マルチマネージャーEx - Panasonic

お客様へ

■ この取扱説明書をよくお読みのうえ、正しく安全にお使いください。■ ご使用前に各機器の「安全上のご注意」を必ずお読みください。

マルチマネージャーExシステム設定操作用タブレットEx

取扱説明書

このたびは、パナソニック製品をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。

工事店様へ

■ この説明書は必ずお客様へお渡しください。

設定操作用タブレットEx 品番：NQ51181T

「本書に関するご注意」本書の内容に関しては、将来予告なしに変更されることがあります。タブレット端末やAndroidのバージョンアップなどにより本書の画像や一部操作方法がお客様ご使用のものと異なる場合があります。

はじめに

安全上のご注意

使用上のご注意

マルチマネージャーExとは

システム構成

運用開始までの設定手順

アプリ起動・ログイン

Wi-Fi接続

もくじ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P4

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P4

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P6

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P7

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P9

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P10

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P11

2

初期設定1

1-1：概要

1-2：初期設定の準備

1-3：初期設定

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P12

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P13

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P14

運用設定2

2-1：概要

2-2：エリア設定/ゾーン設定

2-3：明るさセンサ設定

2-4：シーン設定（概要）

2-5：シーン設定（詳細）

2-6：シーン設定（スライドショー設定）

2-7：スケジュール設定

2-8：スイッチ設定

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P15

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P16

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P17

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P18

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P19

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P20

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P21

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P22

オプション設定3

3-1：概要

3-2：接点設定

3-3：MF連動設定

3-4：ユーザ設定

3-5：システム設定

3-6：メンテナンス

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P23

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P24

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P25

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P26

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P30

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P31

困ったときは

Q & A

故障かな？と思ったら

3

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P41

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P44

付録

付-1：システム最大接続台数一覧

付-2：システム最大設定数一覧

付-3：設定値範囲一覧

付-4：管理者と一般ユーザの権限

付-5：表示LED仕様

付-6：日の出時刻

付-7：日の入時刻

付-8：外部Wi-Fi機器をWi-Fi接続するときの設定

付-9： Space Playerと連携するときの注意事項

付-10：初期設定画面のボタン概要

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P47

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P48

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P49

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P50

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P51

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P53

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P54

・・・・・・・・・・・・・・・・・・P55

・・・・・・・・・・・・・・・・・・P56

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P57

システム動作詳細6

6-1：動作の優先順位

6-2：スイッチの表示LED

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P36

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P38

もくじ

データ管理4

4-1：概要

4-2：インポート/エクスポート/事前設定データについて

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P32

・・・・・・・・・・・・・・P33

照明操作5

5-1：概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P35

安全上のご注意


■タブレットの取扱方法については別途同梱されているタブレットメーカーの取扱説明書をご確認ください。

■タブレットの故障・不具合・誤動作などにより、通信できずに生じた損害に対しましては、当社は一切の責任

を負い兼ねますので、あらかじめご了承ください。

■タブレットに保存された設定データが消失いたしましても保証しておりません。データの消失に伴う損害が発

生した場合であっても、当社は一切の責任を負い兼ねますので、あらかじめご了承ください。

■タブレットはマルチマネージャーEx専用です。Androidのバージョンアップ、他のアプリをインストール、

他機器との接続をした場合、動作の保証はできません。

■本アプリ使用時は、誤動作の原因となりますので他のアプリは終了した状態で起動してください。

■タブレット本体の設定でフォントサイズを変更しないでください。正しく表示されない場合があります。

■タブレットは盗難に遭わないように管理してください。

■タブレットは第三者から操作されないよう、タブレットのスクリーンロック機能をご利用ください。

■Wi-Fi接続時の暗号化キーや、アプリへログイン時のパスワードは他人に知られないようご注意ください。

■本アプリの逆アセンブル・解析・改ざんなどの不正行為を行わないでください。

■本システムは照明器具仕様の調光・調色範囲外でも設定の操作が出来る場合がありますが、

照明器具の仕様をご確認の上、指定の範囲内で設定してご使用ください。

■本システムは照明器具を個別で制御しています。

そのため、一括制御時など照明器具間での動作開始時間にズレが生じますので、あらかじめご了承ください。

（動作開始時間のズレはフェード時間なしで顕著に感じられます。）

■マルチマネージャーExの時刻は設定操作用タブレットExから設定できます。

正確に設定しても、通信上のタイムラグで時刻がずれる可能性があります。

■マルチマネージャーExの時計精度は月差±15秒以下ですが、定期的に時刻設定することをお勧めします。

（必ず設定操作用タブレットExの時刻を修正してから、時刻あわせをしてください。）

■本システムは各機器（マルチマネージャーExや照明器具など）には個別に電源が必要です。

マルチマネージャーExやマルチマネージャーExに接続されるインターフェースの電源が切断されますと有線器

具は100％点灯（調色タイプは固定色温度にて100％点灯）し、無線器具は状態を保持します。

■マルチマネージャーExとWi-Fi通信できない場合は、マルチマネージャーExの電源を切り、5秒以上時間をあけ

て、入れ直してください。

■スケジュール動作のフェード中にスイッチを操作した場合、フェードなしでシーンが切替わる場合があります。

■財産および商業上の損失を被る用途には、手動で照明器具の電源を操作できるように別途安全対策を講じてく

ださい。

■旧商品（NQ51081、NQ51181、NQ51181K、 NQ51181Z）を含めたシステムとの互換性はありません。

4

■タブレットの取扱方法については別途同梱されているタブレットメーカーの取扱説明書をご確認ください。

設定操作用タブレットEx（タブレット）に関するご注意

マルチマネージャーExシステムに関するご注意


■無線器具をご使用する場合、本システムは無線通信（920MHz帯）を使用しています。無線通信の混信・

フェージング・電波ノイズ・障害物・通信距離などの影響で、動作遅延が発生する場合があります。遅延要因

は、下記の機器などが考えられます。

・無線基地局・パッシブ系電子タグ・スマートメーター

・920MHz帯で通信する照明器具が5000台以上設置された場合（1つの建物内）

・その他920MHz帯通信機器など

〇混信時の動作について

・照明器具の動作がばらついたり、制御完了まで、動作遅延が発生する場合があります。

〇混信時の対策例

・使用する無線チャンネル設定を変更すると改善する場合があります。

・スイッチ操作は、再度ボタンを押すともう一度制御を行います。

・スケジュール設定でのシーン切替は緩やかな変化で設定頂くことをお勧めします（フェード時間の設定）

・始業時間、開店時間などのシーン切替は、５分程度余裕をもって設定してください。

〇無線器具の電源起動時の動作

・無線器具の電源起動時は設定された明るさで点灯します（デフォルト100%）

その後、約1分程度でシステムに設定されている明るさで点灯します。

スケジュールでの長時間フェード中に無線器具の電源ON/OFFがあった場合、他の器具と別の明るさで

点灯する場合がありますが、一定時間後には他の器具と同じ明るさになります。

〇フェールセーフ動作

・無線器具は調光消灯している場合に一定時間無線電波が届かなくなったら100%点灯します。

この機能をフェールセーフと言い、無線器具に設定されている初期値はONになっています。

タブレットからOFFに設定できます。

〇複数のマルチマネージャーExシステムを近接してご使用される場合、影響を受け遅延が発生する場合が

あります。LS/無線信号変換インターフェースは近接システムの照明器具から6m以上離して設置してくだ

さい。

5

マルチマネージャーExシステムに関するご注意

マルチマネージャーExとは

照明制御区分の変更により実施していた調光信号線の変更工事が不要に。

タブレット上でエリアやゾーンの変更を行うだけで、照明制御区分の変更が可能です。

組織変更や人員の増減によるレイアウト変更が、タブレットで簡単にできます。

・照明器具1台ごとに個別アドレスを付加する事で、レイアウトフリーを実現

・スケジュールによる自動運転・スイッチ子器によるシーン再生・タブレットによる照明操作が可能

■スケジュールによる自動運転

タブレットでどの時間にどのシーン

を再生するかスケジュールを設定す

ることができます。設定した内容で

自動運転します。

■スイッチ子器によるシーン再生

タブレットでスイッチ子器のボタン

を押したときの動作を設定すること

ができます。

■タブレットによる照明操作

タブレットからシーンを再生したり、

器具を指定して明るさを変更できた

りします。

6

システム構成

器具DZ/DK

器具DZ/DK

器具DZ/DK

SWSW

タブレット

FreeFitフル2線システム

MF連動

・システム構成図

LS/PD-IF

最大32台

最大32台

外部Wi-Fi機器（Space Player）

（MF連動通信）

7

接点1

接点2

PD/PWM-IF

器具LZ

最大4台

SWSW

最大4台

最大4台

LS/無線-IF

器具RX/RY

器具RX/RY

最大110台

LS/PD-IFとLS/無線-IFの合計が最大8台

MM

PDCL通信

PDCL通信

PDCL通信

PDCL通信

SW通信 SW通信

SW通信 SW通信

WiLIA通信

有線器具を接続する場合

無線器具を接続する場合

MMIFU

(PWM通信)

(PWM通信)

系統1

系統2

LSCL通信

LSCL通信

Wi-Fi通信Wi-Fi通信

Wi-Fi通信

NMAST通信

無電圧a接点

マルチマネージャーExシステム（以下、システムと称する）

システム構成

名称略称説明

マルチマネージャーEx MMシステムに1台接続され、タブレットでスケジュールやスイッチなど

の設定ができます。

LS/PD信号変換インターフェースPlus LS/PD-IF

マルチマネージャーEx1台に合計最大8台接続できます。

LS/無線信号変換インターフェース LS/無線-IF

デジタル調光対応LED照明

アレンジ調色LED照明

器具DZ

器具DK LS/PD-IF1台に「器具DZ/器具DK」と「PD/PWM-IF」が合わせ

て最大64台(系統1に32台、系統2に32台)接続できます。

※「器具DZ/器具DK」はPDCL通信に対応した照明器具です。PD/調光信号変換インターフェースPD/PWM-

IF

信号線式連続調光型LED照明器具LZPD/PWM-IFに「器具LZ」が最大4台接続できます。

※器具の特性により光出力の反応が遅くなります。

無線デジタル照明器具器具RX

器具RY

LS/無線-IFに「器具RXまたは器具RY」を合わせて最大110台接続

(ペアリング)できます。

スイッチ子器 SW LS/PD-IFやLS/無線-IFにそれぞれ最大4台接続できます。

PiPit+ハンディライコン－無線器具の初期化をする場合や初期設定で無線器具の固有IDを絞り

込んで取得する場合に使用します。

無電圧a接点接点マルチマネージャーEx1台に最大2台接続できます。

設定操作用タブレットEx タブレットマルチマネージャーEx1台に「設定操作用タブレットEx」と「外部

Wi-Fi機器」が合わせて最大9台同時接続できます。外部Wi-Fi機器（Space Player）－

マルチマネージャー用拡張端末機 MMIFU マルチマネージャーEx1台に最大1台接続できます。

FreeFit・フル2線システム－ FreeFit・フル2線システムに最大128台のMF連動を接続できます。

・機器説明

・通信説明

名称線種線数総配線長

LSCL(ラスクル)通信 FCPEV Φ0.9㎜またはΦ1.2㎜ 1ペア 600m

PDCL(ピディクル)通信 FCPEV Φ0.9㎜またはΦ1.2㎜ 1ペア 300m

スイッチ通信 FCPEV Φ0.9㎜またはΦ1.2㎜ 2ペア 50m

PWM通信 EM-CPEEΦ(CPEV相当) 0.9㎜またはΦ1.2㎜ 1ペア 50m

MF連動通信 FCPEV Φ0.9㎜またはΦ1.2㎜ 1ペア 500m

無電圧a接点 FCPEV Φ0.9㎜またはΦ1.2㎜ 1ペア 100m

WiLIA（ウィリア）通信 LS/無線信号変換インターフェースを中心に見通し半径約35m

Wi-Fi通信マルチマネージャーExを中心に見通し半径約30m

8

(有線器具)

(有線器具)

(無線器具)

P32

P23

P15

P12

9

運用開始までの設定手順

・概要

■

②初期設定

③運用設定

④オプション

⑤データ管理（システムへデータ送信）

システムの初期設定です

施工完了後、必ず最初に行ってください

システムの基本的な設定です

初期設定完了後、設定してください

システムのデータを管理します

システムへデータ送信することで運用を開始します

システムの応用的な設定です

運用設定完了後、必要に応じて設定してください

P11①Wi-Fi接続

P10アプリ起動・ログイン

施工

タブレットとMMをWi-Fi接続してください

システムに接続される各機器を施工してください

施工完了後、全ての機器に電源を入れてください

①

④

⑤③

②

※運用開始後に設定変更する場合、③～⑤を行ってください

※⑦はマルチマネージャーExや照明器具などシステムに接続された設定済み機器の状態を確認できます

アプリを起動しログインしてください

ログインしたら上記画面が表示されます

施工から運用開始までの設定手順は以下になります。

⑥

P35⑥照明操作タブレットから照明を操作できます

運用開始後、必要に応じて操作してください

⑦

10

アプリ起動・ログイン

アプリ起動とログイン

2. 設定するシステムを選択しログインを押してください

ご使用するタブレットで新たなシステムの設定を行う場

合、「新規マルチマネージャーEx」を選択してください。

そうでない場合、設定したいマルチマネージャーExを選

択してください。

※パスワードを入力する画面が表示される場合、管理者

が設定したパスワードを入力しログインしてください。

3. 選択したシステムとWi-Fi接続するかWi-Fi接続せずにログインするか選択してください

表示される画面の内容に従い、Wi-Fi接続を行うか、Wi-Fi接続せずにログインするかを選択してください。Wi-

Fi接続する場合、手順2で選択しているマルチマネージャーExとWi-Fi接続します。マルチマネージャーEx本体ま

たは取扱説明書に記載の「暗号化キー」をご確認し暗号化キーを入力してください。

※手順2で「新規マルチマネージャーEx」を選択し、ログインボタンを押下したら手順4の画面に進みます。

Wi-Fi接続する場合は、次ページを参考に別途行ってください。

4. 設定するデータを選択してください

【システムからデータ取得】

既に設定が完了しているマルチマネージャーExから

設定データを取得する場合

【タブレットからデータ読込】

タブレットに保存したデータを読込む場合

【新規作成】

設定データを新たに作成する場合

5. 各種設定を行ってください

ホーム画面より、各種設定を行ってください。

ﾏﾙﾁﾏﾈｰｼﾞｬｰEx

1. 右図のアイコンを押してアプリを起動させてください

※初回起動時やシステムにデータ送信/データ取得を行っ

ていない場合は、アプリ起動後「5.」の画面が開きます。

11

Wi-Fi接続

Wi-Fi接続方法

設定データをマルチマネージャーExに送信する場合や、タブレットから照明操作を行う場合に

Wi-Fi接続してください。ログイン画面で選択したマルチマネージャーExとは異なるマルチマ

ネージャーExとWi-Fi接続した場合、データ送信/データ取得できませんのでご注意ください。

■

Wi-Fi接続中

Wi-Fi切断中

Wi-Fiボタン

Wi-Fiボタンを押下すると、以下の画面が開きます。

設定項目説明

①オン/オフ Wi-Fiのオン/オフを切り替えられます。オンに設定してください。

②更新 MMのSSID一覧の内容を更新します。

③名称設定各SSIDに紐づく名称を設定することができます。

④点滅 Wi-Fi接続中のマルチマネージャーExの本体LEDを点滅させることができます。

⑤説明マルチマネージャーExとのWi-Fi接続方法について説明する画面が開きます。

⑥SSID一覧検出したSSIDを表示します。複数システムが隣接する場合、マルチマネージャーExが複数表示されることがあります。設定するマルチマネージャーExを選択してください。

マルチマネージャーExごとに

SSIDは異なります。

①

②

③

④

⑤

⑥

12

初期設定1

・1-1：概要

■ 施工・初期設定の設定内容は以下になります。配線チェックなど施工にかかわる確認はSTEP1

「施工」とSTEP2「初期設定の準備」で行ってください。その後STEP3「初期設定」にてシス

テムの初期設定を行ってください。

設定項目説明

①施工方法確認機器の施工方法を確認できます。内容はタブレットにてご確認ください。

②初期設定の準備

初期設定を行う前の配線チェックや機器のアドレス設定などを行います。

配線が間違っている場合や機器の設置位置について変更が必要な場合がありますの

で、工事業者様立会いのもと設定してください。

③初期設定施工した機器をタブレットに読込み、タブレット上の図面に配置します。

無線器具がある場合は、配置後システムに登録することで初期設定が完了します。

① ③

②

※無線器具の初期設定を行う上での注意事項

●初期設定が完了していないシステムが複数隣接している場合、初期設定中に互いに干渉する場合があります。

〇自システムが他システムへ干渉する場合

・他システムの器具を点滅させてしまう場合があります。

・他システムの器具をタブレットに表示してしまう場合があります。

・他システムの器具を自システムにペアリングしてしまう場合があります。

〇他システムが自システムへ干渉する場合

・他システムが自システムの器具を点滅させる場合があります。⇒他システムの点滅動作が完了すると、点滅は終了します

・他システムが自システムの器具を一時的に設定中にしてしまう場合があります。

⇒他システムの設定が完了すると、設定できるようになります

・他システムが自システムの器具をペアリングしてしまう場合があります。

⇒器具を専用のリモコンでリセットすると、設定できるようになります。

●設定時の点滅動作について、無線器具の品種により明るさの変化に差が生じることがあります。

13

初期設定1

・1-2：初期設定の準備

■ 初期設定の準備について、設定手順と設定内容は以下になります。

地域設定

時刻設定

有線機器の結線確認

有線機器のアドレス設定・台数確認

無線チャンネル設定

無線器具の電波到達確認

無線器具あり無線器具なし

事前設定データ読込※事前設定データがある場合のみ

設定手順はこちらをご確認くださいこのボタンを押して次の設定へ進んでください

1

2

3

4

使用する地域を設定します。

システムの時刻を設定します。

有線機器が正しく施工されているか、機器を点滅させて確認します。

有線機器のアドレスを設定し、施工した機器の台数を確認します。

無線の空いているチャンネルを調査し、チャンネルを設定します。

無線器具に電波が届くか確認します。

事前設定データがある場合、そのデータを読み込みます。

設定手順設定内容

14

初期設定1

・1-3：初期設定

■

初期設定完了

初期設定の設定手順と設定内容は以下になります。

1 機器配置機器をタブレットに読込み、1台ずつ点滅させてタブレットの図面上に機器のアイコンを配置します。無線器具がない場合は全ての機器を配置したら初期設定は完了です。

無線器具登録

無線器具あり無線器具なし

2無線器具がある場合は、システムに無線器具を登録する必要があります。どの無線器具をどのLS/無線-IFにペアリングするかを設定し、システムに無線器具を登録します。無線器具はタブレット上で以下のように表示されます。

全ての無線器具がシステムに登録されたら初期設定は完了です。

設定手順設定内容

登録完了済（緑チェック）

登録未完了（赤三角）

設定手順はこちらをご確認くださいこのボタンで画面を切り替えてください

15

運用設定2

・2-1：概要

■ 運用設定について、設定内容は以下になります。設定したい内容を①～⑥から選択し設定して

ください。各設定の設定手順は⑦にて確認できます。

設定項目説明

①エリア設定照明器具のレイアウト（グルーピング）を変更する際に設定してください。

②ゾーン設定

③明るさセンサ設定明るさセンサを使用する場合に設定してください。

④シーン設定照明器具のシーンを変更する際に設定してください。スライドショーや明るさ制御を行うシーンも設定することができます。

⑤スケジュール設定スケジュール動作の内容を変更する際に設定してください。

⑥スイッチ設定スイッチの内容を変更する際に設定してください。

① ② ⑥⑤④③

⑦

16

運用設定2

・2-2：エリア設定/ゾーン設定

■ 照明器具のレイアウトはフロア/エリア/ゾーンの三つがあります。そのうちエリアとゾーンを

設定で変更することができます。

ゾーン1 ゾーン2 ゾーン1 ゾーン2

ゾーン3

エリア1 エリア2

レイアウト説明

フロアフロアはシステムで1つだけ存在します。

フロアを操作するスイッチを設定することができます。

エリア

各照明器具をどのエリアに属させるか設定できます。

※最大25エリア作成可能。

エリアの名称を設定することができます。

エリアごとにシーンを設定することができます。

エリアごとにスケジュールを設定することができます。

エリアを操作するスイッチを設定することができます。

ゾーン

各照明器具をどのゾーンに属させるか設定できます。

※同じゾーンの器具は同じ動作をします。

※各エリアに最大512ゾーン作成可能。だだし全エリアの合計ゾーン数は1000ゾーンまで。

ゾーンの名称を設定することができます。

ゾーンを操作するスイッチを設定することができます。

フロア【設定例】

17

運用設定2

・2-3：明るさセンサ設定

■ 明るさセンサ（ LS/無線-IF ）を用いて明るさ制御を行う場合、明るさ基準設定とセンサゾーン

設定を行う必要があります。センサゾーン設定したゾーンは、「2-4：シーン設定」で明るさ制

御を設定することができます。

明るさ基準設定を行うと、自動で全照明器具の明かりを変えな

がら設定を行います。設定には数分程度かかりますのでご注意

ください。また、設定時の注意点は以下になります。

（注意1）全ての機器に電源が投入された状態で行ってください。

（注意2）必ず外光が入らない夜間に行ってください。

（注意3）什器などが搬入された最終使用環境において

行ってください。

【明るさ基準設定について】

【センサゾーン設定について】

明るさ制御を行うゾーン（制御単位）を設定します。1台の明るさセンサ（LS/無線-IF）で1つのゾーンをセンサゾー

ンとして設定できます。設定時の注意点は以下になります。

（注意1）センサゾーンに属する照明器具と明るさセンサの位置は近くないと正しく明るさ制御できません。

センサゾーンは明るさセンサ（LS/無線-IF）の近くのゾーンを設定してください。

明るさセンサ（ LS/無線-IF ）

ゾーン1（ Z1 ）



■LS/無線-IFのセンサゾーンをゾーン1に設定した場合 ■LS/無線-IFのセンサゾーンをゾーン3に設定した場合

照明器具と明るさセンサの位置が近いのでOK 照明器具と明るさセンサの位置が遠いのでNG

18

運用設定2

・2-4：シーン設定（概要）

■ シーンはエリアごとに32シーン設定できます。ゾーンごとに一定制御と明るさ制御どちらか設

定できます。一定制御の場合、別々の調光率・色温度を設定できます。明るさ制御の詳細は、

次ページに記載します。

ゾーン1 ゾーン2 ゾーン1 ゾーン2

ゾーン3

エリア1 エリア2

エリア1のシーン設定例

シーン1ゾーン1 100%・5000K

ゾーン2 100%・5000K

シーン2

ゾーン1 50%・6000K

ゾーン2 50%・6000K

シーン3ゾーン1 0%

ゾーン2 10%・3000K

・

シーン32

ゾーン1 0%・3000K

ゾーン2 0%・4000K

フロア

エリア2のシーン設定例

シーン1

ゾーン1 50%・4000K

ゾーン2 50%・4000K

ゾーン3 0%・4000K

シーン2

ゾーン1 100%・3500K

ゾーン2 100%・3500K

ゾーン3 100%・3500K

シーン3

ゾーン1 10%・5000K

ゾーン2 30%・4000K

ゾーン3 50%・3000K

・

シーン32

ゾーン1 0%・4000K

ゾーン2 0%・4000K

ゾーン3 100%・4000K

【設定例】

19

運用設定2

・2-5：シーン設定（詳細）

■ シーン設定で明るさ制御を行うシーンを設定できます。明るさ制御は、ゾーンごとに倍率・色

温度を設定できます。明るさ制御が設定できるゾーンは、「2-3：明るさセンサ設定」で別途設

定を行う必要があります。倍率とは調光率100%点灯したときの明るさを基準とした倍率です。

センサゾーン設定されているゾーンを選択

センサゾーン設定されていないゾーンを選択

ゾーン1 ゾーン2

【設定例】

ゾーン1：センサゾーン設定されているゾーン2：センサゾーン設定されていない

一定制御まはた明るさ制御のどちらかを選択可能。

一定制御のみ表示

シーンゾーン制御設定内容動作概要

シーン1

ゾーン1 明るさ制御倍率：100%

色温度：6500K

ゾーン1は照明器具が100%点灯したときの明るさになるように動作する（調光率は外光量よって変化する。色温度は6500Kで点灯。

ゾーン2 一定制御調光率：100%色温度：6500K

ゾーン2は照明器具が調光率100%で点灯する。色温度は6500Kで点灯。

倍率と色温度を設定

調光率と色温度を設定

・上記シーンの説明

・設定範囲倍率：30%～150%色温度：2700K～6500K

・設定範囲調光率：0%～100%色温度：2700K～6500K

ゾーン1 ゾーン2

20

運用設定2

・2-6：シーン設定（スライドショー設定）

■ シーン設定の中でスライドショーが設定できます。スライドショーはエリアごとに16個設定で

きます。ただし、無線器具を含むエリアはスライドショーを設定することはできません。有線

器具のみで構成されたエリアでシーンを繰返し再生させたい場合に設定してください。

・・・

シーン1 シーン15シーン2 シーン10Slide

1

Slide16

1つのスライドショーにシーンを最大16個設定できます。各シーンの再生時間とシーンが切り替わ

る際のフェード時間を設定できます。スライドショーはスケジュールやスイッチに割当てることが

できます。

【設定例】

シーン5 シーン2 シーン10

シーン1 Slide1シーン2 シーン10

【スケジュールにスライドショーを割り当てた場合の設定例】

シーン15

24時

17時～18時はSlide1の内容で動作します。

(シーン1⇒シーン2⇒シーン10⇒シーン15⇒シーン1⇒・・・を繰り返します)

18時17時12時8時0時

4秒 8秒 4秒 1秒

4秒 8秒 4秒

21

運用設定2

・2-7：スケジュール設定

■ スケジュールはエリアごとに年/週/日スケジュールが設定できます。システムはスケジュール

設定で設定されている内容に基づき動作します。（「6-1：動作の優先順位」で記載されている

ベーススケジュールはスケジュール設定で設定した内容になります。）

Week1 Week1Week5 Week2Year

月Day1

日Day3

火Day1

水Day2

木Day1

土Day3

Week1

金Day1

Week16

・・・

シーン1 シーン15シーン2 シーン10Day

1

日

週

年

シーン7 シーン10シーン2Day16

・・・

週スケジュールは16個設定することができます。各曜日がどの日スケジュールで動作す

るか設定します。

日スケジュールは16個設定することができます。1日がどの時間にどのシーンで動作す

るか設定します。1日にシーンは最大16回切り替えることができます。シーンが切り替

わるときのフェード時間も設定できます。

年スケジュールは1個設定することができます。1年がどの期間にどの週スケジュールで

動作するか設定します。1年で週スケジュールは最大16回切り替えることができます。

※特別日の設定もできます。特別日とは、日付を指定してどの日スケジュールで動作す

るか設定できます。最大366日設定できます。

【例】

12/21金

↓

12/21は

Week1

が設定さ

れている

↓

↓

WeeK1

の金曜日

は

Day1が

設定され

ている

↓

↓

↓

↓

↓

↓

12/21金

は

Day1で

動作する

【設定例】

月Day5

日Day7

火Day6

水Day7

木Day1

土Day5

金Day3

12/3111/19/203/11/1

24時17時12時8時0時

24時0時 7時 18時

22

運用設定2

・2-8：スイッチ設定

■ スイッチ子器の各ボタンが押されたときに、そのように動作するかを設定できます。1つのボタ

ンに設定する設定項目は5つあり、以下の内容となっています。

【設定例】

設定項目選択肢説明

ボタンタイプ

トグル 1つのボタンで再生と解除ができるスイッチになります。

パターン 1つのボタンで再生または解除どちらかができるスイッチになります。

なしそのスイッチを使用できなくなります。

制御対象

フロア全ての照明器具を操作するスイッチになります。

エリア指定したエリアを操作するスイッチになります。(複数エリア可)

ゾーン指定したゾーンを操作するスイッチになります。(1つのゾーンのみ可)

制御内容

シーン/カスタムシーンを再生、調光率・色温度を指定して操作するスイッチになります。

スケジュールスケジュールを切替えるスイッチになります。

解除スケジュールに戻したり操作した内容を解除するスイッチになります。

自動解除

シーンの変わり目スケジュールのシーンの変わり目でスイッチのONの状態を自動的に解除するスイッチになります。

日付の変わり目スケジュールの日付の変わり目でスイッチのONの状態を自動的に解除するスイッチになります。

なし自動解除させないスイッチになります。

フェード時間 0秒～60秒スイッチを押下したときのフェード時間を設定します。

設定項目設定内容（ボタン2）

ボタンタイプトグル

制御対象エリアエリア1 エリア2

制御内容シーンカスタム

シーン1 シーン5

自動解除なし

フェード時間 5秒

設定項目設定内容（ボタン1）

ボタンタイプパターン

制御対象エリアエリア1


シーン8

自動解除日付の変わり目


押下すると、エリア1がシーン8になります。そ

の際のフェード時間は0秒です。ボタンタイプ

がパターンなので、もう一度押下してもエリア

1はシーン8のままです。自動解除は「日付の変

わり目」なので、日付が変わるとエリア1は自

動的にスケジュール動作に戻ります。

押下すると、エリア1がシーン1・エリア2がシーン5になり

ます。その際のフェード時間は5秒です。ボタンタイプがト

グルなので、もう一度押下するとエリア1・エリア2はスケ

ジュール動作に戻ります。また、自動解除は「なし」の設定

なので、自動的にスケジュール動作に戻ることはありません。

ボタン1

ボタン2

23

オプション3

・3-1：概要

■ オプションについて、設定内容は以下になります。設定したい内容を①～⑤から選択し設定し

てください。

※オプションは管理者のみ設定変更できます

設定項目説明

①接点システムに接点を接続している場合に設定してください。

②MF連動システムにMMIFUを接続している場合に設定してください。

③ユーザ設定1つのシステムを複数ユーザが使用し、各ユーザが変更できる内容を制限させる場合に設定してください。

④システムシステムに関するその他の設定ができます。

⑤メンテナンス機器を交換/追加した場合などに設定してください。

① ② ⑤④③

24

オプション3

・3-2：接点設定

■ システムに接点を接続している場合に設定してください。タブレットでは接点がONになったと

きの動作を設定することができます。

※接点がONになったら全器具（フロア）が動作します。詳細は「6-1：動作の優先順位」参照。

接点設定項目選択肢説明

接点1制御内容

カスタム指定した調光率・色温度で動作する接点になります。

デマンド指定したデマンド値で動作する接点になります。

フェード時間 0秒～10秒接点がONになったときのフェード時間を設定します。

接点2制御内容

カスタム接点1と同様。

デマンド接点1と同様。

時刻補正接点がONになったときに時刻を補正する接点になります。

フェード時間 0秒～10秒接点1と同様。

※接点1と接点2の制御内容が同じで、両方の接点がONになった場合は接点1の内容で動作します

【時刻補正の説明】

接点2

タイムスイッチ等

複数のマルチマネージャーExの時刻を

同期させる場合や、FreeFitなど他のシ

ステムと時刻を同期させる場合に時刻補

正の機能を使います。時刻補正は○時

59分50秒～○時00分10秒の間に接点

がONになった場合、マルチマネー

ジャーExの時刻を○時00分00秒に補正

することができます。

この間に接点がONになった場合、時刻が〇時00分00秒に補正

〇時00分10秒〇時00分00秒〇時59分50秒

■マルチマネージャーExの時刻

接点2

■例（複数のマルチマネージャーExの時刻を補正する場合）

マルチマネージャーEx

マルチマネージャーEx

フル2線システム

25

オプション3

・3-3：MF連動設定

■ システムにMMIFUを接続している場合に設定してください。タブレットではポイント（フル2

線システムに接続されるスイッチなど）が操作されたときに、どのように動作するかを設定し

ます。

【設定例：フル2線システムとマルチマネージャーExの連携】

00-01

00-02

MMIFU

伝送ユニット

設定項目はマルチマネージャーExに接続されるスイッチと同様

の設定を行います（「スイッチ設定」参照）設定後、システムに

データ送信してください。

※MF連動では制御内容でデマンド制御とシステムロックも設定

可能です（システムロック中はスイッチやタブレットからの照明

操作ができなくなります。）マルチマネージャーEx

システム

CH

00Ch 01Ch 02Ch

・・・

63Ch

ポイント

00-01 01-01 02-01 63-01

00-02 01-02 02-02 63-02

00-03 01-03 02-03 63-03

00-04 01-04 02-04 63-04

MMIFUの設定例

開始Ch：00

終了Ch：01

MMIFUで設定し

たChが連動する有

効Chになります。

押下したときにマルチマネージャーExがどのように動

作するかをタブレットで設定します

LS/無線-IFMM

連動させる場合「オン」にしてください

押下して設定変更してください

MMIFUで設定した有効Chを確認できます

26

オプション3

・3-4：ユーザ設定

■ 一つのシステムで複数のユーザが使用する場合、ユーザ設定を行うことで各ユーザが設定でき

るエリアやスイッチを制限することができます。

A

管理者タブレットA

エリア1（テナント1）エリア2（テナント2）

エリア3（共用部）

SW

3

SW

1

SW

2

【照明器具】

エリア1

エリア2

エリア3

【スイッチ】

SW1

SW2

SW3

B

ユーザ1タブレットB

【照明器具】

エリア1

【スイッチ】

SW1

C

ユーザ2タブレットC

【照明器具】

エリア2

【スイッチ】

SW2

管理者は全てのエリア（全照明器具）につ

いて設定変更できます。また、全てのス

イッチについて設定変更できます。

ユーザ1はエリア1の照明器具のみ設定変更

できるようにしたい。また、スイッチは

SW1のみ設定変更できるように制限をか

けたい。

ユーザ2はエリア2の照明器具のみ設定変更

できるようにしたい。また、スイッチは

SW2のみ設定変更できるように制限をか

けたい。

【設定例】

管理者が以下のような運用で使用したい場合、ユーザ設定を行う。設定方法は次ページ参照

27

オプション3


① ②

③

④

⑤

①：ユーザ設定画面で「編集開始」ボタンを押下してください

②：ユーザ権限を「オン」にしてください

③：管理者のパスワードを設定してください（任意の文字列）

④：ユーザのアクセス可能エリアとパスワードを設定してください（任意のユーザに任意のエリア）

・上図の設定例

管理者パスワード：00000

ユーザ1：エリア1 パスワード：11111 ｜ユーザ2：エリア2 パスワード：22222

ユーザ2～ユーザ8の設定はなし

※他人が容易に推測できないパスワードを設定することをお勧めします

⑤：「保存して送信」ボタンを押下してください

【（1）管理者が行う設定：ユーザ設定】

（次ページにつづく）

28

オプション3


①

①：スイッチ設定画面で権限を与えるスイッチを押下してください

②：権限タブを押下してください

③：権限を与えるユーザを選択してください

・上図の設定例

選択したスイッチは管理者とユーザ1のみ設定変更できるようにする

④：「OK」ボタンを押下してください

⑤：他のスイッチについても同様に権限を設定してください

⑥：設定したデータをシステムに送信してください

【（2）管理者が行う設定：スイッチ権限】

②

③

④

⑥

【（3）管理者は設定したパスワードをユーザへ伝える】

管理者

ユーザ1

ユーザ2

■タブレットでユーザ設定した内容

ユーザ1：エリア1 パスワード：11111 ｜ユーザ2：エリア2 パスワード：

22222

次ページにつづく

パスワード：11111

パスワード：22222

⑤

29

オプション3


【（4）ユーザが行う内容：データ取得】

(A)ログイン画面の場合

※事前にWi-Fi接続を行ってから以下の操作を行ってください。

(A)ログイン画面の場合

①：「新規マルチマネージャーEx」を選択し「ログイン」ボタンを押下する

②：「システムからデータ取得」を押下する

③：管理者から伝えられたパスワードを入力する

④：「OK」を押下する⇒システムからデータ取得します

(B)ホーム画面の場合

①：「データ管理」ボタンを押下する

②：「データを取得する」ボタンを押下する

③：管理者から伝えられたパスワードを入力する

④：「OK」を押下する⇒システムからデータ取得します

今回の例で「11111」を入力した場合、エリア1の照明器具・スイッチのみ変更できるようになります

①

①②

③

④

②

(B)ホーム画面の場合

アプリ起動時、以下(A)(B)の場合があります。

30

オプション3

・3-5：システム設定

■ システム設定について、設定内容は以下になります。設定したい内容を①～⑥から選択し設定

してください。

設定する内容を選択してください画面の指示に従い設定変更してください

設定項目説明

①外部Wi-Fi機器設定外部Wi-Fi機器（Space Player）を使用する場合に設定してください。※Space Playerをご使用になる場合、「付録：Space Playerと連携するときの注意事項」をご確認ください。

②地域設定使用する地域を設定します。スケジュールの日の出・日の入の基準となります。

③時刻設定システムの時刻がずれている場合に設定してください。

④Wi-Fiチャンネル設定システムとタブレットの通信が不安定な場合などに変更してください。

⑤初期照度補正設定初期照度補正を行う場合に設定してください。

⑥基準照度設定明るさ制御の設定で照度を用いて設定する場合に設定してください。

①

②

③

⑥

⑤

④

※初期照度補正について（設定例）

5万時間時間

末期：100%

初期：80%

初期照度補正をONに設定するとシーンやスケ

ジュール動作などの調光率に保守率がかかります。

左図の設定例では、調光率100%のシーンを再生

した場合、運用開始後の0時間目では80%で点灯

し、2.5万時間後は90%、5万時間以降は100%

で点灯する動作になります。

0時間

寿命

保守率

31

オプション3

・3-6：メンテナンス

■ 機器の交換/追加やその他メンテナンスを行う場合に設定してください。各設定の操作手順など

はタブレット内に表示していますので、そちらをご覧ください。

メンテナンスする機器を選択してください

メンテナンスの内容を選択してください

メンテナンスの操作手順です。画面の指示に従い設定してくだ

さい

32

データ管理4

・4-1：概要

■ 設定データの管理を行うことができます。システムのデータを管理したり、タブレットのデー

タを管理することができます。管理する内容を①～⑨から選択してください。

※インポート/エクスポート/事前設定データの詳細は次ページ参照。

①

内容説明

データ作成 ① 新規作成何も設定されていない空の新規データを作成します。

システムのデータ管理

② データを送信する

Wi-Fi通信でシステムへデータを送信し、タブレットで設定した内容をシステムに反映させます。※ログイン画面でログインしたIDと、Wi-Fi接続しているSSIDが一致していない場合、送信できません。

③ データを取得するWi-Fi通信でシステムからデータを取得し、タブレットに表示します。※ログイン画面でログインしたIDと、Wi-Fi接続しているSSIDが一致していない場合、取得できません。

タブレットのデータ管理

④ データを保存するタブレットに設定データを保存します。

⑤ データを読み込む ※1 タブレットに保存しているデータを読み込みます。

⑥ データを削除する ※1 タブレットに保存しているデータを削除します。

⑦ インポートエクスポートしたデータを読み込むことができます。

⑧ エクスポート他のタブレットにデータを移行させる場合にデータを出力できます。

⑨ 事前設定データ別途専用ツールで作成したデータを読み込むことができます。

②

④

⑤

③

⑥

⑦⑧

⑨

※1 表示されるダイアログで「接続前データ」をオンにすると、システムへ接続する前にタブレッ

トに保存したデータを扱うことができます。

データ管理4

・4-2：インポート/エクスポート/事前設定データについて

■ インポート/エクスポートはタブレットに保存しているデータを他のタブレットにコピーする場

合にご使用ください。事前設定データは、事前に作成された事前設定データを読込む場合にご

使用ください。

タブレットA

タブレットB

管理者用データ

ファイル1

ファイル2

ユーザ1用データ

ファイル3

ファイル4

Multi_Manager_1111

管理者用データ

ファイル1

ファイル2

ユーザ1用データ

ファイル3

ファイル4

Multi_Manager_2222

タブレットAからタブレットBへMulti_Manager_1111の設定データをコピーする例を示します

手順1. コピー元のマルチマネージャーExのIDでログインする

ログイン画面でコピー元のマルチマネージャーExのIDでログインしてください（今回の例では、タブレットAでアプ

リを起動し、Multi_Manager_1111でログインする）

手順2. コピー元のタブレットでエクスポートする

データ管理で「エクスポート」を押してください（今回の例では、タブレットAでエクスポートする）タブレットの

「内部ストレージ/Download」に「ファイル名.mzip」が出力されます。

手順3. コピー先にデータを移す

手順2で出力したデータをコピーしたいタブレットの「内部ストレージ/Download」に置いてください。

（今回の例だと、出力したデータをタブレットAからタブレットBに移行させる）

手順4. コピー先のタブレットでインポートする

ログイン画面またはデータ管理のインポートを押して、手順3で移したデータを選択してください。データがコピー

されます。インポート完了後は、データ管理の「データを読込む」で設定データを読込んでください。

コピー

手順1

手順2手順4

手順4

■ インポート/エクスポート

33

データ管理4

・4-2：インポート/エクスポート/事前設定データについて

PCの事前設定データ作成ツールでマルチマネージャーExの事前設定データを作成できます。事前設

定データ作成ツールに関しては各地域の営業担当/ECへお問い合わせください。以下にタブレットで

事前設定データを読込ませる設定手順を示します。

手順1. PCからタブレットにデータを移す

PCの事前設定データ作成ツールで作成したデータをタブレットの「内部ストレージ/Download 」に置いてく

ださい。

手順2. 読込ませたいIDでログインする

ログイン画面でコピーするマルチマネージャーExのIDまたは新規マルチマネージャーExを選択しログインして

ください。

手順2

手順3

手順3. 事前設定データを読込む

データ管理の「事前設定データ」を押して、手順1で移したデータを読込んでください。

■ 事前設定データ

※事前設定データ作成ツールでは、仮アイコンの配置やシーン・スケジュールなどの設定がで

き、現場での作業を短縮することができます。

34

35

照明操作5

・5-1：概要

■ タブレットから照明器具を操作することができます。操作する内容を①～④から選択して操作

してください。

項目説明

①シーン切替システムに保存しているシーンを再生することができます。

②マニュアル器具を選択して好きな明るさに変えることができます。

③スケジュール切替システムに保存しているスケジュールを切替えることができます。

④スライドショー再生システムに保存しているスライドショーを再生することができます。

⑤表示設定操作画面の表示内容をカスタマイズができます。

⑥操作方法操作方法が確認できます。

① ② ⑤④③

⑥

36

システム動作詳細6

・6-1：動作の優先順位

■ システムは基本的に設定されているスケジュールで動作します。また、ユーザがスイッチやタ

ブレットなどで操作すると後優先で動作します。ただし、設定内容によっては操作しても動作

の優先順位により照明器具が変化しない場合があります。以下「層」という概念を用いて優先

順位を説明します。次ページに動作例も記載していますので合わせてご確認ください。

優先度層の名称説明

高

←

低

デマンド層

A層

接点：デマンド接点がON/OFFしたときに上書き/解除されます。

B層

操作：デマンドMF連動でデマンド操作したときに上書き/解除されま

す。

高

←

低

制御層

4層

接点：カスタム接点がON/OFFしたときに上書き/解除されます。

3層

操作：カスタム・シーンユーザ操作（スイッチやタブレット）でシーンを切替

えたり照明操作したときに上書き/解除されます。

2層

操作：スケジュール切替ユーザ操作（スイッチやタブレット）でスケジュール

を切替えたときに上書き/解除されます。

1層

固定：ベーススケジュールマルチマネージャーExに記憶しているスケジュールで、

必ず存在し、解除されることはありません。

操作端末操作内容層

タブレット

スイッチ

MF連動

スケジュール切替 (2層)の内容を後優先で上書きします。

スケジュール切替解除 (2層)の内容を解除します。

シーン/カスタム/マニュアル操作 (3層)の内容を後優先で上書きします。

スケジュールに戻る (3層)の内容を解除します。

接点

カスタム（接点ON）(4層)の内容を上書きします。（接点1 > 接点2）

(2層)～(3層)の内容を解除します

カスタム（接点OFF） (4層)の内容を解除します。

デマンド（接点ON）(A層)の内容を上書きします。（接点1 > 接点2）

(B層)の内容を解除します。

デマンド（接点OFF） (A層)の内容を解除します。

MF連動デマンド (B層)の内容を後優先で上書きします。

【動作の優先順位と層の説明】

【操作と層の関係】

37

6

・6-1：動作の優先順位

何もユーザ操作していない場合

エリア1：1層（ベーススケジュール）で動作

エリア2：1層（ベーススケジュール）で動作

層エリア1 エリア2

ゾーン1 ゾーン1 ゾーン2

A層

B層

4層

3層

2層

1層ベーススケジュール



A層

B層 10%ダウン

4層

3層シーン4

2層スケジュール3


（操作1）スイッチでエリア1とエリア2をスケジュール3に切替：（2層を上書き）

（操作2）MF連動でエリア2をデマンド10%ダウン操作：（B層を上書き）

（操作3）タブレットでエリア1をシーン4に切替：（3層を上書き）

エリア1：3層（シーン4）で動作

エリア2：2層（スケジュール3）✖ B層（10%ダウン）で

動作

【動作例：操作1～操作5を行ったときの動作】

（操作4）接点1（デマンド30%ダウン）をON ：（A層を上書き・B層を解除）

（操作5）接点2（100%点灯）をON ：（4層を上書き・3層と2層を解除）

エリア1：4層（100%）✖ A層（30%ダウン）で動作

エリア2：4層（100%）✖ A層（30%ダウン）で動作



A層 30%ダウン

B層

4層 100%点灯

3層

2層


システム動作詳細

システム動作

システム動作

システム動作

38

6

・6-2：スイッチの表示LED

■ スイッチの表示LED（赤/緑）について説明します。スイッチを押すことで表示LED（赤/緑）

が変わります。また、設定内容によっては押したスイッチ以外の表示LEDが変わることもあり

ます。

そのスイッチに設定されている内容が「再生されている」ことを示します。

赤

そのスイッチに設定されている内容が「再生されていない」ことを示します。

※一部の内容が再生されている場合はあります。緑

■ボタンタイプが「トグル」のスイッチを押下した場合の動作

（A-1）緑の状態でボタンを押下すると赤に変わり、設定されている内容を再生します。

（A-2）赤の状態でボタンを押下すると緑に変わり、設定されている内容を解除します。

設定項目ボタン1



制御内容シーン/カスタムシーン1

自動解除なし


緑ボタン1

緑ボタン2

ボタン1を押下

赤ボタン1

緑ボタン2

何も押されていない状態

(A-1)よりボタン1は赤に変わります。

ボタン1を押下





自動解除シーンの変わり目


緑ボタン1

緑ボタン2

(A-2)よりボタン1は緑に変わります。

ボタン2を押下

緑ボタン1

赤ボタン2

ボタン1を押下

赤ボタン1

緑ボタン2



ボタン2を押下

赤ボタン1

緑ボタン2



39

6

■ボタンタイプが「パターン」のスイッチを押下した場合の動作

（B-1）緑の状態でボタンを押下すると赤に変わり、設定されている内容を再生します。

（B-2）赤の状態でボタンを押下すると赤のままで、設定されている内容を再生します。

（B-3）設定されている内容が「解除」の場合は緑の状態で押下しても緑に戻ります。





自動解除なし





制御内容解除スケジュールに戻る

自動解除－

フェード時間－

緑ボタン1

緑ボタン2

ボタン1を押下

赤ボタン1

緑ボタン2


(B-1)よりボタン1は赤に変わります。

ボタン1を押下

赤ボタン1

緑ボタン2

(B-2)よりボタン1は赤のままです。

ボタン2を押下

赤ボタン1

緑ボタン2

(B-3)よりボタン2は緑のままです。



40

6



制御対象エリアエリア1 エリア2


シーン1 シーン5

自動解除なし






シーン8







シーン8






制御内容スケジュールスケジュール5

自動解除なし

フェード時間－

緑ボタン1

緑ボタン2

緑ボタン3

緑ボタン4

ボタン1を押下

赤ボタン1

緑ボタン2

赤ボタン3

緑ボタン4


(C-1)よりボタン1と3は設定内容が同じなので、両方のボタンが赤に変わります。

ボタン2を押下

緑ボタン1

赤ボタン2

緑ボタン3

緑ボタン4

ボタン4を押下

緑ボタン1

赤ボタン2

緑ボタン3

赤ボタン4

(C-2)よりボタン2は赤になり、ボタン1と3は緑になります（ボタン1～3は制御内容が同じで、制御範囲が重なっているため）

(C-3)よりボタン4は赤に変わり、その他のボタンは連動しません（ボタン1～3とボタン4は制御内容が異なるため）

■スイッチの連動

（C-1）5つの設定項目が全て同じスイッチが複数ある場合、そのスイッチは連動して動作します。

（C-2）同じ制御内容で制御対象が一部でも重なるスイッチが複数ある場合、緑状態のスイッチを押

したらそのスイッチは赤に変わり、その他のスイッチは緑に連動します（B-3は例外）。

（C-3）制御内容が異なるスイッチ、または、制御対象が重ならないスイッチ同士は連動しません。



Q & A

困ったときは

質問回答

Q1

大規模オフィスや商業施設などでテナントご

とにスケジュールを設定したい場合はどうす

れば良いですか？

テナント単位で「エリア」に分けることで別々のスケ

ジュールを設定することが出来ます。

Q2

テナントAのスケジュールなどの設定をテナ

ントBの人が設定できないようにすることは

できますか？

はい、できます。「3-4：ユーザ設定」をご確認ください。

「1台のタブレットで複数のユーザが使用する場合」

Q3タブレットで設定したスケジュールが動きま

せん。

システムへデータ送信はしていますか？

システムへデータ送信するまではタブレットで設定した内

容がマルチマネージャーExに設定されていません。

接点、スイッチ、MF連動、タブレット、外部Wi-Fi機器か

ら操作が行われていませんか？

タブレットから「スケジュールに戻る」を行うと、スケ

ジュール運転を行います。「スケジュール切替」を行って

いる場合、「スケジュール切替解除」を行うと、年スケ

ジュール設定の内容で動作します。

※接点がONの状態になっている場合、OFFにするとスケ

ジュール運転を行います。

Q4タブレット操作中にアプリが強制終了しまし

た。どうすれば良いですか？

再度ログインし、データオープンで「自動保存している

データを開く」を選択してください。強制終了した直前の

データが開きます。

Q5運用設定やオプションなど、設定できない内

容があるのですが、どうすれば良いですか？

管理者でログインしていますか？

ホーム画面の上部に「管理者」と表示されていない場合、

一度ログアウトしログイン画面で管理者パスワードでログ

インしてください。一般ユーザでは設定できない項目があ

りますので、付録の「管理者と一般ユーザの権限」をご確

認ください。

Q6複数の運用データを保存することができます

か？

はい、できます。

「システムへデータ送信/システムからデータ取得」を行う

と、システムごとに運用データを管理できるようになりま

す。

41

Q & A

困ったときは

質問回答

Q7

結線確認は問題なかったが、アドレス設定の

アドレス設定確認で表示される機器台数が、

施工した機器の台数と一致しません。

タブレットの結線確認では電気的接続が問題ないかを確認

しています。正しい台数が表示されない場合は下記が原因

と考えられます。

・LS/PD-IFとLS/無線-IFの合計が最大接続数以上接続され

ている。

・LS/PD-IFに最大接続台数以上の照明器具が接続されてい

る。

※PD/調光信号変換インターフェースに接続された照明器

具は台数に関わらず 1台と認識されます。

・LS/PD-IFまたはLS/無線-IFに最大接続台数以上のスイッ

チ子器が接続されている。

・スイッチ子器のアドレスが同一系統内で重複して設定さ

れている。（スイッチ子器は本体のディップスイッチで設

定します。）

Q8ゾーン設定の画面で複数のゾーンに分けるこ

とができません。

「ゾーン作成」ボタンを押してゾーンを作成すると複数の

ゾーンに分けることができます。

※ゾーン作成は管理者のみ設定できます。

Q9祝日や記念日などの特別な日に限定してスケ

ジュール変更することができますか？


年スケジュール設定画面から特別日の設定ができます。

ただし、特別日の設定は日にち指定ですので、毎年日にち

が変更になる場合やある年限定とする場合は

その日が過ぎた後で再度スケジュールを見直してください。

Q10毎月第2火曜日だけ異なるスケジュールに設

定することができますか？


年スケジュール設定画面から特別日の設定で毎月第2火曜日

を日にち指定して個々に設定してください。ただし、特別

日の設定は日にち指定ですので、毎年スジュールを見直し

てください。

Q11シーン設定の画面で照明器具のアイコンを選

択できません。

シーン設定の画面では、全エリアまたは特定のエリアを指

定してシーン変更するかを選択できます。アイコンが選択

できない場合、全エリアを選択するか該当するエリアを選


42

Q & A

困ったときは

質問回答

Q12

スイッチ子器、タブレット、外部機器からの

接点の操作が同時に行われた場合、どのよう

な動作になりますか？

「6-1：動作の優先順位」を参照してください。

Q13複数のスイッチを操作した場合、どのような

動作になりますか？後押し優先となります。

Q14機器が故障した場合どうすれば良いですか？

機器を追加する場合どうすれば良いですか？

「3-6：メンテナンス」の画面を開きタブレットで表示され

る内容に従い機器の交換や追加をしてください。

※マルチマネージャーExを交換する場合、はSSIDおよび暗

号化パスワードが異なります。

タブレットとマルチマネージャーExを接続するために再度

設定をやり直す必要があります。

Q15 信号線が外れた照明器具はどうなりますか？ 100%で点灯します。

Q16マルチマネージャーExの電源が切れたらどう

なりますか？

スケジュール運転が止まり、以下のように動作します。

LS/PD-IFに接続されている照明器具は100%点灯します。

LS/無線-IFにペアリングされている照明器具はそのままの

明るさを保持します。ただし、0%調光中の場合は電源が切

れてから約5分後に100%点灯します（設定で0%を保持す

ることもできます。）

Q17マルチマネージャーExの電源が切れた後、電

源が入ったらどうなりますか？

電源が切れた直前の状態（スケジュール運転をしていたら、

電源が入った時間のスケジュールの状態、スイッチやMF連

動がONになっていたらその状態）になります。

※タブレットで照明器具などを操作していた場合、その内

容は解除されスケジュール運転します。

Q18設定完了後、運用でタブレットは使います

か？

以下の場合ご使用ください。

・スケジュールやレイアウトなど運用設定を変更する場合

・タブレットから照明器具を操作したい場合

Q19

初期設定で無線器具をたくさん読込んでしま

い、器具を点滅した際に器具を探すのが大変

です。探すのを楽にする機能はありません

か？

PiPit+ハンディライコンの「カスタムファンクション

35」で番号0～255が指定できますので、無線器具1～2台

ずつ違う番号を設定してください。無線器具を読込んだ際

にその番号順にリスト上に表示されます。

※起動方式RXのみ赤外線で本設定ができます。

43


困ったときは

44

現象考えられる原因処置

照明器具が点灯しない。

照明器具の電源が入っていない。照明器具の電源を入れてください。

接点がONになっており、その時の動作

設定が全消灯になっている。接点をOFFにしてください。

タブレットや外部Wi-Fi機器で全消灯の

操作を行っている。

タブレットや外部Wi-Fi機器でスケジュー

ルに戻る操作を行ってください。

全消灯に設定したスイッチやMF連動が

ONになっている。スイッチやMF連動を解除してください。

スケジュールで全消灯の設定になってい

る。

正常に動作しています。

必要に応じてスケジュールを変更してくだ

さい。

電波が届いていない。スイッチやタブレットからシーンを変更し

て動作するかご確認ください。

照明器具が調光しない。

マルチマネージャーExやLS/PD-IF、LS/

無線-IFの電源が入っていない。電源を入れてください。

LSCL通信線が接続されていない。 LSCL通信の信号線を見直してください。

PDCL通信線が接続されていない。LS/PD-IFと照明器具間の配線を見直して

ください。

適合外の照明器具を使用している。適合照明器具に変更してください。

電波が届いていない。スイッチやタブレットからシーンを変更し

て動作するかご確認ください。

照明器具が調色しない。調光タイプの照明器具を使用している。調色タイプの照明器具に変更してください。

初期設定で無線器具の読

込ができない。

近くにある他のシステムが初期設定を

行っている可能性があります。

他のシステムの初期設定が完了してから機

器読込を行ってください。

間違って他のシステムにペアリングされ

ている器具がある可能性があります。

PiPit+ハンディライコンの「カスタムファ

ンクション 28」を送信し3秒以内にふた

を閉じて「自動」ボタンを押してください。

無線器具が工場出荷状態になります。

※起動方式RXのみ赤外線で本設定ができ

ます。


困ったときは

45


スケジュール通りに動作

しない。

スケジュールの設定が間違っている。スケジュールを見直してください。

フェード時間が長く設定されている。

フェード時間を長く設定すると明かりの変

化を感じにくくなりますが、正常に動作し

ています。

マルチマネージャーExにデータを送信し

ていない。

マルチマネージャーExにデータを送信して

ください。

スイッチやMF連動で操作をしている。スイッチやMF連動を解除してください。

タブレットや外部Wi-Fi機器で点灯操作

をしたままになっている。

タブレットや外部Wi-Fi機器でスケジュー

ル運転に戻る操作を行ってください。

接点がONになっている。接点をOFFにしてください。

マルチマネージャーExの時刻がおかしく

なっている。

時刻を設定しなおしてください。

（定期的に時刻を修正することをお勧めし

ます。）

スイッチ子器が動作しな

い。

スイッチ通信線が接続されていない。LS/PD信号変換インターフェースとスイッ

チ子器間の配線を見直してください。

タブレットでスイッチ子器の設定がされ

ていない。

タブレットでスイッチ子器の設定を実施し

てください。

マルチマネージャーExにデータを送信し

ていない。

マルチマネージャーExにデータを送信して

ください。

接点がONになっている。接点をOFFにしてください。

MF連動で設定した機能

が動作しない。

MF連動を「オン」するに設定していな

い。

MF連動設定画面で「オン」に設定し、シ

ステムにデータを送信してください。

設定したMF連動のアドレスが、マルチ

マネージャー用拡張端末器に設定されて

いるアドレスの範囲内に入っていない。

範囲内のアドレスのMF連動を設定してく

ださい。範囲は最大32chです。

マルチマネージャーExとマルチマネー

ジャー用拡張端末器、その他フル2線や

FreeFitが正しく施工されていない。

正しく施工されているか確認してください。


困ったときは

46


タブレットがマルチマネージャーEx

と接続できない。

接続しようとしているSSIDが間違っ

ている。

マルチマネージャーExのSSIDを選


暗号化パスワードが間違っている。正しい暗号化パスワードを入力して

ください。

タブレットを操作した場合に「Wi-

Fi接続ができていません」と表示さ

れる。

マルチマネージャーExとWi-Fi接続

できていない。

「Wi-Fi接続」の項をご確認いただ

き接続してください。

タブレットを操作した場合に「通信

できませんでした。もう一度行って

ください」と表示される。

Wi-Fi接続はできているが通信がで

きなかった。再度同じ操作を行うと通信できます。

タブレットを操作した場合に「マル

チマネージャーExから応答がありま

せんでした」と表示される。

マルチマネージャーExの電源が切れ

ている。

マルチマネージャーExの電源を入れ

て、Wi-Fi接続しなおしてから、再

度操作を行ってください。

タブレットを操作した場合に「マル

チマネージャーExが他の処理を行っ

ています」と表示される。

システムが別の処理を実行している。別の処理が終わるまでお待ちいただ

き再度操作してください。

Space Player連携動作ができない。

Space Plaeyr側の設定で、エリア

とグループが正しく設定できていな

い。

「付録：Space Playerと連携する

ときの注意事項」をご確認ください。

Space Playerと正しくWi-Fi接続で

きていない。

Space Playerメニュー「ネット

ワークステータス」で無線LANのIP

アドレスを確認し 192.168.5.100

となっている場合は、接続に失敗し

ている可能性があります。正しい

「キー」を再設定してください。

シーン設定の「スライドショー」ボ

タンが押せない。

有線器具のみのエリアが選択されて

いない。

スライドショーは有線器具のみのエ

リアで設定できます。一台でも無線

器具が含まれるエリアはスライド

ショーは設定できませんので、エリ

ア設定で有線器具のみのエリアを作

成してください。

付録

47

機器名最大接続台数備考

マルチマネージャーEx 1台

LS/PD信号変換インターフェースPlus

合計8台

LS/無線信号変換インターフェース

照明器具または

PD/調光信号変換インターフェース512台

以下の器具の合計が512台となります。

・有線器具（DK/DZ）

・無線器具（RX/RY）

・PD/調光信号変換インターフェース

※PD/調光信号変換インターフェースを用

いて照明器具（LZ）を接続する場合、PD/

調光信号変換インターフェースの台数でカ

ウントしてください。

※LS/PD信号変換インターフェースPlus1

台に最大64台接続できます。

※LS/無線信号変換インターフェースに最

大110台登録（ペアリング）できます。

スイッチ子器 32台

LS/PD信号変換インターフェースPlus

1台に4台接続可能

LS/無線信号変換インターフェース

1台に4台接続可能

接点 2接点

マルチマネージャー用拡張端末器 1台

設定操作用タブレットEx

外部Wi-Fi機器（Space Player）9台同時接続が最大9台

付-1：システム最大接続台数一覧

付録

48

設定内容最大設定数備考

フロア 1フロア

エリア 25エリア

ゾーン 1エリアに最大512ゾーン全エリアで最大1000ゾーン

シーン 1エリアに32シーン

スライドショー 1エリアに16スライドショー有線器具のみで構成されたエリア

スライドショーの切替線 1スライドショーに15本最大16シーンの切替え可能

スケジュール（日） 1エリアに16スケジュール

スケジュール（日）の切替線 1スケジュールに15本 1日を最大16シーン切替え可能

スケジュール（週） 1エリアに16スケジュール

スケジュール（年） 1エリアに1スケジュール

エリアスケジュール（年）の切替線 1スケジュールに15本1年間を最大16スケジュール切替え

可能

特別日スケジュール 1エリア366日

付-2：システム最大設定数一覧

付録

49

設定内容設定範囲

シーン設定値・調光率：0%、5%～100%（0.5%単位）

・色温度：2700K～6500K（50K単位）

スライドショー設定値・再生時間：1秒～60秒（1秒単位）

・切替フェード時間：0秒～60秒(1秒単位)

スケジュール（日）

・時刻：0時～24時（1分単位）、日の出、日の入

・切替フェード時間：

0秒～59秒（1秒単位）

1分～120分（1分単位）

スイッチ・MF連動・フェード時間：0秒～60秒

※フェード時間が設定できない場合もあります。

付-3：設定値範囲一覧

付録

50

設定内容管理者一般ユーザ

施工・初期設定〇 ×

運用設定

エリア設定〇 ×

ゾーン設定〇〇

明るさセンサ設定〇 ×

シーン設定〇〇

スケジュール設定〇〇

スイッチ設定〇〇

照明操作

シーン再生〇〇

マニュアル〇〇

スケジュール切替〇〇

スライドショー再生〇〇

表示設定〇 ×

オプション〇 ×

データ管理

新規作成〇 ×

システムからデータ取得〇〇

システムへデータ送信〇〇

データ保存〇〇

データ読込〇〇

データ削除〇〇

インポート〇 ×

エクスポート〇 ×

事前設定データ〇 ×

付-4：管理者と一般ユーザの権限

付録


名称 LED 仕様

LED

赤

・通常使用では点灯しません（工場での検査用です）

LSCL通信LED・LSCL通信に異常がある場合、点灯

・MF連動通信に異常がある場合、点滅

エラー表示LED ・マルチマネージャーExの内部に異常がある場合、点灯

外部連動動作表示LED

緑

外部連動動作時に緑点灯または緑点滅

タブレット通信表示LED・タブレットと接続時、点灯

・データ送信中の場合、点滅

通電表示LED ・通電時、点灯

名称 LED 仕様

LSCL通信LED

赤

・LSCL通信に異常がある場合、点灯

器具通信LED・器具通信が短絡している場合、点灯

・スイッチ通信にエラーがある場合、点灯

通電表示LED 緑・通電時、点灯

【マルチマネージャーEx：NQ51101K】

【LS/PD信号変換インターフェースPlus：NK51111】

51

付録


【LS/無線信号変換インターフェース：NK51113】

52

名称 LED 仕様

LSCL通信LED

赤

・LSCL通信に異常がある場合、点灯

無線通信LED・内部エラーが発生している場合、点灯

・スイッチ通信にエラーがある場合、点灯

通電表示LED 緑・通電時、点灯

53

日の出時刻

日付九州・山口県沖縄宮古島など

1/1 7時19分 7時16分 7時22分

2/1 7時12分 7時13分 7時20分

3/1 6時45分 6時53分 7時01分

4/1 6時05分 6時20分 6時29分

5/1 5時29分 5時51分 6時03分

6/1 5時09分 5時36分 5時48分

7/1 5時11分 5時39分 5時52分

8/1 5時30分 5時54分 6時05分

9/1 5時51分 6時08分 6時19分

10/1 6時10分 6時21分 6時30分

11/1 6時34分 6時37分 6時45分

12/1 7時00分 6時59分 7時05分

日の出時刻

日付北海道東北海道西奥羽東北関東中部近畿中国四国

1/1 6時50分 7時05分 6時55分 6時52分 6時50分 7時01分 7時04分 7時15分 7時09分












付録

付-6：日の出時刻

54

日の入時刻

日付九州・山口県沖縄宮古島など

1/1 17時22分 17時49分 18時01分

2/1 17時49分 18時12分 18時23分

3/1 18時14分 18時30分 18時41分

4/1 18時37分 18時46分 18時55分

5/1 18時58分 19時01分 19時08分

6/1 19時20分 19時17分 19時23分

7/1 19時29分 19時26分 19時31分

8/1 19時16分 19時16分 19時23分

9/1 18時43分 18時49分 18時58分

10/1 18時02分 18時16分 18時26分

11/1 17時26分 17時47分 17時58分

12/1 17時10分 17時36分 17時48分

日の入時刻

日付北海道東北海道西奥羽東北関東中部近畿中国四国













付録

付-7：日の入時刻

付録

55

付-8：外部Wi-Fi機器をWi-Fi接続するときの設定

■ 外部Wi-Fi機器をマルチマネージャーExとWi-Fi接続するときの、外部Wi-Fi機器側の設定は以

下のように設定してください。

設定項目設定内容

DHCP ON

SSID マルチマネージャーEx本体または本体取扱説明書に記載の内容

認証 WPA2-PSK

暗号化 AES

暗号化キーマルチマネージャーEx本体または本体取扱説明書に記載の内容

付録

56

付-9： Space Playerと連携するときの注意事項

Space Player マルチマネージャーEx

エリア番号

グループ番号

エリア番号

1 1 1

1 2 2

1 3 3

1 4 4

1 5 5

2 1 6

2 2 7

2 3 8

2 4 9

2 5 10

3 1 11

3 2 12

3 3 13

3 4 14

3 5 15

■ Space PlayerとマルチマネージャーExを連携する場合、エリア・グループの概念が異なります

ので、Space Player側で設定する際に以下を参考に連携させてください。

Space Player マルチマネージャーEx

エリア番号

グループ番号

エリア番号

4 1 16

4 2 17

4 3 18

4 4 19

4 5 20

5 1 21

5 2 22

5 3 23

5 4 24

5 5 25

Space Player側の設定で表のようにエリア

とグループを設定することでマルチマネー

ジャーExのエリア1～エリア25を指定でき

ます。（Space Player側の設定でエリア6

以降、グループ6以降はご使用できません）

付録

57

付-10：初期設定画面のボタン概要

画面ボタン説明

初期設定

1.機器配置

ツール

仮アイコンにする図面上で選択されている有線器具/無線器具のアイコンを仮アイコンに変更します。

リストに戻す図面上で選択されているアイコンをリストに戻します。

仮アイコン削除図面上で選択されている仮アイコンを削除します。

仮アイコン一括配置仮アイコンをまとめて図面上に配置できます。

有線器具一括配置リスト上の有線器具を図面上にまとめて配置できます。

無線器具一括配置リスト上の無線器具を図面上にまとめて配置できます。

有線機器読込有線機器をシステムから読込み、リスト上に表示します。

リストの無線器具削除リスト上の無線器具を削除します。

器具アイコン変更図面上で選択されている有線器具/無線器具のアイコンを変更します。

無線器具(固有ID)収集工場出荷状態の無線器具を収集します。収集回数を指定したり、PiPit+ハンディライコンで設定した無線器具だけ収集することができます（Q&A：Q19参照）。

無線器具(固有ID)読込

工場出荷状態の無線器具を収集した結果をマルチマネージャーExから読込みます。収取中にWi-Fi通信が切断した場合など、後から結果だけ読込む場合に使用してください（Wi-Fi通信が切断されてもシステムは収集を続けます。）

2.無線器具登録

メンテ

フェールセーフ無線器具が消灯状態で無線信号を一定時間受信できなかった場合に、100%点灯するかしないかの設定をします。ONに設定すると100%点灯します。

電源起動時の明るさ設定

無線器具の電源起動時に点灯する明るさ(調光率・色温度）をシーンを選択して設定します。

初期化図面上で選択している初期設定が完了した無線器具を工場出荷状態にします。

無線器具読込初期設定が完了した無線器具をタブレットに読込みます。

マージン確認LS/無線-IFと無線器具で通信した電波の感度を確認できます。

無線器具交換設定無線器具が故障した場合に交換時に設定します。

ペアリング先変更ペアリングしているLS/無線-IFとは別のLS/無線-IFにペアリング先を変更します。

無線器具点滅図面上で選択している無線器具を点滅させます。

無線器具登録削除図面上で選択している無線器具の登録情報をLS/無線-IFから削除します。

LS/無線-IF 指定したLS/無線-IFを経由して無線器具を点滅します。どのLS/無線-IFから電波が届くか確認する際にご使用ください。点滅

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