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No.EX -OMN0008-C

PROFIBUS DP対応 SIユニット - SMC Corporation...PROFIBUS DP対応 SIユニット 型式 / シリーズ / 品番 EX260 シリーズ -1- No.EX※※-OMN0008-C 目次 安全上のご注意

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文書 No.EX※※-OMN0008-C

製 品 名 称

PROFIBUS DP 対応 SI ユニット

型式 / シリーズ / 品番

EX260 シリーズ

-1-

No.EX※※-OMN0008-C

目次

安全上のご注意 2

型式表示・品番体系 8

製品各部の名称とはたらき 9

取付け・配線 11

設置方法 11

配線方法 12

LED 表示・設定 16

トラブルシューティング・メンテナンス 24

仕様 28

仕様表 28

外形寸法図 30

アクセサリ 31

-2-

No.EX※※-OMN0008-C

安全上のご注意

ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や損害

を未然に防止するためのものです。

これらの事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、「注意」「警告」「危険」の三つ

に区分されています。 いずれも安全に関する重要な内容ですから、国際規格(ISO/IEC)、日本工業規

格(JIS) ※1)およびその他の安全法規 ※2)に加えて、必ず守ってください。

※1) ISO 4414: Pneumatic fluid power -- General rules relating to systems.

ISO 4413: Hydraulic fluid power -- General rules relating to systems.

IEC 60204-1: Safety of machinery -- Electrical equipment of machines. (Part 1: General requirements)

ISO 10218-1992: Manipulating industrial robots-Safety.

JIS B 8370: 空気圧システム通則

JIS B 8361: 油圧システム通則

JIS B 9960-1: 機械類の安全性‐機械の電気装置(第 1部: 一般要求事項)

JIS B 8433-1993: 産業用マニピュレーティングロボット-安全性 など

※2) 労働安全衛生法 など

注意: 取扱いを誤った時に、人が傷害を負う危険が想定される時、および物的損害のみ

の発生が想定されるもの。

警告: 取扱いを誤った時に、人が死亡もしくは重傷を負う可能性が想定されるもの。

危険: 切迫した危険の状態で、回避しないと死亡もしくは重傷を負う可能性が想定さ

れるもの。

警 告

① 当社製品の適合性の決定は、システムの設計者または仕様を決定する人が判断してください。

ここに掲載されている製品は、使用される条件が多様なため、そのシステムへの適合性の決定は、システ

ムの設計者または仕様を決定する人が、必要に応じて分析やテストを行ってから決定してください。こ

のシステムの所期の性能、安全性の保証は、システムの適合性を決定した人の責任になります。常に最新

の製品カタログや資料により、仕様の全ての内容を検討し、機器の故障の可能性についての状況を考慮

してシステムを構成してください。

② 当社製品は、充分な知識と経験を持った人が取扱ってください。

ここに掲載されている製品は、取扱いを誤ると安全性が損なわれます。

機械・装置の組立てや操作、メンテナンスなどは充分な知識と経験を持った人が行ってください。

③ 安全を確認するまでは、機械・装置の取扱い、機器の取外しを絶対に行わないでください。

1、機械・装置の点検や整備は、被駆動物体の落下防止処置や暴走防止処置などがなされていることを確認

してから行ってください。

2、製品を取外す時は、上記の安全処置がとられていることの確認を行い、エネルギー源と該当する設備の

電源を遮断するなど、システムの安全を確保すると共に、使用機器の製品個別注意事項を参照、理解して

から行ってください。

3、機械・装置を再起動する場合は、予想外の動作・誤動作が発生しても対処できるようにしてください。

④ 次に示すような条件や環境で使用する場合は、安全対策への格別のご配慮をいただくと共に、あら

かじめ当社へご相談くださるようお願い致します。

1、明記されている仕様以外の条件や環境、屋外や直射日光が当たる場所での使用。

2、原子力、鉄道、航空、宇宙機器、船舶、車両、軍用、医療機器、飲料・食料に触れる機器、燃焼装置、娯楽機器、

緊急遮断回路、プレス用クラッチ・ブレーキ回路、安全機器などへの使用、およびカタログの標準仕様に

合わない用途の場合。

3、人や財産に大きな影響をおよぼすことが予想され、特に安全が要求される用途への使用。

4、インターロック回路に使用する場合は、故障に備えて機械式の保護機能を設けるなどの 2重インター

ロック方式にしてください。また、定期的に点検し正常に動作していることの確認を行ってください。

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注 意

当社の製品は、製造業向けとして提供しています。

ここに掲載されている当社の製品は、主に製造業を目的とした平和利用向けに提供しています。

製造業以外でのご使用を検討される場合には、当社にご相談いただき必要に応じて仕様書の取り交わし、契

約などを行ってください。

ご不明な点などがありましたら、当社最寄りの営業拠点にお問い合わせ願います。

■保証および免責事項/適合用途の条件 製品をご使用いただく際、以下の「保証および免責事項」、「適合用途の条件」を適用させていただきます。

下記内容をご確認いただき、ご承諾のうえ当社製品をご使用ください。

『保証および免責事項』

① 当社製品についての保証期間は、使用開始から 1年以内、もしくは納入後 1.5 年以内です。 ※3)

また製品には、耐久回数、走行距離、交換部品などを定めているものがありますので、当社最寄りの

営業拠点にご確認ください。

② 保証期間中において当社の責による故障や損傷が明らかになった場合には、代替品または必要な

交換部品の提供を行わせていただきます。

なお、ここでの保証は、当社製品単体の保証を意味するもので、当社製品の故障により誘発される

損害は、保証の対象範囲から除外します。

③ その他製品個別の保証および免責事項も参照、理解の上、ご使用ください。

※3) 真空パッドは、使用開始から 1年以内の保証期間を適用できません。 真空パッドは消耗部品であり、製品保証期間は納入後1年です。 ただし、保証期間内であっても、真空パッドを使用したことによる磨耗、またはゴム材質の劣化が原因の場合には、製品保証の適用範囲外となります。

『適合用途の条件』

海外へ輸出される場合には、経済産業省が定める法令(外国為替および外国貿易法)、手続きを必ず守っ

てください。

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■図記号の説明

図記号 図記号の意味

禁止(してはいけないこと)を示します。

具体的な禁止内容は、図記号の中や近くに絵や文章で指示します。

指示する行為の強制(必ずすること)を示します。

具体的な指示内容は、図記号の中や近くに絵や文章で指示します。

■取扱い者について

① この取扱説明書は、空気圧機器を使用した機械・装置の組立・操作・保守点検するかたで、これ

らの機器に対して十分な知識と経験をお持ちのかたを対象にしています。

組立・操作・保守点検の実施は、このかたに限定させていただきます。

② 組立・操作・保守点検に当っては、この本書をよく読んで内容を理解した上で実施してください。

■安全上のご注意

警 告

分解禁止

■分解・改造(基板の組み替え含む)・修理はしないこと けが、故障の恐れがあります。

禁止

■仕様範囲を超えて使用しないこと 引火性もしくは人体に影響のあるガス・流体には使用しないでください。

仕様範囲を超えて使用すると、火災・誤動作・システム破損の原因となります。

仕様を確認の上、ご使用ください。

禁止

■可燃性ガス・爆発性ガスの雰囲気では使用しないこと 火災・爆発の恐れがあります。

この SI ユニットは、防爆構造ではありません。

指示

■インターロック回路に使用する場合は

・別系統による(機械式の保護機能など)多重のインターロックを設けること

・正常に動作していることの点検を実施すること 誤動作による、事故の恐れがあります。

指示

■保守点検をするときは

・供給電源をオフにすること

・供給しているエアを止めて、配管中の圧縮空気を排気し、大気開放状態を

確認してから実施すること

けがの恐れがあります。

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注 意

指示

■保守点検完了後に適正な機能検査を実施すること 正常に機器が動作しないなどの異常の場合は、運転を停止してください。

意図しない誤動作により、安全が確保できなくなる可能性があります。

アース線を接続する

■SI ユニットの安全と耐ノイズ性を向上するために、接地を施すこと 接地はできるだけ専用接地としてユニットの近くにし、接地の距離を短くしてください。

■取扱い上のお願い

○SI ユニットの選定・取扱いに当って、下記内容を守ってください。

●選定に関して(以下の取扱いに関する取付け・配線・使用環境・調整・使用・保守点検の内容も守ってください。)

∗製品仕様などに関して

・ULに適合する場合、組み合わせる直流電源は、UL1310 に従う Class2 電源ユニットをご使用ください。 SI ユニット本体および銘板に“UL”マークのある場合のみ“UL”認定品となります。

・規定の電圧でご使用してください。 規定以外の電圧で使用すると、故障、誤動作の恐れがあります。

・保守スペースを確保してください。 保守点検に必要なスペースを確保してください。

・銘板を取外さないでください。 保守点検時の誤りや取扱説明書の誤使用により、故障、誤動作の恐れがあります。

また、安全規格不適合の恐れがあります。

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●取扱いに関して ∗取付け

・落としたり、打ち当てたり、過度の衝撃を加えないでください。 製品が破損し、故障、誤動作の原因となります。

・締付トルクを守ってください。 締付トルク範囲を超えて締付けると、ねじを破損する可能性があります。

指定の締付トルクと異なるトルクで締付けた場合、IP67 が達成されません。

・SI ユニットは足場になる箇所には取付けないでください。 誤って乗ったり、足を掛けたりしたことにより過大な荷重が加わると、破損することがあります。

∗配線(コネクタの抜き差し含む)

・ケーブルに繰返しの曲げや引っ張り、重い物を載せたり、力が加わったりしないようにしてください。 ケーブルに繰返し曲げ応力や引張力が加わるような配線は、断線の原因となります。

・誤配線をしないでください。 誤配線の内容によっては、SI ユニットが誤動作したり、破壊したりする可能性があります。

・配線作業を通電中に行わないでください。 SI ユニットや入出力機器が破損したり、誤動作したりする可能性があります。

・動力線や高圧線と同一配線経路で使用しないでください。 動力線・高圧線からの信号ラインのノイズ・サージの混入により誤動作の恐れがあります。

SI ユニットや入出力機器の配線と動力線・高圧線は、別配線(別配管)にしてください。

・配線の絶縁性を確認してください。 絶縁不良(他の回路と混触、端子間の絶縁不良など)があると、SI ユニットや入出力機器への過大な電圧の印加ま

たは電流の流れ込みにより、SI ユニットや入出力機器が破壊する可能性があります。

・SI ユニットを機器・装置に組込む場合は、ノイズフィルタなどを設置し十分なノイズ対策を実施して

ください。 ノイズの混入により、誤動作の恐れがあります。

∗使用環境

・保護構造により、使用環境を考慮してください。 保護構造が IP67 の場合、下記条件が実施されることで達成できます。

①電源配線用ケーブル、通信線コネクタおよび M12/M8 コネクタ付ケーブルで各ユニット間を適正に配線処理す

る。

②各ユニットとマニホールドバルブは適正な取付けを行う。

なお、常時水の掛かる環境での使用は、カバーなどで対策してください。

・油分・薬品環境下では、使用しないでください。 クーラント液や洗浄液など、種々の油並びに薬品の環境下でのご使用については、短期間でも SI ユニットが悪影

響(故障、誤動作など)を受ける場合があります。

・腐食性のあるガス、液体がかかる環境下には使用しないでください。 SI ユニットが破損し誤動作する可能性があります。

・サージ発生源がある場所では使用しないでください。 SI ユニット周辺に、大きなサージを発生させる装置機器(電磁式リフター・高周波誘導炉・モータなど)がある場

合、SI ユニット内部回路素子の劣化または破壊を招く恐れがありますので、発生源のサージ対策を考慮いただく

と共にラインの混触を避けてください。

・リレー・ソレノイドバルブなどサージ電圧を発生する負荷を直接駆動する場合の負荷には、サージ吸

収素子内蔵タイプの製品をご使用ください。 サージ電圧が発生する負荷を直接駆動すると、SI ユニット破損の恐れがあります。

・CE マーキングにおける雷サージに対する耐性は有していませんので、装置側で雷サージ対策を実施し

てください。

・製品内部に、配線クズなどの異物が入らないようにしてください。 故障、誤動作の原因となります。

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No.EX※※-OMN0008-C

・SI ユニットは、振動、衝撃のない場所に取付けてください。 故障、誤動作の原因となります。

・温度サイクルが掛かる環境下では、使用しないでください。 通常の気温変化以外の温度サイクルが掛かるような場合は、SIユニット内部に悪影響を及ぼす可能性があります。

・直射日光の当る場所では使用しないでください。 直射日光が当る場合は、日光を遮断してください。

故障、誤動作の原因となります。

・周囲温度範囲を守って使用してください。 誤動作の恐れがあります。

・周囲の熱源による、輻射熱を受ける場所で使用しないでください。 動作不良の原因となります。

∗調整・使用

・各スイッチは先の細い時計ドライバーなどで設定してください。 設定スイッチ破損の原因となります。

・ご使用状況に合せた、適切な設定を行ってください。 不適切な設定になっていますと、動作不良の原因となります。

各スイッチの設定に関しては、本書 17~19 ページを参照ください。

・プログラミングおよびアドレスに関する詳細内容は、PLC メーカのマニュアルなどを参照ください。 プロトコルに関するプログラミングの内容は、ご使用の PLC メーカにての対応となります。

∗保守点検

・保守点検は、供給電源をオフにし、供給エアを止め、配管中の圧縮空気を排気して大気開放状態を確

認してから行ってください。 システム構成機器の、意図しない誤動作の可能性があります。

・保守点検を定期的に実施してください。 機器・装置の誤動作により、意図しないシステム構成機器の誤動作の可能性があります。

・保守点検完了後に、適正な機能検査を実施してください。 正常に機器が動作しないなどの異常の場合は、運転を停止してください。

システム構成機器の、意図しない誤動作の可能性があります。

・SI ユニットの清掃は、ベンジンやシンナなどを使用しないでください。 表面に傷が付いたり、表示が消えたりする恐れがあります。

柔らかい布で拭き取ってください。

汚れがひどい時は、水で薄めた中性洗剤に浸した布をよく絞ってから汚れを拭き取り、乾いた布で再度拭き取っ

てください。

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型式表示・品番体系

EX260-SPR 1

コネクタタイプ・出力仕様

1 M12 コネクタ・32 点出力・ソース/PNP(マイナスコモン)

2 M12 コネクタ・32 点出力・シンク/NPN(プラスコモン)

3 M12 コネクタ・16 点出力・ソース/PNP(マイナスコモン)

4 M12 コネクタ・16 点出力・シンク/NPN(プラスコモン)

5 D-sub コネクタ・32 点出力・ソース/PNP(マイナスコモン)

6 D-sub コネクタ・32 点出力・シンク/NPN(プラスコモン)

7 D-sub コネクタ・16 点出力・ソース/PNP(マイナスコモン)

8 D-sub コネクタ・16 点出力・シンク/NPN(プラスコモン)

フィールドバス

PR PROFIBUS DP

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No.EX※※-OMN0008-C

製品各部の名称とはたらき

<EX260-SPR1/-SPR2/-SPR3/-SPR4>

№ 名称 用途

1 通信コネクタ(BUS OUT) PROFIBUS DP 通信に接続します。(アウト側)※1

(M12 5 ピン ソケット B コード)

2 通信コネクタ(BUS IN) PROFIBUS DP 通信に接続します。(イン側)※1

(M12 5 ピン プラグ B コード)

3 電源コネクタ ソレノイドバルブや SI ユニットに電源を供給します。※1

(M12 5 ピン プラグ A コード)

4 接地端子 機能接地に使用します。(M3 ねじ)

5 出力コネクタ バルブマニホールドを接続します。

6 表示・スイッチ部 SI ユニットの状態を LED 表示します。※2

内部のスイッチで、アドレス等を設定します。※2

7 マニホールド取付穴 SI ユニットとバルブマニホールドを接続するねじを通します。

付属品

六角穴付ねじ(M3×30) SI ユニットとバルブマニホールドを接続します。(2 本)

防水キャップ 未使用の通信コネクタ(BUS OUT)に接続します。(1 個)

※1:適合コネクタケーブルについては、本取扱説明書の“アクセサリ”31 ページを参照ください。

※2:LED 表示や設定方法については、本取扱説明書の“LED 表示・設定”16 ページを参照ください。

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No.EX※※-OMN0008-C

<EX260-SPR5/-SPR6/-SPR7/-SPR8>

№ 名称 用途

1 通信コネクタ PROFIBUS DP 通信に接続します。※1

(D-sub 9 ピン ソケット)

2 電源コネクタ ソレノイドバルブや SI ユニットに電源を供給します。※1

(M12 5 ピン プラグ A コード)

3 接地端子 機能接地に使用します。(M3 ねじ)

4 出力コネクタ バルブマニホールドを接続します。

5 表示・スイッチ部 SI ユニットの状態を LED 表示します。※2

内部のスイッチでアドレス等を設定します。※2

6 マニホールド取付穴 SI ユニットとバルブマニホールドを接続するねじを通します。

付属品

六角穴付ねじ(M3×30) SI ユニットとバルブマニホールドを接続します。(2 本)

※1:適合コネクタケーブルについては、本取扱説明書の“アクセサリ”31 ページを参照ください。

※2:LED 表示や設定方法については、本取扱説明書の“LED 表示・設定”16 ページを参照ください。

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No.EX※※-OMN0008-C

取付け・配線

■設置方法 SI ユニットを据え付ける際は、バルブマニホールドに接続してください。

・取付寸法

n:バルブ連数

L 1 2 3 4 5 6 7 8

L1 120.7 136.7 152.7 168.7 184.7 200.7 216.7

L2

80 96 112 128 144 160 176

L 9 10 11 12 13 14 15 16

L1 232.7 248.7 264.7 280.7 296.7 312.7 328.7 344.7

L2 192 208 224 240 256 272 288 304

(mm)

参考として、SY5000 シリーズバルブマニホールド接続時の寸法を上表に示します。

接続可能なバルブマニホールドは、EX250 シリーズ対応マニホールドと同一です。

バルブマニホールドの寸法は、個別のカタログを参照ください。

n

n

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No.EX※※-OMN0008-C

■配線方法 ケーブル側コネクタは、以下のデバイス側コネクタ(SI ユニットに実装)に適合するコネクタを選定してく

ださい。

○通信コネクタ <EX260-SPR1/-SPR2/-SPR3/-SPR4>

BUS OUT:M12 5 ピン ソケット Bコード

番号 名称 機能

1 - 未使用

2 RXD/TXD-N 受信/送信データ、マイナス

3 - 未使用

4 RXD/TXD-P 受信/送信データ、プラス

5 - 未使用

BUS IN:M12 5 ピン プラグ B コード

番号 名称 機能

1 - 未使用

2 RXD/TXD-N 受信/送信データ、マイナス

3 - 未使用

4 RXD/TXD-P 受信/送信データ、プラス

5 - 未使用

通信コネクタの BUS IN と BUS OUT は、下記回路図のように SI ユニット内部で接続されています。

BUS OUT に PROFIBUS DP ケーブルを配線することで、PROFIBUS DP スレーブを連結することが出来ます。

お願い

・未使用コネクタには、必ず防水キャップを取付けてください。

この防水キャップを適正に使用することにより、保護構造 IP67 を達成することが出来ます。

※:防水キャップは 31 ページを参照してください。

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No.EX※※-OMN0008-C

<EX260-SPR5/-SPR6/-SPR7/-SPR8>

BUS:D-sub 9 ピン ソケット

番号 名称 機能

1 - 未使用

2 - 未使用

3 RXD/TXD-P 受信/送信データ、プラス

4 - 未使用

5 DGND 終端抵抗のグランド

6 VP 終端抵抗の供給電圧

7 - 未使用

8 RXD/TXD-N 受信/送信データ、マイナス

9 - 未使用

相手側コネクタは、PROFIBUS DP 専用コネクタをご使用ください。

(例:6ES7 972-0BA12-0XA0/シーメンス製)

○PROFIBUS DP 通信ケーブル 通信配線には、PROFIBUS DP 対応シールド付ツイスト・ペア・ケーブルを使用します。

最大ケーブル長は、伝送速度や使用するケーブルの種類によって決まります。

<PROFIBUS DP 通信ケーブル仕様>

ケーブル:シールド付ツイスト・ペア・ケーブル(Type-A ケーブル)

インピーダンス 135~165 Ω(3~20 MHz)

導体間容量 30 pF/m 未満

導体抵抗 110 Ω/km 以下

線径 0.64 mm 以上

導体面積 0.34 mm2以上

・伝送速度と最大配線長

伝送速度

(kbps) 9.6 19.2 45.45 93.75 187.5 500 1500 12000

配線長

(m) 1200 1000 400 200 100

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No.EX※※-OMN0008-C

○電源コネクタ

PWR:M12 5 ピン プラグ A コード

番号 名称 機能

1 SV24 V ソレノイドバルブ用+24 V

2 SV0 V ソレノイドバルブ用 0 V

3 SI24 V 制御部用+24 V

4 SI0 V 制御部用 0 V

5 - 未使用

ユニット内部の電源ラインは、ソレノイドバルブ用電源(SV 電源)と制御部用電源(SI 電源)が独立してい

ます。

それぞれに DC24 V 電源を供給してください。

単一電源でも、別電源でも使用可能です。

※:単一電源とした場合には、各電源電圧の範囲にご注意ください。

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○接地端子 接地端子を D種接地(第 3種接地)してください。

<EX260-SPR1/-SPR2/-SPR3/-SPR4> <EX260-SPR5/-SPR6/-SPR7/-SPR8>

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No.EX※※-OMN0008-C

LED 表示・設定

○LED 表示

名称 表示内容

SF システムフォルト

BF バスフォルト

PWR 制御部用電源通電時に緑点灯

PWR(V) ソレノイドバルブ用電源投入時に緑点灯。

ソレノイドバルブ供給電圧が 19 V 以下になると消灯。

<通信状態表示>

SF 状態 BF 状態 表示内容

消灯 消灯 マスタとの通信が確立した状態です。

消灯 赤点灯 通信信号を認識していません。

消灯 赤点滅 通信レートは認識されていますが、コンフィグレーションが行われて

いません。

赤点灯 消灯 自己診断エラーが発生しています。

(ソレノイドバルブ用電源が供給されていません。)

赤点灯 赤点灯 アドレス設定が範囲外です。(設定範囲:1~125)

赤点灯 赤点滅 マスタに登録されたコンフィグレーション情報と SI ユニットのプロ

ファイルが一致していません。

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No.EX※※-OMN0008-C

○アドレス設定および通信異常時の出力設定(SETTINGS) SI ユニット上の 8桁スイッチにより、PROFIBUS DP ノードアドレスおよびフェイルセーフモード

(通信エラー時の出力動作)を設定してください。

0:OFF 1:ON

Switch No. No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8

- 64 32 16 8 4 2 1

1 0 0 0 0 0 0 1

2 0 0 0 0 0 1 0

3 0 0 0 0 0 1 1

4 0 0 0 0 1 0 0

: : : : : : : :

ADDRESS

125

1 1 1 1 1 0 1

CLEAR 0 - OUTPUT

STATE HOLD 1 -

<アドレス設定(ADDRESS)>

PROFIBUS DP アドレスは、8桁スイッチを使用し 2進コードにて 1~125 の範囲で設定します。

※:工場出荷時は、アドレス 1に設定されています。

<通信異常時の出力設定(OUTPUT STATE)>

通信エラー時の出力動作を設定します。

CLEAR:全出力を OFF します。

HOLD :通信エラーが発生する直前の出力状態を保持します。

※:工場出荷時は、CLEAR に設定されています。

お願い

1.スイッチ設定は、カバーを開き、マイナスドライバーなどで設定してください。

2.スイッチ設定は、必ず電源 OFF 状態で行ってください。

3.ご使用の前には必ず本スイッチを設定してください。

-18-

No.EX※※-OMN0008-C

○終端抵抗(TERMINATOR) PROFIBUS DP の伝送路両端に終端抵抗を設置する必要があります。

<EX260-SPR1/-SPR2/-SPR3/-SPR4>

EX260-SPR1/-SPR2/-SPR3/-SPR4 には、終端抵抗スイッチが内蔵されています。

SI ユニットを伝送路の端に配置する場合、終端抵抗スイッチを ON にしてください。

※:工場出荷時には、OFF に設定されています。

お願い

外付けの終端抵抗は使用しないでください。

外付けの終端抵抗を使用した場合、SI ユニット上の終端抵抗値は規定外になり、ネットワーク通信

エラーが引き起こされる可能性があります。

お願い

・未使用コネクタには、必ず防水キャップを取付けてください。

この防水キャップを適正に使用することにより、保護構造 IP67 を達成することが出来ます。

※:防水キャップは 31 ページを参照ください。

-19-

No.EX※※-OMN0008-C

<EX260-SPR5/-SPR6/-SPR7/-SPR8>

EX260-SPR5/-SPR6/-SPR7/-SPR8 には、終端抵抗スイッチは内蔵されていません。

終端抵抗スイッチ付の PROFIBUS DP 用 D-sub コネクタをご使用いただくなど、SI ユニットの外部で

終端抵抗を取付けて頂く必要があります。

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No.EX※※-OMN0008-C

○コンフィグレーション SI ユニットを PROFIBUS DP ネットワーク内で構成するためには、適切なデバイス・マスタ・ファイル

(GSD ファイル)が必要です。

最新の GSDファイルは当社ホームページ(URL http://www.smcworld.com)よりダウンロードしてください。

GSD ファイル

製品品番 GSD ファイル

1 EX260-SPR1/-SPR2 Smc_1430.gsd

2 EX260-SPR3/-SPR4 Smc_1431.gsd

3 EX260-SPR5/-SPR6 Smc_1432.gsd

4 EX260-SPR7/-SPR8 Smc_1433.gsd

SIEMENS 製 STEP7 ソフトウェアを用いた主なネットワーク構成手順について以下に示します。

(1)SI ユニットの GSD ファイル(Smc_143*.gsd)を任意のディレクトリにコピーします。

(2)STEP7 を立ち上げ、HW Config ツールから、“Options”-“Install GSD Files”を実行します。

(3)“View”-“Catalog”を開くと、PROFIBUS DP - Additional Field Devices の下に“Valves”

というアイコンが追加されていますので、この下にある“EX260-SPR*”をドラッグ&ドロップする

ことにより、PROFIBUS DP ラインに追加できます。

(4)PLC に設定をダウンロードします。

①「Save and Compile」アイコンをクリックし、コンパイルします。

コンパイル完了後、②「Download to Module」アイコンをクリックし、ダウンロードします。

以上で設定完了です。

① ②

画面はシーメンス AG 製ソフトウェア「STEP7」です。「STEP7」はシーメンス AG 殿の登録商標です。

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No.EX※※-OMN0008-C

○出力番号割り当て 出力データとバルブマニホールドの対応

※:出力番号は 0 から始まり、SI ユニット搭載側のバルブから順に割り付けられます。

※:標準仕様のマニホールド配線はダブルソレノイド用となり(“ダブル配線仕様”)、出力番号は A 側→B 側の順で割り付けられ

ます。搭載バルブがシングルソレノイドの場合、B 側出力は空きとなります。(図 a 参照)

※:シングルソレノイドとダブルソレノイドの混在に合わせた特殊配線仕様については、配線仕様書により指定することが可能で

す。それにより、空きを作らずに出力番号を割り付ける事ができます。(図 b参照)

※:データの各ビット状態 0、1はソレノイドバルブ状態の ON、OFF を表し(0:OFF、1:ON)、0から始まる出力番号がメモリデー

タ上の最下位ビットから割り振られます。

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No.EX※※-OMN0008-C

○診断情報 EX260 SI ユニットは 8バイトの診断情報をサポートし、標準診断情報 6バイトと SI ユニットステータ

ス情報 2バイトで構成されています。

DP マスタより SI ユニットの診断情報を参照することができ、SF LED 上で状態表示できます。

SI ユニットステータス情報は以下の通りです。

機能 内容

ソレノイドバルブ用電源電圧監視 ソレノイドバルブ用電源電圧が約 19 V 以下になると検出。

マスタ側で診断情報を参照する方法は、PROFIBUS 仕様書、マスタのマニュアル等を参照願います。

詳細な診断情報は以下の通りです。

(バイトテーブル内の値はデフォルト値を示します。(x は可変))

Byte0:Station Status 1

Bit 7 0

0 0 0 0 x 0 0 0

Diag. Station_Non_Existent

SI ユニットがマスタに認識

されていないとき"1"

Diag. Station_Not_Ready

SI ユニット側のデータ伝送の

準備ができないとき"1"

Diag. Cfg_Fault

マスタ側から送られた SI

ユニットのコンフィグレーショ

ン情報が誤っているとき"1"

Diag. Ext

拡張ダイアグノーシス領域

(byte6~7)の状態を表す。

Diag. Master_Lock

SI ユニットが他のマスタの

ものとして設定されているとき

"1"

Diag. Prm_Fault

SI ユニットに関するパラ

メータが正しくない場合"1"

Diag. Invalid_Slave_Response

SI ユニットからレスポンスが

正しくない場合"1"

Diag. Not_Support

ダイアグノーシスをサポート

していない場合"1"

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No.EX※※-OMN0008-C

Byte1:Station Status 2

Bit 7 0

0 0 x x 0 1 0 x

Byte2:Station Status 3

Bit 7 0

0 0 0 0 0 0 0 0

Byte3:Diag.Master_Add

マスタアドレスを示します。

Byte4、5:Ident_Number

SI ユニットの ID 番号を示します。

Byte6:Diag.Header

拡張ダイアグノーシスデータが何バイトあるか示します。(2 バイト:固定)

Byte7:SI ユニットステータス情報

Bit 7 0

0 0 0 0 0 0 0 0

POWER fault

ソレノイドバルブ電源電圧

低下した場合"1"

Diag. Ext_Overflow

拡張ダイアグノーシスデータが

オーバーフローを起こした場合

"1"

Reserved

Reserved

Diag. Prm_Req

SI ユニットの設定がマスタに

より書き換えられている間"1"

Diag. Stat_Diag

0 固定

Diag. WD_on

ウォッチドッグがアクティブ

状態

Diag. Deactivated

SI ユニットが停止すると"1"

Reserved

Diag. Sync_Mode

Sync コマンドを受けた場合"1"

Diag. Freeze_Mode

Freeze コマンドを受けた場合

"1"

Reserved

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No.EX※※-OMN0008-C

トラブルシューティング・メンテナンス

○トラブルシューティング フローチャート SIユニットにおいて動作不良が発生した場合、以下に示すトラブルシューティングを実施してください。

SI ユニット

正常動作しない SI ユニットの

PWR LED 消灯

フォルト No.1

参照

バルブ動作不良

バルブ LED 点灯

SI ユニットの

BF LED 点灯

下位ビット出力のみ

動作せず

SI ユニットの

PWR(V) LED 消灯

バルブ動作不良

バルブ LED 消灯

フォルト No.2

参照

フォルト No.3

参照

フォルト No.4

参照

フォルト No.7

参照

フォルト No.8

参照

フォルト No.9

参照

SI ユニットの

SF LED 点灯

SI ユニットの

BF LED 点滅

フォルト No.5

参照

フォルト No.6

参照

SI ユニットの

SF LED 点灯

Yes No

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No.EX※※-OMN0008-C

トラブル現象

フォルト No.1

現象 内容・推定原因 原因の調査方法 対策

電源ケーブル接続の締め増し。

(ケーブル断線の場合、ケーブ

ルの交換) 制御部用電源

配線不良

電源ケーブルの接続状態、ケーブル断線を

確認。 電源ケーブルのワイヤ配列を

正す。

SI ユニットの

PWR LED 消灯

制御部用電源

供給不良 制御部用電源への供給電圧を確認。

SI ユニット制御部用電源に

DC24 V ±10%を供給。

フォルト No.2

現象 内容・推定原因 原因の調査方法 対策

電源ケーブル接続の締め増し。

(ケーブル断線の場合、ケーブ

ルの交換) ソレノイドバルブ用

電源配線不良

電源ケーブルの接続状態、ケーブル断線を

確認。 電源ケーブルのワイヤ配列を

正す。

SI ユニットの

PWR(V) LED

消灯

ソレノイドバルブ用

電源供給不良

ソレノイドバルブ用電源への供給電圧を確

認。

ソレノイドバルブ用電源に

DC24 V 10%/-5%を供給。

フォルト No.3

現象 内容・推定原因 原因の調査方法 対策

SI ユニットの

SF LED 点灯

BF LED 点灯

アドレス設定範囲外 SI ユニットのアドレス設定が設定範囲外に

なっていないか確認。

SI ユニットのアドレスを

1~125 の範囲で設定。

フォルト No.4

現象 内容・推定原因 原因の調査方法 対策

通信ケーブルの接続状態、ケーブル断線を

確認。

通信ケーブル接続の締め増し。

(ケーブル断線の場合、ケーブ

ルの交換)

通信ライン配線長が仕様範囲内であるか確

認幹線両端の終端抵抗が正しく取付けられ

ていることを確認。

PROFIBUS 専用ケーブルを使用しているか確

認。

PROFIBUS 配線仕様に沿って

バスケーブルを配線する。

SI ユニットの

BF LED 点灯

SF LED 消灯

PROFIBUS 通信異常

通信ライン周辺にノイズ源となる機器や高

圧線等の有無を確認。

通信ラインをノイズ源から離

す等の対策を行う。

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No.EX※※-OMN0008-C

フォルト No.5

現象 内容・推定原因 原因の調査方法 対策

SI ユニットの

BF LED 点滅

SF LED 点灯

コンフィギュレー

ションデータ不適合

DP マスタ上によってコンフィグレーション

された設定内容が、実際の SI ユニットの設

定内容に一致しているか確認。

適切なGSDファイルを用いてDP

マスタ上で SI ユニットをコン

フィグレーションする。

フォルト No.6

現象 内容・推定原因 原因の調査方法 対策

SI ユニットの

BF LED 点滅

SF LED 消灯

コンフィグレーショ

ン未実施

DP マスタ上のコンフィグレーションで設定

されたアドレスと実際のSIユニットのアド

レスが一致しているか確認。

DP マスタ上で設定されるアド

レスと実際の SI ユニットのア

ドレスを一致させる。

フォルト No.7

現象 内容・推定原因 原因の調査方法 対策

下位ビットの

出力のみ動作

せず

ソレノイド数の超過

ソレノイド数が許容点数を超えていないこ

とを確認。

許容点数は SI ユニットの機種とバルブ

シリーズによって異なる。

搭載可能ソレノイド数:

SY/SV シリーズ:32 点

VQC/S0700 シリーズ:24 点

搭載するソレノイド数を仕様

範囲内にする。

フォルト No.8

現象 内容・推定原因 原因の調査方法 対策

SIユニットとバルブ

マニホールドの接続

不良

SI ユニットとソレノイドバルブを繋ぐねじ

の緩みがないことを確認。

SI ユニットとソレノイドバル

ブの間に隙間のできないよう

手で押さえながらねじを締め

る。

ねじは規定の締付トルクで締

めること。

(締付トルク:0.6 Nm)

ソレノイドバルブと

SI ユニット出力の

極性不一致

ソレノイドバルブコモン仕様とSIユニット

出力極性が一致していることを確認。

ソレノイドバルブコモン仕様

と SI ユニット出力極性一致さ

せる。

バルブ動作

不良

バルブ LED

消灯

ソレノイドバルブ

不良

ソレノイドバルブのトラブルシューティン

グを確認。 同左。

フォルト No.9

現象 内容・推定原因 原因の調査方法 対策

バルブ動作

不良

バルブ LED

点灯

ソレノイドバルブと

SI ユニット出力の

極性不一致

ソレノイドバルブコモン仕様とSIユニット

出力極性が一致していることを確認。

ソレノイドバルブコモン仕様

と SI ユニット出力極性一致さ

せる。

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No.EX※※-OMN0008-C

○メンテナンス SI ユニットの交換

・マニホールド取付穴のねじを外し、バルブマニホールドとの結合を解除します。

・SI ユニットを交換します。

・元のねじを指定された締付トルクで締付けます。(0.6 Nm)

メンテナンスする上での注意

(1)電源を全て OFF にしてあるかご確認ください。

(2)ユニット内に異物の混入がないかご確認ください。

(3)ガスケットに異物の付着、傷がないかご確認ください。

(4)指定された締付トルクで締付けられているかご確認ください。

正しくセットされていない場合、基板の故障やユニット内部に液体・粉塵等が侵入する恐れがあります。

○SI ユニットの組立と分解

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No.EX※※-OMN0008-C

仕様

■仕様表

一般仕様

項目 仕様

使用周囲温度 -10~+50℃

使用周囲湿度 35~85%RH(結露なきこと)

保存周囲温度 −20~+60 ℃

耐電圧 AC500 V 1 分間

絶縁抵抗 DC500 V 10 MΩ以上

使用雰囲気 腐食性ガスがないこと

汚染度 汚染度 3 ※

保護構造 EX260-SPR1/-SPR2/-SPR3/-SPR4:IP67

EX260-SPR5/-SPR6/-SPR7/-SPR8:IP40

質量 200 g 以下

※:EX260-SPR5/-SPR6/-SPR7/-SPR8 は保護構造 IP40 です。

汚染度 3 の環境で使用する場合は、IP54 以上の制御盤等に設置してください。

電気的仕様

項目 仕様

制御部用電源消費電流 DC21.6~26.4 V

0.1 A 以下 電源電圧範囲

消費電流 ソレノイドバルブ用電源

DC22.8~26.4 V

2.0 A 以下 ソレノイドバルブ連数仕様による

EX260-SPR1/-SPR3/-SPR5/-SPR7 ソース/PNP(マイナスコモン) 出力方式

EX260-SPR2/-SPR4/-SPR6/-SPR8 シンク/NPN(プラスコモン)

接続負荷 DC24 V、1.5 W 以下のサージ電圧保護回路付

ソレノイドバルブ(SMC 製)

絶縁方式 フォトカプラ絶縁方式

ソレノイドバルブ

接続仕様

残留電圧 DC 0.4 V 以下

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No.EX※※-OMN0008-C

ネットワーク通信仕様

項目 仕様

プロトコル PROFIBUS DP(EN50170、EN50254)

伝送速度 9.6、19.2、45.45、93.75、187.5、500、1500、

3000、6000、12000(kbps)

デバイスタイプ DP スレーブ

EX260-SPR1/-SPR2/-SPR5/-SPR6 32 点 出力点数

EX260-SPR3/-SPR4/-SPR7/-SPR8 16 点

EX260-SPR1/-SPR2 Smc_1430.gsd

EX260-SPR3/-SPR4 Smc_1431.gsd

EX260-SPR5/-SPR6 Smc_1432.gsd

コンフィグレー

ションファイル

EX260-SPR7/-SPR8 Smc_1433.gsd

対応バルブシリーズ

バルブシリーズ

SY シリーズ SY3000、SY5000

VQC シリーズ VQC1000、VQC2000、VQC4000

SV シリーズ SV1000、SV2000、SV3000(10 型タイロッドベース)

S0700 シリーズ S0700

※:接続可能なバルブマニホールドは、EX250 シリーズ対応のマニホールドと同一です。

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No.EX※※-OMN0008-C

■外形寸法図 ・EX260-SPR1/-SPR2/-SPR3/-SPR4

・EX260-SPR5/-SPR6/-SPR7/-SPR8

・マニホールドを直接取付し、SIユニットの電源配線に組立式コネクタを使用する場合は、φ16以下の

コネクタをご選定ください。

径の大きいコネクタを使用すると、取付面と干渉します。

31 ページ“アクセサリ”のコネクタ付ケーブルを推奨致します。

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No.EX※※-OMN0008-C

アクセサリ

○コネクタケーブル ・EX260-SPR1/-SPR2/-SPR3/-SPR4 用適合コネクタ

適合コネクタ

SI ユニット側

コネクタ 名称 品番 仕様 メーカ

PROFIBUS DP 用通信

コネクタ付ケーブルPCA-1557691

コネクタ:M12 ストレート

ケーブル:5 m 1

通信コネクタ

(BUS OUT) PROFIBUS DP 用組立

式通信コネクタ PCA-1557701 コネクタ:M12 ストレート

PROFIBUS DP 用通信

コネクタ付ケーブルPCA-1557688

コネクタ:M12 ストレート

ケーブル:5 m 2

通信コネクタ

(BUS IN) PROFIBUS DP 用組立

式通信コネクタ PCA-1557714 コネクタ:M12 ストレート

EX500-AP010-S コネクタ:M12 ストレート

ケーブル:1 m

EX500-AP050-S コネクタ:M12 ストレート

ケーブル:5 m

EX500-AP010-A コネクタ:M12 アングル

ケーブル:1 m

3 電源コネクタ 電源用コネクタ付

ケーブル

EX500-AP050-A コネクタ:M12 アングル

ケーブル:5 m

SMC

・EX260-SPR5/-SPR6/-SPR7/-SPR8 用適合コネクタ

適合コネクタ

SI ユニット側

コネクタ 名称 品番 仕様 メーカ

1 通信コネクタ

(BUS) D-sub コネクタ 6ES7 972-0BA12-0XA0 RS485 バスコネクタ シーメンス

EX500-AP010-S コネクタ:M12 ストレート

ケーブル:1 m

EX500-AP050-S コネクタ:M12 ストレート

ケーブル:5 m

EX500-AP010-A コネクタ:M12 アングル

ケーブル:1 m

2 電源コネクタ 電源用コネクタ付

ケーブル

EX500-AP050-A コネクタ:M12 アングル

ケーブル:5 m

SMC

○防水キャップ EX260-SPR1/-SPR2/-SPR3/-SPR4 で通信用コネクタ(BUS OUT)を未使用の場合に、

コネクタ開口部を保護するためのキャップです。

この防水キャップを適正に使用することにより、IP67 仕様の保護を

維持することができます。

(1 個は SI ユニット EX260-SPR1/-SPR2/-SPR3/-SPR4 出荷時に付属されます)

名称 品番 仕様

防水キャップ EX9-AWTS M12 コネクタ(ソケット用):10 個入り

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改訂履歴

A 版:一部記載表現の変更

B 版:内容修正

C 版:内容修正

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