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TDKグループの グローバル人材の育成として、 IMD(海外マネージャー)研修 2. 人材の育成 1997年よりスタートし、今年で17回目となるIMD研修は、現地法人のマネージャークラスを対象に、 1)企業理念(創業の精神)の理解、2)視野拡大・視座向上、3)リーダーシップの開発、4)人的ネットワーク 拡大の4つを目的として行っています。 創業の精神を、バリューチェーン全体で受け継ぎイノベーション創出 1. 技術による世界への貢献 「世の中にまだ存在しない価値を素材のレベルから創り上げる」という創業時からの独創の精神は、TDKの モノづくりの原点。この精神は、開発~営業のバリューチェーンのすべてで受け継がれており、お客様の期待 に応える製品を生みだす原動力となっています。 設計開発 営業 営業促進 品質保証 生産技術 製造 バリューチェーンに おける価値創造 開発 ウェアラブ ル 端 末 や スマートフォンなどで 活躍するSESUB技術 CSR 観点での重要な活動項目 TDKグループは、「私たちは社会から何が期待されて いるのか」、「私たちの強みが活かせ、自社への影響の 大きい分野は何か」を考慮して、CSR観点での重要な 活動項目を設定し、日々活動を推進しています。 TDKグループのCSRとは、「社是の実践と企業倫理の徹底」です。これはステークホルダーによって支えられる社会的存在であることを認識す 企業倫理綱領を基盤に、TDKの事業活動を通じてCSR活動を推進 企業価値を向上させ、その結果、「企業の継続的発展」 お客様 for Customers お取引先様 for Suppliers 株主・投資家の 皆様 for Shareholders & Investors 地域社会 の皆様 for Local Communities 従業員の皆様 for Employees TDKの 事業活動 TDK 企業倫理綱領 Relation to stakeholders 31

Relation to stakeholders TDKグループのCSRの考え方...TDKグループのCSRの考え方 川中企業として、サプライヤー側とバイヤー側の双方の立場で、サプライチェーンにおける社会的責任を果

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Page 1: Relation to stakeholders TDKグループのCSRの考え方...TDKグループのCSRの考え方 川中企業として、サプライヤー側とバイヤー側の双方の立場で、サプライチェーンにおける社会的責任を果

TDKグループの CSRの考え方

川中企業として、サプライヤー側とバイヤー側の双方の立場で、サプライチェーンにおける社会的責任を果たすため、CSR内部監査員養成トレーニングを通じて、従業員の理解促進を図っています。

サプライヤー責任として、CSR内部監査員養成トレーニング

3. サプライチェーンにおける社会・環境配慮

調達サプライヤー

サプライヤー

バイヤー

バイヤー調達

川上企業 川下企業川中企業TDK

グローバル人材の育成として、IMD(海外マネージャー)研修

2. 人材の育成

1997年よりスタートし、今年で17回目となるIMD研修は、現地法人のマネージャークラスを対象に、1)企業理念(創業の精神)の理解、2)視野拡大・視座向上、3)リーダーシップの開発、4)人的ネットワーク拡大の4つを目的として行っています。

創業の精神を、バリューチェーン全体で受け継ぎイノベーション創出

1. 技術による世界への貢献

「世の中にまだ存在しない価値を素材のレベルから創り上げる」という創業時からの独創の精神は、TDKのモノづくりの原点。この精神は、開発~営業のバリューチェーンのすべてで受け継がれており、お客様の期待に応える製品を生みだす原動力となっています。

設計開発 営業

営業促進

品質保証

生産技術

製造

バリューチェーンにおける価値創造

開発

ウェアラブル端末やスマートフォンなどで活躍するSESUB技術

CSR観点での重要な活動項目TDKグループは、「私たちは社会から何が期待されているのか」、「私たちの強みが活かせ、自社への影響の大きい分野は何か」を考慮して、CSR観点での重要な活動項目を設定し、日々活動を推進しています。

TDKグループのCSRとは、「社是の実践と企業倫理の徹底」です。これは、 TDKが、お客様、お取引先様、従業員、株主・投資家、地域社会などのステークホルダーによって支えられる社会的存在であることを認識す るとともに、ステークホルダーとコミュニケーションをとりながら、

企業倫理綱領を基盤に、TDKの事業活動を通じてCSR活動を推進 していくことを意味しています。社是の実践を遂行することで企業価値を向上させ、その結果、「企業の継続的発展」 と「持続可能な社会実現」に貢献していきます。

1. 技術による世界への貢献2. 人材の育成3. サプライチェーンにおける社会・環境配慮4. 地球環境との共生

●2013年度活動実績生産活動に伴うCO₂排出量(環境負荷量) 製品によるCO₂排出削減量(環境貢献量)

カーボンニュートラルの達成に向けた取り組みTDKグループ全体の環境方針として、「TDK環境憲章」を制定し、持続可能な発展に寄与することを目指しています。また、2011年度から「TDK環境活動2020」を新たに策定し、電子業界では初めて「カーボンニュートラルの達成」を目標に活動しています。

4. 地球環境との共生

106.3万t-CO² 万t-CO²88.6

CO2emissions CO2

contributions

エネルギー対策の推進 貢献量の大きい

製品の拡充生産活動に伴う排出量

製品・ノウハウによる社会での貢献量

10.2万t-CO²自動車(HEV/EV含む)

14.3一般家電

40.8産業用機器

23.3ICT

TDK製品の環境貢献量(分野別)

万t-CO²

万t-CO²

万t-CO²

より大きくする活動より小さくする活動

お客様f o r C u s t o m e r s

お取引先様f o r S u p p l i e r s

株主・投資家の皆様

for Shareholders & Investors

地域社会の皆様

for Local Com mu nit ies

従業員の皆様f o r E m p l oye e s

企業の継続的発展

持続可能な社会実現

TDKの事業活動

TDK企業倫理綱領

経 済的側面

環 境的側面

社 会的側面

動活RSC

創造によって文化、産業に貢献する

社是の実践

企業価値の向上

Relation to stakeholders

31 322014-2015 TDK Company Profile

Page 2: Relation to stakeholders TDKグループのCSRの考え方...TDKグループのCSRの考え方 川中企業として、サプライヤー側とバイヤー側の双方の立場で、サプライチェーンにおける社会的責任を果

TDKグループの CSRの考え方

川中企業として、サプライヤー側とバイヤー側の双方の立場で、サプライチェーンにおける社会的責任を果たすため、CSR内部監査員養成トレーニングを通じて、従業員の理解促進を図っています。

サプライヤー責任として、CSR内部監査員養成トレーニング

3. サプライチェーンにおける社会・環境配慮

調達サプライヤー

サプライヤー

バイヤー

バイヤー調達

川上企業 川下企業川中企業TDK

グローバル人材の育成として、IMD(海外マネージャー)研修

2. 人材の育成

1997年よりスタートし、今年で17回目となるIMD研修は、現地法人のマネージャークラスを対象に、1)企業理念(創業の精神)の理解、2)視野拡大・視座向上、3)リーダーシップの開発、4)人的ネットワーク拡大の4つを目的として行っています。

創業の精神を、バリューチェーン全体で受け継ぎイノベーション創出

1. 技術による世界への貢献

「世の中にまだ存在しない価値を素材のレベルから創り上げる」という創業時からの独創の精神は、TDKのモノづくりの原点。この精神は、開発~営業のバリューチェーンのすべてで受け継がれており、お客様の期待に応える製品を生みだす原動力となっています。

設計開発 営業

営業促進

品質保証

生産技術

製造

バリューチェーンにおける価値創造

開発

ウェアラブル端末やスマートフォンなどで活躍するSESUB技術

CSR観点での重要な活動項目TDKグループは、「私たちは社会から何が期待されているのか」、「私たちの強みが活かせ、自社への影響の大きい分野は何か」を考慮して、CSR観点での重要な活動項目を設定し、日々活動を推進しています。

TDKグループのCSRとは、「社是の実践と企業倫理の徹底」です。これは、 TDKが、お客様、お取引先様、従業員、株主・投資家、地域社会などのステークホルダーによって支えられる社会的存在であることを認識す るとともに、ステークホルダーとコミュニケーションをとりながら、

企業倫理綱領を基盤に、TDKの事業活動を通じてCSR活動を推進 していくことを意味しています。社是の実践を遂行することで企業価値を向上させ、その結果、「企業の継続的発展」 と「持続可能な社会実現」に貢献していきます。

1. 技術による世界への貢献2. 人材の育成3. サプライチェーンにおける社会・環境配慮4. 地球環境との共生

●2013年度活動実績生産活動に伴うCO₂排出量(環境負荷量) 製品によるCO₂排出削減量(環境貢献量)

カーボンニュートラルの達成に向けた取り組みTDKグループ全体の環境方針として、「TDK環境憲章」を制定し、持続可能な発展に寄与することを目指しています。また、2011年度から「TDK環境活動2020」を新たに策定し、電子業界では初めて「カーボンニュートラルの達成」を目標に活動しています。

4. 地球環境との共生

106.3万t-CO² 万t-CO²88.6

CO2emissions CO2

contributions

エネルギー対策の推進 貢献量の大きい

製品の拡充生産活動に伴う排出量

製品・ノウハウによる社会での貢献量

10.2万t-CO²自動車(HEV/EV含む)

14.3一般家電

40.8産業用機器

23.3ICT

TDK製品の環境貢献量(分野別)

万t-CO²

万t-CO²

万t-CO²

より大きくする活動より小さくする活動

お客様f o r C u s t o m e r s

お取引先様f o r S u p p l i e r s

株主・投資家の皆様

for Shareholders & Investors

地域社会の皆様

for Local Com mu nit ies

従業員の皆様f o r E m p l oye e s

企業の継続的発展

持続可能な社会実現

TDKの事業活動

TDK企業倫理綱領

経 済的側面

環 境的側面

社 会的側面

動活RSC

創造によって文化、産業に貢献する

社是の実践

企業価値の向上

Relation to stakeholders

31 322014-2015 TDK Company Profile