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Oracleテクニカル・ホワイト・ペーパー 20143Symantec NetBackupVSSスナップショットを使用した Oracle ZFS Storage Applianceでの SAN LUNのバックアップ

Symantec NetBackupとVSSスナップショットを使 …Symantec NetBackupとVSSスナップショットを使用したOracle ZFS Storage ApplianceでのSAN LUNのバックアップ

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Oracleテクニカル・ホワイト・ペーパー

2014年3月

Symantec NetBackupと VSSスナップショットを使用した Oracle ZFS Storage Applianceでの SAN LUNのバックアップ

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Symantec NetBackupとVSSスナップショットを使用したOracle ZFS Storage ApplianceでのSAN LUNのバックアップ

はじめに ......................................................................... 2

概要 ............................................................................. 3

Oracle ZFS Storage Applianceの構成 ............................................... 5

Oracle ZFS Storage Applianceの設定............................................. 5

iSCSIイニシエータとイニシエータ・グループの作成および構成 ...................... 6

iSCSIターゲットとターゲット・グループの作成および構成 .......................... 8

プロジェクトの作成とiSCSI LUNの構成........................................... 10

MicrosoftクライアントiSCSIイニシエータの構成 .................................. 11

ファイバ・チャネルLUNの構成 .................................................. 13

アプリケーションの構成 .......................................................... 14

基本的なWindows NTFSボリュームの構成 .......................................... 14

Microsoft Exchangeの構成 ..................................................... 14

Microsoft SQL Serverの構成 ................................................... 14

バックアップ環境の設定 .......................................................... 15

Oracle ZFS Storage Appliance Provider for Volume Shadow Copy Service Software

のインストール ............................................................... 16

オペレーティング・システム・パッチによるNetBackupクライアントのインストール ... 18

NetBackup Snapshot Clientポリシーの構成.......................................... 19

VSSハードウェア・スナップショットのための

Microsoft WindowsNTクライアント・ポリシーの構成 ............................... 19

VSSハードウェア・スナップショットのための

Microsoft SQL Serverクライアント・ポリシーの構成 .............................. 24

VSSハードウェア・スナップショットのための

Microsoft Exchange Serverクライアント・ポリシーの構成 ......................... 27

結論 ............................................................................ 30

付録A:クライアント上のボリュームでバックアップが実行されたことの検証 ............... 31

付録B:参考資料 .................................................................. 34

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Symantec NetBackupとVSSスナップショットを使用したOracle ZFS Storage ApplianceでのSAN LUNのバックアップ

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はじめに

Oracle ZFS Storage Applianceには、Oracle ZFS Storage Appliance Provider for Volume Shadow

Copy Service Softwareと呼ばれるソフトウェア・プラグインが用意されています。このソフトウエ

アは、アプリケーション(ビジネス・アプリケーション、バックアップおよび高速リカバリ・ソリュー

ションなど)とOracle ZFS Storage Applianceのファイル・システム・アクティビティとを調整す

ることによってMicrosoft Volume Shadow Copy Serviceと連携し、一貫したシャドウ・コピーを生

成するプラグインです。このプラグインは、Volume Shadow Copy Serviceの稼働するMicrosoft

Windows環境で、Symantec NetBackupクライアントに統合されるように構成することができます。

Microsoft Volume Shadow Copy Service(VSSインフラストラクチャ)には、ボリュームのスナップ

ショット(ポイント・イン・タイム・コピー)を作成する機能があります。ある時点の特定のイン

スタンスについてデータのスナップショット・イメージを維持することよって、ユーザーと管理者

はスナップショットを取得した時点の状態で、個々のファイルをリカバリすることも、ボリューム

全体をディスクから直接リカバリすることもできます。テープからデータをリストアする機能に似

ていますが、テープよりはるかに高速です。VSSは、Microsoft Windows Server 2003以降のリリー

スで実装されました。

Symantec NetBackupは、エンタープライズ・レベルの異種環境に対応するバックアップおよびリカ

バリ・スイートです。集中管理とレポート、メディア管理、ポリシー・ベースの自動バックアップ、

リストア機能など、包括的なデータ保護ソリューションを実現します。Symantec NetBackupには、

NetBackup Enterprise Clientの機能と併せて、Microsoft Volume Shadow Copy Serviceのサポート

が組み込まれており、Microsoftプラットフォームにおけるビジネス・アプリケーションのデータ保

護技術が包括的なセットとして実装されています。

Oracle ZFS Storage Applianceは、Oracle ZFS Storage Appliance Provider for Volume Shadow Copy

Service(VSS) Software(2010.Q1のリリースで導入されました)を使用するMicrosoft VSSハード

ウェア・スナップショット・バックアップをサポートします。Oracle ZFS Storage Appliance Provider

for VSS Softwareは、Symantec NetBackup Enterprise Clientを実行しているWindowsホスト上にダ

ウンロードしてインストールされます。そして、Symantec NetBackupからVSS の機能を利用するこ

とにより、ハードウェア・スナップショットの作成と管理を可能にします。

このホワイト・ペーパーでは、Volume Shadow Copy Service(VSS)ハードウェア・スナップショッ

トを使用して、Symantec NetBackup 6.xおよび7.x Enterprise Clientと併用するOracle ZFS Storage

Applianceを設定する方法を説明します。

Oracle ZFS Storage Appliance製品について詳しくは、Oracle ZFS Storage ApplianceのWebサイト

(http://www.oracle.com/jp/storage/nas/overview/index.html)を参照してください。

注:Sun ZFS Storage Appliance、Sun ZFS Storage 7000、およびZFS Storage Applianceという名

称はすべて、同じファミリのOracle ZFS Storage Appliance製品を指しています。引用している画

面のコードやドキュメントの一部には、古い名称が残っている場合があります。

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Symantec NetBackupとVSSスナップショットを使用したOracle ZFS Storage ApplianceでのSAN LUNのバックアップ

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概要

スナップショットには、主に2つの目的があります。

バックアップの進行中にボリュームの内容が変更されないように、ボリュームの一貫した

バックアップを作成する。

ファイルのロックに伴う問題を回避する。

ボリュームの読取り専用コピーを作成すれば、バックアップ・プログラムは同じファイルに対して

書込みを実行している他のプログラムに干渉することなく、任意のファイルにアクセスできます。

つまり、スナップショット・ボリューム上のファイルには、アプリケーションが元のボリューム上

のファイルへの書込みを続行している間でも、バックアップ・プログラムからアクセスが可能だと

いうことです。スナップショット・ボリュームにデータをコピーするプロセスは、ファイル・シス

テムまたは特殊なハードウェアによって処理されます。ハードウェアの場合、オペレーティング・

システムとバックアップ・プログラムからは詳細を隠したまま、VSSハードウェア・プロバイダが特

殊なハードウェア上でスナップショットを生成します。

VSSライターを使用すると、アプリケーションでVSSの一定のサポートを実行できます。VSS処理の開

始時にデータを一貫した状態に設定し、プロセスを通じてその一貫性を保つ方法が、VSSライターに

よって制御されます。

VSSは、ファイル・システムのブロック・レベルで動作します。VSSハードウェアまたはソフトウェ

ア・プロバイダ、アプリケーション・レベル・ライター、およびバックアップ・アプリケーション

を統合することによって、VSSでは特定の時点やアプリケーション・レベルで一定のバックアップが

可能になり、各アプリケーションの内部をバックアップ・ツールが認識する必要はありません。

図1に、Oracle ZFS Storage ApplianceとOracle ZFS Storage Appliance Provider for Volume Shadow

Copy Service SoftwareをSymantec NetBackupソリューションに組み込んだ状態の概要を示します。

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図1:Symantec NetBackup Snapshot ClientソリューションにおけるOracle ZFS Storage Appliance Provider for VSS Software

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Oracle ZFS Storage Applianceの構成

この項では、Microsoft VSS環境で使用するOracle ZFS Storage Applianceの構成方法について説明

します。Microsoft Windows環境で使用するOracle ZFS Storage Applianceと、ストレージにアクセ

スする任意のアプリケーションの初期設定に続いて、VSSとNetBackupのコンポーネントで認識可能

なイニシエータおよびターゲットを設定する一連の構成手順についても詳述します。以下の構成手

順を、Oracle ZFS Storage Appliance BUIで実行します。

Oracle ZFS Storage Applianceの設定

Oracle ZFS Storage Applianceの初期設定を完了するには、以下の手順を実行します。

1. Microsoft環境で使用するOracle ZFS Storage Applianceシステムを構成します。Microsoft

WindowsのすべてのクライアントがOracle ZFS Storage Appliance上のiSCSIストレージま

たはファイバ・チャネル・ストレージにアクセスできるように、ネットワークを構成して

Active Directoryサービスを設定します。詳しくは、Oracle ZFS Storage Applianceのド

キュメントを参照してください(付録B:参考資料)。

2. ストレージにアクセスするアプリケーションの必要に応じて、Oracle ZFS Storage

Appliance上のストレージを構成します。

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iSCSIイニシエータとイニシエータ・グループの作成および構成

iSCSIイニシエータとイニシエータ・グループを作成して構成するには、以下の手順を実行します。

1. クライアント・ホストでWindowsのiSCSIイニシエータ・ユーティリティを開き、図2に示す

ように「Configuration」タブを選択して、クライアント・ホストのiSCSI IQN(iSCSI

Qualified Name)を確認します。

図2:クライアント・ホストのIQNの確認

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2. Oracle ZFS Storage Appliance BUIで、「Configuration」タブ、「SAN」タブの順に選択しま

す。

3. SANの右側で「iSCSI」タブを選択し、左側で「Initiators」タブを選択します。

4. Initiatorsの横にある「+」アイコンをクリックし、新しいiSCSIイニシエータを追加しま

す。

5. 図3に示すように、Identify iSCSI Initiatorダイアログ・ウィンドウで、クライアント・

ホストのInitiator IQNとAliasを入力します。CHAPが必要な場合は、CHAPを構成します。

6. 「OK」をクリックします。

図3:新しいiSCSIイニシエータの構成

7. 新しいグループを作成するには、図4に示すようにiSCSIのInitiator Groupsリストの一番

下までドラッグ・アンド・ドロップして、新しいイニシエータをイニシエータ・グループ

に追加します。

図4:iSCSIイニシエータの新しいイニシエータ・グループへの追加

8. 新しいイニシエータ・グループの右にある鉛筆アイコンをクリックし、図5に示すようにイ

ニシエータ・グループのプロパティ・ダイアログ・ウィンドウを表示します。

9. イニシエータ・グループのNameを入力します。

10. チェック・ボックスを使用し、イニシエータをグループに割り当てます。

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複数のイニシエータをこのグループに割り当てると、複数のホストがLUNにアクセスするこ

とを許可できます。NetBackupポリシーでオフホスト・バックアップ・オプションを構成す

るには、複数のイニシエータをグループに割り当てる必要があります。

11. 「OK」をクリックして設定を保存します。

図5:新しいイニシエータ・グループのグループ名の指定と、iSCSIイニシエータのグループへの割当て

iSCSIターゲットとターゲット・グループの作成および構成

iSCSIターゲットとターゲット・グループを作成して構成するには、Oracle ZFS Storage Appliance

BUIで以下の手順を実行します。

1. 「Configuration」タブ、「SAN」タブの順に選択します。

2. 「iSCSI」タブ、「Targets」タブの順に選択します。

3. Targetsの横にある「+」アイコンをクリックし、新しいiSCSIターゲットを追加します。図

6に示すように、New iSCSI Targetダイアログ・ウィンドウが表示されます。

4. Oracle ZFS Storage Applianceで自動的にターゲットIQNを生成させる場合は、Target IQN

にデフォルトの「Auto-assign」オプションを選択し、ターゲットIQNを指定する場合は2番

目のオプションを選択します。

5. 複数のネットワーク・インタフェースを使用できる場合は、Network interfacesのプルダ

ウン・リストから目的のインタフェースを選択すると、iSCSIデータ・トラフィックの分離

が向上します。

6. 「OK」をクリックして、新しいイニシエータ・グループの設定を保存します。

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図6:新しいiSCSIターゲットのプロパティの設定

7. 新しいグループを作成するには、図7に示すようにiSCSIのTargets Groupsリストの一番下ま

でドラッグ・アンド・ドロップして、新しいターゲットをターゲット・グループに追加しま

す。

図7:新しいiSCSIターゲットの新しいターゲット・グループへの追加

8. 新しいターゲット・グループの右にある鉛筆アイコンをクリックし、図に示すようにター

ゲット・グループのプロパティ・ダイアログ・ウィンドウを表示します。

9. ターゲット・グループのNameを入力します。

10. チェック・ボックスを使用し、ターゲットをグループに割り当てます。

11. 「OK」をクリックして、新しいターゲット・グループの設定を保存します。

12. Storage Area Network画面の右上にある「APPLY」をクリックし、新しいターゲット・グルー

プに変更を適用します。

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図8:新しいターゲット・グループの名前の指定と、iSCSIターゲットのグループへの割当て

プロジェクトの作成とiSCSI LUNの構成

例の手順に従って、Oracle ZFS Storage ApplianceのBUIでiSCSI LUNを構成します。

1. 「Shares」を選択します。Sharesタブの左側で、Projectsの左にあるアイコンをクリック

してプロジェクトのリストを表示します。

2. ALLの横にある「+」アイコンをクリックし、新しいプロジェクトを追加します。

3. プロジェクトをクリックして選択します。

4. プロジェクト・リストの右で「LUNs」をクリックし、「+」アイコンをクリックして新しい

LUNを追加します。

5. 図9に示すように、Create LUNダイアログで、アプリケーションの要件を満たすようにiSCSI

LUNを構成します。

6. このLUNをエクスポートする対象のTarget groupを選択します。

7. LUNにアクセスできるイニシエータに対応するInitiator groupを選択します。

8. LUNの「LU Number」を指定するか、Oracle ZFS Storage Applianceで自動的にLU番号を生

成させる場合は「Auto-assign」を選択します。

9. 「APPLY」をクリックして変更を保存します。

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図9:iSCSI LUNの作成および構成

MicrosoftクライアントiSCSIイニシエータの構成

MicrosoftクライアントiSCSIイニシエータを構成するには、以下の手順を実行します。

1. WindowsクライアントでiSCSIイニシエータ・ユーティリティを起動します。

2. iSCSI Initiator Propertiesダイアログ・ウィンドウで、「Discovery」タブを選択します。

図10を参照してください。

3. Target portalsセクションで「Discover Portal」をクリックします。

4. ホストにiSCSI LUNを提供するOracle ZFS Storage Applianceのターゲット・ポータルにつ

いて、IPアドレスまたはホスト名を入力します。

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図10:Oracle ZFS Storage Applianceのターゲット・ポータルの指定

5. Targetsタブに、新しいターゲットが表示されていることを確認します。これは、図11に示

すように、Windowsシステムで認識されているターゲットです。

6. 「Connect」を選択し、新しいiSCSI LUNをWindowsシステムで使用できるようにします。

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図11:Oracle ZFS Storage ApplianceのiSCSI LUNをWindowsシステムで使用可能にする

7. 新しいLUN上にファイル・システムを作成してフォーマットするには、標準のWindows管理

手順に従います。

注:これ以降の例では、このLUNはF:¥ドライブにマウントされているものとして示します。

ファイバ・チャネルLUNの構成

VSSハードウェアのスナップショット・バックアップをサポートするためにFC LUNを構成するプロセ

スは、iSCSI LUNの場合と類似しています。主な相違については、Oracle ZFS Storage Applianceの

ドキュメント(付録B:参考資料)の"Target Configuration"および"Initiator Configuration"の

トピックと、Oracle ZFS Storage Applianceのオンライン・ヘルプ(BUIからアクセスできます)を

参照してください。

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アプリケーションの構成

新しいLUNでアプリケーションをインストールして構成するには、個々の環境に応じてこの項の手順

を実行してください。

基本的なWindows NTFSボリュームの構成

基本的なWindows NTFSボリュームを構成するには、新しいドライブを汎用ストレージ用に、または

共有フォルダ用のストレージとして構成します。

Windowsシステムで使用するように構成したボリュームは、アプリケーションによって使用できるよ

うになります。ボリュームのスナップショットが作成される間、VSSフレームワークはすべてのI/O

操作を最大10秒間ファイル・システムにキューイングできます。

Microsoft Exchangeの構成

Microsoft Exchangeソリューションには、メール・ストアとトランザクションのログを収納できる

ように、複数のLUNが含まれるのが一般的です。NetBackup Microsoft Exchangeエージェントは、情

報ストア・レベルで環境を保護するためにVSSハードウェア・スナップショットをサポートしており、

Microsoft Exchange環境で一貫性のある完全なバックアップ・ソリューションが実現します。

VSSスナップショット方式は、単一メールボックスのバックアップやリストアをサポートしていませ

ん。単一メールボックスのバックアップとリストアを行うには、Exchangeサーバーで管理サービス、

ユーザー、メールボックスを作成する必要があり、Messaging Application Programming Interface

(MAPIインタフェース)を使用してメールボックスのバックアップとリストアを実行しなければな

りません。

Microsoft環境用にOracle ZFS Storage Applianceを構成する際のベスト・プラクティスについては、

本書の最後の方にある付録B:参考資料に挙げたNASストレージのドキュメント、ホワイト・ペーパー、

およびソリューション概要のWebページを参照してください。

Microsoft SQL Serverの構成

Microsoft SQL Serverソリューションには、データベースとログ・ファイルを収納できるように、

複数のLUNが含まれるのが一般的です。NetBackup Microsoft SQL Serverエージェントは、データベー

ス・インスタンスがあるLUNに基づいて、そのデータベース・インスタンスの保護をサポートします。

NetBackup Database ExtensionクライアントGUIでは、個々のデータベースまたはトランザクショ

ン・ログをさらにきめ細かくリストアすることも可能です。

Microsoft SQL Server環境用にOracle ZFS Storage Applianceを構成する際のベスト・プラクティ

スについては、『Deploying a Microsoft SQL Server 2008 Database on the Sun ZFS Storage Appliance』

を参照してください(付録B:参考資料)。VSSと併用する場合、SQL ServerデータベースはiSCSIま

たはFC LUNに配備する必要があります。

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バックアップ環境の設定

VSSハードウェア・スナップショットをサポートするには、NetBackup Snapshot Clientで使用でき

るように、Oracle ZFS Storage Applianceに固有のVSSハードウェア・プロバイダを指定する必要が

あります。この項では、オラクルから提供されているOracle ZFS Storage Appliance Provider for

Volume Shadow Copy Service Softwareのインストール方法について説明します。

この項では、NetBackupマスター・サーバーでNetBackupクライアント・ポリシーを構成し、Windows

クライアントに対してVSSハードウェア・スナップショットとエージェントを有効にする方法の手順

例も紹介します。

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Oracle ZFS Storage Appliance Provider for Volume Shadow Copy Service Softwareの

インストール

Oracle ZFS Storage Appliance Provider for Volume Shadow Copy Service SoftwareをMicrosoft

Windows Serverにインストールするには、以下の手順を実行します。

1. My Oracle SupportサイトからOracle ZFS Storage Appliance Provider for Volume Shadow

Copy Service Softwareをダウンロードします。『Oracle ZFS Storage Appliance Plugin

Downloads』に移動します。

2. zipファイルに含まれるreadme.htmlを開き、Section 5, Installation and Verification

の手順に従ってください。インストールが完了すると、図12のようなOracle ZFSSA for VSS

ConfigUtilアイコンが、デスクトップとWindowsのスタート・メニューに作成されます。

図12:Oracle ZFSSA for VSS ConfigUtilアイコン

3. 「Oracle ZFSSA for VSS ConfigUtil」アイコンをダブルクリックし、Oracle ZFS Storage

Appliance Provider for Volume Shadow Copy Service Softwareの構成ユーティリティを

起動します。図13に示すように、構成画面が表示されます。

図13:Oracle ZFS Storage VSSハードウェア・プロバイダの構成画面

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4. Addressフィールドに、iSCSI LUNまたはファイバ・チャネルLUNがあるOracle ZFS Storage

ApplianceターゲットのIPアドレスを入力します。

5. Oracle ZFS Storage Applianceで適切な管理権限を持つユーザーのUsernameとPasswordを

入力します。この手順は、ステップ2で挙げたreadme.htmlファイルのSection 6.2.

Configuring a User on the Oracle ZFS Storage Applianceで説明されています。

6. 「Apply」ボタンをクリックしてOracle ZFS Storage Applianceにログインします。この手

順が正常に完了した場合は、図14に示すようにStatusにLogin succeededと表示されます。

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図14:正常にログインしたことを示すStatus画面

注:アクティブ/アクティブ・クラスタの場合は、両方のヘッドのIPアドレスを構成してください。

1つのホストに対して複数のOracle ZFS Storage Appliance製品からストレージが提供されている場

合、VSSハードウェア・スナップショットをサポートするにはそれぞれのOracle ZFS Storage

ApplianceのIPアドレスを構成する必要があります。

オペレーティング・システム・パッチによるNetBackupクライアントのインストール

NetBackupクライアントの最新のインストール要件については、NetBackup Enterprise Server

Knowledge Baseを参照してください(付録B:参考資料)。

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NetBackup Snapshot Clientポリシーの構成

この項では、エージェントを使用しないNetBackup Snapshot Clientの構成方法について説明します。

詳しいドキュメントは、Symantec NetBackup製品ページのLearnタブ(「Agents & Options」を選択)

と、『Symantec NetBackup Snapshot Client管理者ガイド』を参照してください(付録B:参考資料)。

重要:NetBackup Snapshot Clientは、ボリュームを保護しようとしているWindowsプラットフォー

ムごとにインストールして構成する必要があります。

VSSハードウェア・スナップショットのためのMicrosoft WindowsNTクライアント・

ポリシーの構成

基本的なNetBackup Snapshot Clientポリシーを構成して、Windowsクライアント上で1つ以上のNTFS

ボリュームを保護するには、NetBackup Change Policyダイアログ・ウィンドウで、以下の手順を実

行します。

1. 図15に示すように、Attributesタブで「Perform snapshot backups」チェック・ボックス

をオンにして、Snapshot Clientを有効にします。

2. Snapshot Clientで適切なオプションを設定します。

図15では、Snapshot ClientのRetain snapshots for instant recoveryオプションが選択

されています。インスタント・リカバリのスナップショット保持を選択した場合、スナッ

プショットは永続状態になり、読取り専用ボリュームとして自動的にクライアント・ホス

トに表示されます。このボリュームにドライブ文字を割り当てれば、リカバリ操作でボ

リュームの内容にアクセスできます。

Perform off-host backupオプションを有効にする場合は、同じバージョンのオペレーティ

ング・システムと同じバージョンのNetBackupが実行されている代替ホストを、Snapshot

Clientと同じタイプのプラットフォーム上にインストールすることをお勧めします。詳し

くは、『Symantec NetBackup Snapshot Client管理者ガイド』を参照してください(付録B:

参考資料)。

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図15に、クライアントiSCSI LUNのバックアップの設定を示します。

図15:MS-Windowsポリシー・タイプのポリシー属性変更の指定

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3. 「Snapshot Client Options」をクリックし、図16に示すようにダイアログ・ウィンドウを

表示します。

4. Snapshot methodを「VSS」に設定し、構成パラメータでProvider Typeを3(ハードウェア)

に設定します。

図16:構成パラメータのProvider Typeを3(ハードウェア)に設定

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5. 図17に示すように、クライアント上のWindows用NetBackup GUIのSelect for Backupタブで、

F:╲ドライブにマウントされているiSCSI LUNを選択し、メニューで「Actions」→「Backup」

を選択してバックアップを開始します。

図17:バックアップするiSCSI LUNの選択

6. 図18に示すように、Oracle ZFS Storage Appliance BUIで「Shares」→「Projects」を選

択して「LUNs」タブをクリックし、プライマリLUNのスナップショット(クローン)が作成

されていることを確認してください。スナップショットはWindowsクライアントにもLUNと

して表示され、NetBackupによるバックアップ操作の実行に使用できるようになります。

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図18:Oracle ZFS Storage Applianceで表示されたプライマリLUNのクローン

スナップショットは、読取り専用ボリュームとしてクライアントまたは代替ホストに表示され、バッ

クアップ操作に使用できるようになります。このクライアントのNetBackupポリシー設定によって、

スナップショットは次のいずれかになります。

バックアップの目的で一時的に使用され、バックアップが完了すると破棄される。

永続的で、ホスト(または代替ホスト)でのインスタント・リカバリに引き続き使用できる。

NetBackup Snapshot Clientソフトウェアを実行している他のホストによるバックアップで共有できる。

図19では、Disk 2がバックアップされたLUN(F:ドライブ)です。Disk 3は、LUNの読取り専用スナッ

プショットとして、クライアントまたは代替ホストで使用可能になっています。

図19:SnapShot Clientで読取り専用ボリューム(Disk 3)として使用できるスナップショットが表示されているWindows用NetBackup GUI

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VSSハードウェア・スナップショットのためのMicrosoft SQL Serverクライアント・

ポリシーの構成

データベースへの接続を有効にし、保護するインスタンスを定義するには、この例で示すように、

Microsoft SQL ServerクライアントでNetBackupクライアントのプロパティを構成します。

1. クライアント上でMicrosoft SQL ServerのNetBackupクライアント・エージェントを構成し

ます。「スタート」 → 「すべてのプログラム」 → 「Symantec NetBackup」 → 「NetBackup

Agents」 → 「NetBackup MS SQL Client」を選択してください。

2. 図20に示すように、Fileメニューから「Set SQL Server connection properties」を選択

します。

3. ダイアログ・ウィンドウが表示されたら、保護するデータベース・インスタンスのログイ

ン資格証明を入力します。

図20:保護するデータベース・インスタンスのログイン資格証明の指定

4. NetBackupマスター・サーバーで「NetBackup Management」→「Policies」に移動し、Microsoft

SQL ServerクライアントのNetBackupクライアント・ポリシーを構成します。次に、ポリシー

を右クリックして「Change」を選択します。

5. 図 21に示すように、 Change Policyダイアログが表示されたら、 Policy typeを

「MS-SQL-Server」に設定します。

6. Snapshot Clientで適切なオプションを指定します。

7. 「Snapshot Client Options」をクリックします。ダイアログが表示されたら、Snapshot

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Symantec NetBackupとVSSスナップショットを使用したOracle ZFS Storage ApplianceでのSAN LUNのバックアップ

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methodを「VSS」に設定し、構成パラメータProvider Typeの値を3(ハードウェア)に設定

します。

図21:Microsoft SQL Serverポリシー・タイプのポリシー属性変更の指定

8. 「Schedules」タブを選択し、クライアントのバックアップ・スケジュールを構成します。

9. 図22に示すように、「Backup Selections」タブを選択し、データベース・ファイルとログ・

ファイルへのクライアント・パスを選択します。

パスの左にある歯車アイコンは、エージェント・スクリプトを実行してアプリケーション

のVSSライターが呼び出されることを示します。スナップショットとバックアップのプロセ

スで、アプリケーションが正しく処理されるように保証するためです。

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Symantec NetBackupとVSSスナップショットを使用したOracle ZFS Storage ApplianceでのSAN LUNのバックアップ

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図22:バックアップするデータベースとログの選択

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Symantec NetBackupとVSSスナップショットを使用したOracle ZFS Storage ApplianceでのSAN LUNのバックアップ

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10. NetBackupクライアント・エージェントのGUIから、Microsoft SQL Serverデータベースの

バックアップを実行します。図23の右側に示したウィンドウで、メニューから「Actions」

→「Backup」を選択します。

図23:SQL Serverデータベースのバックアップの実行

バックアップが成功すると、データベースとログのスナップショット・ボリュームが読取り専用ボ

リュームとしてクライアント・システムで使用可能になり、必要な場合にはインスタント・リカバ

リ操作に使用できます。Oracle ZFS Storage Applianceで適切にイニシエータ・グループを構成す

れば、このような読取り専用ボリュームは、他のNetBackupクライアントや他のSQLサーバーで共有

に利用できます。

読取り専用スナップショット・ボリュームを他のNetBackupクライアントで使用可能にするには、以

下の手順を実行します。

1. Oracle ZFS Storage Applianceで、代替NetBackupクライアントに対応するイニシエータを

作成します。

2. 作成したイニシエータを、プライマリ・クライアントと同じイニシエータ・グループに追

加します。

これで、イニシエータ・グループのどちらのホストも、Oracle ZFS Storage Appliance上の同じLUN

を認識できるようになります。

VSSハードウェア・スナップショットのためのMicrosoft Exchange Serverクライアント・

ポリシーの構成

以下の手順では、NetBackupクライアントとMicrosoft Exchange Serverの間で認識されるスナップ

ショット・ポリシーを作成します。

1. NetBackupマスター・サーバーで「NetBackup Management」→「Policies」に移動し、Microsoft

Exchange ServerクライアントのNetBackupクライアント・ポリシーを構成します。

2. Change Policyダイアログ・ウィンドウが表示されたら、Policy typeを「MS-Exchange- Server」

に設定します。

3. 「Snapshot Client Options」をクリックします。以下の図に示すように、ダイアログ・ウィ

ンドウが表示されたら、Snapshot methodを「VSS」に設定し、構成パラメータProvider Type

の値を3(ハードウェア)に設定します。

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図24:Microsoft Exchange Serverポリシー・タイプのポリシー属性変更の指定

4. Change Policyウィンドウで「Schedules」タブを選択し、クライアントのバックアップ・

スケジュールを構成します。

5. 次にChange Policyウィンドウで、「Backup Selections」タブを選択します。Microsoft

Exchangeのエントリを選択し、エントリの右にある人差し指アイコンをクリックして

Select Directiveダイアログ・ウィンドウを表示します。

6. 図25に示すように、Select DirectiveダイアログでDirective Setを「MS_Exchange_Database」

に、Directiveを「Microsoft Information Store:╲」にそれぞれ設定します。

7. 「OK」をクリックしてSelect Directiveダイアログを閉じます。これで、Exchangeクライ

アント・サーバー上にあるすべてのメール・データベース・ファイルが、対応するログと

ともにバックアップされます。

8. Backup Selectionsタブで「OK」をクリックし、設定を確定します。

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図25:Microsoft Exchange Serverのディレクティブ・セットの選択

注:NetBackupのVSSスナップショット方式は、単一メールボックスのリストアをサポートしていま

せん。単一メールボックスのリストアを実行するには、NetBackupマスター上でExchangeサーバーの

別個のポリシーとして構成されているMAPI方式を使用します。詳しくは、『Veritas NetBackup™ for

Microsoft Exchange Server Administrator’s Guide』で"Configuring NetBackup for backups and

restores of individual mailboxes and public folders"の項を参照してください(付録B:参考資

料)。

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結論

VSSハードウェア・プロバイダであるOracle ZFS Storage Appliance Provider for Volume Shadow Copy

Serviceを利用すると、Oracle ZFS Storage Applianceにおけるハードウェア・スナップショットの

作成と管理を、NetBackupでできるようになります。ハードウェア・スナップショットによって、バッ

クアップのパフォーマンスが向上し、ミッション・クリティカルなデータのリカバリ時間も最小限

です。

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付録A:クライアント上のボリュームでバックアップが実行されたことの検証

NetBackupによって、Snapshot Client上でボリュームのバックアップが正常に実行されたことを検

証するには、以下の手順を実行します。

1. Snapshot ClientでWindows Server Managerを開き、左側のナビゲーション・ツリーで

「Storage」→「Disk Management」を選択します。LUNのスナップショット・バージョンが、

LUNと同じボリューム名からドライブ文字を除いた名前でリストされます(図26)。

2. スナップショットLUNのエントリを右クリックし、メニューから「Properties」を選択します。

3. Properties画面で「Shadow Copies」タブを選択します。LUNのボリュームIDが表示されま

す。このボリュームIDを使用すると、NetBackupサーバー・ログ・レポートでクライアント・

バックアップ・ジョブを特定することができます。

注:このボリュームをシャドウ・コピーに利用することはできません。Windowsではシャドウ・コピー

のシャドウ・コピーが許可されていないためです。

図26:LUNのスナップショット・バージョンのプロパティ表示

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スナップショット・シャドウ・コピー・ボリュームのボリュームIDを取得するには、Snapshot

ClientでWindows iSCSIイニシエータ・ユーティリティを開き、Volumes and Devicesタブ

を選択する方法もあります。

図27:Snapshot ClientのWindows iSCSIイニシエータ・ユーティリティでスナップショット・シャドウ・コピー・ボリュームを表示

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完了したクライアント・ジョブに関するNetBackupレポートを開くには、NetBackupマスター・サー

バーのNetBackup管理コンソールで以下の手順を実行します。

1. 「NetBackup Management」→「Reports」を選択し、表示するレポートを選択します。図28

では、All Log Entriesレポートが表示されています。Client Backupsレポートなど、他の

ログ・レポートでも有益な情報を確認できます。

2. スナップショット・クライアントに対応するジョブIDを探します。

3. クライアントでスナップショットから"BACKUP"が作成されたことを確認します。

オフホスト・バックアップを構成した場合は、NetBackupサーバー・ログを調べて、代替ホストの処

理が正常に完了したことを確認できます。

図28:クライアントでスナップショットからバックアップが作成されたことの検証

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付録B:参考資料

Oracle ZFS Storage Appliance VSSハードウェア・プロバイダのインストールとトラブルシューティ

ングについて詳しくは、ソフトウェアに付属しているreadme.htmlファイルを参照してください。

Sun ZFS Storage Appliance、Sun ZFS Storage 7000、およびZFS Storage Applianceという名称は

すべて、同じファミリのOracle ZFS Storage Appliance製品を指しています。引用したドキュメン

トの一部には、古い名称が残っている場合があります。

Oracle ZFS Storage ApplianceのWebサイト

https://www.oracle.com/storage/nas/index.html

Sun ZFS Storage Applianceのテクニカル・ホワイト・ペーパーおよびソリューション概要

http://www.oracle.com/technetwork/jp/server-storage/sun-unified-storage/documentation/i

ndex.html

『How Volume Shadow Copy Service Works』(Microsoft TechNetの記事)

http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc785914(WS.10).aspx

Symantec NetBackup製品ページ

http://www.symantec.com/netbackup

Symantec NetBackup Serverナレッジ・ベース

http://www.symantec.com/business/support/index?page=landing&key=15143

『Symantec NetBackup Snapshot Client管理者ガイド』(シマンテック製品のドキュメント)

http://www.symantec.com/business/support/index?page=content&id=DOC3661

『Veritas NetBackup for Microsoft Exchange Server Solutions Guide』(Symantecホワイト・ペー

パー)

http://www.symantec.com/connect/sites/default/files/b-

whitepaper_netbackup_for_ms_exchange_server_02-2009_20016957.en-us.pdf

『Veritas NetBackup™ for Microsoft Exchange Server Administrator’s Guide』

http://www.symantec.com/business/support/index?page=content&id=TECH52811

Oracle ZFS Storage Applianceのダウンロード

http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/sun-unified-storage/downloads/unified-

storage-download-165520.html

Oracle University

http://education.oracle.com

My Oracle Support

https://support.oracle.com

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Symantec NetBackupとVSSスナップショット

を使用したOracle ZFS Storage Applianceでの

SAN LUNのバックアップ

2014年3月、バージョン1.1

アプリケーション統合エンジニアリング

著者:Trip Segars、Spike Yu

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