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お問い合わせ ・ お申し込み ・ 主催：東京室内楽愛好会　Tel：03（6320）5195

©satoshi kuronuma [aosora]

2020 年 10 月 16 日（金）　午後 6:30 開場／午後 7:00 開演すみだトリフォニーホール　小ホール（錦糸町駅・徒歩 5 分）

全席自由（税込）：\3,500（前売り）／ \4,500（当日）

Kammermusikverein, Tokyo 主宰 ・ 発見の音楽会 III

西澤安澄・ピアノリサイタルAZUMI NISHIZAWA●PIANO RECITAL

ITALIAN COMPOSERS FOR THE PIANOFORTE

●予定される主なプログラム

スガンバーティ～グルック／ 「メロディ」

　　　（「オルフェとエウリディーチェ」 による）

ロッシーニ～リスト ／ 「タランテラ」、

「何でもない事」 （「老いの過ち」 より）

ポンキエッリ／ 「夜想曲」

レオンカヴァッロ／ 「メランコリックなワルツ」

「ヴェニスの舟歌」

プッチーニ／ 「アダージオ」、 「小さなワルツ」

マスカーニ／ 「間奏曲」

レスピーギ／ 「グレゴリオ聖歌による前奏曲」、 「夜想曲」

カゼッラ／ 「踊りの歌」 （「2 つのイタリア民謡」 から）

ピツェッティ／ 「夢」

ピラティ／ 「花のポルカ」

カステルヌオーヴォ - テデスコ／ 「遠い声」 （光さす窓辺）

ニーノ ・ ロータ／映画 「カサノヴァ」 から 「第 2 番 魔法の鳥」

　　　　　　　　　　　　　 前奏曲第 13 番　　他

　　　　　　　　　　　　　　（プログラムは変更される可能性があります。）

ヨーロッパとアジアで活躍する西澤安澄が取り組むイタリア人作曲家によるピアノ曲の魅力。 　美しいメロディーに酔う、 　豊穣の歌に心奪われる、1 夜だけの特別プログラム。116 席限定！

ロッシーニ／プッチーニ

マスカーニ／チレア／ピラーティ

カゼッラ／ピツェッティ

カステルヌオーヴォ＝テデスコ

Ｎ .ロータのメロディーを

ピアノが歌う

イタリアの作曲家たちが描く美しすぎるピアノの世界

LA MUSICA PIANISTICA DEI COMPOSITORI ITALIANI

　スペイン　フランス　スイス　イタリア　上海　日本

※ホール側からの要請により、 入場者数を 116 席に制限いたします。 お出かけの際はマスクの着用をお願いいたします。緊急事態宣言や自粛要請等、 社会の情勢にかんがみ公演を中止 ・ 延期する場合があります。

その際には、 後日チケット代を払い戻しいたします。 以上ご了承ください。 入場人数制限の為、 当日券は販売されない可能性があります。

後援：駐日イタリア大使館

西澤安澄さんのこと ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　西澤安澄さんを最初に知ったのは、彼女の CD「FALLA・The Complete Piano Transcriptions ／ファリヤ・ピアノ編曲作品全集」との出会いであった。元々スペイン音楽が好きだったこともあるが、ジャケットでバイラのポーズをとる西澤さんの姿に目がひきつけられてしまった。大変に美しい方であるのはもちろんだが（申し訳ありません。ジャケ買いでした。）、 その身のこなしからスペインのリズムそのものが立ち上ってくるように感じたのだ。はたせるかな、CD に刻まれた演奏からは、ファリャが音楽に込めた光も風もパッションも躍動も、そして郷愁と甘さを伴った一抹の悲しみ（dolor dulce）...... それらのすべてが確実に音となって現れていた。　彼女は取り立ててスペイン的な表現を試みているわけではない。よくお国モノの音楽を演奏する際、これ見よがしにテンポを揺らしたり間を詰めて性急に追い込んだりして、いかにもそれぽっく聴かせようとする人がいるが、彼女の演奏にそのようなわざとらしさはない。それでいながらスペインなのだ。もちろん、スペインに居を構え、現地の空気に馴染んでいることもあるとは思うが、根本的に楽譜に込められた作曲家のスピリットを感じ取る能力が高い人なのだろう。特にスペイン音楽にはその能力が必要なのだ。アルベニスの「イベリア（全曲）」も聴き、その思いを更に強くした。　2018 年にリリースされた「DEBUSSY ～ HOMMAGE」ではドビュッシーと彼に関わりの深いスペインの作曲家の作品を取り上げ、煌めくような演奏を聴かせてくれた。その西澤さんが日本でコンサートを開いてくれることになった。　曲目については何度か話し合った結果、イタリアの作曲家のピアノ曲を中心に組むことになった。イタリアの音楽となるとまずオペラや歌となるのかもしれないが、オペラにも傑作を残した作曲家の多くが実に美しいピアノ作品を書いている。日本では、演奏会で取り上げられる機会が多いとは言えないが、豊穣な歌に溢れたメロディーの宝庫である。ピアノで存分に歌うことができる西澤さんだからこそのプログラム・ビルディングと言えるだろう。　西澤さんとお話ししていると、常に新しい分野に踏み込んでいこうとする意欲を感じる。良く歌う西澤さんのピアノで、豊穣な歌に満ち溢れたイタリアのピアノ曲の新鮮な魅力を発見するコンサートとなるだろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京室内楽愛好会　主宰：嶋村　朗

歌に満ちたイタリアの作曲家のピアノ作品ロッシーニ／プッチーニ／マスカーニ／チレア／ピラーティ／カゼッラ

ピツェッティ／カステルヌオーヴォ＝テデスコ／Ｎ .ロータ美しきメロディーをピアノが歌う

西澤安澄・ピアノリサイタルITALIAN COMPOSERS FOR THE PIANOFORTE

お問い合わせ ・ お申し込み　東京室内楽愛好会　Tel：03（6320）5195

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西澤安澄・プロフィール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　スペインを拠点に、国際的に活躍するピアニスト。スペイン音楽のスペシャリストとして各国で高い評価を得ている。　桐朋学園女子高等学校音楽科を卒業、同大学にて神谷郁代、岡本美智子、池田素子に学ぶ。その後、フランスの巨匠・名教授として高名なドミニック・メルレにその才能を見出されて、ジュネーブ音楽院大学院にて師の薫陶をうけた。同音楽院を満場一致の一等賞で卒業後、スペインを代表するピアニストで名教授のホアキン・ソリアノに招かれ、拠点をマドリッドへ移す。2002 年スイス・ジュネーブ芸術協会主催の定期演奏会でのデビュー以来、世界各国で活発な演奏活動を行っている。これまでに、フランス、イタリア、スイス、スペイン、ポルトガル、日本、中国の主要な音楽ホールでのリサイタル、各国の音楽祭への出演多数。ジュネーブ芸術協会の定期演奏会シリーズ（スイス）、パリ・ショパン・フェスティバル（フランス）、京都千夜一夜音楽祭（日本）、ヴィチェンツァ春の音楽祭（イタリア）、ロス・クラシコ・デ・ベラノ・エン・マドリッド（スペイン）、トーレシユダ音楽祭（ウエスカ、スペイン）、ローブレス音楽祭（スペイン）その他多数。京都清水寺でクラシック音楽の演奏会としては開帳後初めての奉納コンサートを開催。スペイン・グラナダ大音楽堂の杮落としのためのリサイタルを行う等、さまざまなシーンにおいて活躍。　ソロ活動と並行して室内楽にも力を入れている。これまで、名門スイスロマンドオーケストラのトッププレーヤーで編成されたスイスロマンド木管クインテットとの日本ツアー、アッサイ弦楽四重奏団ほか、一流アーティストとの共演を重ねている。バロック時代の室内楽にも興味を示しており、バロックフルート奏者のマリアノ・マルティンと共にグループ・エクストラヴァガンツァのコンサートプロジェクトにはチェンバロを用いて共演した。　遺族から厚い信頼を得、またスペイン精鋭の音楽学者らからの積極的な応援のもと、2010 年、スペインの名門レコードレーベル VERSO より「マヌエル・デ・ファリャ　ピアノ作品全集」をリリース。スペインが世界に誇る大作曲家ファリャの数少ないピアノ曲全集を造る歴史的プロジェクトとして注目が集まった。日本ではレコード芸術特選盤に選ばれるなど、スペインのみならず各国で販売、好評を得ている。その後、2012 年に CD「ファリャ : ピアノ編曲作品全集」、2014 年には CD「アルベニス：組曲イベリア全集」を発表している。2003 年、映画「福耳」（宮藤官九郎、田中邦衛主演）出演、演奏。2004 年、上海師範大学非常勤教授。2018 年に CD「ドビュシー～オマージュ」をリリース現在はグラナダ在住。

2020 年 10 月 16 日（金）18:30 開場／ 19:00 開演

すみだトリフォニー・小ホールチケット ・ 全席自由（税込）

一般￥3,500（前売り）／￥4,500（当日）

「ファリヤ・ピアノ編曲作品全集」のジャケット

※ホール側からの要請により、入場者数を 116 席に制限いたします。また、お出かけの際はマスクの着用をお願いいたします。緊急事態宣言や自粛要請等、社会の情勢に鑑み、公演を中止・延期する場合があります。

その際には、チケット代を払い戻しいたします。ご了承ください。入場人数制限の為、当日券は販売されない可能性があります。

後援：駐日イタリア大使館　　主催：東京室内楽愛好会

LA MUSICA PIANISTICA DEI COMPOSITORI ITALIANI