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SPRING - 日本大学生産工学部 · PDF file spring no.111 (日本大学生産工学部だより) 平成30年8月2日発行 編集・発行 日本大学生産工学部 広報委員会

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  • SPRING No.111 (日本大学生産工学部だより) 平成30年8月2日発行 編集・発行 日本大学生産工学部 広報委員会

    本誌に関する照会その他は下記へお願いします。 〒275-8575 千葉県習志野市泉町 1-2-1 日本大学生産工学部 庶務課 電話 047-474-2201 FAX 047-479-2432 E-mail : [email protected] http://www.cit.nihon-u.ac.jp/

    日本大学生産工学部 2018年 8月2日発行

    SPRING

    次期の基幹産業とも目されるロボット業界。生産工学部では、ロボッ

    トエンジニア育成実践プログラム [Robo-BE] を平成 29 年度より

    開講しました。

    このプログラムは、ロボット技術を1年次から「触れる」、「創る」、「企

    画する」という流れで段階的に学んだ後、4年次以降は研究センター

    での卒業研究や大学院研究などを通じてロボット技術者としての実

    践的能力を養うものです。技術と理論。創造性と実用性。これらを

    兼ね備えることにより、社会や産業界のニーズに応えたロボットの

    創出と開発を実現できるエキスパートを育成します。

    写真は1年次の走行ロボットのカラーセンサプログラミング教育と

    2年次の動力(モーター)制御プログラミングの様子。

    ロボット技術者のエキスパートを育成する

    の授業にお邪魔しました。

    授業見学

    No.111

    ■学部長メッセージ ■特集 1 海外で学ぶ生産工学部生 ■特集 2 大学院進学のススメ ■2017 年就職状況の概要 ■学科・系ニュース ■連載/卒業生インタビュー  西松建設㈱ 代表取締役副社長 前田 亮氏 ■平成 29 年度学位取得者 ■TOPICS ■新任教員紹介 ■CAMPUS NEWS ■平成 30 年度後期行事予定表

    ■学部長メッセージ ■特集 1 海外で学ぶ生産工学部生 ■特集 2 大学院進学のススメ ■2017 年就職状況の概要 ■学科・系ニュース ■連載/卒業生インタビュー  西松建設㈱ 代表取締役副社長 前田 亮氏 ■平成 29 年度学位取得者 ■TOPICS ■新任教員紹介 ■CAMPUS NEWS ■平成 30 年度後期行事予定表

  • 生 産 工 学 部 が 育 て る 人 材

    日 本 大 学 生 産 工 学 部

    学 部 長

    Contents

    ■学部長メッセージ…………………………2 〜 3 ■特集 1 海外で学ぶ生産工学部生…………4〜 7 ■特集 2 大学院進学のススメ………………8 〜 9 ■ 2017 年就職状況の概要……………………10 ■学科・系ニュース………………………11 〜 15 ■連載/卒業生インタビュー……………16 〜 17   西松建設(株)代表取締役副社長 前田 亮氏 ■平成 29 年度学位取得者………………………18 ■ TOPICS…………………………………………19 ■新任教員紹介……………………………20 〜 21 ■CAMPUS NEWS………………………………22    第 11 回風力発電コンペ

       鳥人間コンテスト 2018

    ■平成 30 年度後期行事予定表…………………23

    02 SPRING SPRING 03

    表紙:Robo-BE(ロボットエンジニア育成実践プログラム) の 1 年次の走行プログラム授業の様子

    ■ 平成 30 年度の学生生活スタート

     生産工学部では 4 月 2 日に、大学院・学部学生約 6600 名

    の新入生を迎えて開講式を挙行しました。学部新入生は翌日か

    らのオリエンテーション、4 月 8 日に武道館での入学式そし

    て 4 月 9 日から授業が開始されました。

     1 年生の半年間では教養科目を中心とした履修計画・登録、

    授業、レポートや演習・試験、単位の修得などを経験し、加え

    て、修学やオリエンテーション旅行そしてサークル活動などを

    通しての仲間、友人ができ、大学生としての意識ができたこと

    と思います。

     2 年生は大学生活にも慣れ、これまでの教養系科目を中心

    とした授業から、キャリア教育系科目と専門科目の履修が多く

    なり、所属学科の専門性や特徴を実感します。3 年生では専門

    科目を中心に履修します。特に本学部の主要な科目である生産

    実習を履修します。この生産実習では、事前教育として実習先

    研究、マナー教育を受けて、夏季休暇中に企業や役所などで 2

    週間から 1 か月間実習を行い、その後、成果の報告と発表を

    行います。自分の将来を見据えた実習先選びから実社会での体

    験が就職先を決める上で貴重な経験となります。4 年生は卒業

    研究と同時に大学院進学、就職あるいは留学など、自分の希望

    する進路に向けて活動します。

     大学院の学生は授業と共に修士論文のための研究を進めてい

    ます。また学部の実験や演習などの授業で学生をサポートす

    る TA( ティーチングアシスタント ) としての仕事は大学院生

    自身の知識向上に加えて指導やコミュニケーションの養成に

    も繋がっています。

    ■ 全学年クォータ制へ

     本年度から全学年がクォータ制に移行しました。いくつかの

    学科で数科目がセメスター(半期)となっていますが原則クォー

    タです。これは、前期を第1、第2クォータ、後期を第3、第

    4クォータに分けて、各クォータで成績を評価するものです。

     具体的にクォータ制を説明します。これまで前期・後期そ

    れぞれ週 1 回の講義を 15 週間で行ってきたセメスターの授

    業を、1 週間に 2 回講義を行い、15 回の講義を約 2 か月間

    で行うものです。各クォータでは約 10 単位が修得可能です。

    集中した講義とそれに合わせた教授手法で教育効果を高める

    のが目的です。また 3 年生以上では、講義を入れないクォー

    タと夏休みあるいは春休みを組み合わせると約 4 か月間が確

    保できますので、その期間に長期の国内生産実習(インター

    ンシップ)や数か月単位でしか受け入れられない海外企業で

    のインターンシップ、海外留学や語学研修、そして充実した

    就職活動などが実施でき、ここでの様々な自主的活動の経験

    や体験がキャリアデザインに繋がる貴重な財産となります。

    クォータ制を導入している大学は増えていますが日本大学で

    は始めてです。

    ■ グローバル社会が求める技術者

     我が国では少子高齢化、生産人口の減少が経済や産業活動

    そしてそれらを支える労働環境に大きく影響しています。こ

    れらは成熟した先進国でも似た社会構造であり克服のための

    改革が求められています。一方、情報分野のデジタル化が進

    展し、国内外の多種多様な情報が容易に入手できる現在、人々

    の生活や社会・経済活動、特に産業界では国内のみならず世

    界的な規模で複雑に展開し、今後、更にグローバル化が進展

    することでしょう。国連が持続可能な開発目標 (SDGs) を採

    択したのもグローバルな視点での取り組みでしょう。

     国は、産業活動の再興・改革を 2013 年から主導し、

    2016 年度から官民戦略プロジェクトとして「第 4 次産業革

    命」を掲げて、IoT、ビッグデータ、人工知能 (AI)、ロボット

    をキーワードに展開し、2017 年度には「超スマート社会」

    (Society5.0)の実現に向けた改革を示しています。

     ロボットを一例にするとこれまで産業界では多くのロボッ

    トが既に活躍しています。この技術をより高い次元への開発

    はもとより、他分野、他業種への展開が望まれています。身

    近な生活では掃除や接客、運動を助けるロボット、あるいは

    現在、検証段階にある自動運転の自動車やドローンなどもそ

    の一つです。人々の仕事、生活や労働環境が大きく変わるこ

    とでしょう。このような改革にはその分野のエンジニアが必

    要です。

     このように社会や経済活動がグローバル化、多種多様な分

    野での高度な技術革新など、複雑・広範に発展していく中で

    必要とされる人材は、技術者として多様な対応ができる人で

    あり、「柔軟な考え方と感性」を備えたエンジニアであると思

    います。

    ■ 生産工学部が育てる技術者

     生産工学部の教育目標は、学部発足時の社会・経済活動と

    関係しています。生産工学部の前身である「工業経営学科」

    が 1952 年(昭和 27 年)工学部 ( 現・理工