19
SEVEN - ELEVEN セブン-イレブンの横顔2010-2011 L E E E ブン ブン N VE V V V V V V V V V E E E V V SEVEN EL セブン-イレブ EVEN 1

SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

  • Upload
    others

  • View
    5

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

SEVEN-ELEVENセブン-イレブンの横顔2010-2011

LEEEンブンンブンブ

NVEVVVVVVVVVEEEVVSEVEN ELセブン-イレブ

EVEN1

Page 2: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

 セブン-イレブンが誕生したのは、1974年。国内の消費市場が「売り手市場」から「買い手市場」へと変化する中、厳しい経営を迫られていた中小小売店の健全な成長・発展に向け小売店の経営を近代化し、生産性の向上を実現するために創業しました。加盟店様と本部との信頼関係に基づいた独自のフランチャイズシステムをはじめ、世界最大規模の情報ネットワークを駆使した店舗経営、お客様のニーズをスピーディに反映する商品開発の仕組みなど、変化する時代とお客様のニーズに対応するため、つねに変革への挑戦を続けています。

2010

早朝7時~深夜11時まで、いつでも買い物ができる「タイム・コンビニエンス」という新しい価値でお客様の支持を獲得しました(写真はセブン-イレブン1号店の豊洲店)。

お惣菜や買い置きできるチルド弁当から、洗剤、キッチン用品などの日用品まで、生活必需品を幅広く揃え、

ご高齢者や有職主婦などのご来店を増やしています。

代表取締役会長

鈴木 敏文最高経営責任者(CEO)

代表取締役社長

井阪 隆一最高執行責任者(COO)

 コンビニエンスストアは、いま、大きな転換期を迎えてい

ます。高齢化社会の進展、単身者や共働き世帯の増加

などを背景に、お客様の生活スタイルは大きく変化し、「日

常生活に必要な品々を、近くの店で時間をかけずに購

入したい」というニーズが高まっています。その一方で、日

本各地の中小小売店は減少を続けており、お客様のご

不便の解消に、「変化対応業」を標榜するセブン-イレブ

ンが果たすべき役割は大きいと自負しています。

 いま、セブン-イレブンでは、コンビニエンスストアが提供

している「近くて便利」という価値を改めて問い直し、新

たな時代のコンビニエンスストアを目指して、さまざまな取

り組みを進めています。お惣菜や冷凍食品から洗剤、生

活用品まで、幅広いラインナップを揃えたグループのプラ

イベートブランド商品「セブンプレミアム」、消費期限の延

長と新鮮なおいしさを両立した「チルド弁当」、バランスの

とれた食事をお届けする「セブン・ミールサービス」など、

日常生活のニーズに応える商品・サービスに注力。また、

こだわり商品が人気のネット通販「セブン-イレブンネット」、

旅行やイベントチケットの発行も行う多機能な「マルチコ

ピー機」、セブン銀行ATMによる金融サービスなど、IT

ネットワークやグループ各社との連携を活用し、サービス

拠点としての機能を充実させています。

 国内で地域ニーズに密着するのと並行して、グローバ

ル化も強力に進めています。海外のセブン-イレブンのラ

イセンシー(事業者)やメーカーとともに行う商品開発を

はじめ、店舗設備・資材、情報システムなどの共有化も

視野に入れ、「世界のセブン-イレブン」としてのブランド力

向上を図っています。

 地球規模の視点と、地域のお客様の視点を融合し、

セブン-イレブンは、新たな時代のコンビニエンスストア事

業に挑戦してまいります。

ごあいさつ 「お客様の立場に立ち、商品・サービスを提供する」その不変の姿勢が、変化する時代においても成功を支えます

創業理念

1974年「あいててよかった」から、1974年「あいててよかった」から、2010年「近くて便利」へ2010年「近くて便利」へ生活インフラとしてのコンビニエンスストアに期待が集まっています

既存中小小売店の近代化と活性化

共存共栄

 セブン-イレブン誕生当時は、経済成長とともに人々の生活時間が拡大した時代。早朝や深夜でも買い物ができるセブン-イレブンは、若い層を中心に大いに支持を集めました。それから35年以上が経ち、高齢人口の増大や共働き世帯の増加という社会構造の変化を迎え、自宅の近くで日常の買い

物を手早くすませたいというニーズが急速に高まってきました。中小小売店の減少という長期的な傾向も、「近くて便利」な店の必要性を切実なものにしています。セブン-イレブンはこうした時代のニーズに応えるため、品揃えやサービスを変革し、新たな店づくりに邁進しています。

1974

1

Page 3: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

(株)セブン-イレブン・ジャパン7-Eleven, Inc.SEVEN-ELEVEN(HAWAII), INC.セブン-イレブン北京セブン-イレブン中国

●コンビニエンスストア

●総合スーパー(株)イトーヨーカ堂(株)丸大華糖ヨーカ堂成都イトーヨーカ堂

●百貨店(株)そごう・西武  ・そごう  ・西武  ・ロビンソン

●食品スーパー(株)ヨークベニマル(株)ヨークマート(株)シェルガーデン(株)サンエー王府井ヨーカ堂

●製造加工アイワイフーズ(株)(株)テルベ(株)ライフフーズ

●その他(株)セブン&アイ生活デザイン研究所(株)セブン&アイ・フィナンシャルセンター

●専門店(株)メリーアン(株)オッシュマンズ・ジャパン(株)ロフト(株)赤ちゃん本舗(株)セブンヘルスケアタワーレコード(株)

●不動産/警備(株)モール・エスシー開発(株)IY リアルエステート(株)池袋ショッピングパーク(株)八ヶ岳高原ロッジ(株)ヨーク警備

●IT/サービス(株)セブン&アイ・ネットメディア(株)セブンドリーム・ドットコム(株)セブンネットショッピング(株)セブンカルチャーネットワーク(株)セブンインターネットラボ(株)セブン&アイ出版(株)セブン・ミールサービス(株)ごっつお便ぴあ(株)

●金融サービス(株)セブン銀行(株)セブン&アイ・ フィナンシャル・グループ(株)アイワイ・カード・サービス(株)SEキャピタル(株)ヨークインシュアランス(株)セブン・キャッシュワークス

●フードサービス(株)セブン&アイ・フードシステムズ   ・レストラン(デニーズ、ファミール他)   ・ファストフード(ポッポ他)   ・コントラクトフード

セブン&アイ・レストラン(北京)

「新・総合生活産業」を目指すセブン&アイHLDGS.セブン-イレブン・ジャパンも、グループの一員です

国内38都道府県に

(2010年6月末現在)

12,771店

お客様に愛されるお店であり続けるための鉄則を「基本4原則」として、日夜その徹底に取り組んでいます。

時間帯・天候・地域行事などにきめ細かく対応し、お客様のニーズを満たす商品を揃えています。

基本4原則 品揃えあいさつの徹底、笑顔、商品のご案内など、お客様の立場に立った接客に努めています。

フレンドリーサービス新鮮な商品を揃え、お客様にいつでも安心してお買い物いただけるようにしています。

鮮度管理商品を買いやすく、快適なお買い物ができるよう、つねに清潔で整理された店内を維持しています。

クリンリネス

2 3

北海道 815

岩手 61

宮城 324

福島 377

群馬 357

茨城 525

埼玉 875

東京 1,683

千葉 760

神奈川 894

山梨 161

大分 76

宮崎 139

静岡 472

愛知 564

三重 40

奈良 62

和歌山 40

岡山 199

広島 388

兵庫 379

1974年 5月 東京都6月 神奈川県9月 福島県10月 埼玉県

1975年 4月 長野県10月 千葉県

1978年 5月 北海道1979年 2月 栃木県

4月 福岡県5月 静岡県8月 茨城県

1981年 12月 群馬県1982年 5月 宮城県

山口 237

福岡 669

佐賀 139

長崎 84

熊本 200

島根 7

新潟 345

長野 367

福井 22

滋賀 166

石川 13

京都 183

大阪 558

1982年 8月 広島県10月 佐賀県

1983年 4月 山梨県9月 山口県

1986年 5月 新潟県1987年 6月 熊本県1991年 3月 滋賀県

3月 京都府3月 大阪府

1993年 4月 岡山県1995年 11月 兵庫県1996年 3月 宮崎県1999年 7月 山形県

2000年 3月 長崎県10月 岩手県

2001年 6月 大分県7月 和歌山県7月 奈良県

2002年 7月 愛知県2005年 11月 岐阜県2006年 2月 三重県2009年 1月 富山県

1月 福井県2月 島根県12月 石川県

出店エリアを拡大し、地域に根ざした店づくりの輪を広げています。

富山 41

岐阜 74

栃木 341

山形 134

都道府県別出店時期

セブン-イレブンは、コンビニエンスストア事業の中核を担うとともに、他のグループ各社との連携により、新しい商品やサービスの開発・運営に貢献しています

セブン-イレブンのビジネス セブン&アイグループ

Page 4: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

スウェーデン

デンマーク

191

カナダ 457

アメリカ 6,547

メキシコ 1,180

日本 12,771

ハワイ 55フィリピン 397

オーストラリア

中国 (内 北京・天津93 上海32)

1,680

タイ 5,409

マレーシア 1,115

シンガポール 493

インドネシア 5

177

126

ノルウェー

台湾

韓国

4,735

2,282

469

ノルウェー

中国インドネシア

シンガポール

フィリピン 韓国

タイ

マレーシア

台湾

オーストラリア

スウェーデン デンマーク

日本 アメリカ

メキシコ

カナダハワイ

セブン-イレブン・ジャパンが培ってきた事業インフラを活用し世界のセブン-イレブンの経営強化を図る仕組みが動き始めています

 昨年にひき続き、「ライセンシー・リーダーシップサミット」を東京で開催し、各国・地域のライセンシー(事業者)による情報交流や討議が行われました。2010年は、セブン-イレブン・ジャパンが培ってきた「商品開発」「店舗設備」「店舗経営」「情報・物流システム」を事業インフラとして共有し、各ライセンシーの成長を促進する方針を確認しました。

世界のライセンシーが一堂に会しセブン-イレブンのグローバル化を推進しています

4 5

 2009年4月にエリア・ライセンス契約を結んだ「モダン・インターナショナルグループ」により、11月、首都ジャカルタ市内に1号店がオープン。オフィス街を中心に出店を進め、2010年3月末時点で5店舗を展開。近代的な店舗と質の高いファスト・フードで注目の店となっています。

2009年11月、アジア地域で12番目のインドネシアに初出店

セブン-イレブンのビジネス

世界16の国と地域に約38,000店舗日本発の事業インフラで「世界ブランド」を目指します

グローバルネットワーク

(2010年3月末現在/日本・北京・天津・上海の店舗数は6月末現在)

Page 5: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

お店の売上総利益(売上高から売上商品原価*1を差し引いた荒利益)を、加盟店様と本部が一定の割合で配分する仕組みです。*1 売上商品原価=商品の総売上原価から「品減り・不良  品原価」と「仕入値引金」を差し引いた「純売上原価」

小規模な資金でも事業をスタートでき、加盟店様が安定した事業運営を行えるように設計された決済・融資の仕組みです。

加盟店オーナー様に一定額のオーナー総収入*2を保証する制度です。

*2 オーナー総収入=「売上総利益」から  セブン-イレブン・チャージを差し引  いた収入金額

店舗経営と販売に専念できる万全のバックアップ体制をご用意明確な役割分担と透明性の高い会計システムに基づいたフランチャイズシステムです

6 7

加盟店様と本部で明確に役割を分担共存共栄を目指す共同事業です

セブン-イレブンのビジネス

信頼関係の基盤を支える

セブン-イレブンシステム

経営相談サービス P8

商品開発・商品情報サービス P10

販売設備の貸与 P21

物流システムサービス P22

情報システムサービス P24

P30

P30

広告宣伝活動

会計簿記サービス

人のマネジメント(採用・教育・人事管理など)

商品のマネジメント(発注・販売促進など)

経営数値のマネジメント(売上・経営管理など)

加 盟 店 様 本 部

共同 事業

対等なパー トナーとして明確に役割 分担を行う

荒利分配方式オープンアカウントシステム

最低保証制度

店舗経営と販売に専念 店舗経営のバックアップ

フランチャイズシステム

Page 6: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

的確なアドバイスや最新情報店舗経営相談員(OFC)が直接、提供します

年2回、商品展示会を開催

本部では、年2回、全国10か所の会場で商品展示会を開催。加盟店様に、新商品をご紹介するほか、サービスや接客、売場づくりなどをご提案します。

専任のOFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー)が担当の加盟店様を訪問最新の情報や販売方法などきめ細かなアドバイスを行います

商圏特性やお客様ニーズに対応し地域に根ざした店づくりを進めています品揃えにも売場づくりにも、オーナー様の創意工夫が活きています

8 9

セブン-イレブンのビジネス

マネジャー会議

全国を15ゾーンに分け、各ゾーンに分かれてミーティングを実施。また各ゾーン内にある地区ごとに「DOミーティング」を開き、地域に密着した情報交換を行います。

OFCがオーナー様に最新情報をお伝えして経営をサポート。さらに店舗ミーティングで従業員の皆さんと情報を共有。全国約1,750名のOFCが

参加して隔週で開催。ダイレクトコミュニケーションにより最新情報を共有します。

ゾーンミーティング・DOミーティング

販売結果を検証

情報共有

接客・販売

陳列 発注

発注の考え方

OFCの経営アドバイス

オーナー様とOFCのダイレクトコミュニケーション

(週2回以上、担当店舗を訪問)

販売方法・陳列・接客

店内体制づくり

商圏調査方法

情報活用方法

経営数値分析など

熊本県氷川宮原店

野田英樹さん

東京都葛飾水元3丁目店

安達 薫さん

北海道上士幌町店 

松岡正俊さん北山雄士さん

オーナーオーナー

オーナーオーナー

加 盟 店 様本 部

兵庫県尼崎食満7丁目店

FC会議(全体会議)

 セブン-イレブンに加盟してまず感じたのは、お弁当や惣菜などの味の良さ。しかし、単に商品力だけに頼っていてはいけません。売場づくり・声かけ・試食など、お客様にアピールしてこそ品揃えの工夫も活きてくるんですよね。

 私はお客様からご要望があった商品は、一度は品揃えしてみることにしています。結果、うちの店の冷蔵ケースには、豆腐や油揚げ、玉子などがズラリ。お客様の声を聞いては試すなど、うちの店ならではの品揃えを工夫しています。

 お客様が目的を持って来店される日用品や酒類等、品揃えの幅と量を売場全体で見直しました。来店客が増えれば、衝動買いも増え、デイリー品も伸長しています。8年間減り続けたお客様が、取り組み続ける事で2桁成長することができました。

 当店では、おにぎりやパンなどのデイリー商品に独自の「基本商品」を設定し、集中的に販売動向を確認。基本商品の欠品防止で、お客様が安心してご来店されるようになり、発注数にもメリハリが付けられるようになりました。

経営アドバイス

Page 7: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

最新のニーズに応える商品・サービス

セブン-イレブンならではのオリジナル商品魅力的な商品が集客の原動力です

“ミールソリューション”お客様の食卓も売場も活性化します

 住宅地のそばから商店街が姿を消していく中で、セブン-イレブンでは、高齢者や単身世帯、共働き世帯のために、食事づくりの手間や煩わしさに対する解決策を提供する「ミールソリューション」を推進しています。いつでも手軽に食べられる冷凍食品やチルド(冷蔵)弁当、店内

で調理するホットスナック、そしてお食事や食材セットを宅配するセブン・ミールサービスも好評です。お客様の食を、お客様の近くで、おいしく、便利に支えるミールソリューション。セブン-イレブンオリジナルの食への取り組みが、売場を活性化します。

もっとも優れた技術をもった専門家が、それぞれ最新の商品情報やノウハウを持ち寄り、アイデアを出しながらお客様ニーズに応えられるオリジナル商品をつくり出しています。

さまざまな会社の専門スタッフのノウハウを結集セブン-イレブンの「チームMD」

味はもちろん、安全・安心にもこだわり毎日の食卓をサポートします

 お弁当やお惣菜など、オリジナル商品で使用されている原材料は、すべて集中管理。原材料となる素材の生産履歴はもちろん、その素材がどんなメニューに使われている

か、どの地区で使用されたかなどを正確に把握しています。さらに、原材料の製造元やアレルゲン物質・添加物含有の有無もデータ化し、安全・安心に万全を期しています。

原材料から商品まで、履歴をさまざまな段階で集中管理安全・安心への取り組みを徹底しています

10 11

チームMD(マーチャンダイジング) 〈オリジナル商品が店頭に並ぶまで〉

国内外メーカーやお取引先、物流企業などが垣根を越え、チームとして情報を共有しながら高品質なオリジナル商品を開発しています。 市

場調査

お取引先との商品開発会議

専門家・料理家による

評価・アドバイス

チーム内の試食・

モニター評価

商品規格・製造工程の

検討・決定

生産体制の確立

製造・配送・販売

テスト販売・役員試食

原材料の生産履歴管理の仕組み

各原材料の原産国、工場、添加物等のデータ

各地区ごとの原材料、使用量や使用期間等のデータ 商品に使用している原材料のデータ

原材料管理データ

原材料から履歴チェック 販売エリアから履歴チェック 商品から履歴チェック

情報情報情報 情報情報情報

資材メーカー

ベンダー

原料メーカー

製造メーカー

(商品開発担当者)本部MD

物流管理データ レシピマスター(メニューレシピ管理データ)

チルド弁当チルド弁当 ホットスナックホットスナックチルド弁当 ホットスナック

セブン・ミールサービス(お食事配達サービス)

「セブンプレミアム」冷凍食品

原材料管理データ

レシピマスター

物流管理データ

 本部を中心に、海外を含むさまざまな分野のメーカーや取引先、そして物流企業などが会社の枠を越えて参加する商品開発がチームMD(マーチャンダイジング)。各分野で、

オリジナル商品

Page 8: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

圧倒的な支持を集める「セブンプレミアム」グローバル展開も進めています

宮崎県・宮城県と連携したフェアを開催

■ 締結した行政■ 出店県■ 未出店県

お惣菜から冷凍食品、そして生活雑貨まで新しいお客様のご来店につながっています

 2009年11月に発売されたワイン「ヨセミテ・ロード」は、米セブン-イレブン・インクと日本のセブン-イレブンをはじめとするグループ6社が協力して手がけた世界規模のマーチャンダイジングにおける初めての試みです。世界トップクラスのワイン販売量を誇るアメリカの「ザ・ワイングループ(TWG)」、そして国内のワインメーカー「メルシャン」ともチームを組んだ一大プロジェクトとして、原料・物流までも含めて日米で商品開発の基盤を共有。グループの総合力を活かして高品質・低価格な商品をお届けできる独自の商品開発システムです。

グローバルMD(マーチャンダイジング)世界に広がるグループ力の成果です

味・品質、安全・安心、価格などが支持されたヒット商品世界的なブランドへ育てていきます

 全国8か所に設置した「調味料パッケージセンター」で各地の味覚に合わせた地域限定商品を開発。地域のお客様から大きな支持をいただいています。 また、全国の自治体と「地域活性化包括連携協定」などの締結を進め、地産地消や地域特産品の販路拡大などで地域発展のための連携を強化しています。

地域の食文化に根ざした味をお届けさらに、全国の自治体との連携も進めています

12 13

2010年2月には、セブン‐イレブン北京をはじめとする中国のセブン&アイグループ各店舗でも販売を開始し、好調な売れ行きです。

包括協定締結自治体

27 7道府県 市

中国でも販売を開始

セブンプレミアムセブンプレミアム食卓イメージ食卓イメージ

セブンプレミアム食卓イメージ

セブンプレミアムセブンプレミアム加工食品加工食品

セブンプレミアム加工食品

セブンプレミアムセブンプレミアム生活雑貨生活雑貨セブンプレミアム生活雑貨

セブンプレミアムセブンプレミアム食卓イメージ食卓イメージセブンプレミアム食卓イメージ

 2007年に発売を開始したプライベートブランド商品「セブンプレミアム」。各分野を代表する一流メーカーとの共同開発で、味や品質はナショナルブランドと同等以上の商品を、手頃な価格でお届けしたのが人気の理由です。また、お惣菜や、味・価格・分量で

人気の冷凍食品、調味料や生活雑貨まで充実した品揃えで、高齢者や主婦の方から支持をいただいています。価値あるオリジナル商品を増やすことで、既存のお客様、新しいお客様の来店頻度もアップします。

兵庫県と包括連携協定を締結 2010年4月

最新のニーズに応える商品・サービス セブンプレミアム

URL http://www.7premium.jp/

(2010年6月末時点)

Page 9: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

マルチコピー機の多彩なサービスでお客様にさらなる「近くて便利」をご提供

さまざまな新サービスが、この一台からセブン-イレブンのマルチコピー機

 マルチコピー機は、高品質なカラーコピーやFAX、美しいデジカメプリント、スキャンによる画像のデータ化など、広がるデジタルライフに高機能なサービスを提供しています。また、電子マネー「nanaco(ナナコ)」でのお支払いが可能になるなど利便性も高まっています。さら

に、ネットワークと接続することで、コンサートやスポーツなどの観戦チケット購入に加えて、高速バスなどのチケットも購入可能に。マルチコピー機が提供する多彩なサービスが、さまざまな年齢層のお客様との接点を増やし、来店機会の増加につなげています。

「スポーツ観戦チケット」や「住民票の写し」の交付まで多彩なサービスがお客様の来店頻度をアップさせます

行政サービスとの連携で、証明書発行などのサービスも

 東京都渋谷区、三鷹市、千葉県市川市、福島県相馬市では、「住民票の写し」や「印鑑登録証明書」をマルチコピー機から発行するサービスを開始。今後、参加する自治体も順次増える予定です。

14 15

映画も、プロ野球も、イベントも取り扱うチケットが拡大しました

セブン&アイHLDGS.は、ぴあ(株)との業務・資本提携、タワーレコード(株)への資本参加を実施。チケット販売やイベント関連事業などを通じて、エンターテインメント分野の拡充に取り組んでいきます。

マルチコピー機で、こんなことができます【セブンチケット】プロ野球やJリーグ、ミュージカルや演劇などのチケットが購入できます。

【行政サービス】(一部の自治体)「住民票の写し」「印鑑登録証明書」の取得ができます。

【高速バスチケット】予約済みの発券だけではなく、マルチコピー機から直接購入できます。

マルチコピー機利用風景マルチコピー機利用風景マルチコピー機利用風景 スポーツチケットスポーツチケット

デジカメプリントデジカメプリント

スポーツチケット

デジカメプリント

さらに便利なサービスを、お客様に提供します●バイク自賠責保険加入(店舗カウンター、マルチコピー機)

●宅配便申し込み(店舗カウンター)

●予約特製弁当(店舗カウンター、セブン-イレブンネット)

●お中元/お歳暮/慶弔ギフト(店舗カウンター、セブン-イレブンネット)

●季節歳時予約商品(店舗カウンター、セブン-イレブンネット)

 最新ロードショーのチケットはもちろん、全国で行われているプロ野球やJリーグの試合、ミュージカルやコンサートのチケット、さらに各地で開催される展示会や講演会など、取り扱うチケットも大幅に拡大。2010年は、人気のプレーヤーズ・デー「巨人応援シート」を独占販売しました。さらにチケットぴあと業務・資本提携し、マルチコピー機から直接、チケットぴあのチケットが購入可能になる予定です(2010年秋頃)。また、首都圏では体験型日帰りイベント「ぽけかる倶楽部」のチケット販売を開始。「都心の人気スポット!国会へ行こう」なども、マルチコピー機から予約可能です。

行政サービス開始セレモニー

ぽけかる倶楽部 フリーペーパー「7ぴあ」

巨人応援シート

最新のニーズに応える商品・サービス マルチコピー機の多彩なサービス

Page 10: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

店舗とネット、メディアとの連携を活用し新しい「売り方」を開発します

店舗の品揃えをネット上で拡大するセブン-イレブンネット

全国のこだわり商品や番組から生まれた独自の商品商品だけでなく売り方も開発しています

タレントとのコラボ商品を番組で紹介ヒット商品を生み出す「日テレ7」

セブンネットショッピングなど、グループ会社との連携でお店の価値を高めています

 セブン-イレブンでは、代金決済や物流の仕組みを、他のグループ会社にも積極的に提供しています。2009年12月にオープンしたグループの総合ネット通販サイト「セブンネットショッピング」と、そごう・西武のコスメショッピングサイト「イケセイキレイ」では代金決済と商品受取りが店頭でできます。これにより「近くて便利」なお店としての認知を高め、ご来店機会の拡大につなげています。

16 17

グッチ裕三さんコラボ商品 関根勤さんコラボ商品

TV番組

ホームページ

TVで商品情報の提供

インターネットで商品情報の提供

実店舗での販売

インターネットでの販売

セブン-イレブン イトーヨーカドー

セブンネットショッピング イトーヨーカドーネットスーパー

セブンネットショッピング

セブンセブン-イレブンネット(イメージ)イレブンネット(イメージ)セブン-イレブンネット(イメージ)

店舗での受け取り(手数料無料)店舗での受け取り(手数料無料)店舗での受け取り(手数料無料)

人気の銘酒も多数品揃え人気の銘酒も多数品揃え人気の銘酒も多数品揃え

URL http://www.711net.jp/

URL http://www.7netshopping.jp/

 セブン&アイグループと日本テレビ・電通の共同出資で、テレビ番組と小売業の連携を図る「日テレ7(セブン)」を設立。日テレ7が制作するお買い物情報番組「女神のマルシェ」で紹介したオリジナル商品を、セブン-イレブン店頭で販売するという新しい「売り方」を開発し、スイーツやお弁当など続 と々ヒット商品が生まれています。タレントや有名シェフが商品企画の段階から参加。知名度の高さと話題性で売り上げのアップにも貢献しています。

 売場スペースに制約されず、全国のお酒や食品、ホビー関連やギフト商品などをネットで販売し、セブン-イレブン店頭で商品をお渡しするのが「セブン-イレブンネット」です。代金の支払いも店頭でできるので、ウェブ上でのクレジットカード決済に抵抗感のあ

る方も、安心してお取り寄せできるのが大きな魅力。またお店にとっても、ネット限定販売の商品や季節ごとのご予約商品をご案内するなど、近隣のお客様に対する「ご用聞き」の役割を果たすツールとして「近くて便利なお店」の存在価値を高めます。

セブンセブン-イレブンネットイレブンネットセブン-イレブンネット

URL http://www.ntv7.jp/

最新のニーズに応える商品・サービス IT・メディア

Page 11: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

最新のニーズに応える商品・サービス

近くて便利な金融の窓口へさまざま決済機能を提供します

560を超える金融機関のカードが利用可能なセブン銀行「みんなのATM。」

 お客様のご来店動機の一つとなっているのが、セブン銀行のATMサービス。提携金融機関の多さに加え、グループ各社の店舗や、空港、駅、高速道路のサービスエリアなど、公共性、集客性の高い場所へのATM設置を拡大し、その利便性の高さが評価されています。また、2010年1月

からはセブン銀行口座を利用した「個人向けローンサービス」を開始。さらには、増加している外国人労働者の本国への仕送りニーズなどに対応した「海外送金サービス」の実施も予定するなど、お客様の生活に密着したサービスの拡充を進めています。

24時間365日支払い可能「料金収納代行サービス」

 公共料金や保険料、通信販売代金など各種料金の収納代行サービスも、セブン-イレブンでお客様のご利用が多いサービスです。24時間365日、いつでも店頭で支払いができる利便性が認められ、取扱いはサービス開始以来、年々増加。2009年度は、取扱件数3億2,397万件、取扱金額は約3

兆727億円に達しました。また、料金収納業務の委託契約を結んでいる会社や公共団体の数は、約320社に。さまざまな料金収納サービスは、お客様の来店頻度を上げ、お店の売上拡大にも貢献しています。

発行件数1,000万件を突破電子マネー「nanaco(ナナコ)」

 2007年4月にサービスを開始した電子マネー「nanaco(ナナコ)」は、すでに発行件数が1,000万件を超えました。「小銭がいらない」「レジでの精算が早い」「ポイントが貯まる」といったメリットが評価され、すっかりお客様の間で定着。セブン銀行のATMで、チャージや残高照会ができる手軽さも好評の一因です。利用できるお店も、セブン-イレブン、イトーヨーカドー、デニーズなどのグループ企業にとどまらず、グループ外のさまざまなお店に広がっています。

2010年6月より、セブン‐イレブン全店で「アイワイカード」と「JCBカード」の決済対応をスタート。決済手段の選択肢がさらに拡大しました。今後、他の主要な国際ブランドカードについても、早期に準備を整え取扱いを開始する予定です。

「アイワイカード」などクレジットカード決済も可能に

18 19

約320社の料金収納業務を代行

3億2,397万件年間受付件数

3兆727億円年間取扱金額 500,000

50,000

受付件数(千件)

(百万円)

1,000,000

100,000 1,500,000

150,000 2,000,000

200,000 2,500,000

3,000,000

3,500,000

250,000

300,000

4,000,000350,000

503,053503,053 641,031641,031813,157813,157

990,130990,1301,154,1191,154,119

1,390,4741,390,474

1,681,7751,681,775

2,383,5392,383,539

2,734,1842,734,184

2,950,0682,950,0683,072,7493,072,749

503,053 641,031813,157

990,1301,154,119

1,390,474

1,681,775

2,009,554

2,383,539

2,734,184

2,950,0683,072,749

69,50186,148

104,942125,712

144,429

166,994

226,995

259,127

290,474308,546

323,966

195,525

料金収納代行サービスの受付件数と取扱金額の推移

注)2001年度からはインターネット代金収納代行サービスも含まれています。98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09年度

「料金収納代行サービス」「料金収納代行サービス」「料金収納代行サービス」

電子マネー「nanaco(ナナコ)」電子マネー「nanaco(ナナコ)」電子マネー「nanaco(ナナコ)」

取扱金額

ATMサービスATMサービスATMサービス

14,626台ATM設置台数

セブン銀行

563社提携金融機関

(2010年5月末現在)

nanaco(ナナコ) 発行・利用状況

(2010年5月現在)

・発行件数

・月間利用数

・利用可能店舗

約1,150万件

約4,500万件

63,056店

(内訳 カード:約986万件、モバイル:約164万件)

(1日あたり:約145万件)

(内訳 セブン-イレブン:12,746店、イトーヨーカドー:163店、セブン&アイ・フードシステムズ:499店、グループ外49,648店)

決済サービス

ATMサービスや電子マネー、料金収納代行、さらにクレジット決済も加わり、充実した金融サービスを提供しています

nanaco(ナナコ)カード nanaco(ナナコ)携帯サイト画面

Page 12: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

アイスクリームケース お菓子類陳列棚

雑誌陳列棚 米飯・チルドオープンケース

ホットスナックケース

 お客様の興味を引き、商品を手に取っていただくためには、商品の魅力だけではなく、売場づくりが大きなポイントになります。セブン-イレブン店内の陳列棚や冷蔵ケースは、お客様にとっての見やすさ・買いやすさはもちろん、陳列作業の効率やメンテナンスの簡便さなども考慮したオリジナル設計。それらを、OFCからもたらされる陳列方法や販売事例、アドバイスを参考にしながらフルに活用し、品揃えの魅力を陳列でアピールします。

心理学を取り入れて見やすく、選びやすく、買いやすく

 本部が推奨する商品は約4,000アイテム。その中でもオリジナル商品は、味、品質、安全性などで、お客様を引きつける重要な商品です。また各メーカーが注力する新商品や話題性のある商品もつねに揃えられる体制を確立し、「いつ行っても欲しいものが欲しいだけある」店づくりを支えています。

商圏のお客様ニーズにあわせた品揃えで足を運びたい「お店」をつくります

20 21

経営基盤となる考え方と仕組み

いつでも新しい発見がある魅力的な品揃えが基本です

お客様にアピールする陳列・売場づくりセブン-イレブンだけのノウハウがあります

いち早く、保存料・合成着色料を排除し安全・安心なおいしさをお届けしています

2001年8月から、セブン-イレブンでは、おにぎり、お弁当などのオリジナル商品から保存料・合成着色料を完全排除。専用工場の徹底した衛生管理・温度管理や独自の物流体制により、実現を可能にしました。

加工食品非食品 雑誌、化粧品、日用品、ゲームソフト など

日配食品 牛乳・乳飲料、デザート、焼きたてパン など

ソフトドリンク、菓子、カップラーメン、レトルト食品 など

ファスト・フード 米飯、麺類、調理パン、サラダ、惣菜、おでん など

商品構成と売場づくり

加工食品

28.3%

ファスト・フード

27.0%

日配食品

12.1%

非食品

32.6%

チェーン全店売上高

(2009年度)2兆7,849億円

本部推奨商品

約4,000品目店頭商品

約2,500品目毎週の新商品

約100品目年間入れ替わり商品

約70%

Page 13: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

お客様にも、店舗経営にも多くのメリットがあります

 大型テナントビルや大学、病院内やホテル、官公庁など、立地環境やニーズに柔軟に対応するさまざまな出店スタイルを開発

しています。品揃えはもちろん、出店する施設環境に応じて、店舗デザインや設備にも工夫を盛り込んでいます。

出店場所やお客様の特性にあわせた柔軟な出店スタイル

 セブン-イレブンでは、エリアごとに商品のカテゴリー別・温度帯別に共同配送センターを設置。生産段階からお店に納品されるまですべての段階で、商品ごとに最適な温度管理を徹底しています。この独自の物流システムが、商品の

「鮮度」「おいしさ」「安心」を守っています。また、温度帯別共同配送は、お弁当やお惣菜、調理パンなどの専用工場と連携し、つくりたてのおいしさを短時間で店舗に届ける役割も果たしています。

 一定のエリア内に集中して出店する「高密度多店舗出店=ドミナント方式」は、セブン-イレブンに不可欠な存立基盤です。開店後、各店にはきめ細かい経営サポートを実施し、店の質を高めて、セブン-イレブンを「地域一番ブランド」として定着させていくことが可能になります。店舗が高密度で立地していることはお客様

にとってもメリットがあります。お弁当・惣菜などの専用工場や配送センターを近くに設置できるため、新鮮で新しい商品を購入できます。また、ATMやマルチコピー機が提供するさまざまなサービスも身近な店舗で利用できるなど、毎日の生活の利便性も向上。お客様にとって「近くて便利なお店」を実現する出店方式です。

「温度帯別共同配送」生産段階からお店まで最適な温度でお届けします

 セブン-イレブンでは、メーカーごとの納品が当たり前だった創業当時から、共同配送の実現に取り組んできました。その結果、当初1日1店舗あたり70台以上あった配送車両を約9台にまで大幅に削減することができました。少ない車両でより多くの商品を運べるよう配送ルートを計画し、CO2排出量の抑制に寄与するとともに、騒音防止の徹底にも努めています。

「共同配送」の推進で配送車両の大幅な削減を実現しました

22 23

経営基盤となる考え方と仕組み

「鮮度」と「おいしさ」と「安心」を環境負荷にも配慮してお届けします

「高密度多店舗出店方式」が地域ニーズへの対応力を高めます

50

100 70

34

12 10 9

(台)

0’74 ’80 ’90 ’00 ’09(年度)

1店舗1日当たりの配送車両台数

新鮮な野菜を、新鮮なまま「コールドチェーン(低温物流網)」サンドイッチやサラダなどに使う野菜の鮮度を守っているのが「コールドチェーン」。収穫された野菜は、その場で低温保管され厳密に温度管理をした配送車で輸送。同じように温度管理をした仕分けセンター、生産工場を経て店舗に納品されます。生産地から店頭まで一貫した温度管理をすることで、鮮度と品質を守っています。

生産地 店舗生産工場低温プロセスセンター

適温

30℃

0℃

一般的な輸送方法

セブン-イレブン

チルド車・保冷車 チルド車 チルド車産 地

収穫後に低温で保管 工場ごとに仕分け サンドイッチ・サラダなどに加工

病院内への出店 官公庁内への出店

大型ビル内への出店 大学内への出店

ガソリンスタンド併設店

セブン-イレブンの物流システム(温度帯別共同配送)

米飯共同配送センター

お弁当おにぎり焼きたてパン など

フローズン共同配送センター

アイスクリーム冷凍食品ロックアイス など

雑誌配送センター

雑誌・書籍

チルド共同配送センター

調理パンサラダ、惣菜麺類牛乳・乳飲料 など

常温一括配送センター

ソフトドリンクカップ麺酒類雑貨類 など

1日3回

週7回

週6回

週3~7回

1日3回

ドミナント方式が店舗経営に貢献

チェーンの認知度の向上 お客様の来店頻度の向上 物流効率の向上

広告・販売促進効率の向上 経営相談サービスの質の向上

物流システム・ドミナント方式

Page 14: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

 店内ミーティングなどで情報共有することで、一人一人の売場担当者が仮説を立てて発注し、検証を行えるようになり、地域のお客様ニーズに店全体で応えることができるようになります。

各売場を担当するスタッフへの情報共有で発注精度の向上を図ります

店舗経営の基本となる「単品管理」世界最大規模のネットワークでサポートします

24 25

経営基盤となる考え方と仕組み

「仮説」「発注」「検証」でお客様に支持されるお店づくりを実現します

店 舗

経営数値、時間帯別の販売状況、キャンペーンや放映中のCMの対象商品、発売予定の新商品情報、地域の天候情報やイベント情報、陳列例などを動画や静止映像などでわかりやすく表示します。

世界最大規模の 情報ネットワークOFC携帯パソコン

担当している加盟店様の発注・販売状況をスピーディに確認し、適切にアドバイス。

地区事務所

共同配送センター メーカー/お取引先

加盟店様の各種帳票類のデータベース化など、会計簿記サービスを提供。

温度帯別共同配送によって、商品鮮度を維持しながら計画的な納品を実施。

オンラインで受注し、生産・出荷を行うなど加盟店様の発注に対応。

SC(ストア・コンピュータ)

POSレジスター スキャナー・ターミナル グラフィック・オーダー・ターミナル

天気情報画面

物 流 物流

ネットワーク

コミュニ ケーション

営業・催事カレンダー 商品情報画面

 商品は、その日の気温や天候の変化、地域で開催されるイベント、新商品の発売に合わせて実施される広告・販売促進活動など、さまざまな要因によって売れ方が変化します。曜日や時間帯によっても売れる商品は変わります。

その販売動向を一品一品把握し、そこから仮説を立てて次の発注を行い、販売状況を確認して検証する。そのサイクルをくり返し行い、お客様の求める品揃えを追求していくのが「単品管理」です。

レジ精算と同時に販売データを収集し、SCと連動して本部に送信。データを蓄積し、商品の選別、販売促進活動に反映します。「nanaco(ナナコ)」などの電子マネーにも対応しています。

検品や陳列位置の登録、鮮度管理に使用。各種データをSCにスピーディに取り込みながら、正確で効率的な商品管理を支援します。

情報システム

本 部 情報の蓄積・管理・分析により、加盟店様の店舗経営や販売促進をサポート。

販売データ、商品情報・天候・イベント情報などを確認でき、売場での効率的な発注作業を支援します。

販売・価格変更などのデータ販売・価格変更などのデータ 納品・検品・陳列データ納品・検品・陳列データ 発注・販売データ発注・販売データ

ネットワークネットワークネットワーク ネットワークネットワークネットワーク

ネットワークネットワークネットワーク ネットワークネットワークネットワーク

Page 15: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

社会的な課題に対し、多くの皆様と連携し信頼される誠実な企業として行動します店舗の省エネ対策を推進し温室効果ガスの排出抑制に取り組んでいます

「セブン-イレブン記念財団」を発足しより継続的な社会貢献の輪を広げていきます

 セブン-イレブンが創立20周年を迎えた1993年、加盟店様と本部が一体となり、「環境」をテーマに社会貢献を行う「セブン-イレブンみどりの基金」を設立。以来、店頭でお客様からお預かりした募金と本部からの寄付金を基に、環境市民団体

への支援や自然環境の保護・保全に取り組んできました。 2010年3月、「一般財団法人セブン-イレブン記念財団」として法人化し、さらに活動の幅を広げていきます。

「セーフティステーション活動」と社会的責任を果たすための取り組み

 「セーフティステーション活動」とは、24時間365日開店しているセブン‐イレブンのお店を、地域の安全・安心の拠点として活用すること。安全・安心な町づくりを警察署・交番・交通安全

協会・消防署などと連携して推進するとともに、少年サポートセンターやPTAと協力して青少年の健全育成にも取り組んでいます。

26 27

2004年に甚大な台風被害を受けた支笏湖周辺の森を再生するために「支笏湖周辺台風災害・復興の森づくり実行委員会」を設立。市民が「森の育て親」になって100ヘクタールの大地に植樹活動を行いました。

飯田高原の豊かな自然環境の中で、小・中学生を対象に自然学習を行うほか、「トキのすめる里づくり」を目指して、地域の方々といっしょに自然環境保護・保全活動を実施しています。

地域社会の一員として、街の美化に協力しています 年2回、セブン-イレブン加盟店オーナー様・従業員をはじめ、セブン&アイグループ各社が合同で、店舗・事業所周辺地域の一斉清掃活動を全国で実施しています。

防犯・防災対策

安全対策

青少年健全育成への取り組みを強化

●未成年者への酒類・タバコ販売禁止の徹底

●18歳未満への成人誌の販売・閲覧禁止の徹底

●店頭での近隣への迷惑となる行為の防止などを

 通じて少年・少女の非行防止活動への協力

●強盗・万引きなどに対する自主防犯体制の強化

●災害・事故・急病人の発生など緊急時の110番・

 119番通報

●女性・子どもなどの緊急避難場所としての対応

●高齢者・身体障害者などの介護補助や連絡

●地域の皆様への安全情報の発信・提供など

全国一斉清掃活動

大分県「九重ふるさと自然学校」の運営北海道 支笏湖の森林復元活動

セブン‐イレブン・ジャパンが、省エネ対策をフランチャイズ店舗に対して積極的に推進したことを評価されての受賞となりました。

経済産業省主催の平成21年度「省エネ大賞」省エネルギーセンター会長賞を受賞

環境・景観配慮型店舗の一例 店内のLED照明

セーフティステーションの店頭ポスター 青少年への成人誌の販売防止

POSレジの画面でも啓蒙

 いま、地球規模で課題となっているCO2などの温室効果ガス排出抑制に向け、セブン-イレブンでは、店頭看板やサインポールへのLEDの採用、高効率の店内照明と反射率の高い床材の使用、給湯設備の省エネ化などを進めるとともに、環

境配慮型店舗の新規出店に取り組んでいます。最新の環境配慮型店舗は、屋根に太陽光発電パネルを装備し、トップライトや店内のLED照明により、従来店舗の消費電力の30%以上を削減することを目指しています。

経営基盤となる考え方と仕組み CSR (企業の社会的責任)

Page 16: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

Aタイプ

28 29

綿密な調査をもとにコミュニケーションを深め開店までをきめ細かくサポートします

1.見込みオーナー様訪問

RFC(リクルート・フィールド・カウンセラー)が、セブン-イレブンの加盟店になられるための説明を行い、ご相談・ご質問を承ります。

5.フランチャイズ契約内容のご説明

オーナー様と本部の双方が果たすべき役割など、ご加盟にあたっての各種取り決めについて1項目ずつご説明します。

8.店舗レイアウト・設計

本部の建築・設計部門が、店舗レイアウトを企画し、利用しやすく働きやすい店舗を設計します。設計完了後に建築請負契約に調印していただきます。

2.立地・商圏・市場調査

立地や商圏が加盟店として開店できるかどうかを、245項目にわたり多角的かつ綿密に調査。収集データをさまざまな角度から分析・検討します。

3.システムのご案内

セブン-イレブン独自の店舗運営方法や経営全般に関する内容を、ご納得いただけるまで詳しくご説明します。

4.社内審査

オーナー様より資金計画表、財務書類などをお預かりし、セブン-イレブンの本部が計画内容を確認します。

ご説明・調査・審査

7.フランチャイズ契約の調印

セブン-イレブンのシステムや契約内容を十分にご検討・ご納得いただき、最終的に意思決定をされた上でフランチャイズ契約を締結します。

6.オーナー様のご検討および意思決定

オーナー様にじっくり契約内容をご検討いただき、フランチャイズ契約を結ぶかどうかの意思を決めていただきます。

Cタイプ

現地責任者との面接で、セブン-イレブン経営におけるご夫婦・ご家族のご理解と同意を最終確認させていただきます。

本部より、ご希望にもっとも近いと思われる物件を紹介します。ご覧いただいた上で、経営する店舗を決めていただきます。

セブン-イレブンの一般的なフランチャイズシステム・仕組み、利益の算出等についてご説明します。

説明会の後日、担当者が伺い、経営される方(基本的にはご夫婦)と面接させていただきます。

ご説明・審査

共通

店舗建築

セブン-イレブンのフランチャイズシステムをご理解いただいた上で、フランチャイズ契約を締結します。

ご契約

13.開店

万全の準備をととのえ、お客様をお迎えします。また開店後も、本部とのパイプ役であるOFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー)が、あらゆる面から加盟店様の経営をサポートします。

祝!開店

お店を始める前に短期間お店に入店していただき、経営者としての業務を体験し適性をご自身で確認、判断していただきます。

ご決定

実際にセブン-イレブンを経営されているオーナー様を訪問し、セブン-イレブン経営について生の声を聞いていただき、理解を深めていただきます。

ご契約ご決定

セレモニー開店準備

オーナー様と本部の双方が果たすべき役割など、ご加盟にあたっての各種取り決めについて1項目ずつご説明します。

フランチャイズ契約から開店まで

5.現地責任者との面接 6.候補物件確認1.オーナー募集説明会参加 2.一次面接

セブン-イレブンのシステムを説明したテキストやVTRなどを使い、分かりやすく講義。情報機器については実際に操作しながらトレーニングします。

各地区の直営店で実際に店頭業務や接客を行います。受講者2~4名に対して1名のトレーナーがつき、丁寧に指導します。

オーナー様のトレーニング

9.スクール・トレーニング(5日間) 10.ストア・トレーニング(5日間)

8.フランチャイズ契約の調印7.体験入店3.既存店(店舗)訪問 4.フランチャイズ契約内容のご説明

11.開店前の準備

開店に先立ち、従業員とコミュニケーションをとり、情報共有を図ります。また、近隣のお宅に直接ごあいさつに伺うなど、開店告知も行います。

12.ターン・キー

開店前日に行われるセレモニー。研修修了証書とともに店舗のキーをオーナー様にお渡しします。

Page 17: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

30 31

契約条件

契約条件一覧 会社概要

セブン-イレブン会社概要

株式会社セブン-イレブン・ジャパン

名 称

代表者

設 立

資本金

従業員

株式会社セブン-イレブン・ジャパン

代表取締役会長

最高経営責任者(CEO)/鈴木 敏文

代表取締役社長

最高執行責任者(COO)/井阪 隆一

1973年11月20日

172億円

5,763人

役員一覧

業績とデータ

(2010年2月末現在)

(2010年2月末現在)

(2010年5月末現在)

制度ローン提携銀行 代表者代表取締役会長 最高経営責任者(CEO)

鈴木 敏文代表取締役社長 最高執行責任者(COO)

井阪 隆一

取締役取締役副社長 執行役員副社長

古屋 一樹取締役 常務執行役員

三谷 庸取締役 常務執行役員

江口 雅夫取締役

西川 富夫取締役 執行役員

小貫 勝久取締役 執行役員

酒井 良次監査役監査役

関 久監査役

津高 宣和監査役

木野 比佐司

執行役員常務執行役員

鎌田 靖執行役員

福岡 彰執行役員

平井 勇執行役員

佐藤 和久執行役員

永松 文彦執行役員

宮下 昭夫執行役員

野田 靜眞執行役員

藤本 圭子執行役員

増田 彰執行役員

牛島 章執行役員

井上 富実夫執行役員

渡辺 良男

都市銀行

三井住友・りそな・みずほコーポレート・三菱東京UFJ

地方銀行

北海道地区/北海道・北洋

東北地区/岩手・東邦・七十七・山形・荘内

関東・甲信越・東海地区/横浜・千葉・千葉興業・

京葉・足利・常陽・群馬・武蔵野・山梨中央・八十二・

第四・北越・静岡・スルガ・十六

北陸地区/北國

関西地区/京都・滋賀・南都・紀陽・百五・みなと・

近畿大阪

九州・中国地区/福岡・西日本シティ・佐賀・十八・

親和・肥後・大分・宮崎・山口・広島・もみじ・中国

その他

中央三井信託・商工中金・いちい信用金庫・

福岡ひびき信用金庫

●チェーン全店売上高(国内)

●国内店舗数 ●年齢別の1日平均客数(1店舗あたり)

セブン-イレブン・チャージ

※1 消費税込みの金額 ※2 売上高から売上商品原価を差し引いた荒利益 ※3 「売上総利益」からセブン-イレブン・チャージを差し引いた収入金額※契約の詳細については「フランチャイズ契約の要点の概説」と「契約書」を説明時に読み合わせ致します。

最低保証水道光熱費負担

土地・建物の所有

または賃借契約期間経営形態

独立の事業者

独立の事業者

15年

15年

オーナー様所有または賃借

本部所有または賃借

本 部:80%加盟店:20%

本 部:80%加盟店:20%

307万5千円※1

①52万5千円※1

②105万円※1

③150万円

255万円※1

①52万5千円※1

②52万5千円※1

③150万円

契約の種類

Aタイプ

Cタイプ

成約預託金①研修費用②開業準備手数料③開業時出資金

①研修費用 加盟者が10日間の研修に参加して、受講・実地研修をするための費用(食事、宿泊費を含む)。

525,000円(消費税額等25,000円を含む)

②開業準備手数料 契約前の店舗計画から商品陳列まで、加盟者の開店がただちにできる状態にするために、当社が担当実施する開店準備の諸作業に関する手数料。1,050,000円

(消費税額等50,000円を含む)

③開業時出資金 開業当初の販売のための在庫商品代、つり銭用準備現金の額、什器・備品・消耗品の代金および加盟保証金500,000円也などをまかなうための一部として、加盟者が自己資本として自ら調達する最低限度の金額(上記金額を当社に払い込み、それ以外の分は、当社が調達し、加盟者に融資します)。

1,500,000円(消費税額等25,000円を含む)

成約預託金の内訳(Aタイプの場合)

インセンティブチャージ

1.日販基準

年間平均日販30万円以上 売上総利益の1%減額

2.年間売上総利益

5,000万円以上 7,000万円未満の場合 売上総利益の1%減額7,000万円以上の場合 売上総利益の2%減額

(内訳)

売上総利益※2に対してスライドチャージ率を乗じた金額 24時間営業の場合は 売上総利益の2%を減額

●5年経過インセンティブ有り(一定の条件によりチャージの減額)

売上総利益※2に45%の率を乗じた金額(24時間営業の場合は43%)

●5年経過インセンティブ有り(一定の条件によりチャージの減額)

オーナー総収入※3

24時間営業の場合は

年額1,900万円

24時間営業以外の

場合は1,600万円(     )(     )

(     )(     )

オーナー総収入※3

24時間営業の場合は

年額1,700万円

24時間営業以外の

場合は1,400万円

(       )(       )

広告宣伝活動●販売促進のための広告宣伝費(年間約220億円)の本部負担

従業員独立支援制度●通算5年以上勤務経験のある従業員がオーナーまたは履行補助 者として新規開店または既存店を承継する場合、「5年経過店の インセンティブチャージ」を開業時より適用

複数店経営奨励制度●開業後満5年を経過したオーナー様が複数店を出店した場合  複数店に対し、5年経過のインセンティブチャージを前倒しで適用

会計簿記サービス●支払代行や経営資料などの提供

最低保証制度(「売上総利益」-「セブン-イレブン・チャージ」)

●Aタイプ契約の場合はオーナー総収入の1,900万円●Cタイプ契約の場合は1,700万円を保証する最低保証制度  (A・Cタイプとも24時間営業の場合)

働く人のための制度●オーナー様や配偶者様の死亡・傷病・老後の備え・正社員の福利 厚生のための弔慰金・医療見舞金・積立金●従業員の仕事中や通勤途中のけがに備えた従業員業務傷害見舞金

その他●水道光熱費の80%の本部負担(年間約280億円)●不良品(廃棄ロス商品)原価の15%の本部負担(年間約100億円)●一部損害保険料の本部負担●四半期に1回の実地棚卸しの実施

加盟店様へのバックアップサービス・制度

※インセンティブチャージは、月毎に算出・計上します。そして年 間基準を達成した場合、基準の未達成月においては13カ月目 にチャージの減額をして調整し、還元されます。 また、年間基準を達成しなかった場合でも、該当月だけはその まま適用し、13カ月目にチャージの調整、返済はされません。※委託店の場合は、委託期間を含まないため、Cタイプになって から満5年経過した後に基準を満たした場合に適用されます。

営業総収入 5,350億1千8百万円

営業利益 1,562億2千万円

経常利益 1,644億4千5百万円

当期純利益 924億3千9百万円

チェーン全店売上高(国内) 2兆7,849億9千7百万円

店舗数(国内) 12,753店

2010年2月期実績(単体)

開店以来の営業日数が、満5年経過した後の開店月に該当する月の翌日より、基準に従い月単位でセブン-

イレブン・チャージを減額します。(実施適用は、6年目のオープン翌月分から対象)インセンティブチャージとは…

0’95

14,77116,090

17,40918,481

19,63920,466 21,140

22,13223,431 24,408

24,987 25,335 25,74327,625 27,849

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

(億円)

(年度)

(年度)

’96 ’97 ’98 ’99 ’00 ’01 ’02 ’03 ’04 ’05 ’06 ’07 ’08 ’09

0’95

6,3736,875

7,3147,732 8,153

8,6029,060

9,69010,303

10,82611,310 11,735

12,034 12,29812,753

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

(店)

’96 ’97 ’98 ’99 ’00 ’01 ’02 ’03 ’04 ’05 ’06 ’07 ’08 ’09

毎日

16%

週4~5回

週2回以上のお客さま

出典:当社来店客調査(2009年度)

13%

59%

週2~3回

30%

週1回

15%

月2~3回

9%

その他

17%

20歳未満

20~29歳

30~39歳

40~49歳

日本の年齢別人口構成比

(%)50歳以上

平均客数(人)

’99 ’04 ’09 ’09出典:総務省統計局出典:当社来店客調査(2009年度)

14

14

949 985 1019

’94

11

936

12

18

37

22

20

35

17

22

15

22

29

12

2844

13

14

11

18

17

23

22

10

Page 18: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

32

11月

5月

6月

5月

        9月

1月

        8月

10月

11月

8月

10月

2月

5月

        8月

3月

        4月

       10月

3月

       11月

       11月

       12月

6月

       9月

3月

       5月

10月

2月

       11月

4月

       10月

5月

       6月

1月

       3月

       4月

6月

       11月

       12月

       10月

3月

11月

「(株)ヨークセブン」設立

米国サウスランド社(現7-Eleven,Inc.以下同じ)と

エリアサービスおよびライセンス契約締結

第1号店出店(東京都江東区・豊洲店)

24時間営業開始(福島県郡山市・虎丸店)

出店数100店舗突破

ベンダーの集約化、共同配送開始

社名を「(株)セブン-イレブン・ジャパン」に改称

ターミナルセブンによる発注開始

東証第2部に上場

出店数1,000店舗突破

東証第1部に指定替え

POS(販売時点情報管理)システム開始

EOB(電子発注台帳)による発注開始

出店数2,000店舗突破

グラフ情報コンピュータ導入開始

双方向レジスター導入開始

米飯共同配送3便制導入開始

出店数3,000店舗突破

東京電力料金収納業務取扱い開始

東京ガス料金収納業務取扱い開始

米飯20℃温度管理体制

(工場~配送車~販売ケース)導入開始

プリペイドカード取扱い開始

米国サウスランド社からハワイ事業部を

買い受ける

出店数4,000店舗突破

第4次総合店舗情報システム導入開始

米国サウスランド社の株式を取得し経営に参画

ISDN(総合デジタル通信網:NTT)導入開始

新本部情報システム導入開始

出店数5,000店舗突破

「セブン-イレブンみどりの基金」設立

大型アイスクリームケース導入開始

チルドオープンケース導入開始

出店数6,000店舗突破

通信販売代金収納業務取扱い開始

新型ゴンドラ導入開始

気象情報システム導入開始

国際テレホンカード取扱い開始

出店数7,000店舗突破

衛星通信による第5次総合情報システム導入開始

節電装置導入開始

雑誌定期購読予約サービス開始

栄養ドリンク剤販売開始

出店数8,000店舗突破

「イー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)」

設立

インターネット代金収納サービス開始

電子商取引(EC)事業の

「(株)セブンドリーム・ドットコム」設立

(同年7月よりサービス開始)

お食事配達サービスの「(株)セブン・ミールサービス」

設立(同年9月よりサービス開始)

イトーヨーカ堂と共同出資により

「(株)アイワイバンク銀行(現セブン銀行)」設立

アイワイバンク銀行(現セブン銀行)の店内ATM

(現金自動預け払い機)設置開始

「保存料・合成着色料」を使用しない

オリジナル・ファスト・フード商品を販売

出店数9,000店舗突破

冷蔵でも加温でも販売できるオープンケース

設置開始

マルチコピー機を活用したチケットサービス等の

取扱い開始

出店数10,000店舗突破

合弁会社「セブン-イレブン北京有限会社」設立

中国北京で第1号店出店(北京市東城区・東直門店)

バリアフリー型店舗の展開開始

光ファイバー通信導入開始

デジカメプリント機能付のマルチコピー機設置開始

7-Eleven,Inc.を子会社化

アイワイバンク銀行(現セブン銀行)のATM、

セブン-イレブン店舗への設置10,000台を突破

持株会社である「(株)セブン&アイ・ホールディングス」

設立

「(株)セブン&アイ・ホールディングス」東証第1部へ上場

7-Eleven,Inc.を完全子会社化

出店数11,000店舗突破

チケット販売のイープラスと提携、サービス開始

第6次総合情報システム本格導入開始

セブン-イレブンが小売業として世界最大の

チェーン店舗数を達成

独自の電子マネー「nanaco(ナナコ)」導入開始

「セブンプレミアム」をセブン-イレブン店舗で

販売開始

カウンター調理(フライヤー)商品の販売開始

情報メディアと小売業を融合させた「日テレ7」設立

出店数12,000店舗突破

「セブン-イレブン中国有限公司」設立

セブン-イレブンネット開始

「(株)セブンカルチャーネットワーク」設立

大衆薬の24時間テスト販売を開始

「セブンネットショッピング」サービス開始

ぴあ(株)と業務・資本提携

マルチコピー機による「住民票の写し」「印鑑登録証明書」の

発行サービスを開始(一部自治体より)

クレジットカード決済開始

組織図 沿革1973(昭和48)年

1974(昭和49)年

1975(昭和50)年

1976(昭和51)年

       

1978(昭和53)年

       

1979(昭和54)年

1980(昭和55)年

1981(昭和56)年

1982(昭和57)年

1984(昭和59)年

1985(昭和60)年

       

1987(昭和62)年

       

       

1988(昭和63)年

       

1989(平成元)年

           

           

1990(平成2)年

           

1991(平成3)年

       

1992(平成4)年

1993(平成5)年

           

1994(平成6)年

           

1995(平成7)年

           

1996(平成8)年

           

           

1997(平成9)年

           

1998(平成10)年

1999(平成11)年

           

2月

8月

4月

5月

8月

2月

5月

11月

8月

1月

4月

5月

11月

2月

6月

9月

11月

5月

3月

4月

8月

10月

12月

2月

4月

 7月

 1月

6月

12月

2月

6月

2000(平成12)年

       

2001(平成13)年

       

       

2002(平成14)年

       

       

2003(平成15)年

2004(平成16)年

           

           

           

2005(平成17)年

           

           

           

           

2006(平成18)年

2007(平成19)年

           

           

           

2008(平成20)年

2009(平成21)年

2010(平成22)年

           

           

1973年11月、米国サウスランド社(現7-Eleven,Inc.)とエリアサービスおよびライセンス契約を締結

1997年6月、出店数が7,000店を突破し、10月に記念パーティを開催

2007年4月、独自の電子マネー「nanaco」のサービスを開始

旭川

北見

石狩

小樽

札幌

苫小牧

函館

岩見沢

帯広

千歳

釧路

札幌東

北上

石巻

古川

仙台西

白石

仙台東

山形

庄内

会津

郡山

福島

いわき

白河

彦根

大津

京都北

京都南

京都西

大阪北

東大阪

高槻

和歌山

枚方

大阪南

大阪西

西宮

神戸

明石

姫路

尼崎

岡山

倉敷

岡山東

福山

広島

東広島

西広島

北広島

博多

福岡

久留米

佐賀東

太宰府

佐賀西

長崎

熊本南

熊本北

肥後

岩国

山口

下関

小倉

八幡

筑前

筑豊

宮崎北

宮崎南

大分

奈良

土浦

日立

古河 つくば 水戸 鹿嶋 取手

那須

宇都宮

小山

足利

太田

前橋

高崎

伊勢崎

藤岡

長岡

新潟北

上越

新潟南

燕三条

富山

山梨東

山梨西

長野

上田

松本

諏訪

千曲

沼津

富士

静岡

伊豆

金沢

浜松

磐田

名東

豊橋

岐阜

刈谷

豊田

一宮

名古屋

知多

春日井

名古屋西

川崎北

川崎南

横浜北

横浜南

藤沢

厚木

相模原

湘南

小田原

横浜西

横須賀

横浜中央

川口

浦和

大宮

熊谷

坂戸

川越

越谷

久喜

秩父

戸田

市原

加盟店

木更津

成田

千葉

船橋

松戸

茂原

佐倉

習志野

草加

千代田

江東

足立

池袋

葛飾

新宿

蒲田

浅草

渋谷

世田谷

北海道ゾーン

東北ゾーン

埼玉

栃木・茨城

東北

北海道

東京西

東京東2

東京東1

千葉

東海西

東海東

静岡

長野・山梨

神奈川

北陸

群馬・新潟

北陸

首都圏

群馬・新潟

栃木・茨城

東北

北海道

山口・東九州

西九州

中国

兵庫

関西南

関西北

関西ゾーン

中国・兵庫ゾーン

西九州ゾーン

山口・東九州ゾーン

栃木・茨城ゾーン

群馬・新潟ゾーン

長野・山梨・静岡ゾーン

東海ゾーン

神奈川ゾーン

埼玉ゾーン

第1オペレーション部

セブン&アイHLDGS.

会長・CEO

取締役会

監査役

企業行動委員会

監査室

秘書室

社長・COO

副社長

営業本部

オペレーション本部 商品本部 品質管理本部 建築設備本部財務本部 会計管理本部 業務本部 リクルート本部

オーナー相談部

リクルート・リサーチ部

企画室

予算部

企画部

中国北京事務所

グローバル推進プロジェクト

関係会社部

顧問

第2オペレーション部

千葉ゾーン

東東京ゾーン

西東京ゾーン

杉並

練馬

板橋

国立

八王子

青梅

府中

調布

小平

京浜

GDO

GDO

GDO

GDO

GDO

GDO

GDO

GDO

GDO

GDO

GDO

GDO

GDO

GDO

GDO

お客様相談室

業務支援

オペレーション情報部

オペレーションサポート部

オーディター部

オペレーション支援

オペレーション事務担当

固定資産システム

取引先会計

加盟店会計

決済サービス会計

社員トレーニング

勤労人事給与

店舗管理

既存店推進

法人営業

米飯・麺類

FF・惣菜

パン・デザート

物流企画

デイリー・

フローズン

建築 

第1グループ

建築 

第2グループ

建築 

第3グループ

建築 

第4グループ

建築企画

酒・加工食品

飲料・菓子

雑貨

販売促進

商品情報

メディア・コンテンツ推進

決済サービス

ITサービス

デイリー

原材料・

加食・

雑貨

採用部

人事部

第1リクルート部

第2リクルート部

第3リクルート部

九州

中国

関西

東海

長野・山梨

地区MD統括部

海外商品部

物流部

品質管理部

生産管理部

第4リクルート部

FF・デイリー部

加工食品・雑貨部

IT決済部

建築部

販売促進部

リクルートサポート部

加盟店オーナー募集部

常温物流

設備開発

設備管理 

第1グループ

設備管理 

第2グループ

設備開発部

設備管理部

設備管理 

第3グループ

給与システム

オーナートレーニング

能力開発

FC財務部

会計管理部

フランチャイズ会計部

DO会計サポート部

トレーニング部

(2010年6月16日現在)

Page 19: SEVEN-ELEVEN EL ELEVEVN2001年 6月 大分県 7月 和歌山県 7月 奈良県 2002年 7月 愛知県 2005年 11月 岐阜県 2006年 2月 三重県 2009年 1月 富山県 1月 福井県

本紙は再生紙を使用しています。©2010 (株)セブン-イレブン・ジャパン

h t t p : / / w w w . s e j . c o . j p /TEL.03-6238-3711