージオブジェクトの線幅に合わせて設定しておきます。消しゴムの線幅は、リボン「編集」パネル、▼を選択して表示されるツール「消しゴム/クロップの幅」または、Raster Design オプションの「機能の設定」タブ、「消しゴム/クロップの線幅」で設定します。

� 削除-領域消しゴムツール 円形、長方形、平行四辺形、ポリゴンの領域を作成し、その領域範囲内のイメージオブジェクトを削除することができます。

� 削除-ベクトル背後のラスター ベクトルデータの背後にあるイメージを削除します。 イメージオブジェクトの上をトレースしたときに、背後にあるトレース済みのイメージオブジェクトが必要なくなった場合に使用します。

� 削除-REM ツール ラスターに描かれているオブジェクト単位で削除することができます。 「REM 線分」はイメージ線分上 1 点を指定すると、線分の端から端までひとつの線分オブジェクトを認識し、削除します。 「REM 円」はイメージ円上 1 点を指定すると、その円イメージオブジェクトを削除します。 「REM 円弧」はイメージ円弧上 1 点を指定すると、その円弧イメージオブジェクトを削除します。 「REM スマートピック」は、イメージオブジェクト上 1 点を指定すると、線分、円、円弧のいずれかを自動的に認識し、オブジェクト単位でイメージを削除します。

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� ラスター図形処理(REM) ラスター図形を編集する必要がある場合、いつでも REM (ラスター図形処理)オブジェクトを定義できます。 ラスターの中から、領域オブジェクトまたはプリミティブオブジェクト(線分、円弧、または円)を定義した後、各種のコマンドを使用して、ラスターデータを修正できます。 1 つまたは複数の REM オブジェクトに対して、削除、複写、鏡像、移動、回転、尺度変更、ストレッチなどの AutoCAD コマンドを実行できます。 また、REM 操作のトリム、延長、オフセット、フィレットコマンドが AutoCAD コマンドの手順と変わりなく使用することができます。

� REM オブジェクトの定義 REM オブジェクトの定義方法には次の 3 種類があります。 「領域作成」は、指定した範囲のイメージを REM オブジェクトにします。イメージデータは個別のものとは限りません。 「拡張領域」は、「スマート・・・」窓選択、交差選択などでは、完全なラスターオブジェクトを選択し、REM オブジェクトにします。 「接続・・・」では、選択したラスターオブジェクトとそのオブジェクトに接続しているオブジェクトを REM オブジェクトにします。 「プリミティブ作成」は、個別のラスター線分、円、円弧を選択し、REM オブジェクトにします。この方法で定義した REM オブジェクトは、プロパティパレットでサイズの変更ができ、また、REM 操作で、延長、トリム、オフセット、フィレットの修正ができます。 修正した REM オブジェクトは既存のイメージに合成したり、新しいイメージを作成することができます。

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� REM 操作 REM オブジェクトでトリム、延長、オフセット、フィレットコマンドが実行できます。 操作手順は AutoCAD コマンドと同じです。

REM 操作終了後、REM オブジェクトをイメージオブジェクトに戻します。 もともとイメージに存在していた REM オブジェクトは、イメージに関連付けられているので、「選択解除」コマンドを使用して REM オブジェクトをもともとのイメージに合成します。 修正された REM オブジェクト、新規に追加された REM オブジェクトは、もともとの図形と同じではなくなるため、「選択解除」をすると、イメージに合成されず削除されてしまいます。 修正された REM オブジェクト、新規に追加された REM オブジェクトは、「ラスター イメージに合成」コマンドを使用し、合成するラスターデータを指定して、ラスターオブジェクトにします。 ラスターイメージに合成する際、REM オブジェクトがイメージと重なっていないと、REM オブジェクトを合成することはできません。 REM オブジェクトの一部がイメージと重なっている場合は、オブジェクト全体を含むようにイメージが広がります。 REM オブジェクトから新しいイメージを作成することもできます。 その場合は、 「ラスター イメージに変換」コマンドを使用します。

� ベクトルをラスターに合成

ベクトルデータをイメージデータに合成することができます。 合成する内容が合成先のイメージの線の太さと違和感がないように、あらかじめベクトル合成に対してラスターペン幅を設定しておきます。 ベクトルの合成は、一度にひとつのイメージでしか実行できません。

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削除

イメージオブジェクトを削除します。

1. D004.dwg を開きます。 2. 削除する箇所をズームします。

3. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル→「ラスター削除」→「REM 線分」を

選択します。

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4. 「1 点を指定:」で、削除するラスター線分のひとつ目を選択します。

5. コマンドを繰り返し、2 つ目のラスター線分を削除します。

6. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル→「ラスター削除」→「REM 円」を 選択します。

7. 「1点を指定:」で、削除するラスター円を選択します。

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8. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル→「ラスター削除」

→「ポリゴン領域消しゴム」を選択します。

9. 「1点目を指定:」で、削除する領域の 1 点目を指定します。 10. 「次の点を指定:」で削除する部分を囲むようなポリゴン領域を指定します。 11. 右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択します。

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REM 操作

REM 操作を使用して、イメージオブジェクトを延長します。

1. 修正する箇所を窓ズームします。

2. リボン「ラスターツール」タブ→「REM」パネル→「プリミティブ作成

→「スマートピック」を選択します。

3. 「ラスター図形を選択:」で、修正するラスター線分を選択します。 4. コマンドを繰り返し、修正に必要なラスター線分を REM オブジェクトにします。

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5. リボン「ラスターツール」タブ→「REM」パネル、▼を選択し、表示されたツールから 「延長」を選択します。

6. 「オブジェクトを選択:」で、境界エッジとなる REM オブジェクトを選択し、確定します。 7. 「延長するオブジェクトを選択:」で、延長する REM オブジェクトを選択します。

右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択、コマンドを終了します。

REM 操作を使用して、イメージオブジェクトをトリムします。

8. リボン「ラスターツール」タブ→「REM」パネル、▼を選択し、表示されたツールから 「トリム」を選択します。

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9. 「オブジェクトを選択:」で、切り取りエッジの REM オブジェクトを選択し、確定します。 10. 「トリムするオブジェクトを選択:」で、トリムする REM オブジェクトを選択します。

右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択、コマンドを終了します。

REM オブジェクトをイメージに合成します。

11. リボン「ラスターツール」タブ→「REM」パネル→「ラスターイメージに合成」を選択しま

す。

12. 「オブジェクトを選択:」で、赤く表示されている REM オブジェクトすべてを選択 し、確定します。 13. リボン「ラスターツール」タブ→「REM」パネル→「選択解除」を選択します。

14. 「オブジェクトを選択:」で、イメージに合成できていないREMオブジェクトを選択し、確

定します。

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※ 修正された REM オブジェクトは元のイメージデータとの関連付けがなくなっているため、

「イメージに合成」コマンドでイメージデータに合成する必要があります。 修正されていない REM オブジェクトは、元のイメージデータと関連付けられているため、 「選択解除」コマンドで元のイメージデータに戻ります。 修正され元のイメージデータとの関連付けがない REM オブジェクトを「選択解除」すると、 削除されてしまいます。 REM オブジェクトがイメージデータと関連付けられているかどうかは、REM オブジェクト

のプロパティパレット「その他」欄「関連付け」で確認することができます。

REM 操作を使用して、イメージオブジェクトをオフセットします。

15. 修正する箇所を窓ズームします。

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16. リボン「ラスターツール」タブ→「REM」パネル→「プリミティブ作成

→「スマートピック」を選択します。

17. 「ラスター図形を選択:」で、オフセットするラスター線分を選択します。

18. リボン「ラスターツール」タブ→「REM」パネル、▼を選択し、表示されたツールから 「オフセット」を選択します。

19. 「オフセット距離を指定:」で、右クリックして表示されるメニューから

「通過点」を選択します。 20. 「オフセットするオブジェクトを選択:」で、オフセットする REM オブジェクトを

選択します。 21. 「通過点を指定:」で、通過するラスター線分の端点あたりを指定します。

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22. 右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択、コマンドを終了します。

オフセットされた REM オブジェクトをイメージに合成します。

23. リボン「ラスターツール」タブ→「REM」パネル→「ラスターイメージに合成」を選択しま

す。 24. 「オブジェクトを選択:」で、オフセットされた REM オブジェクト選択し、確定します。

オフセットのもとになった REM オブジェクトを選択解除します。

25. リボン「ラスターツール」タブ→「REM」パネル→「選択解除」を選択します。 26. 「オブジェクトを選択:」で、オフセットのもとになったREMオブジェクトを選択し、確定

します。

REM 操作を使用して、イメージオブジェクトをフィレットします。

27. 修正する箇所を窓ズームします。

28. リボン「ラスターツール」タブ→「REM」パネル→「プリミティブ作成

→「スマートピック」を選択します。

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29. 「ラスター図形を選択:」で、フィレットするラスター線分を選択します。 30. コマンドを繰り返し、フィレットするもう一方のラスター線分を REM オブジェクトに

します。

31. リボン「ラスターツール」タブ→「REM」パネル、▼を選択し、表示されたツールから 「フィレット」を選択します。

32. 「半径=0」になっていることを確認します。 33. 「最初のオブジェクトを選択:」で、フィレットする一方の REM 線分を選択します。 34. 「2 番目のオブジェクトを選択:」で、フィレットするもう一方の REM 線分を選択します。

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フィレットされた REM 線分をスムーズ化し、線のイメージを修正します。

35. リボン「ラスターツール」タブ→「REM」パネル、▼を選択し、表示されたツールから 「REM スムーズ化」を選択します。

36. 「オブジェクトを選択:」で REM オブジェクトをすべて選択し、確定します。

フィレットされた REM オブジェクトをイメージに合成します。

37. リボン「ラスターツール」タブ→「REM」パネル→「ラスターイメージに合成」を選択しま

す。 38. 「オブジェクトを選択:」で、REM オブジェクトすべて選択し、確定します。

39. フィレット処理後、イメージ上に作成されたベクトル線分オブジェクトを削除します。

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ベクトルからラスターに合成

作図したベクトルデータをイメージに合成します。

1. ポリラインを作図します。

2. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル、▼を選択し、表示されたツールから 「ラスターペン設定」を選択します。

3. 「ラスターペン設定」ダイアログで、「固定幅を使用」にチェックをつけます。 「単位」エリアで「AutoCAD 」を選択し、「点を指定」ボタンを押します。

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4. 「ペン幅:」でイメージ上の線分の幅の 1 点目を指定します。 5. 「2 点目:」でイメージ上の線分の幅の 2 点目を指定します。

6. 「適用」ボタンを押し、「OK」ボタンを押します。

7. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル、▼を選択し、表示されたツールから 「ベクトル合成」を選択します。

8. 「オブジェクトを選択:」で作図したポリラインを選択し、確定します。

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9. 「合成後にベクトル図形を削除しますか?」で、コマンドウィンドゥから「はい」を選択 します。

10. ファイルを上書き保存します。 11. 「イメージを保存」ダイアログで、「名前を付けて保存」ボタンを選択します。 12. ファイル名に R04-UP と入力し、「上書き保存」ボタンを選択します。 13. 「コード化の方法」ダイアログは同じ設定のまま「次へ」ボタンを押します。 14. 「データ編成」ダイアログは同じ設定のまま「完了」ボタンを押します。 15. ファイルを閉じます。

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Ⅴ ベクトル化

� ベクトル化ツール

それぞれのオブジェクトタイプにあったベクトル化ツールを実行し、ラスターオブジェクトをベクトルデータに変換することができます。 ベクトル化後、もとのイメージの処理に関して設定することができます。 削除方法から「なし」を設定すると、ベクトル化後ラスターデータは削除されません。 「消しゴム」を設定すると、背後のラスターを自動的に削除します。この設定では、「消しゴム/クロップの線幅」の設定を使用して、消しゴムで削除するラスターの幅が決まります。 「REM」を設定すると、背後のラスターを削除します。ただし、「消しゴム」設定とは異なり、ラスターオブジェクトとして削除されるため、ラスター線幅が認識され、ラスター交点はきれいに処理できます。

� フォローツール 等高線などの複雑なジオメトリを追尾しながらベクトル化することができます。 フォローするイメージオブジェクト上を指定することで、終点に達するまで半自動的にトレースできます。 Raster Design オプションの「ベクトル化ツールフォロー」タブで、追尾している段階の色の設定や、等高線フォローの図形タイプ、高度を設定することができます。

� 文字認識 図面内のラスター文字を選択し、AutoCAD の文字または複数行の文字(マルチテキスト)に変換することができます。 事前に、ベクトル化する文字のスタイルや文字高さなどを設定しておくことができます。

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ベクトル化ツール

ベクトル化した後、イメージデータが削除されないように設定します。

1. D005-01.dwg を開きます。 2. リボン「ラスターツール」タブ→「文字認識とベクトル変換」パネル、▼を選択し、 表示され「削除方法」から「なし」を選択します。

イメージデータの線分をベクトル化します。

3. リボン「ラスターツール」タブ→「文字認識とベクトル変換」パネル→「プリミティブ」 →「線分」を選択します。

4. 「1 点を指定:」でベクトル化するラスター線分を選択します。

5. 右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択し、コマンドを終了します。

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イメージデータの円をベクトル化します。

6. リボン「ラスターツール」タブ→「文字認識とベクトル変換」パネル→「プリミティブ」 →「円」を選択します。

7. 「1 点を指定:」でベクトル化するラスターの円を選択します。

8. 右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択し、コマンドを終了します。 9. ファイルを閉じます。 保存はしません。

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ポリラインフォロー

ラスタースナップを設定します。

1. D005-02.dwg を開きます。

2. リボン「ラスターツール」タブ→「スナップ」パネル→「ラスタースナップ」を選択します。 3. 表示された 5 つのラスタースナップモードのアイコンボタンの中から、 「ラスター線幅の中心へスナップ」と「ラスター線分の端点へスナップ」を選択します。

等高線イメージをポリラインフォローでベクトル化します。

4. リボン「ラスターツール」タブ→「文字認識とベクトル変換」パネル→「フォロー」 →「ポリラインフォロー」を選択します。

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5. 「フォローする点を指定:」で追尾するイメージ線分上を指定します。

6. ベクトル化された内容を確認します。

7. 右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択し、フォローを終了します。 8. 次に追尾を始めるイメージ線分上を指定します。

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9. ベクトル化された内容を確認します。

10. 右クリックして表示されるメニューから「ロールバック」を選択します。

11. 「ロールバック先の頂点を選択:」でロールバックする位置を指定します。 ロールバック位置は、作成されたポリラインの頂点が指定できます。

12. 右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択し、フォローを終了します。

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13. 次に追尾を始めるイメージ線分上を指定します。

14. ベクトル化された内容を確認します。

15. 右クリックして表示されるメニューから「切り替え」を選択します。

16. ポリラインの終了位置を切り替えることができます。

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17. 点を上部側に切り替え、右クリックして表示されるメニューから「ロールバック」を選択 します。

18. 「ロールバック先の頂点を選択:」でロールバックする頂点位置を指定します。

19. 右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択し、フォローを終了します。

20. 右クリックして表示されるメニューから「Enter」を選択し、コマンドを終了します。 21. ラスタースナップを解除します。 22. ファイルを閉じます。 保存はしません。

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※オプション

「S=切り替え」 フォローされた最終端部をもう一方の端部に切り替えます。 「D=方向」

次に追尾を始める位置を指定します。 分岐部分や途切れている部分などでフォロー最終端部ではないのに、 フォローが止まったときに使用します。

「A=追加」 「D=方向」オプションで指示してもフォローの方向が認識できず、 フォローが開始されない場合に使用します。 フォローの方向が確実に認識できる位置まで手動で点を追加します。

「B=バックアップ」 直前の点の位置を取り消します。

「R=ロールバック」 マウスでクリックする頂点位置まで取り消します。

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文字認識

文字イメージを文字オブジェクトとしてベクトル化します。

1. D005-03.dwg を開きます。 2. リボン「ラスターツール」タブ→「文字認識とベクトル変換」パネル→「OCR」

→「光学式文字読取機能(OCR)の設定」を選択します。

3. 「文字認識の設定」ダイアログで以下の設定をし、「OK」ボタンを押します。 「出力タイプ」を「1 行文字」 「AutoCAD 文字スタイル」を「MSG」 「文字高さ」を「指定した高さ」で「4」

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4. リボン「ラスターツール」タブ→「文字認識とベクトル変換」パネル→「OCR」 →「文字を認識」を選択します。

5. 「長方形の 1 番目のコーナーを指定:」で、ベクトル化する文字列を囲む枠の 左下コーナーとなる位置を指定します。

6. 「文字の角度を指定:」で、右クリックして表示されるメニューから 「Enter」を選択し、既定値の 0 度に指定します。

7. 「2 番目のコーナーを指定:」で、ベクトル化する文字列を囲む枠の右上コーナーとなる 位置を指定します。

8. 「文字を確認」ダイアログで、内容を確認し、「OK」ボタンを押します。

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9. イメージの文字が文字オブジェクトになります。

10. 「ESC」キーを押して終了します。 11. ファイルを閉じます。保存はしません。 12. 「イメージを保存」ダイアログで「すべてスキップ」ボタンを押します。

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Ⅵ カラーイメージの処理

� カラーイメージの透過性

カラーイメージの「透過性」では、透過する色の設定も必要です。 モノクロ イメージでは、透過色は常にイメージの背景色になりますが、 グレースケールおよびカラー イメージでは、透過色を1色選択します。 選択した色の背面に隠れている情報を表示することができます。

� 色の結合 イメージデータで使用されている複数の色を1つの色に結合することができます。 色を減色することで、イメージデータの容量を小さくすることができます。

� 色の変更 イメージデータで使用されている色を選択して、新しい色に変更することができます。

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透過性

カラーイメージの透過性を設定します。

1. D006.dwg を開きます。

2. 作図されている桃色のハッチングオブジェクトを選択し、右クリックして表示される メニューから「表示順序→最背面へ移動」を選択します。

3. イメージのフレームをクリックして、イメージを選択します。 4. 「イメージ」コンテキストタブ→「オプション」パネル→「背景の透過性」を選択します。

カラーイメージの透過色を設定します。

5. イメージオブジェクトを選択し、右クリックして表示されるメニューから 「オブジェクトプロパティ管理」を選択します。 6. プロパティパレット「透過色」欄を選択します。

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7. 「透過色」を設定するボタンを押します。

8. 「透過色」ダイアログで「選択」ボタンを押します。

9. イメージデータの白の部分を指定し、「OK」ボタンを押します。

10. イメージが透過され、背面のハッチングが表示されたことを確認します。

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色の結合と変更

使用されている類似色を統合します。

1. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル→「イメージ処理」→「パレット管理」を 選択します。

2. 「パレット管理」ダイアログで、パレットの中からグレー系の類似色を Ctrl キーを押しながら選択し、「結合」ボタンを押します。

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3. 「変更後の色」ダイアログで、選択した色から一番薄いグレーの色ボタン選択し、 「OK」ボタンを押します。

4. 「適用」ボタンを押し、「圧縮」ボタンを押します。

5. 色が減色されたことを確認し、「OK」ボタンを押します。

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黄色をオレンジ色に変更します。

6. リボン「ラスターツール」タブ→「編集」パネル→「イメージ処理」→「パレット管理」を 選択します。

7. 「パレット管理」ダイアログで、色パレットの中から黄色を選択し、 「変更」ボタンを押します。

8. 「変更後の色」ダイアログで「色の作成」ボタンを押します。

9. 「インデックスカラー」タブを選択します。

30 番のオレンジを選択し、「OK」ボタンを押します

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10. 「OK」ボタンを押します。

11. 「適用」ボタンを押し、「OK」ボタンを押します。

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12. ファイルを閉じます。 保存はしません。 13. 「イメージを保存」ダイアログで「すべてスキップ」ボタンを押します。 ※ 色を透過色で設定した色に変更すると、イメージからその色の部分が表示されなくなりま

す。河川部分をイメージから消去するために、青系の色を透過色に変更する例で、

設定画面を以下に示します。

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