5Gに向けた研究開発のご紹介 - NTT Docomo...UI/UX 性能端末タイプ,操作性応答速度,) 環境要因 (混雑状況,時刻,場所,) 個別要因 (電池残量,緊急状況下,)

5Gに向けた研究開発のご紹介

パナソニック株式会社

AVCネットワークス社イノベーションセンター

目次

• 2020年代の動向

• 5Gユースケース／課題／研究開発

–超高精細映像伝送

–公共エリアでの業務支援

– トランスポーテーションとの連携

• 研究手法

Panasonic Corporation All Rights Reserved Tokyo Bay Summit 2015

2020年代の動向

社会動向東京オリンピックパラリンピック

3

項目 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025

移動通信システム

5G商用サービス

5G商用サービスと4K・8K放送サービス、次世代ITSの本格普及

[1] 電波産業会第130回電波利用懇談会資料から抜粋 [2] 電波産業会第131回電波利用懇談会資料から抜粋

ITS [2]

700MHz帯直接通信方式

レベル1(安全運転支援システム)

レベル2(準自動走行システム)

協調型

レベル3(準自動走行システム)：

レベル4 (自動走行) 自律型

4K8K放送 [1]

4K・8K 実用放送

4K・8K 試験放送

4K・8K 本格普及

数多くの中継、パブリックビューイング、市販TVでの4K・8K視聴


自動車

航空

公共流通小売

住宅産業

美容健康

Business

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家電

5Gの適用領域

5Gは生活におけるあらゆる活動における基盤技術

5G


自動車

航空

公共流通小売

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超高精細映像伝送

5G


6

遠隔ビデオ会議スタジアムでの動画像共有


5G網 5G網・超高精細映像通信

クラウドローカルクラウド

・自動編集・映像蓄積

360°全天周映像伝送 8K映像ワイヤレス伝送

4K・8K映像による臨場感溢れる会議システム

インタラクティブな超高精細映像伝送での新映像体験


課題

求められるQoS[1]

UI/UX性能 (端末タイプ,操作性,応答速度,)

環境要因 (混雑状況,時刻,場所,)

個別要因 (電池残量,緊急状況下,)

許容BER 許容遅延時間

ビデオ会議ライブストリーミング

1e-3 150ms

○QoE確保技術

○伝送品質に応じた適応制御

・実効帯域変動に応じた画像情報適応制御・セル接続切替時の映像乱れの抑圧・スモールセルでは移動速度に依り切替頻度大

いかに総合的な映像品質を確保

するか？

[1]--3GPP TS23.203


研究開発

① 接続セルでの伝送状況を反映し、QoEを確保する映像信号の適応制御

② セル切替制御タイミング予測の共有による動画像品質の安定化 ①

②

①


LTEとHSPA間遷移時の動画像品質評価結果の例

LTE接続時の画像

LTEからHSPAへのH.O.時の対策が無い場合

LTEからHSPAへのH.O.予測による対策有る場合

LTE接続時の画像


自動車

航空

公共流通小売

住宅産業

美容健康

Business

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家電

公共エリアでの業務支援

5G


11

スタジアム内

駅構内

5G網・画像解析・AR重畳

クラウド

超高精細映像による大人数同時認識

緊急時の瞬間個人特定スタッフ間の情報共有高度化

より高度な駅中案内


超高精細映像を共有しての高セキュリティ化

空港内

総務省第3回情報通信審議会技術戦略委員会当社資料より抜粋


課題

モバイルコア網

Internet

セルラー RAN

無線LAN網無線LAN網

MNO管理 MNO管理外独立運用事業者

システム情報の共有がされていない

いかにQoEを確保して最適RAT／セルの選択を実現するか？

公共エリアでのネットワーク構成例


研究開発

① 無線LAN利用時の履歴情報・伝送品質情報をクラウドに置かれるDBに収集

② 端末はMNO管理外の無線LAN品質情報をDBから取得、最適セル選択を実施

cloud 端末

履歴情報・品質情報接続

①

DB

cloud 端末

接続先情報

接続

②


自動車

航空

公共流通小売

住宅産業

美容健康

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家電

トランスポーテーションとの連携

5G


15 トランスポーテーションとの連携

電波産業会第131回電波利用懇談会を基に編集

5Gとの融合による多様な価値創造

安心安全の確保

5G網ローカルクラウド

協調型ITSの拡充

自動運転サポート

エコ・トランスポーテーション

運転支援によるエコロジー実現

スタジアム内自動デリバリーシステム

業務支援による省力化・効率化

総務省第3回情報通信審議会技術戦略委員会当社資料より抜粋


課題

高速移動中でも場所依存の情報の瞬時の交換が必要例）移動車両からのアラーム等中低速ではより大容量な情報交換を短時間で実現例）自動デリバリーシステムでの業務関連情報交換

• 高速なセル発見 • 最適セルへの迅速な接続

をどのように実現するか？


研究開発

① 位置・移動情報を用いた高速スモールセル接続利用技術

② 端末主導での最適セル選択により、異RATを含めて、QoEを確保

移動

① 位置・移動情報

②



① 接続セルでの伝送状況を反映した映像信号の適応制御

② セル切替制御タイミング予測の共有による動画像品質の安定化


① 無線LAN利用時の履歴情報・伝送品質情報をクラウドに置かれるDBに収集

② 端末はMNO管理外の無線LAN品質情報をDBから取得、最適セル選択を実施

トランスポーテーションとの連携

① 位置・移動情報を用いた高速スモールセル接続利用技術

② 端末主導での最適セル選択により、異RATを含めて、QoEを確保

5G実現に向けた研究開発

これらの研究開発成果は，大容量ブロードバンド利用といった他シナリオにも適用可能


Macro

Small(低SHF)

Small(高SHF)

研究手法

システムシミュレータ

・システムシミュレータでの振る舞いの一部を実機にて検証

システムシミュレータと実機による研究及び検証

弊社ブースにて動態展示中

評価検証系

・街並み構造物も反映し正確性確保


まとめ

5Gユースケースを基に、必要な研究項目を抽出 2020年に向けて研究開発を継続

５Gにより生活におけるあらゆる活動を豊かにする

ご清聴ありがとうございました

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5Gに向けた研究開発のご紹介 - NTT Docomo...UI/UX 性能 端末タイプ,操作性応答速度,) 環境要因 (混雑状況,時刻,場所,) 個別要因 (電池残量,緊急状況下,)

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