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Copyright © 2018 TOYOTA MOTOR CORPORATION All rights reserved.
MaaS技術の最前線
2018年12月14日
トヨタ自動車株式会社
コネクティッドカンパニー
MaaS事業部 担当部長 木津 雅文
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1.トヨタが目指すMaaS ①モビリティーカンパニーへの変革 ②e-Palette コンセプト 2.Autono-MaaS車両とは 3.MaaSを支えるモビリティサービスプラットフォーム(MSPF) ①概要 ②MSPFを活用したサービスの事例 4.MONET Technologies の設立 5.スマートモビリティ社会の実現に向けて
2 目次
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1.トヨタが目指すMaaS ①モビリティーカンパニーへの変革
CES2018にて「e-Palette Concept」を発表
3
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初期パートナーとの連携
サービス
サービス、技術 サービス
サービス、技術
技術
4 1.トヨタが目指すMaaS ②e-Palette コンセプト
• より実用性の高い車両仕様の検討や、e‐Palette Conceptを活用した新たなモビリティサービスを実現するため、初期パートナーとアライアンスを締結
• アライアンスパートナーには、サービスの企画段階から参画頂き、実験車両による実証事業を進める
• 今後、2020年代前半には米国を始めとした様々な地域でのサービス実証を目指すとともに、2020年には一部機能を搭載した車両で東京オリンピック・
パラリンピックのモビリティとして大会の成功へ貢献
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• 車両制御インターフェースを、自動運転キット開発会社に開示する • 自動運転キット開発会社は、開発に必要な車両状態や車両制御等を、MSPF上
で公開されたAPIから取得し、開発した自動運転キットをルーフトップ等に搭載可 • 車両制御インターフェースは、外部からのサイバーセキュリティ対策に加え、 自動運転キットからの車両制御コマンドの安全性を一定のルールに基づき確認
5 2.Autono-MaaS車両とは 車両制御インターフェースの開示による自動運転の仕組み
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• 車両に搭載されたDCM(Data Communication Module)から車両情報を収集し、グローバル通信プラットフォームを介して、TBDC(Toyota Big Data Center)に蓄積
• 車両情報に基いた、リースや保険等の各種ファイナンスサービス、販売店と 連携した高度な車両メンテナンスサービスを提供 • MSPF上で、車両状態や動態管理など、サービス事業者が必要とするAPIを 公開し、モビリティサービスに活用
6 3.MaaSを支えるモビリティサービスプラットフォーム(MSPF)
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Smart Key Box
会員情報
カーシェア事業者
MSPF & トヨタスマートセンター
車両情報
暗号キー
ドアの開閉
エンジンの始動
SKB
スマホアプリ
インターネット
暗号キーの認証 BLE 通信
近距離通信
暗号キー
<SKB(Smart key Box)>
<TransLog>
カメラ (ドラレコ映
像)
GPSアンテナ
車載機
通信ドングル
CAN
ビックデータ ・ドラレコ映像 ・CAN情報
基本データ ・車輌情報
など
フリート管理ツール
お客様
MSPF & トヨタスマートセンター
TransLog端末 (車載端末)
7 3.MaaSを支えるモビリティサービスプラットフォーム(MSPF)サービス事例
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- 人工知能を活用したタクシーの「配車支援システム」- (JapanTaxi、KDDI、アクセンチュア、トヨタ)
• タクシー運行実績や人口動態予測だけでなく、タクシー需要への影響が大きい気象、
公共交通機関の運行状況、大規模施設でのイベントなどのデータをAI に取り込み、
タクシー需要を予測。売上高の増加を確認
• 今後タクシー車両向けに順次搭載を拡大していく通信型ドラレコ「TransLog」から収集される
「走行画像」の解析結果と、タクシー需要の相関関係の研究も進める
8 3.MaaSを支えるモビリティサービスプラットフォーム(MSPF)サービス事例
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4.MONET Technologies の設立
サービス事業者
車両メーカー
次世代MaaS車両のサービス企画
営業 車両リース 運営代行
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・車や人の移動などに関するさまざまなデータを活用することで、需要と供給を最適化。 移動における社会課題の解決や新たな価値創造を可能に
・MONET では、まず、利用者の需要に合わせてジャスト・イン・タイムに配車が行える 「地域連携型オンデマンド交通」 「企業向けシャトルサービス」などを、全国の自治体や 企業向けに展開していく予定
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・MaaS や 新たなモビリティによって、より自由で快適な移動を提供
・街のかたち、都市の姿の 変革 “スマートモビリティ社会”の実現
感動・笑顔
安全・安心・快適
環境・円滑
人流・物流・効率化
MaaS
新たなモビリティによる 新価値創造 地球にやさしい
最適な移動手段の提供
コネクティッドで つながる嬉しさ
自由で無駄の無い移動
コネクティッドで つながる嬉しさ
自由で無駄の無い移動
地球にやさしい 最適な移動手段の提供
5.スマートモビリティ社会の実現に向けて 10
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Crayon(小型電気自動車共同利用システム)
京都パブリックカーシステム実証実験
(2000年~2002年終了)
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