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第 13 章 画像の取り扱い Campus System Guide 2014- 145 13.1 Adobe Photoshop の起動と初期画面 Adobe Photoshop は非常に高機能なフォトレタッチソフトとして有名です。ここでは、Photoshop の基本的な使い方について説明 します。 1Photoshop の起動 2.新規に用紙ファイルを開く Photoshop が起動したら、新しい用紙を開くか、 画像を開かなければなりません。ここでは、新しい用紙を 開きます。 (1) [ファイル][新規][白紙ファイル]をクリックします。 画像の大きさなどを設定します。(図 13-2) (2)[OK]をクリックすると新しい用紙が開かれます。(図 13-3) 13-2 新規作成 13-1 Photoshop の起動 「スタート」→「すべてのプログラム」→「Adobe Photoshop Elements 8.0」の順番でマウスカーソルを移動してクリックすると Photoshop が起 動します。 しばらくするとこの画面が表示されるので[編集]を クリックします。

13.1 Adobe Photoshop の起動と初期画面第13章 画像の取り扱い Campus System Guide 2014- 145 13.1 Adobe Photoshop の起動と初期画面 Adobe Photoshopは非常に高機能なフォトレタッチソフトとして有名です。ここでは、Photoshopの基本的な使い方について説明

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第 13 章 画像の取り扱い

Campus System Guide 2014- 145

13.1 Adobe Photoshop の起動と初期画面 Adobe Photoshop は非常に高機能なフォトレタッチソフトとして有名です。ここでは、Photoshop の基本的な使い方について説明

します。

1.Photoshop の起動

2.新規に用紙ファイルを開く

Photoshop が起動したら、新しい用紙を開くか、

画像を開かなければなりません。ここでは、新しい用紙を

開きます。

(1) [ファイル]→[新規]→[白紙ファイル]をクリックします。

画像の大きさなどを設定します。(図 13-2)

(2)[OK]をクリックすると新しい用紙が開かれます。(図

13-3)

図 13-2 新規作成

図 13-1 Photoshop の起動

「スタート」→「すべてのプログラム」→「Adobe Photoshop Elements

8.0」の順番でマウスカーソルを移動してクリックすると Photoshop が起

動します。

しばらくするとこの画面が表示されるので[編集]を

クリックします。

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146 - Campus System Guide 2014

3.Photoshop の初期画面

Photoshop を起動して、新規用紙を開くと図 13-3 のような初期画面が現れます。

◎ このとき表示されていないパレットがあったときは、「ウィンドウ」をクリックすると色々な表示を選択することができます。

描画スペース

ツールパレット

レイヤー

効果

描写色・背景色

図 13-3 初期画面

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第 13 章 画像の取り扱い

Campus System Guide 2014- 147

13.2 ツールボックスの概要 フォトショップを利用する上でツールボックスは重要な役割を果たします。ここでは、基本的なツールボックスの説明を行います。

左下に黒い三角形のあるアイコンは右クリックをすることで関連するアイコンが表示され選

択できます。

「移動ツール」 オブジェクトの移動などに使います。

「自動選択ツール」 自動選択ツールを使うと、カラーの似た範囲を選択できます。

「ブラシツール」 ペイントすることができます。

「グラデーションツール」 様々な形のグラデーション効果をかけることができます。

「文字ツール」 文字の入力、または文字の形の選択範囲を作成することができます。

「スポンジ・覆い焼き・焼きこみツール」 部分的に暗くする、明るくする、カラーを調整する等といったことができます。

「型抜きツール」 選択したシェイプで画像を切り取ることができます。

「スポイトツール・カラーサンプラーツール」 画像内のカラーをサンプルすることができます。 選んだ色を描写色にすることができます。

「ズームツール」 画像表示の拡大・縮小ができます。あくまで画面表示だけなので、実際の大きさは変わりません。

「なげなわ・マグネット選択・多角形選択ツール」 フリーハンドの範囲を選択できます。

「スタンプツール」 画像の一部を複写することができます。

「消しゴムツール」 画像を消去できます。

「ぼかしツール」 画像の一部をぼかすことができます。

「図形ツール」 様々な図形を描写できます。

「手のひらツール」 ウィンドウ内で画像を移動できます。

「描写色/背景色」

現在選択されている描写色、背景色が表示されます。これらの色は、ブラシ、グラデーションなど

様々なアクションに関わってくる重要な所です。

右上の をクリックすると、描写色と背景色を入れ替えることができます。また同様に をクリック

すると、描写色を黒、背景色を白といったデフォルトの状態に戻すことができます。

「切り抜き・再構築ツール」 画像のクリッピング・サイズ変更ができます。

図 13-4 ツールボックス

「長方形・楕円形選択ツール」 長方形・楕円形の範囲を選択できます。

「クイック選択・選択ブラシツール」 ブラシ先端で範囲を選択できます。

「角度補正」 画像の傾き角度を変更できます。

「赤目修整ツール」 赤く写った人の目や動物の目を修整できます。

「スポット修整ブラシツール」 画像内の汚れを取り除くことができます。

「スマート・詳細スマートブラシツール」 画像の特定領域のカラー調整ができます。

図 13-5 関連ツール

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148 - Campus System Guide 2014

13.3 選択ツールの使い方

1.長方形を描く

(1)選択ツールをクリックします。(図 13-6)

(2)ドラッグして適当な大きさの長方形を描きます。(図 13-7)

(3)描画色を選びます。

(4)塗りつぶしツールをクリックします。(図 13-8)

(5)選択範囲内でクリックします。(図 13-9)

(6)Ctrl+D を押して選択範囲を

解除します。

2.円を描く

(1)選択ツールアイコンを右クリックすると、2 つのツールが現れます。

(2)楕円選択ツールを選択します。(図 13-9)

(3)1.の(3)以降と同様の操作で円を描きます。(図 13-10)

3.図形を選択する

長方形と円の色を同じ色にします。

(1)自動選択ツールをクリックします。(図 13-11)

(2)長方形をクリックします。

(3)Shift を押しながら円をクリックし複数選択します。(図 13-12)

(4)描画色を選択し、[編集]→[塗りつぶし]をクリックします。(図 13-13)

(5)Ctrl+D を押して選択範囲を解除します。

ここをクリック

ここをクリック 選択範囲が点滅 ポインタが変わる

①右クリック ②2つのツールが現れる

図 13-6 選択ツール

図 13-11 自動選択ツール

図 13-12 複数を選択 図 13-13 色の変更

ここをクリック

図 13-7 長方形を描く 図 13-9 塗りつぶし 図 13-8 塗りつぶしツール

図 13-9 楕円選択ツール 図 13-10 円を描く

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第 13 章 画像の取り扱い

Campus System Guide 2014- 149

図 13-14 切り抜き

13.4 画像サイズの補正 Photoshop は、非常に高機能なツールでほとんどどんなことでもできてしまうツールですが、その機能の中でも頻繁に用いる事になる

のは、画像の補正であろうと思います。

ここからは、Photoshop にたくさん用意されている画像の補正のうち最も一般的な物を紹介したいと思います。

1.サイズの補正

画像の補正機能の中においても頻度が高いものとして、画像の大きさの調整があげられます。

ファイルのサイズの調整にもホームページ等で表示のバランスをとる為等使う機会も多いと思いますので是非覚えておいてください。

(1)選択範囲の切り抜き

自分が取った写真などで一部だけが欲しいと言う場面が良くあると思

います。その様な時には、 「切り抜きツール」を使います。

①自分が必要な部分をドラックして選択する(図 13-14)

②右クリックして切り抜きを選ぶ、または範囲選択時○×の選択画面が

出るので○を選ぶ

③選択した範囲だけが切り抜かれる

(2)画像全体の大きさの変更

Web ページなどに写真などを載せる際に、画像全体の大きさを変えた

いような場合がよくあります。

そのような場合に画像解像度の変更を行います。

② [イメージ]→[サイズ変更]→[画像解像度]を選択します。

②すると図 13-15 のような画面が出ますので、幅と高さを自分がわかり

やすい単位で自分のお好みに変更してみてください。

③調整が終わったら「OK」を押すと実際にその大きさまで画像を拡大縮

小してくれます。

図 13-15 画像解像度変更

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150 - Campus System Guide 2014

13.5 画像の補正 スキャナで取り込んだ画像はそのまま利用せずに、色などを補正して利用する必要があります。

1.レベル補正

画像の明暗がはっきりしないときに明暗を補正します。

(1)[画質調整]→[ライティング]→[レベル補正]をクリックします。

(2)「レベル補正」ダイアログボックスが表示されます。(図 13-16)

(3)画像を見ながら三角形のスライダーを調整します。

スライダーをヒストグラムに

合わせて調整する ヒストグラム:

明るさの分布を示す

プレビューにチェックを

入れるのを忘れずに

レベル補正をすると暗くて良く分か

らなかった画像も、しっかりと見ら

れるようになります。

3 つの▲を移動させる

図 13-16 レベル補正

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第 13 章 画像の取り扱い

Campus System Guide 2014- 151

2.アンシャープマスク

画像がぼやけているときは、アンシャープマスクをかけることにより

はっきりさせることができます。

(1)「画質調整」→「アンシャープマスク」をクリックします。

(2)プレビューをチェックして、「適用量」、「半径」、「しきい値」を調整します。

3.ぼかしフィルタ

画像をぼかしたいときには、ぼかしフィルタをかけてぼかすことができます。

(1)「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」をクリック

(2)プレビューをチェックして、ぼかしの度合いをきめます。

図 13-17 アンシャープマスク

図 13-18 ぼかしフィルタ

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152 - Campus System Guide 2014

13.6 画像のトリミング・修正

1.画像のトリミング

画像のよけいな部分の削除や曲がっているときの修正をします。

(1)切り抜く範囲を選択します。

(2)選択範囲の角の外側にポインタを移動しポインタの形を にして、

ドラッグしながら選択範囲を調節します。(図 13-19)

(3)Enter キーを押して切り抜きます。

2.画像の修正

スキャナで取り込んだ画像などにキズや汚れがあるときは、画像を修正します。

(1)スタンプツールを選択します。(図 13-20)

(2)ブラシパレットで適当な大きさのブラシを選択します。(図 13-21)

(3)同じような色の部分で Alt を押しながらクリックしてサンプルします。(図 13-22)

(4)キズ部分をドラッグして、キズを消します。

適当なブラシを選択するスタンプツール

図 13-19 画像のトリミング

図 13-20 スタンプツール 図 13-21 ブラシを選択

図 13-22 画像の修正 Alt+左クリックで

サンプルする

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第 13 章 画像の取り扱い

Campus System Guide 2014- 153

13.7 画像の合成 ここでは、キャンパス画像と空の画像を利用して 2 つの画像

を合成する方法を説明します。

1.空を選択する

(1)キャンパス画像の空を「自動選択ツール」で選択します。

(2)Shift を押しながら複数選択をして空全体を選択します。(図 13-23)

2.画像をペーストする

(1)空の画像をアクティブにして[選択範囲]→[すべて選択]をクリックします。

(2)[編集]→[コピー]をクリックします。

(3)キャンパスの画像をアクティブにして[編集]→[選択範囲内へペースト]をクリック

すると、空が合成されます。(図 13-24)

3.画像を統合する

(1)移動ツールで空の位置を調整します。

(2)レイヤーパレットで「不透明度」を調整します。

(3)[レイヤー]→[画像の統合]で 1 つの画像に統合します。(図 13-25)

4.レイヤーについて

フォトレタッチにおいて、レイヤーは重要な役目を果たします。レイヤーとは 1

つの画像に複数の画像をセル画のように重ねていく機能です。これによって、

それぞれのレイヤーごとに位置の調整や補正をすることができるので、作業が

しやすくなります。(図 13-26)

レイヤーは最後に統合することで、複数の画像を 1 つの画像にまとめて画像

を完成させます。

現在作業中のレイヤー

目のマークがついていると

そのレイヤーが表示されている

選択出来なかった部分は複数選択

をして、空全体を選択する

図 13-24 空をペースト

図 13-25 画像の統合

図 13-23 空を選択

図 13-26 レイヤー

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154 - Campus System Guide 2014

13.8 文字の入力 画像に文字を入れることで、より効果的な表現ができます。

1.文字を入力する

(1)文字ツールを選択します。

(2)適当な位置にテキストボックスを作ります。

(3)フォントや大きさなどを選んで文字を入力します(図

13-27)。

2.ドロップシャドウ

文字に影を付けることで、立体的な表現ができます。こ

れをドロップシャドウと言います。

(1)上に従って文字を入力します。

(2)レイヤーパレットの、文字を入力したレイヤーを右クリック

→「レイヤーをラスタライズ」を選び、ラスタライズする。(図 13-28)

(3)[レイヤー]→[レイヤースタイル]→[スタイル設定]のドロップシャドウ

の効果を選んで決定。(図 13-29)

フォント・サイズを選択

描写色はここでも変更可能

文字を入力

図 13-27 文字を入力

図 13-28 レイヤーパレット 図 13-29 スタイル設定

ドロップシャドウをかけることで文字に

立体感を出すことができます。

図 13-30 ドロップシャドウ

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第 13 章 画像の取り扱い

Campus System Guide 2014- 155

13.9 画像の保存

1.画像の保存方法

(1)[ファイル]→[別名で保存]をクリックします。

(2)ファイル名やファイル形式を選択して保存します。(図 13-31)

2.画像の保存形式

Photoshop で作成したり取り込んだ画像を保存する場合は、適切なファイル形式で保存しなければなりません。ここでは、いくつか

の保存形式を紹介します。

使用する目的によって、これらの画像形式を使い分ける必要があります。特に、JPEG と GIF 形式はホームページを作成するときに

利用される形式なので覚えておく必要があります。

(1)PSD 形式

PSD 形式(拡張子は.PSD)は、Photoshop 独自の保存形式です。レイヤー情報などがそのまま保存できます。作

成途中の画像を一時的に保存したり画像のマスターとして保存するときに使います。レイヤーなどの情報を残し

たいときは PSD 形式にしましょう。

(2)BMP 形式

ビットマップ形式は(拡張子は.BMP)は、Windows 系マシンでは一番基本的な画像フォーマットです。2~1677

万色まで幅広く対応していますが一般的に圧縮を全く行わないのでファイルサイズがすごく大きくなってしまい

ます。圧縮を行わないので画質の劣化は全くありません。

(3)JPEG 形式

JPEG 形式(拡張子は.JPG)は、WWW ブラウザで表示できる保存形式です。JPG は自然画像(写真)の為に開発

されたフォーマットです。1677 万色まで使えますのでスキャナ等・デジタルカメラ等からの画像保存は JPEG が

よく使われます。ただし、非可逆圧縮をかけるので BMP にくらべ画質の劣化が起こります。

(4)GIF 形式

GIF 形式(拡張子は.GIF)は、JPEG と同じように WWW ブラウザで表示できる保存形式です。256 色までしか扱

えないので、ロゴやボタンなどの色数の少ない画像の保存に向いています。また、透明色の指定、インタレース表

示、アニメーションなども可能です。

図 13-31 別名で保存

①保存する場所を指定する

②ファイル名をつける

③保存形式を選ぶ ④ここをクリック