Takumi Yamamotoc

世界最新！よみがえる「恐竜大陸」３月２０～５月１８日まで開催恐竜の全身骨格を４０体以上、総化石標本２００点以上を展示

2008.03News No.33

　国内外において、初公開となる恐竜の化石や最先端の恐竜ロボットが集結する展示会「恐竜大陸」が３月２０日（祝・木）から５月１８日（日）まで６０日間の日程で千葉市の幕張メッセで開催される（会期中無休）。主催は東京新聞、TBS、bayfm78、チバテレビ。この春は、幕張メッセに最大級の恐竜ワールドが出現。世界最大のイグアノドン・ランジョウサウルスや最重量級の竜脚類・フアンへティタンなどの貴重な実物化石を含む、世界初公開、日本初公開となる化石６０点以上が一挙公開される。　恐竜は今から２億３０００万年前に地球に登場。その後、１億数千万年にわたり、地上を支配し続けたとされる。三畳紀からジュラ紀、白亜紀までのすべての時代を網羅する、獣脚類や竜脚類などの全身骨格４０以上、総化石標本２００点以上がレイアウトされる。また、最先端の技術を駆使した、リアルな動きが特徴の恐竜ロボット約２０体も展示され、生きているような、迫力ある動きで来場者を恐竜時代に引き込む。かつて、繁栄を謳歌した恐竜たちが幕張によみがえる。恐竜の卵や足跡がぐんと身近になる各種体験コーナーも特設する。なぜ、恐竜は絶滅したのだろうか。展示会では、生命史の謎とも言える恐竜の全貌に迫る。

一般入場料大人２５００円（前売２３００円）中高生１５００円（１３００円）小学生１０００円（８００円）http://www.kyoryutairiku.jp/

超リアル恐竜アロサウルス

世界最新！よみがえる「恐竜大陸」３月２０～５月１８日まで開催恐竜の全身骨格を４０体以上、総化石標本２００点以上を展示

　幕張メッセの会場に一歩足を踏み入れると、恐竜が首をもたげてお出迎え。恐竜の誕生期から絶滅期までの歴史を辿る恐竜大陸への旅が始まります。２億年前の太古の地球にタイムスリップすると、そこには恐竜たちの全身骨格約４０体が現れます。中央円形部に位置するのは日本初公開となる「フアンへティタン」。２００４年に中国・甘粛省で発見された最重量級の竜脚類。全長は何と１８メートルに及び、見ごたえがあります。そのお隣には同じく日本初公開のタイで発見されたという「プウィアンゴサウルス」。いずれも圧倒的なスケールで迫ってきます。　世界最大のイグアノドン「ランジョウサウルス」も日本初公開となります。モンゴルで発見された「タルボサウルス」も要チェックで、アジアのティラノサウルス・レックスと呼ばれる最大級の肉食恐竜。その大きな頭骨はかなりの迫力です。ゴビ砂漠で発見された「エクイジュブス」は世界初公開ですからお見逃しなく。１億年以上を経た今でも頭骨などが、当時のままのような姿で保存されています。保存状態がかなり良かったのでしょう。一昨年、発掘されたばかりの竜脚類（ファンヘティタンの新種）の肋骨（長さ３メートル）、大腿骨（２・５メートル）などの部分化石も緊急出品します。必見です。　また、初の試みとして、足跡化石（複製）も多数展示します。獣脚類、竜脚類、翼竜、鳥脚類など、さまざまな恐竜たちの足跡化石の上に張られたガラスの上を歩けるコーナーも特設します。ガラスの上に乗って自分の足のサイズと比べてみてください。恐竜の足の大きさを楽しく体験できます。ジュラシックワールドエリアでは恐竜ロボットがアクションを起こします。目も動くので、面白い。そのうち、「可愛いな」とさえ思えてくるから不思議です。恐竜をモチーフにした怪獣や、レトロな恐竜が活躍するなつかしい映画などをパネル、写真などで紹介する。ディノパークやディノレストランでは恐竜をテーマにしたゲームやおいしいバーガーも用意します。　じっくりまわると「地球にはこれだけ大きな生物がいたんだ」と理屈なしで、太古への空想がかきたてられます。最近、恐竜の化石が相次いで発見されています。温暖化など地球環境について考えるヒントも発見できるでしょう。ご家族・カップルでのご来場をお待ちしています。

●恐竜大陸事務局の若手女性恐竜博士がおすすめの「見どころ」

超リアル恐竜アロサウルスが会場内に乱入する。

ワークショップ「みんなでつくろう！はり絵恐竜パラダイス」を開催。太古の地球を壁画で再現し、参加者が描いた恐竜を切り抜き、貼り付けていく。豊かな地球を守ろうというメッセージを発信する。

イラスト・塗り絵教室やあみぐるみ教室も開かれる。

※イベントスケジュールは公式HPで公開

http://www.kyoryutairiku.jp/

●イベント

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