Press Release

報道関係各位 2013年4月吉日

福井県ビジネス支援センター「ふくい南青山291」

「ふくいの魅力を全国へ。」―福井県のアンテナショップ「ふくい南青山291」(所在地：東京都港区南青山5、館長：

井上義信)では、この度、平成24年度の営業実績を取りまとめました。

東日本大震災から一年を経て、小売業・サービス業はやや持ち直しを見せた一年でありました。２４年度は、総売

上（ビジネスマッチング売上を除く）において対前年対比130%、来館者数は対前年比120%、レジ客数は115%を超

える結果を出すことができました。今後とも更に前向きな姿勢を貫き今年度に臨み、この勢いを持続させていきたい

と考えております。

福井県アンテナショップ「ふくい南青山２９１」平成24年度 営業実績のご報告

昨年度を上回る１３０％を超える売上伸び率！

来館者数、買い上げ客数とも堅実に数字を延ばし大いに健闘！！！ ○ 来客者数 １４７，９４０人 （平成23年度比 120.2％）

○ 売上高 １７２，９２８千円 （平成23年度比 132.2％）

項目 平成24年度 平成23年度 前年対比

来館者数 147,940人 123,125人 120.2%

レジ客数 42,429人 36,634人 115.8%

店舗売上 106,945千円 95,591千円 111.9%

店舗外売上 61,560千円 32,097千円 191.8%

ネット通販売上 4,423千円 3,070千円 144.1%

総合売上 172,928千円 130,759千円 132.2%

ビジネスマッチング売上※ 28,800千円 31,367千円 -

※ビジネスマッチング売上は、２９１が仲介することにより生まれた県内企業と首都圏企業の直接取引ですので、291総合売上には含みません。

平成２４年度を終えて 「福井ファン作り」を実践してきた２９１において、売上や来館者等の数字からその成果が顕著に見えるのは、大変嬉しい事です。 これは、店内のキッチンを活用したお客様へ向けた「売り」、現地でのバイヤー活動等での「買い」、ギフトカタログの配布による「告知」、２９１発信のイベントの開催による「集い」などを着実に実践してきた結果であると考えております。 また、今月１８日には、サテライト店である「食の國 福井館」がオープンいたしました。開店以降、多くの方にご来店いただき、お店も活気にあふれております。 ２店体制になったことで、福井県のブランド・情報発信がさらに強化され、「福井ファン作り」に大きく貢献できると考えております。 これからも更なるご支援、ご協力を頂きます様、よろしくお願い申し上げます。

ふくい南青山２９１ 館長 井上義信

１

売上アップの主な要因

１. 現地バイヤー活動による新商品の開拓

売り場スタッフが、県内企業を訪問し新商品を買い付け。売上ランキングの上位に入る商品もあり。売り場スタッフが直接買い付けることで、首都圏消費者の購買動向がダイレクトに県内企業に伝わるとともに、２９１と県内企業との信頼関係も強化され、新商品開発にも役立っている。

2. 百貨店、スーパーなどの店舗外での積極的な販売の実績及びＰＲ活動

大手百貨店（松屋、伊勢丹、高島屋）に加え、大手スーパー（紀ノ国屋、三徳、オリンピック）での催事が恒例化し、昨年に引き続き催事を行えた。新たに、伊勢丹東浦和店や小田急町田店等が加わった。

また、催事で評価を得た商品について、県内企業と首都圏企業が直接取引を行うなど、県内企業の販路拡大につながっている。

３．ネット商品の注文数増加

メディア掲載情報の収集による事前の在庫対応や、取扱い商品の拡充、メーカーのＨＰとの連動、送料の負担軽減など、利用者が注文しやすい環境を整えた。

また、お中元やお歳暮ギフトもネット掲載をし、カタログにもネットのアドレスなどを掲載。以上の取組みの結果、カタログ販売、ネット注文とも昨年実績を上回った。

「ふくい南青山291」年間売れ筋商品ランキング

【食品部門】 【クラフト・工芸品部門】

２

順位 商品名（企業名）・容量・価格

1

越前漆器（越前漆器協同組合、山久漆工越前漆器㈱　他）840円～47,250円

2

繊維製品（キュアテックス、クナプラスウエマツ　他）600円～11,550円

3

和紙（福井県和紙工業協同組合、杉原商店、他　）210円～6,300円

4

越前焼き（越前焼工業組合、桃山窯、他）420円～21,000円

5

着物（和あらいや）315円～52,500円

順位 商品名（企業名）・容量・価格

1大福あんぱん（ヨーロッパンキムラヤ）１個　210円

2おあげ（谷口屋）１枚　525円／ハーフ315円

3水羊かん（えがわ）520ｇ　630円/240ｇ　320円

4焼き鯖寿司（越前水産）１本1,050円/ハーフ550円

5

羽二重餅（錦梅堂・松岡軒）15個入り600円/20個入り680円

平成2４年度に実施した主な店舗内、店舗外イベント

○禅とパネル展と坐禅体験（７月２９日）

曹洞宗総合研究センターによる「食（じき）」「坐禅」に関するパネル等の展示と来場者が時間に合わせてできる「プチ坐禅

１５分」「お手軽坐禅３０分」を開催。 お坊さんがお茶をサービスしながら、お話しをするサロン形式で、たくさんの来場者

が集まった。

○福井の美味しいお酒とお蕎麦を楽しむ会 （9月16日、17日）

福井の蔵元が集まり試飲販売を行う会場内に、越前蕎麦の手打ちコーナーを設け、お酒とお蕎麦を両方楽しんで頂いた。

また、酒の肴として「へしこ」や「たらこ」などの即売や、各日違ったコンテンツのトークショーも織り込み、利き酒大会などミ

ニイベントも行い、福井の地酒と肴をＰＲした。

○Ｗｅｌｃｏｍｅ Ｊａｐａｎ Ｍａｒｋｅｔ（ＩＭＦ総会 販売企画） （1０月8日～14日）

IMF総会の開催に合わせ外国人をターゲットに伝統工芸品、物産品を販売するイベントに出店。東京駅の復興完成も重なり、予想以上の来場者数があった。

○アンテナショップフェスティバル （11月2日～４日）

今年で５年目になったアンテナショップフェスティバル。今年も２９１とネスパスの２会場で行った。２９１会場に１４県 、ネスパス会場に７県、計２１県が参加。各店のイチオシ商品のグランプリで、２９１の「秋どら」が２位となった。 ○百貨店出店 昨年度より外商専門の営業を配置し、店外催事、百貨店催事に力をいれている。 新規催事の獲得や催事の充実を図り、大幅な売上増につながった。 ・三越サテライト店 （５月２９日～３１日） ・日本橋 高島屋「越前和紙」の世界展 （５月１６日～２１日） ・オリンピック 全国名産品フェア（６月２２日、２３日）・紀ノ国屋「日本美味紀行」（７月５日～１０日） ・松屋銀座店「福井美味しいものフェア」（７月１８日～２４日）・高島屋 港南台「アンテナショップまつり」（７月１８日～２２日） ・スーパー三徳（全店）（７月２１日～２４日） ・伊勢丹キャラバン（６店舗）（７月４日から１月２０） ・高島屋 立川「夏のアンテナショップ大集合」（８月１日～６日）・伊勢丹アイプラザ 東浦和店「福井フェア」（8月１６日～９月３日） ・伊勢丹新宿店（１０月２４日～３０日） ・伊勢丹アンテナショップ祭り（１０月３１日～１１月２６日） ・小田急ＯＸ 味覚往来 京都北陸編（１１月２７日～３０日）・紀ノ国屋 ７店舗「福井フェア」（１月９日～１５日） ・高島屋 港南台「アンテナショップまつり」（１月１６日～２２日）・オリンピック全店（１月２４日～２７日） ・小田急町田店「全国人気ｱﾝﾃﾅショップとご当地キャラクターまつり」（２月６日～１４日） ・伊勢丹 浦和店「福井フェア」（２月２０日～２５日） ※下線つきは新規案件

３

バイヤー活動の実施

・２年目を迎えた店舗スタッフのバイヤー活動は、着実に成果を上げつつあります。新規取引先の開拓により、複数の新商品

の投入が実現しました。秋どら（羽二重餅とさつまいも餡入りのどら焼き）などが売れ筋商品となり、結果として店舗売上を伸ば

す事ができました。

４

月 事前アポ・ターゲット商品 買い付け品目

陶芸村　陶芸祭り 越前焼各種 10 品目

玄米製品 自然染め繊維 6 品目

繊維 日本酒 2 品目

繊維、ガラス、木工品 ガラス製品 11 品目

大豆製品、あげ 繊維 1 品目

酒 酒まんじゅう 1 品目

へしこ 肉加工品 1 品目

福井ﾎﾟｰｸ・肉製品 和菓子 2 品目

和菓子　・そば そば 1 品目

梅製品 梅酒 2 品目

眼鏡加工品 2 品目

繊維製品 1 品目

１０月里芋七間朝市

里芋商品 1 品目

「食の國ふくい」マッチング商談会 大豆加工品 1 品目

陶器（銀座店用） 陶器 10 品目

福井市 鯖江市 あわら市 蟹のセリ 米菓子 2 品目

永平寺町 大野市 ごま豆腐　団子研修 駄菓子 5 品目

敦賀市 美浜町 若狭町 へしこ　かまぼこ　梅 かまぼこ 3 品目

ギフトショー あげカレー 1 品目

３月

「健康長寿・幸福のふるさと 越前・

福井のうまいもん商談・求評会」in

さいたま市(大宮駅）

福井商工会議所为催の商談会

へしこ・米・大麦カレー・甘エビ昆布〆（一部銀座店用）

10 品目

南越前町 美浜町

大野市

１月越前市

２月

東京

福井市

買い付け品目数

あわら市 福井市 坂井市６月

大宮

８月

９月 東京 ギフトショー

为な出張先

越前市 鯖江市 福井市５月

福井市 敦賀市 若狭町

２９１Ｋｉｔｃｈｅｎの実施

2年目を迎えた「２９１Kitchen」。県内企業の新商品の販売と、お客様の声を直接聞ける重要な場として、活用して頂いてます。 秋には福井県の料理研究家 佐々木氏プロデュースの 「Ｓａｓａｋｉｔｃｈｅｎ」の特別版として、蕎麦打ち教室とコラボをした教室も開催し、福井の食文化のＰＲを行いました。

◆２９１ｋｉｔｃｈｅｎ企画

４月：３月３１日、４月１日 さくら緑茶試飲 （ハイピース）

７日、８日 寿司各種試食 （川本昆布）

１４日、１５日 杜仲茶試飲 （若狭高浜）

２８日、２９日 カニバター試食 （三玄）

５月：３日、４日 醴塩試食 （豊酒造）

５日、６日 麦茶試飲 （大三茶舗）

１２日、１３日 麦茶、パン、ジャム神韻 （麦製品）

２０日 藤井シェフ 冷製パスタ試食 （サバエシティホテル）

２６日、２７日 麦茶 ＆ へしこ試食 （なぎさ会・大三茶舗）

６月：２日、３日 杜仲茶試飲 （あわらの水）

９日、１０日 鯖寿司試食 （川本昆布）

１６日 めんたいこ試食 （丸市）

２３日、２４日 玄米ドーナッツ試食 （マイセン）

３０日、 １日 野菜スイーツ （スローベリィ）

７月： ６日、７日 むきこみおぼろ （川本昆布）

１５日、１６日 大麦カレー試食 （大麦倶楽部）

２０日～２２日 コラボおにぎり販売 （望洋楼×２９１）

２９日、３０日 アイス試食 （ドーシタ製粉）

８月：４日～２６日 そうじの神様シリーズ （セーレン）

１１日、１２日 赤と黄色のさばロール試食（初美寿司）

９月：１日～３１日 うらら米試食販売 （池田町米穀 協同屋）

１５日～１７日 長寿巻き （十兵衛寿司）

１０月：３日～３１日 望洋楼コラボ企画

１９日、２０日 黒糖ジンジャーシロップ試飲 （Sasakitchen企画）

２７日、２８日 醴塩 （豊酒造）

１１月：２日～４日 むき込昆布実演 （川本昆布）

１７日、１８日 上庄里芋 （上田農園）

２３日～２５日 パンテス あん食パン

１２月：１日、２日 お米の食味調査会 （農業試験場）

６日～８日 むき込昆布実演 （川本昆布）

８日、９日 新米試食販売 （松栄農園）

１５日、１６日 若狭ふぐ試食販売 （水産課）

１月：１０日 サークルKサンクス ボルガライス発売記念

１２日～１４日 水仙まつり in ２９１ （水産課まとめ ４社）

１９日、２０日 トマトジュース試飲 （カメハメハ大農場の農家カフェ）

２月：９日～１１日 むき込昆布実演販売 （昆布商工業協同組合 青年部）

１６日、１７日 梅関連商品

２２日～２４日 精進料理 おかゆ試食

２９１Ｋｉｔｃｈｅｎを活用した自社商品のＰＲや販売等を行う事業者を随時募集しております。 お申込みやお問い合わせは２９１までお電話ください。

５

２９１商品開発、アドバイスの一例

・商品エントリーシステムは、新規企業からのエントリー数も増加しています。見分け会を通じて、採用されなかった商品に対し

ても改善のアドバイスを行っております。

また、既に取扱のある商品に対しても改善提案を行い、改善の結果、さらなる売上増加につながっています。今後も、福井県

産品をより魅力的にする為の最良の施策として積極的に取り組んでいきたいと思います。

アドバイス例 （１） 「携帯できる小さいサイズの提案」

社 名：ダイショージャパン

商品名：「梅ごごろ」 （梅果汁ゼリー入りキャンディー）

価 格： ￥１００-

大袋タイプしかありませんでしたが、携帯に適した小袋タイプの商品化を提案しました。

結果として、ついで買いやお試し購入が増えました。

アドバイス例（２） 「贈答用詰合せ商品を小分けで提案」

社 名：吉村甘露堂

商品名：「水清き 山の都より。」 （おかき）

価 格：￥１０５-

贈答用の詰合せ商品の小分け販売を提案しました。

大箱を購入される前に小分け商品をお買い上げされ、商品を確認され

てから購入をお決めになるお客様も増え、販売数も増加しました。

アドバイス例（３） 「商品特性を生かしたパッケージデザインを提案」

社 名：プラスジャック

商品名：DinoCHARM （眼鏡のフレーム素材「アセテート」を使用した

恐竜型のキーホルダー）

価 格：￥1,680-

完成された商品はありましたが、パッケージがインパクトにかけたため、

恐竜という素材を活かし、恐竜が卵から生まれたイメージでのパッケージ

を提案しました。

６

小さくしたパッケージ（右）

ギフトパッケージ 小分けパッケージ

パッケージデザイン 売り場の様子

施設概要

福井県ビジネス支援センター「ふくい南青山291」では東京・南青山の立地にマッチした魅力的な空間を演出し、健康長寿県・福

井が生み出した食品類・地酒・匠の技に裏付けられた伝統工芸品など、福井県産品を展示・販売しています。

ふくい南青山291の開館（平成14年4月25日）以降の来客数・売上高の推移

７

ふくい南青山291

〒107-0062 東京都港区南青山5-4-41 グラッセリア青山内

TEL：03-5778-0291 FAX：03-5778-0305

E-mail：info@291ma.jp URL：http://fukui.291ma.jp

営業時間：11:00～19:00 ※年中無休(年末年始を除く)

アクセス：東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門線「表参道駅」 B3出口より徒歩5分

事業内容: ・福井県の特産品・工芸品等の展示・販売

・県内企業の首都圏でのビジネス支援

・観光情報の提供

・U・Iターン就職促進のための情報提供 など

主な取扱商品：

・食品 全国トップクラスの健康長寿県である福井を代表する美味しい食品、菓子類、スイーツ等 を取り

揃えています。毎月第４金土日には、旬の農水産物等を販売する「産直市」を開催 しています。

・伝統工芸品 越前漆器、越前和紙、越前内刃物、越前焼など、職人の匠の技が光る伝統工芸品を取り揃えて

います。 現代のライフスタイルに合った製品も提案しています。

・酒 福井は美味しい水に恵まれており、地酒の産地です。県内約40の蔵元から自慢の地酒を集め、

一堂に販売しています。

・その他 そのクオリティが高い評価を得ている洋傘や、伝統にモダンさがミックスされた和蝋燭など、

職人技や伝統が息づく商品を各種取り揃えています。

来客者数 対前年比平成14年度を

100として売上高 対前年比

平成14年度を100として

平成14年度 44,405人 － 100 2,228万円 － 100

平成15年度 37,516人 84.5% 84.5 2,704万円 121.4% 121.4

平成16年度 39,697人 105.8% 89.4 3,193万円 118.1% 143.3

平成17年度 45,091人 113.6% 101.5 3,899万円 122.1% 175

平成18年度 66,492人 147.5% 149.7 5,041万円 129.3% 226.3

平成19年度 74,489人 112.0% 167.7 6,154万円 122.1% 276.2

平成20年度 82,195人 110.3% 185.1 8,197万円 133.2% 367.9

平成2１年度 92,099人 112.0% 207.4 9,987万円 121.8% 448.2

平成22年度 100,881人 109.5% 227.2 10,770万円 107.8% 483.4

平成23年度 123,125人 122.0% 277.3 13,076万円 121.4% 586.9

平成24年度 147,940人 120.2% 333.2 17,293万円 132.2% 804.7