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Siemens TCP/IP Ethernet ド ライバー © 2019 PTC Inc. All Rights Reserved.

Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

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Siemens TCP/IP Ethernetドライバー

© 2019 PTC Inc. All Rights Reserved.

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

目次

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー 1

目次 2

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー 5

概要 5

構成 APIの使用によるクイックスタート 5

設定 6

チャネル設定 6

チャネルのプロパティ - イーサネット通信 7

チャネルのプロパティ -書き込み最適化 7

チャネルのプロパティ -詳細 8

デバイスの設定 8

デバイスのプロパティ -識別 9

動作モード 9

デバイスのプロパティ -スキャンモード 10

デバイスのプロパティ - タイミング 10

デバイスのプロパティ -自動格下げ 11

デバイスのプロパティ - タグ生成 11

デバイスのプロパティ -通信パラメータ 13

デバイスのプロパティ - S7 通信パラメータ 13

S7-300/400/1200/1500 15

デバイスのプロパティ -アドレス指定オプション 15

デバイスのプロパティ - タグのインポート 16

デバイスのプロパティ -冗長 18

はじめに - 構成 API 18

チャネルのプロパティ -構成 API 20

API コマンドを使用したSiemens TCP/IP Ethernetチャネル設定 20

デバイスのプロパティ -構成 API 20

API コマンドを使用したSiemens TCP/IP Ethernetデバイス設定 22

構成 API Siemens TCP/IP Ethernetの例 23

通信の最適化 24

データ型の説明 24

アドレスの説明 25

S7-200アドレスの説明 25

S7-300アドレスの説明 28

S7-400アドレスの説明 28

S7-1200アドレスの説明 29

S7-1500アドレスの説明 29

NetLink: S7-300アドレスの説明 29

NetLink: S7-400アドレスの説明 29

内部タグ 30

www. ptc.com

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

標準 S7-300/400/1200/1500アイテム構文 30

レガシー S7-300/400 アイテム構文 35

イベントログメッセージ 43

理由 = 'フレームにエラーがあります'。 43

理由 = 'デバイスから転送エラーが返されました'。エラーコード = <エラー>。 43

理由 = 'デバイスからプロトコルエラーが返されました'。エラークラス = <クラス>、エラーコード = <エラー>。 43

理由 = 'デバイスからデータアクセスエラーが返されました'。エラーコード = <エラー>。 44

理由 = 'デバイスが応答していません'。 44

理由 = '不明なエラーが発生しました'。 45

理由 = NetLinkからエラーが返されました。エラーコード = <エラー>。 45

ホストの解決に失敗しました。|ホスト = '<ホスト名>'。 45

文字列変換エラーにより、自動生成されたタグの名前と説明が予想どおりに表示されない可能性がありま

す。 46

必要なコードページをこのマシンで使用できません。タグ生成に失敗するか、タグ名と説明が予期したとおりに

表示されない可能性があります。|必要なコードページ = <ページ>。 46

Step 7 言語ファイルをロードできません。 46

Step 7 言語ファイルの読み取り中にメモリ例外が発生しました。 46

Step 7 言語ファイルを開くことができませんでした。| OSエラー = '<エラー>'。 47

タグの生成に失敗しました。|データブロック名 = '<ブロック名>'、データブロック番号 = <ブロック番号>。 47

内部ブロックサイズが理由でタグがグループ内に作成されました。| タグアドレス = '<アドレス>'、タグ名 = '<名前>'、グループ名 = '<名前>'。 47

指定されたデータ型が配列でサポートされていないため、タグは作成されませんでした。| タグ名 = '<名前>'、グループ名 = '<名前>'、データ型 = '<タイプ>'。 47

デバイスに接続できません。| 48

デバイスとの関連付けを確立できません。| 48

デバイスのアドレスから読み取れません。|アドレス = '<アドレス>'、 49

デバイスのアドレスから読み取れません。タグは非アクティブ化されました。|アドレス = '<アドレス>'、 49

デバイスからデータを読み取れません。|データブロック = '<ブロック>'、ブロック先頭 = <address>、ブロックサ

イズ = <size>、 50

デバイスからデータを読み取れません。ブロックは非アクティブ化されました。|データブロック = '<ブロック>'、ブロック先頭 = <address>、ブロックサイズ = <size>、 51

デバイスからデータを読み取れません。| メモリタイプ = '<タイプ>'、ブロック先頭 = <address>、ブロックサイズ

= <size> (バイト )、 52

デバイスからデータを読み取れません。ブロックは非アクティブ化されました。| メモリタイプ = '<タイプ>'、ブロック

先頭 = <address>、ブロックサイズ = <size> (バイト )、 52

デバイスのアドレスに書き込めません。|アドレス = '<アドレス>'、 53

デバイスのアドレスに書き込めません。HEXSTRINGの長さがタグの長さと異なります。|アドレス = '<アドレス

>'、HEXSTRING長さ = <length> (バイト )、タグ長さ = <length> (バイト )。 54

デバイスのアドレスに書き込めません。HEXSTRINGに16 進以外の文字が含まれています。|アドレス = '<アドレス>'。 54

デバイスのアドレスに書き込めません。HEXSTRINGの文字数は偶数でなければなりません。|アドレス = '<アドレス>'。 54

デバイスのアドレスに書き込めません。時刻文字列に構文エラーが含まれています。予期されるフォーマットは

'hh:mm:ss.hhh'です。|アドレス = '<アドレス>'、時刻文字列 = '<文字列>'。 54

エラーコード 56

付録 - チャネルのプロパティ 58

付録 - デバイスのプロパティ 58

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

付録 - タグのプロパティ 58

付録 - Siemens の接続の設定 60

Micro/WIN で S7-200 の接続を設定する方法 60

STEP 7 で S7-300/400 の接続を設定する方法 75

Totally Integrated Automation (TIA) Portal を使用してS7-1200 の接続を設定する方法 79

S7-1500 の接続を設定する方法 83

付録 - 代替構文のサポート 85

Applicom Direct-Linkアイテム構文 85

INAT OPC Server TCPIPH1 アイテム構文 87

Siemens Simatic Netアイテム構文 90

Siemens STEP 7 アイテム構文 92

Softing S7/S5 OPC サーバーアイテム構文 94

索引 97

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

ヘルプバージョン 1.112

目次

概要

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーとは

クイックスタート

プロジェクトを設定する方法

チャネルとデバイスの設定

チャネルとデバイスを設定する方法

自動タグデータベース生成

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー用にタグを設定する方法

APIの使用

APIを使用してチャネルとデバイスを設定する方法

通信の最適化

このドライバーから最高のパフォーマンスを得る方法

データ型の説明

このドライバーでサポートされるデータ型

アドレスの説明

Siemens TCP/IPデバイスでデータ位置のアドレスを指定する方法

イベントログメッセージ

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーで生成されるメッセージ

概要

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーはSiemens TCP/IP イーサネットデバイスがHMI、SCADA、Historian、MES、ERPや多数のカスタムアプリケーションを含むOPC クライアントアプリケーションに接続するための信頼性の高い手段を

提供します。これはSiemens S7-200、300、400、1200、1500 PLC で使用するためのものです。次の2 つの通信オプ

ションがあります。

l 産業用イーサネット TCP/IP インタフェース通信プロセッサ (CP)。使用されるプロトコルは、RFC1006 で定義さ

れている TCP/IP上の産業用イーサネット (ISO 8073 クラス 0)でのS7 メッセージングです。

l HilscherのNetLinkアダプタ。MPIポートのみが必要です。NetLinkアダプタではS7-200 モデルはサポートされ

ていません。

ドライバーは特別なライブラリやハードウェアを必要としません。必要なのは標準イーサネットカードだけです。

構成 API の使用によるクイックスタート

Siemens TCP/IP Ethernetチャネル、デバイス、タグを作成するには、次のAPIコマンドが最低限必要になります。

一般的なプロジェクト構成の詳細については、サーバーのヘルプファイルを参照してください。

Siemens チャネルの作成

エンドポイント (POST):

https://<ホスト名/IP>:57412/config/v1/project/channels

ボディ:

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

{ "common.ALLTYPES_NAME": "MyChannel", "servermain.MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER":"Siemens TCP/IP Ethernet" }

チャネルのプロパティについては、付録 Aを参照してください。

Siemens デバイスの作成

エンドポイント (POST):

http://<ホスト名/IP>:57412/config/v1/project/channels/MyChannel/devices

ボディ:

{ "common.ALLTYPES_NAME": "MyDevice", "servermain.DEVICE_ID_STRING": "<デバイス

ID>.0", "servermain.MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER": "Siemens TCP/IP Ethernet","servermain.DEVICE_MODEL": <モデル列挙> }

ヒント :最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。デバイスのプロパティについては、付録 Bを参照してください。

Siemens タグの作成

エンドポイント (POST):

https://<ホスト名

/IP>:57412/config/v1/project/channels/MyChannel/devices/MyDevice/tags

ボディ:

{ "common.ALLTYPES_NAME": "MyTag1", "servermain.TAG_ADDRESS": "DB1,INT00" }

タグのプロパティについては、付録 C を参照してください。

構成 APIを使用したプロジェクト設定の詳細については、サーバーのヘルプを参照してください。

設定

サポートされるデバイスS7-200 (CP243 経由)S7-300 (CP343 経由)S7-400 (CP443 経由)S7-1200*S7-1500*S7-300 (NetLink経由)S7-400 (NetLink経由)

*このデバイスには内蔵イーサネットモジュールが備わっています。

サポートされている NetLink ケーブルとゲートウェイNT 50-MPINL 50-MPINL-MPI

注記 : NetLinkユーザーの場合、NetLink Configuration ユーティリティを使用してNetLink通信パラメータ (IPアドレ

ス、サブネットマスク、ボーレートなど)を設定できます。このアプリケーションはサーバーのUtilitiesサブディレクトリにあり、「Start」メニューのショートカットを使用して起動できます。

チャネル設定

最大 256 個のチャネルを定義できます。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

一般

イーサネット通信

書き込み最適化

詳細

チャネルのプロパティ - イーサネット通信

イーサネット通信を使用してデバイスと通信できます。

イーサネット設定

「ネットワークアダプタ」 :バインドするネットワークアダプタを指定します。空白のままにするか、「デフォルト」を選択した場

合、オペレーティングシステムはデフォルトのアダプタを選択します。

チャネルのプロパティ - 書き込み最適化

サーバーと同様に、デバイスへのデータの書き込みはアプリケーションの最も重要な要素です。サーバーは、クライアントア

プリケーションから書き込まれたデータがデバイスに遅延なく届くようにします。このため、サーバーに用意されている最適化

プロパティを使用して、特定のニーズを満たしたり、アプリケーションの応答性を高めたりできます。

書き込み最適化

「最適化方法」 :基礎となる通信ドライバーに書き込みデータをどのように渡すかを制御します。以下のオプションがありま

す。

l 「すべてのタグのすべての値を書き込み」 :このオプションを選択した場合、サーバーはすべての値をコントローラに

書き込もうとします。このモードでは、サーバーは書き込み要求を絶えず収集し、サーバーの内部書き込みキュー

にこれらの要求を追加します。サーバーは書き込みキューを処理し、デバイスにできるだけ早くデータを書き込む

ことによって、このキューを空にしようとします。このモードでは、クライアントアプリケーションから書き込まれたすべて

のデータがターゲットデバイスに送信されます。ターゲットデバイスで書き込み操作の順序または書き込みアイテム

のコンテンツが一意に表示される必要がある場合、このモードを選択します。

l 「非 Boolean タグの最新の値のみを書き込み」 :デバイスにデータを実際に送信するのに時間がかかっているため

に、同じ値への多数の連続書き込みが書き込みキューに累積することがあります。書き込みキューにすでに置か

れている書き込み値をサーバーが更新した場合、同じ最終出力値に達するまでに必要な書き込み回数ははる

かに少なくなります。このようにして、サーバーのキューに余分な書き込みが累積することがなくなります。ユーザー

がスライドスイッチを動かすのをやめると、ほぼ同時にデバイス内の値が正確な値になります。モード名からもわか

るように、Boolean 値でない値はサーバーの内部書き込みキュー内で更新され、次の機会にデバイスに送信さ

れます。これによってアプリケーションのパフォーマンスが大幅に向上します。注記 :このオプションを選択した場合、Boolean 値への書き込みは最適化されません。モーメンタリプッシュボタ

ンなどのBoolean 操作で問題が発生することなく、HMIデータの操作を最適化できます。

l 「すべてのタグの最新の値のみを書き込み」 :このオプションを選択した場合、2 つ目の最適化モードの理論がす

べてのタグに適用されます。これはアプリケーションが最新の値だけをデバイスに送信する必要がある場合に特に

役立ちます。このモードでは、現在書き込みキューに入っているタグを送信する前に更新することによって、すべて

の書き込みが最適化されます。これがデフォルトのモードです。

「デューティサイクル」 :読み取り操作に対する書き込み操作の比率を制御するときに使用します。この比率は必ず、読み取り 1 回につき書き込みが1 から 10 回の間であることが基になっています。デューティサイクルはデフォルトで 10 に設

定されており、1 回の読み取り操作につき 10 回の書き込みが行われます。アプリケーションが多数の連続書き込みを

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

行っている場合でも、読み取りデータを処理する時間が確実に残っている必要があります。これを設定すると、書き込み

操作が1 回行われるたびに読み取り操作が1 回行われるようになります。実行する書き込み操作がない場合、読み取

りが連続処理されます。これにより、連続書き込みを行うアプリケーションが最適化され、データの送受信フローがよりバラ

ンスのとれたものとなります。注記 :本番環境で使用する前に、強化された書き込み最適化機能との互換性が維持されるようにアプリケーションの

プロパティを設定することをお勧めします。

チャネルのプロパティ - 詳細

このグループは、チャネルの詳細プロパティを指定するときに使用します。すべてのドライバーがすべてのプロトコルをサポー

トしているわけではないので、サポートしていないデバイスには詳細グループが表示されません。

「非正規化浮動小数点処理」 :非正規化値は無限、非数 (NaN)、または非正規化数として定義されます。デフォルト

は「ゼロで置換」です。ネイティブの浮動小数点処理が指定されているドライバーはデフォルトで「未修正」になります。「非正規化浮動小数点処理」では、ドライバーによる非正規化 IEEE-754 浮動小数点データの処理方法を指定でき

ます。オプションの説明は次のとおりです。

l 「ゼロで置換」 :このオプションを選択した場合、ドライバーが非正規化 IEEE-754 浮動小数点値をクライアント

に転送する前にゼロで置き換えることができます。

l 「未修正」 :このオプションを選択した場合、ドライバーは IEEE-754 非正規化、正規化、非数、および無限の

値を変換または変更せずにクライアントに転送できます。

注記 : ドライバーが浮動小数点値をサポートしていない場合や、表示されているオプションだけをサポートする場合、このプロパティは使用できません。チャネルの浮動小数点正規化の設定に従って、リアルタイムのドライバータグ (値や配列

など)が浮動小数点正規化の対象となります。たとえば、EFMデータはこの設定の影響を受けません。

浮動小数点値の詳細については、サーバーのヘルプで「非正規化浮動小数点値を使用する方法」を参照してくださ

い。

「デバイス間遅延」 :通信チャネルが同じチャネルの現在のデバイスからデータを受信した後、次のデバイスに新しい要求

を送信するまで待機する時間を指定します。ゼロ (0)を指定すると遅延は無効になります。

注記 : このプロパティは、一部のドライバー、モデル、および依存する設定では使用できません。

デバイスの設定

1 つのチャネルに最大 8192 個のデバイスを定義できます。デバイスのプロパティのグループの詳細については以下をクリッ

クしてください。

一般

スキャンモード

タイミング

自動格下げ

タグ生成

通信パラメータ

S7通信パラメータ

アドレス指定オプション

タグのインポート

イーサネット

注記 :すべてのグループがすべてのモデルで使用および適用可能なわけではありません。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

デバイスのプロパティ - 識別

「名前」 :このデバイスのユーザー定義の識別情報。

「説明」 :このデバイスに関するユーザー定義の情報。

「チャネル割り当て」 :このデバイスが現在属しているチャネルのユーザー定義の名前。

「ドライバー」 :このデバイスに設定されているプロトコルドライバー。

「モデル」 :このデバイスのバージョンを選択します。

「 ID」 : ドライバーと通信するためのデバイスの一意の識別情報。デバイス ID はYYY.YYY.YYY.YYY というフォーマットで

指定し、ここで YYYはデバイスの IPアドレスを示します。各 YYYバイトが0 から 255 の範囲でなければなりません。デバイスでホスト名解決がサポートされている場合、デバイス ID も標準 UNC/DNS名として指定できます。

関連項目 :動作モード

動作モード

「データコレクション」 :このプロパティでは、デバイスのアクティブな状態を制御します。デバイスの通信はデフォルトで有効

になっていますが、このプロパティを使用して物理デバイスを無効にできます。デバイスが無効になっている場合、通信は

試みられません。クライアントから見た場合、そのデータは無効としてマークされ、書き込み操作は許可されません。このプ

ロパティは、このプロパティまたはデバイスのシステムタグを使用していつでも変更できます。

「シミュレーション」 :このオプションは、デバイスをシミュレーションモードにします。このモードでは、ドライバーは物理デバイ

スとの通信を試みませんが、サーバーは引き続き有効な OPC データを返します。シミュレーションモードではデバイスとの

物理的な通信は停止しますが、OPC データは有効なデータとしてOPC クライアントに返されます。シミュレーションモード

では、サーバーはすべてのデバイスデータを自己反映的データとして扱います。つまり、シミュレーションモードのデバイスに

書き込まれたデータはすべて再び読み取られ、各 OPC アイテムは個別に処理されます。アイテムのメモリマップはグルー

プ更新レートに基づきます。(サーバーが再初期化された場合などに)サーバーがアイテムを除去した場合、そのデータは

保存されません。デフォルトは「いいえ」です。

注記 :

1. システムタグ (_Simulated)は読み取り専用であり、ランタイム保護のため、書き込みは禁止されています。このシステムタグを使用することで、このプロパティをクライアントからモニターできます。

2. シミュレーションモードでは、アイテムのメモリマップはクライアントの更新レート (OPC クライアントではグループ更

新レート、ネイティブおよびDDE インタフェースではスキャン速度)に基づきます。つまり、異なる更新レートで同じ

アイテムを参照する 2 つのクライアントは異なるデータを返します。

シミュレーションモードはテストとシミュレーションのみを目的としています。本番環境では決して使用しないでください。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

デバイスのプロパティ - スキャンモード

「スキャンモード」では、デバイスとの通信を必要とする、サブスクリプション済みクライアントが要求したタグのスキャン速度

を指定します。同期および非同期デバイスの読み取りと書き込みは可能なかぎりただちに処理され、「スキャンモード」の

プロパティの影響を受けません。

「スキャンモード」 :購読しているクライアントに送信される更新についてデバイス内のタグをどのようにスキャンするかを指定

します。オプションの説明は次のとおりです。

l 「クライアント固有のスキャン速度を適用」 :このモードでは、クライアントによって要求されたスキャン速度を使用し

ます。l 「指定したスキャン速度以下でデータを要求」 :このモードでは、最大スキャン速度として設定されている値を指

定します。有効な範囲は10 から 99999990 ミリ秒です。デフォルトは1000 ミリ秒です。注記 :サーバーにアクティブなクライアントがあり、デバイスのアイテム数とスキャン速度の値が増加している場

合、変更はただちに有効になります。スキャン速度の値が減少している場合、すべてのクライアントアプリケーショ

ンが切断されるまで変更は有効になりません。

l 「すべてのデータを指定したスキャン速度で要求」 :このモードでは、指定した速度で購読済みクライアント用にタ

グがスキャンされます。有効な範囲は10 から 99999990 ミリ秒です。デフォルトは1000 ミリ秒です。

l 「スキャンしない、要求ポールのみ」 :このモードでは、デバイスに属するタグは定期的にポーリングされず、アクティ

ブになった後はアイテムの初期値の読み取りは実行されません。更新のポーリングは、_DemandPoll タグに書き

込むか、個々のアイテムについて明示的なデバイス読み取りを実行することによって、クライアントが行います。詳細については、サーバーのヘルプで「デバイス要求ポール」を参照してください。

l 「タグに指定のスキャン速度を適用」 :このモードでは、静的構成のタグプロパティで指定されている速度で静的タ

グがスキャンされます。動的タグはクライアントが指定したスキャン速度でスキャンされます。

「キャッシュからの初回更新」 :このオプションを有効にした場合、サーバーは保存 (キャッシュ) されているデータから、新た

にアクティブ化されたタグ参照の初回更新を行います。キャッシュからの更新は、新しいアイテム参照が同じアドレス、スキャン速度、データ型、クライアントアクセス、スケール設定のプロパティを共有している場合にのみ実行できます。1 つ目

のクライアント参照についてのみ、初回更新にデバイス読み取りが使用されます。デフォルトでは無効になっており、クライアントがタグ参照をアクティブ化したときにはいつでも、サーバーがデバイスから初期値の読み取りを試みます。

デバイスのプロパティ - タイミング

デバイスのタイミングのプロパティでは、エラー状態に対するデバイスの応答をアプリケーションのニーズに合わせて調整でき

ます。多くの場合、最適なパフォーマンスを得るためにはこれらのプロパティを変更する必要があります。電気的に発生す

るノイズ、モデムの遅延、物理的な接続不良などの要因が、通信ドライバーで発生するエラーやタイムアウトの数に影響

します。タイミングのプロパティは、設定されているデバイスごとに異なります。

通信タイムアウト「接続タイムアウト」 :このプロパティ (イーサネットベースのドライバーで主に使用)は、リモートデバイスとのソケット接続を

確立するために必要な時間を制御します。デバイスの接続時間は、同じデバイスへの通常の通信要求よりも長くかかる

ことがよくあります。有効な範囲は1 から 30 秒です。デフォルトは通常は3 秒ですが、各ドライバーの特性によって異な

る場合があります。この設定がドライバーでサポートされていない場合、無効になります。注記 : UDP接続の特性により、UDPを介して通信する場合には接続タイムアウトの設定は適用されません。

「要求のタイムアウト」 :このプロパティでは、ターゲットデバイスからの応答を待つのをいつやめるかを判断する際にすべて

のドライバーが使用する間隔を指定します。有効な範囲は50 から 9,999,999 ミリ秒 (167.6667 分)です。デフォルトは

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

通常は1000 ミリ秒ですが、ドライバーによって異なる場合があります。ほとんどのシリアルドライバーのデフォルトのタイム

アウトは9600 ボー以上のボーレートに基づきます。低いボーレートでドライバーを使用している場合、データの取得に必

要な時間が増えることを補うため、タイムアウト時間を増やします。

「タイムアウト前の試行回数」 : このプロパティでは、ドライバーが通信要求を発行する回数を指定します。この回数を超

えると、要求が失敗してデバイスがエラー状態にあると見なされます。有効な範囲は1 から 10 です。デフォルトは通常は

3 ですが、各ドライバーの特性によって異なる場合があります。アプリケーションに設定される試行回数は、通信環境に大

きく依存します。このプロパティは、接続の試行と要求の試行の両方に適用されます。

タイミング「要求間遅延」 :このプロパティでは、ドライバーがターゲットデバイスに次の要求を送信するまでの待ち時間を指定しま

す。デバイスに関連付けられているタグおよび 1 回の読み取りと書き込みの標準のポーリング間隔がこれによってオーバー

ライドされます。この遅延は、応答時間が長いデバイスを扱う際や、ネットワークの負荷が問題である場合に役立ちま

す。デバイスの遅延を設定すると、そのチャネル上のその他すべてのデバイスとの通信に影響が生じます。可能な場合、要求間遅延を必要とするデバイスは別々のチャネルに分けて配置することをお勧めします。その他の通信プロパティ (通信シリアル化など)によってこの遅延が延長されることがあります。有効な範囲は0 から 300,000 ミリ秒ですが、一部のド

ライバーでは独自の設計の目的を果たすために最大値が制限されている場合があります。デフォルトは0 であり、ターゲットデバイスへの要求間に遅延はありません。注記 :すべてのドライバーで「要求間遅延」がサポートされているわけではありません。使用できない場合にはこの設定

は表示されません。

デバイスのプロパティ - 自動格下げ

自動格下げのプロパティを使用することで、デバイスが応答していない場合にそのデバイスを一時的にスキャン停止にで

きます。応答していないデバイスを一定期間オフラインにすることで、ドライバーは同じチャネル上のほかのデバイスとの通

信を引き続き最適化できます。停止期間が経過すると、ドライバーは応答していないデバイスとの通信を再試行しま

す。デバイスが応答した場合はスキャンが開始され、応答しない場合はスキャン停止期間が再開します。

「エラー時に格下げ」 :有効にした場合、デバイスは再び応答するまで自動的にスキャン停止になります。ヒント :システムタグ_AutoDemoted を使用して格下げ状態をモニターすることで、デバイスがいつスキャン停止になった

かを把握できます。

「格下げまでのタイムアウト回数」 :デバイスをスキャン停止にするまでに要求のタイムアウトと再試行のサイクルを何回繰

り返すかを指定します。有効な範囲は1 から 30 回の連続エラーです。デフォルトは3 です。

「格下げ期間」 :タイムアウト値に達したときにデバイスをスキャン停止にする期間を指定します。この期間中、そのデバイ

スには読み取り要求が送信されず、その読み取り要求に関連するすべてのデータの品質は不良に設定されます。この期

間が経過すると、ドライバーはそのデバイスのスキャンを開始し、通信での再試行が可能になります。有効な範囲は100から 3600000 ミリ秒です。デフォルトは10000 ミリ秒です。

「格下げ時に要求を破棄」 :スキャン停止期間中に書き込み要求を試行するかどうかを選択します。格下げ期間中も

書き込み要求を必ず送信するには、無効にします。書き込みを破棄するには有効にします。サーバーはクライアントから

受信した書き込み要求をすべて自動的に破棄し、イベントログにメッセージを書き込みません。

デバイスのプロパティ - タグ生成

自動タグデータベース生成機能によって、アプリケーションの設定がプラグアンドプレイ操作になります。デバイス固有の

データに対応するタグのリストを自動的に構築するよう通信ドライバーを設定できます。これらの自動生成されたタグ (サポートしているドライバーの特性によって異なる)をクライアントからブラウズできます。

一部のデバイスやドライバーは自動タグデータベース生成のフル機能をサポートしていません。また、すべてのデバイスやドライバーが同じデータ型をサポートするわけではありません。詳細については、データ型の説明を参照するか、各ドライバーがサポートするデータ型のリストを参照してください。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

ターゲットデバイスが独自のローカルタグデータベースをサポートしている場合、ドライバーはそのデバイスのタグ情報を読

み取って、そのデータを使用してサーバー内にタグを生成します。デバイスが名前付きのタグをネイティブにサポートしてい

ない場合、ドライバーはそのドライバー固有の情報に基づいてタグのリストを作成します。この2 つの条件の例は次のとお

りです。

1. データ取得システムが独自のローカルタグデータベースをサポートしている場合、通信ドライバーはデバイスで見つ

かったタグ名を使用してサーバーのタグを構築します。

2. イーサネット I/Oシステムが独自の使用可能な I/Oモジュールタイプの検出をサポートしている場合、通信ドライ

バーはイーサネット I/Oラックにプラグイン接続している I/Oモジュールのタイプに基づいてサーバー内にタグを自動

的に生成します。

注記 :自動タグデータベース生成の動作モードを詳細に設定できます。詳細については、以下のプロパティの説明を参

照してください。

「プロパティ変更時」 :デバイスが、特定のプロパティが変更された際の自動タグ生成をサポートする場合、「プロパティ変

更時」オプションが表示されます。これはデフォルトで「はい」に設定されていますが、「いいえ」に設定してタグ生成を実行

する時期を制御できます。この場合、タグ生成を実行するには「タグを作成」操作を手動で呼び出す必要があります。

「デバイス起動時」 :このプロパティでは、OPC タグを自動的に生成する場合を指定します。オプションの説明は次のとお

りです。

l 「起動時に生成しない」 :このオプションを選択した場合、ドライバーはOPC タグをサーバーのタグ空間に追加し

ません。これはデフォルトの設定です。

l 「起動時に常に生成」 :このオプションを選択した場合、ドライバーはデバイスのタグ情報を評価します。さらに、サーバーが起動するたびに、サーバーのタグ空間にタグを追加します。

l 「最初の起動時に生成」 :このオプションを選択した場合、そのプロジェクトが初めて実行されたときに、ドライバー

がデバイスのタグ情報を評価します。さらに、必要に応じてOPC タグをサーバーのタグ空間に追加します。

注記 : OPC タグを自動生成するオプションを選択した場合、サーバーのタグ空間に追加されたタグをプロジェクトと

ともに保存する必要があります。ユーザーは「ツール」 | 「オプション」メニューから、自動保存するようプロジェクトを設

定できます。

「重複タグ」 :自動タグデータベース生成が有効になっている場合、サーバーが以前に追加したタグや、通信ドライバーが

最初に作成した後で追加または修正されたタグを、サーバーがどのように処理するかを設定する必要があります。この設

定では、自動生成されてプロジェクト内に現在存在するOPC タグをサーバーがどのように処理するかを制御します。これによって、自動生成されたタグがサーバーに累積することもなくなります。

たとえば、「起動時に常に生成」に設定されているサーバーのラックで I/Oモジュールを変更した場合、通信ドライバーが

新しい I/Oモジュールを検出するたびに新しいタグがサーバーに追加されます。古いタグが削除されなかった場合、多数

の未使用タグがサーバーのタグ空間内に累積することがあります。以下のオプションがあります。

l 「作成時に削除」 :このオプションを選択した場合、新しいタグが追加される前に、以前にタグ空間に追加された

タグがすべて削除されます。これはデフォルトの設定です。

l 「必要に応じて上書き」 :このオプションを選択した場合、サーバーは通信ドライバーが新しいタグに置き換えてい

るタグだけ除去します。上書きされていないタグはすべてサーバーのタグ空間に残ります。

l 「上書きしない」 :このオプションを選択した場合、サーバーは以前に生成されたタグやサーバーにすでに存在する

タグを除去しません。通信ドライバーは完全に新しいタグだけを追加できます。

l 「上書きしない、エラーを記録」 :このオプションには上記のオプションと同じ効果がありますが、タグの上書きが発

生した場合にはサーバーのイベントログにエラーメッセージも書き込まれます。

注記 : OPC タグの除去は、通信ドライバーによって自動生成されたタグ、および生成されたタグと同じ名前を使用

して追加されたタグに影響します。ドライバーによって自動生成されるタグと一致する可能性がある名前を使用して

サーバーにタグを追加しないでください。

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Page 13: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

SiemensTCP/IPEthernetドライバー

「親グループ」 :このプロパティでは、自動生成されたタグに使用するグループを指定することで、自動生成されたタグと、手動で入力したタグを区別します。グループの名前は最大 256 文字です。この親グループは、自動生成されたすべてのタ

グが追加されるルートブランチとなります。

「自動生成されたサブグループを許可」 :このプロパティでは、自動生成されたタグ用のサブグループをサーバーが自動的

に作成するかどうかを制御します。これはデフォルトの設定です。無効になっている場合、サーバーはグループを作成しな

いで、デバイスのタグをフラットリスト内に生成します。サーバープロジェクトで、生成されたタグには名前としてアドレスの値

が付きます。たとえば、生成プロセス中はタグ名は維持されません。注記 :サーバーがタグを生成しているときに、タグに既存のタグと同じ名前が割り当てられた場合、タグ名が重複しない

ようにするため、番号が自動的に1 つ増分します。たとえば、生成プロセスによってすでに存在する "AI22"という名前のタ

グが作成された場合、代わりに "AI23"としてタグが作成されます。

「作成」 :自動生成 OPC タグの作成を開始します。「タグを作成」が有効な場合、デバイスの構成が修正されると、ドラ

イバーはタグ変更の可能性についてデバイスを再評価します。システムタグからアクセスできるため、クライアントアプリケー

ションはタグデータベース作成を開始できます。注記 :構成がプロジェクトをオフラインで編集する場合、「タグを作成」は無効になります。

デバイスのプロパティ - 通信パラメータ

「ポート番号」 :このパラメータでは、リモート CP (通信プロセッサ)で使用するよう設定されているポート番号を指定しま

す。IE TCP/IPでのデフォルト設定は102 (TSAP)です。NetLinkでのデフォルト設定は1099 です。注記 :サーバーとPLC が同じネットワーク上に存在する場合、ほとんどのアプリケーションではデフォルトポートを使用す

ることが推奨されます。ファイアウォールと高度なルータを介してインターネットを使用するアプリケーションの場合、これらの

処理が行われるようにポート番号を変更できます。ただし、ほとんどの場合、PLC はポート 102/1099 でのみ接続を受け

付けるため、ルータ転送が必要になることがあります。

「MPI ID」 :このパラメータはNetLink専用であり、NetLinkアダプタが接続されているポートについて設定します。これは

IE TCP/IP CP (S7-300 やS7-400 など)を使用しているモデルには適用されません。NetLinkアダプタを使用している場

合、TCPを介して最大 2 つの接続またはデバイスを使用できます。

デバイスのプロパティ - S7通信パラメータ

S7 ファミリーには特定のパラメータが含まれており、S7 通信パラメータ、S7-200、S7-300/400/1200/1500 の各グループ

に分かれています。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

S7通信パラメータ

「最大 PDU サイズ」 :このパラメータは、デバイスから要求される最大プロトコルデータユニット (PDU)のサイズを設定しま

す。通信に使用される実際のPDU はデバイスのサポートによって異なります。通常、ドライバーとデバイスは、サポートさ

れている PDU サイズのうち最も大きなサイズをネゴシエートします。ただし、このパラメータは、通常ネゴシエートされるサ

イズよりも小さい PDU サイズを強制できます。注記 :デバイスでネゴシエートされている PDU 値を監視するには、_CurrentPDUSize 内部タグを使用してください(内

部タグを参照)。

S7-200S7-200 はイーサネットネットワーク上のS7-200 デバイスとの通信を可能にします。次の2 つのオプションがあります。

l PG接続 (Micro/WIN によって利用される接続など)。1 つの接続を使用できます。

l 構成済みの接続 (イーサネットウィザードを介してMicro/WIN で設定されている接続など)。8 つの接続を使用で

きます。

注記 :構成済みの接続が推奨されます。構成済みの接続はPGポートをMicro/WIN 用に解放し、複数の同時接続

が可能な柔軟性も備わっているためです。

「ローカルTSAP」リンクタイプ TSAP値 (16進数 )PG 4B57 ('KW')

構成済みMicro/WIN のイーサネットウィザードで構成されているリモート (クライアント ) TSAP。Micro/WIN リモート TSAP = xx.yy* の場合、ローカルTSAPを xxyyに設定します。

「リモート TSAP」リンクタイプ TSAP値 (16進数 )PG 4B57 ('KW')

構成済みMicro/WIN のイーサネットウィザードで構成されているローカル (サーバー) TSAP。Micro/WIN リモート TSAP = xx.yy* の場合、ローカルTSAPを xxyyに設定します。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

*Micro/WIN のイーサネットウィザードに表示される TSAP。V メモリからアクセスした場合、値が10 進形式になっているこ

とがあります。たとえば、TSAPが10.00 の場合、V メモリの値は16 進の1000 または10 進の4096 になります。ローカ

ルTSAP として入力する値は16 進表記でなければなりません。この例では、値 1000 を入力します。

ヒント :ローカルTSAP==Micro/WIN リモート TSAP、リモート TSAP==Micro/WIN ローカルTSAP。

CP243-1 モジュールの使用については、Micro/WIN で S7-200 の接続を設定する方法を参照してください。

S7-300/400/1200/1500

「リンクタイプ」 : ドライバーとCP間の通信接続を定義します。選択されているリンクのタイプによって、許可される同時要

求数が決まります。同時要求の数が増えるにしたがい、データのスループットが高くなります。各デバイス接続に1 つの未

処理要求が許可されます。複数の同時要求を可能にするには、複数の接続を設定する必要があります。これには、サーバーでこのデバイスを複数回定義します (同じデバイスのプロパティ)。デバイスは同じチャネル内または別のチャネル

の下に定義できます。詳細については、通信の最適化を参照してください。

<チャネル.デバイス> = 1 CP接続

PC (アプリケーション)、OP (オペレータパネル)、PG (プログラミングデバイス)の3 つのタイプのリンクがあります。OPとPGは通常は予約済みですが、すべてのPC 接続が利用されている場合にはこれらを使用できます。

タイ

プS7-300 CPU 314、315 S7-400 CPU 412、413 S7-400 CPU 414 S7-400 CPU 416

PC 2 14 30 62

OP 1 1 1 1

PG 1 1 1 1

例S7-400 CPU 412 デバイスの場合、サーバーですべて「リンクタイプ」を PC として同じデバイスを 14 回定義するこ

とによって、14 個の同時要求を可能にすることができます。PC 接続に加え、「リンクタイプ」をOPおよび PGとす

ることでさらに2 つのデバイスを設定できます。これによって全部で 16 個の接続が可能になります。

接続リソースはCP と通信するアプリケーション間で共有されます。STEP 7 などの別のアプリケーションが

TCP/IP上の産業用イーサネットを使用するよう設定されている場合、そのアプリケーションのために1 つ以上の

PG/PC 接続を空けておく必要があります。

PG、OP、および PC タイプの接続数を増やす方法については、STEP 7 で S7--300/400 の接続を設定する方法を参照してください。

「CPU ラック」 :目的のCPU が格納されているラックの番号を指定します。

「CPU スロット」 :目的のCPU が格納されているラック内のスロットの番号を指定します。

内部タグを使用してラック番号またはスロット番号を読み書きする方法については、内部タグを参照してください。

デバイスのプロパティ - アドレス指定オプション

バイトオーダー: 16 ビット値と32 ビット値のオーダーを設定します。以下で説明するように、オプションには「ビッグエンディア

ン」 (S7 のデフォルト ) と「リトルエンディアン」があります。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

ビッグエンディアン

DWord 1-7

-6

-5

-4

-3

-2

-1

-0

1-5

1-4

1-3

1-2

1-1

1-0

-9

-8

2-3

2-2

2-1

2-0

1-9

1-8

1-7

1-6

3-1

3-0

2-9

2-8

2-7

2-6

2-5

2-4

Word 1 Word 3-7

-6

-5

-4

-3

-2

-1

-0

1-5

1-4

1-3

1-2

1-1

1-0

-9

-8

 7  6  5  4  3  2  1  0 1-5

1-4

1-3

1-2

1-1

1-0

 9  8

Byte 1 Byte 2 Byte 3 Byte 4-7

-6

-5

-4

-3

-2

-1

-0

 7  6  5  4  3  2 -1

-0

 7  6  5  4  3  2  1  0  7  6  5  4  3  2  1  0

ビット

l DWord 1 のビット範囲は31-0 です。

l Word 1 とWord 3 のビット範囲は15-0 です。

l Byte 1、Byte 2、Byte 3、Byte 4 のビット範囲は7-0 です。

注記 :ビッグエンディアンでは上位から下位の順序で格納されたバイトが使用されます。ビットオーダーは変更されませ

ん。

リトルエンディアン

DWord 13-1

3-0

2-9

2-8

2-7

2-6

2-5

2-4

2-3

2-2

2-1

2-0

1-9

1-8

1-7

1-6

1-5

1-4

1-3

1-2

1-1

1-0

-9

-8

-7

-6

-5

-4

-3

-2

-1

-0

Word 3 Word 11-5

1-4

1-3

1-2

1-1

1-0

 9  8  7  6  5  4  3  2  1  0 1-5

1-4

1-3

1-2

1-1

1-0

-9

-8

-7

-6

-5

-4

-3

-2

-1

-0

Byte 4 Byte 3 Byte 2 Byte 1 7  6  5  4  3  2  1  0  7  6  5  4  3  2  1  0  7  6  5  4  3  2 -

1-0

-7

-6

-5

-4

-3

-2

-1

-0

ビット

l DWord 1 のビット範囲は31-0 です。

l Word 3 とWord 1 のビット範囲は15-0 です。

l Byte 4、Byte 3、Byte 2、Byte 1 のビット範囲は7-0 です。

注記 :リトルエンディアンでは下位から上位の順序で格納されたバイトが使用されます。ビットオーダーは変更されませ

ん。

デバイスのプロパティ - タグのインポート

タグインポートのパラメータを使用することで、Siemens STEP 7 で 定義されているプロジェクトまたはTIA PortalExporterを介してエクスポートされたSiemens TIA Portal で定義されているプロジェクトからタグデータベースを自動生

成できます。

Siemens STEP 7でサポートされるモデルS7-300S7-400

Siemens TIA Portal でサポートされるモデルS7-300S7-400S7-1200S7-1500

STEP 7のタグインポート

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

「タグインポートタイプ」 : ドロップダウンメニューから "Step 7 プロジェクトファイル"を選択します。

「STEP 7 プロジェクト (*.S7P)」 :タグのインポート元となる任意のSTEP 7 プロジェクトファイル (*.S7P)を見つけて選択し

ます。注記 :目的のSTEP 7 プロジェクトファイル (*.S7P)は、タグをインポートする Step 7 プロジェクトのディレクトリに配置す

る必要があります。

「プログラムパス」 :タグを生成するプロジェクト内のPLC プログラムを指定します。プログラムパスのフォーマットは "ステー

ション名 CPU 名プログラム名"であり、プログラムパス選択ドロップダウンリストには、単一または複数の cpu を持つステー

ションを設定できます。複数の cpu を搭載したステーションが見つかった場合、ステーションに関連付けられている各 cpuには、プログラムパスの cpu 名部分に "@ ID x"としてフォーマットされた cpu ID 指定子が付きます。例 : 2 400 cpu を搭載したSIMATIC 400 コントローラには2つのエントリがあります。

l "= K51 S7-400\K34 CPU @ ID 3 \ K34"l "= K51 S7-400\CPU 416-3 DP @ ID 2 \ K51"

注記 :Siemens S7-300 および S7-400 デバイスでのタグインポートは、Siemens Simatic STEP 7 バージョン 5.3、5.4、5.5 から作成されたプロジェクトでのみ使用します。

重要 : Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーのタグインポートでは、Siemens STEP 7 プロジェクトの言語ファイル内の

Windows コードページによって指定されているネイティブ文字セットでのタグ名とコメントがサポートされています。Siemens STEP 7 言語ファイルが存在しないか、変更されたか、破損しているか、正しくない場合、タグ名とコメントが間

違ってインポートされることがあります。STEP 7 の言語ニュートラルオプション (STEP 7 言語ファイルで使用されているも

のとは異なる文字セットでテキストを入力可能)を使用している場合にも、タグ名とコメントが間違ってインポートされること

があります。STEP 7 言語ファイルはSTEP 7 プロジェクトのルートのGlobal サブディレクトリにあります。必要な言語パッ

クがシステムにインストールされていない場合、自動タグ生成によって間違った文字が表示されることがあります。

関連項目 :付録 : Configuring Siemens Connections

TIA Portal のタグインポート

TIA Portal Exporterでは、Siemens TIA Portal プロジェクトからサーバーにタグをエクスポートできます。このユーティリティ

によってプロジェクトが開き、プログラムブロック、タグテーブル、または個々のタグを選択してエクスポートできます。タグは

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー自動タグ生成プロセスで使用可能なフォーマットにエクスポートされます。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーがインストールされている場合、TIA Portal Exporterのアプリケーションインストー

ラがサーバーの "Utilities"フォルダに保存されています。Siemens TIA Portal とOpenness APIがインストールされている

コンピュータにこのインストーラをコピーします。インストーラを実行し、ヘルプドキュメンテーション内の指示を参照して

*.TPEエクスポートファイルを作成します。

「タグインポートタイプ」 : ドロップダウンメニューから「TIA Portal Exporter ファイル」を選択します。

「TIA Portal Exporter ファイル (*.TPE)」 :タグのインポート元となる任意のTIA Portal Exporter ファイル (*.TPE)を見つ

けて選択します。

デバイスのプロパティ - 冗長

冗長設定はメディアレベルの冗長プラグインで使用できます。詳細については、Web サイトまたはユーザーマニュアルを参照するか、営業担当者までお問い合わせください。

はじめに - 構成 API

チャネルを作成チャネルの下にSiemens tcp/ip イーサネットデバイスを作成するために最低限必要なプロパティは次のとおりです。common.ALLTYPES_NAMEservermain.MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER

ほかのすべてのプロパティはデフォルト値に設定されます。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

以下は、チャネルのエンドポイントへのPOSTで使用可能な JSON blob の例です。これを使用して、Channel1 という

名前のチャネルを作成できます。

エンドポイント (POST):

https://<ホスト名または IP>:<ポート>/config/v1/project/channels

ボディ:

{ "common.ALLTYPES_NAME": "Channel1", "servermain.MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER": "Siemens TCP/IP Ethernet" }

チャネルが作成されたことを確認するには、チャネルのエンドポイントで GET操作を実行し、応答にチャネルが表示されて

いることを確認します。

エンドポイント (GET):

https://<ホスト名または IP>:<ポート>/config/v1/project/channels

デバイスを作成しますチャネルの下にSiemens tcp/ip イーサネットデバイスを作成するようにプロパティを設定する APIコマンドについて以下に

詳しく説明します。

次に示す JSON blob の例は、デバイスのエンドポイントへのPOSTで使用でき、Siemensチャネルの下にデバイスを作

成できます。

{ "common.ALLTYPES_NAME": "MyDevice", "servermain.DEVICE_ID_STRING":""<255.255.255.1>.0" "servermain.MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER": "SiemensTCP/IP Ethernet",servermain.DEVICE_MODEL ": < モデル列挙 > *}

* チャネルとデバイスの定義および列挙のリストについては、RESTクライアントを使用して次のエンドポイントにアクセスし

てください。注記 :サーバー内のドキュメンテーションのエンドポイントは、アクセスする前に有効になっている必要がありま

す。セキュリティを確保するため、使用していない場合はこのエンドポイントを無効にすることをお勧めします。詳細につい

ては、こちらをクリックしてください

チャネル定義ドキュメント :

https://<ホスト名または IP>:<ポート

>/config/v1/doc/drivers/Siemens%20TCP%2FIP%20Ethernet/channels

デバイス定義ドキュメント :

https://<ホスト名または IP>:<ポート

>/config/v1/doc/drivers/Siemens%20TCP%2FIP%20Ethernet/devices

一般的なガイダンス以下の例で作成したチャネルとデバイスを設定するには、次の手順に従います。

GETを実行JSON を修正PUTを実行

チャネルとデバイスの機能の説明については、このドキュメントの後半で説明します。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

チャネルのプロパティ - 構成 API以下のプロパティは、構成 APIサービスを使用してチャネルを定義します。

一般プロパティ

共通。ALLTYPES_NAME * 必須パラメータ。

注記 :このプロパティを変更すると、APIエンドポイント URL が変更されます。

common.ALLTYPES_DESCRIPTION

サーバーメイン。MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER * 必須パラメータ

サーバーメイン。CHANNEL_DIAGNOSTICS_CAPTURE

イーサネット通信プロパティ

サーバーメイン。CHANNEL_ETHERNET_COMMUNICATIONS_NETWORK_ADAPTER_STRING

詳細プロパティ

サーバーメイン。CHANNEL_NON_NORMALIZED_FLOATING_POINT_HANDLING * 必須パラメータ

書き込み最適化

サーバーメイン。CHANNEL_WRITE_OPTIMIZATIONS_METHOD

サーバーメイン。CHANNEL_WRITE_OPTIMIZATIONS_DUTY_CYCLE

関連項目 :サーバーヘルプシステムの構成 APIサービスのセクション

API コマンドを使用した Siemens TCP/IP Ethernet チャネル設定

チャネルの下にSiemens TCP/IP Ethernetデバイスを作成するために最低限必要なプロパティは

common.ALLTYPES_NAME と servermain.MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER です。ほかのすべてのプロパティ

はデフォルト値に設定されます。

JSON の例

以下は、チャネルエンドポイントへのPOSTで使用可能な JSON blob の例です。これを使用して、Channel1 という名

前のチャネルを作成できます。

{ "common.ALLTYPES_NAME": "Channel1", "servermain.MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER": "Siemens TCP/IP Ethernet" }

ローカルホストで実行されているサーバーにChannel1 という名前のチャネルとDevice1 というデバイスが存在する場合

は、GET要求クエリーを以下に送信します。

https://<ホスト名または IP>:<ポート>/config/v1/project/channels/Channel1/devices/Device1?content=property_definitions

https://<ホスト名または IP>:<ポート>/config/v1/doc/drivers/Siemens%20TCP~IP%20Ethernet/Devicesにはデバイス

の詳細が列挙されます。

デバイスのプロパティ - 構成 API以下のプロパティは構成 APIサービスを使用してチャネルを定義します。

一般プロパティ

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

common.ALLTYPES_NAME

common.ALLTYPES_DESCRIPTION

servermain.DEVICE_CHANNEL_ASSIGNMENT

servermain.MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER

servermain.DEVICE_MODEL

servermain.DEVICE_ID_STRING

servermain.DEVICE_DATA_COLLECTION

servermain.DEVICE_SIMULATED

スキャンモード

servermain.DEVICE_SCAN_MODE * 必須パラメータ

servermain.DEVICE_SCAN_MODE_RATE_MS

servermain.DEVICE_SCAN_MODE_RATE_MS

servermain.DEVICE_SCAN_MODE_PROVIDE_INITIAL_UPDATES_FROM_CACHE

自動格下げ

servermain.DEVICE_AUTO_DEMOTION_ENABLE_ON_COMMUNICATIONS_FAILURES

servermain.DEVICE_AUTO_DEMOTION_DEMOTE_AFTER_SUCCESSIVE_TIMEOUTS

servermain.DEVICE_AUTO_DEMOTION_PERIOD_MS

servermain.DEVICE_AUTO_DEMOTION_DISCARD_WRITES

タグ生成

servermain.DEVICE_TAG_GENERATION_ON_STARTUP * 必須パラメータ

servermain.DEVICE_TAG_GENERATION_DUPLICATE_HANDLING * 必須パラメータ

servermain.DEVICE_TAG_GENERATION_GROUP

servermain.DEVICE_TAG_GENERATION_ALLOW_SUB_GROUPS

ヒント :自動タグ生成を起動するには、空のボディを持つPUTをデバイス上の taggeneration サービスエンドポイントに

送信します。関連項目 :詳細については、サービスのヘルプを参照してください。

タイミングservermain.DEVICE_CONNECTION_TIMEOUT_SECONDS

servermain.DEVICE_REQUEST_TIMEOUT_MILLISECONDS

servermain.DEVICE_RETRY_ATTEMPTS

servermain.DEVICE_INTER_REQUEST_DELAY_MILLISECONDS

関連項目 :サーバーヘルプシステムの構成 APIサービスのセクション

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

API コマンドを使用した Siemens TCP/IP Ethernet デバイス設定

チャネルの下にSiemens tcp/ip イーサネットデバイスを作成するための一意のプロパティを設定する APIコマンドは次のと

おりです。

一般

common.ALLTYPES_NAME

common.ALLTYPES_DESCRIPTION

servermain.DEVICE_CHANNEL_ASSIGNMENT

servermain.MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER

servermain.DEVICE_MODEL

servermain.DEVICE_ID_STRING

通信パラメータ

siemens_tcpip_ethernetDEVICE_COMMUNICATIONS_PORT_NUMBER

siemens_tcpip_ethernetDEVICE_COMMUNICATIONS_MPI_ID

siemens_tcpip_ethernetDEVICE_S7_COMMUNICATIONS_MAX_PDU

siemens_tcpip_ethernetDEVICE_S7_COMMUNICATIONS_200_LOCAL_TSAP

siemens_tcpip_ethernetDEVICE_S7_COMMUNICATIONS_200_REMOTE_TSAP

siemens_tcpip_ethernetDEVICE_S7_COMMUNICATIONS_300_400_1200_1500_LINK_TYPE

siemens_tcpip_ethernetDEVICE_S7_COMMUNICATIONS_CPU_RACK

siemens_tcpip_ethernetDEVICE_S7_COMMUNICATIONS_CPU_SLOT

アドレス指定のオプション

siemens_tcpip_ethernetDEVICE_ADDRESSING_BYTE_ORDER

タグのインポート

siemens_tcpip_ethernetDEVICE_TAG_IMPORT_STEP_7_PROJECT_FILE

siemens_tcpip_ethernetDEVICE_TAG_IMPORT_PROGRAM_PATH

siemens_tcpip_ethernetDEVICE_TAG_IMPORT_TYPE:これは常に "TIA Portal エクスポーターファイル"に設定さ

れます。

siemens_tcpip_ethernetDEVICE_TAG_IMPORT_TIA_EXPORT_FILE:必要な TIA Portal エクスポーターファイル

(* を設定します。tpe) タグをインポートします。

注記 :* でマークされたアイテムには、列挙された値があります。列挙および値の有効なリストは、content=property_definitionsを使用してデバイスのエンドポイントをクエリーすることで見つかります。このクエリーは、すべてのプロパティとその有効な列

挙のリストと、それぞれの説明を返します。

たとえば、ローカルホストで実行されているサーバーにChannel1 という名前のチャネルとDevice1 というデバイスが存在

する場合は、GET要求クエリーを以下に送信します。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

https://<ホスト名または IP>:<ポート>/config/v1/project/channels/Channel1/devices/Device1?content=property_definitions

https://<ホスト名または IP>:<ポート>/config/v1/doc/drivers/Siemens%20TCP~IP%20Ethernet/Devicesにはデバイス

の詳細が列挙されます。

構成 API Siemens TCP/IP Ethernet の例

チャネルとデバイスの定義および列挙のリストについては、RESTクライアントを使用して次のエンドポイントにアクセスして

ください。

チャネル定義

エンドポイント (GET):

https://<ホスト名または IP>:<ポート

>/config/v1/doc/drivers/Siemens%20TCP%2FIP%20Ethernet/channels

デバイス定義

エンドポイント (GET):

https://<ホスト名または IP>:<ポート

>/config/v1/doc/drivers/Siemens%20TCP%2FIP%20Ethernet/devices

Siemens チャネルの作成

エンドポイント (POST):

https://<ホスト名または IP>:<ポート>/config/v1/project/channels

ボディ:

{ "common.ALLTYPES_NAME": "MyChannel", "servermain.MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER":"Siemens TCP/IP Ethernet" }

関連項目 : チャネルのプロパティのリストについては、付録 Aを参照してください。

Siemens デバイスの作成

エンドポイント (POST):

https://<ホスト名または IP>:<ポート>/config/v1/project/channels/MyChannel/devices

ボディ:

{ "common.ALLTYPES_NAME": "MyDevice", "servermain.DEVICE_ID_STRING":"<192.160.0.1>.0", "servermain.MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER": "Siemens TCP/IPEthernet", "servermain.DEVICE_MODEL": <モデル列挙> }

関連項目 : デバイスのプロパティのリストについては、付録 Bを参照してください。

Siemens タグの作成例

エンドポイント (POST):

https://<ホスト名または IP>:<ポート

>/config/v1/project/channels/MyChannel/devices/MyDevice/tags

ボディ:

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

[ { "common.ALLTYPES_NAME": "MyTag1", "servermain.TAG_ADDRESS": "DB1,INT00" } { "common.ALLTYPES_NAME": "MyTag2", "servermain.TAG_ADDRESS": "DB1,INT01" } ]

関連項目 : タグのプロパティのリストについては、付録 C を参照してください。

構成 APIを使用したプロジェクト設定の詳細については、サーバーのヘルプを参照してください。

通信の最適化

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーは、システム全体のパフォーマンスへの影響を最小限に抑えながら最大のパフォー

マンスが得られるように設計されました。Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーは高速ですが、このアプリケーションを最

適化して最大のパフォーマンスを得るために参考となるいくつかのガイドラインがあります。

このサーバーでは、Siemens TCP/IP Ethernetなどの通信プロトコルのことをチャネルと呼びます。アプリケーションで定義

されている各チャネルは、サーバーでの個々の実行パスを表します。チャネルが定義された後、そのチャネルの下に一連

のデバイスを定義できます。これらのデバイスそれぞれが、データの収集元となる単一のSiemens TCP/IP イーサネットコ

ントローラを表します。このアプローチに従ってアプリケーションを定義することで高いパフォーマンスが得られますが、Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーやネットワークがフルに利用されるわけではありません。単一のチャネルを使用して

構成されているアプリケーションの表示例を次に示します。

デバイスそれぞれが単一のSiemens TCP/IP イーサネットチャネルの下に表示されます。この構

成では、ドライバーは効果的な速度で情報を収集するために、できるだけ速やかにあるデバイス

から次のデバイスに移動する必要があります。さらにデバイスが追加されたり、1 つのデバイスから

より多くの情報が要求されたりするにしたがい、全体的な更新速度が低下していきます。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーがチャネルを 1 つだけ定義可能な場合、上記の例が唯一可能なオプションとなり

ますが、このドライバーは最大 256 チャネルまで定義できます。複数のチャネルを使用して複数の要求をネットワークに

同時に発行することで、データ収集のワークロードが分散されます。同じアプリケーションを複数のチャネルを使用して構

成した場合の例を次に示します。

ここでは各デバイスが独自のチャネルの下に定義されています。この新しい構成では、各デバイ

スからのデータ収集タスクごとに1 つの実行パスが割り当てられます。

アプリケーションのデバイスの数が256 を超える場合でもパフォーマンスは改善されます。デバイ

スの数は256 以下であるのが理想的ですが、そうでない場合でもアプリケーションは追加のチャ

ネルから恩恵を受けます。デバイスの負荷をすべてのチャネルに分散してもサーバーはデバイスを

切り替えますが、単一のチャネルで処理するデバイスの数ははるかに少なくなります。

サーバーではチャネル数が256 に制限されていますが、使用可能な接続の数は最終的にはデバイスによって決まりま

す。この制約は、一部のデバイスでは256 個の接続がサポートされないという事実に基づいています。このようなデバイス

では、定義されているチャネルの最大数が、使用可能な接続の最大数と等しくなければなりません。256 個を超える接

続がサポートされているデバイスでは、最大 256 個のチャネルが定義され、これら 256 個のチャネルにデバイスが均等に

分散している必要があります。デバイスの接続の詳細については、デバイスのプロパティを参照してください。

データ型の説明

データ型 説明

Boolean 1 ビット

Byte 符号なし 8 ビット値

Char 符号付き 8 ビット値

Word

符号なし 16 ビット値

ビット 0 が下位ビット

ビット 15 が上位ビット

www. ptc.com

24

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

データ型 説明

Short

符号付き 16 ビット値

ビット 0 が下位ビット

ビット 14 が上位ビット

ビット 15 が符号ビット

BCD2 バイトパックされたBCD

値の範囲は0-9999 です。この範囲外の値には動作が定義されていません

DWord

符号なし 32 ビット値

ビット 0 が下位ビット

ビット 31 が上位ビット

Long

符号付き 32 ビット値

ビット 0 が下位ビット

ビット 30 が上位ビット

ビット 31 が符号ビット

LBCD4 バイトパックされたBCD

値の範囲は0-99999999 です。この範囲外の値には動作が定義されていません

浮動小

数点数

32 ビット浮動小数点値

ドライバーは2 つ目のレジスタを上位 Word、1 つ目のレジスタを下位 Word とすることで、連続する 2 つ

のレジスタを浮動小数点値として解釈します。

Date 64 ビット浮動小数点値

String Null 終端 ASCII文字列*

* データブロックのString サブタイプはNULL でパディングされたASCII文字列です。

アドレスの説明

アドレスの仕様は使用されているモデルによって異なります。対象のモデルの情報を取得するには、次のリストからリンクを

選択してください。

S7-200 アドレスの説明

S7-300 アドレスの説明

S7-400 アドレスの説明

S7-1200 アドレスの説明

S7-1500 アドレスの説明

NetLink: S7-300 アドレスの説明

NetLink: S7-400 アドレスの説明

内部タグ

S7-200アドレスの説明

動的に定義されるタグのデフォルトのデータ型を太字で示しています。

アドレスタイプ 範囲 タイプ アクセス

離散入力 (IEC)

I0.b-I65535.b.b は0-7 のビット

番号

IB0-IB65535IW0-IW65534ID0-ID65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

www. ptc.com

25

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

アドレスタイプ 範囲 タイプ アクセス

込み

読み取り/書き

込み

離散入力 (SIMATIC)

E0.b-E65535.b.b は0-7 のビット

番号

EB0-EB65535**EW0-EW65534ED0-ED65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

注記 : IとEは同じメモリ領域にアクセスします。

離散出力 (IEC)

Q0.b-Q65535.b.b は0-7 のビット

番号

QB0-QB65535QW0-QW65534QD0-QD65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

離散出力 (SIMATIC)

A0.b-A65535.b.b は0-7 のビット

番号

AB0-AB65535AW0-AW65534AD0-AD65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

注記 : QとAは同じメモリ領域にアクセスします。

アナログ入力 (IEC)AI0-AI65534***AIW0-AIW65534

Word、Short 読み取り専用

アナログ入力 (SIMATIC)AE0-AE65534***AEW0-AEW65534

Word、Short 読み取り専用

注記 : AIとAEは同じメモリ領域にアクセスし

ます。

アナログ出力 (IEC)AQ0-AQ65534***AQW0-AQW65534

Word、Short読み取り/書き

込み

アナログ出力 (SIMATIC)AA0-AA65534***AAW0-AAW65534

Word、Short読み取り/書き

込み

注記 : AQとAAは同じメモリ領域にアクセスします。

内部メモリ

M0.b-M65535.b.b は0-7 のビット

番号

MB0-MB65535MW0-MW65534MD0-MD65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

www. ptc.com

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

アドレスタイプ 範囲 タイプ アクセス

込み

読み取り/書き

込み

特殊メモリ

(バイト 0-29 は読み取り専用)

SM0.b-SM65535.b.b は0-7 のビット

番号

SMB0-SMB65535SMW0-SMW65534SMD0-SMD65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

シーケンス制御リレー (SCR)

S0.b-S65535.b.b は0-7 のビット

番号

SB0-SB65535SW0-SW65534SD0-SD65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

可変メモリ

V0.b-V65535.b.b は0-7 のビット

番号

VB0-VB65535VW0-VW65535VD0-VD65535

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

読み取り/書き

込み

タイマーの現在の値 T0-T65535* DWord、Long読み取り/書き

込み

タイマーのステータスビット T0-T65535* Boolean 読み取り専用

カウンタの現在の値 (IEC) C0-C65535* Word、Short読み取り/書き

込み

カウンタのステータスビット (IEC) C0-C65535* Boolean 読み取り専用

カウンタの現在の値 (SIMATIC) Z0-Z65535* Word、Short読み取り/書き

込み

カウンタのステータスビット (SIMATIC) Z0-Z65535* Boolean 読み取り専用

注記 : C とZは同じメモリ領域にアクセスします。

高速カウンタ HC0-HC65535* DWord、Long 読み取り専用

*これらのメモリタイプ/サブタイプでは配列がサポートされていません。**Byte 型のメモリ (MB)では文字列がサポートされます。文字列の構文は<アドレス>.<長さ>であり、ここで 0 <長さ <=932 です (以下の注記を参照してください)。***アナログ入力とアナログ出力では、アドレスは偶数 (AI0、AI2、AI4 など)である必要があります。

注記 :

www. ptc.com

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

1. I、Q、M、S、SM タイプのメモリのオフセットはすべて、そのタイプのメモリ内でのバイト開始位置を表します。

2. Word、Short、DWord、Long 型を修正する場合には注意が必要です。I、Q、Fの場合、デバイス内で各アドレ

スは1 バイトずつオフセットして開始しています。このため、Word MW0 とMW1 はByte 1 で重複します。MW0に書き込むとMW1 に格納されている値も修正されます。同様に、DWord 型とLong 型でも重複することがあり

ます。これらのメモリタイプは重複が生じないように使用することをお勧めします。たとえば、DWord MD0、MD4、MD8 などを使用することでバイトの重複を回避できます。

3. 要求されているバイトの合計数は、ネゴシエートされている PDU サイズのデータの部分を超えることができませ

ん。たとえば、960 バイト PDU サイズが指定されている場合、読み取りまたは書き込みが可能な単一の配列は

最大 932 バイトです。配列がネゴシエートされている PDU サイズを超えている場合、読み取りまたは書き込み

に失敗する可能性があります。

配列アスタリスクが付いたものを除くすべてのメモリタイプ/サブタイプで配列がサポートされています。配列の宣言に有効な構文

を次に示します。

<アドレス>[行数 ][列数 ]<アドレス>.行数 .列数<アドレス>,行数 ,列数<アドレス>_行数_列数

注記 :

1. 行数が指定されていない場合、行数は1 であると見なされます。

2. Word、Short、BCD 配列の場合、ベースアドレス + (行数 * 列数 * 2)が65536 を超えることはできません。この配列の要素はWord 境界上にあるWord であることに注意してください。たとえば、IW0[4]では IW0、IW2、IW4、および IW6 が返されます。

3. Float、DWord、Long、および Long BCD 配列の場合、ベースアドレス + (行数 * 列数 * 4)が65536 を超える

ことはできません。この配列の要素はDWord 型境界上にある DWord 型であることに注意してください。たとえ

ば、ID0[4]では ID0、ID4、ID8、および ID12 が返されます。

4. すべての配列では、要求されたバイトの合計数は、ネゴシエートされている PDU サイズのデータの部分を超える

ことができません。たとえば、960 バイト PDU サイズが指定されている場合、読み取りまたは書き込みが可能な

単一の配列は最大 932 バイトです。配列がネゴシエートされている PDU サイズを超えている場合、読み取りま

たは書き込みに失敗する可能性があります。

注記 : 上記のように、STEP 7 ではデータブロック内のアトミック型のタグのオフセットは "アドレス"列に示されています。Siemens TIA Portal プログラミング環境ではこのオフセットは "オフセット"列に示されています。

S7-300アドレスの説明

標準サポート

S7-300/400/1200/1500 アイテム構文

内部タグ

サードパーティのサポートサードパーティアプリケーションに精通しているユーザーには、アドレス指定に関する一部のサポートが提供されています。

レガシーサポート

レガシーS7-300/400 アイテム構文

すべてのブランドおよび製品名は、各所有者の商標、登録商標、またはサービスマークです。

S7-400アドレスの説明

標準サポート

S7-300/400/1200/1500 アイテム構文

内部タグ

サードパーティのサポートサードパーティアプリケーションに精通しているユーザーには、アドレス指定に関する一部のサポートが提供されています。

www. ptc.com

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

レガシーサポート

レガシーS7-300/400 アイテム構文

すべてのブランドおよび製品名は、各所有者の商標、登録商標、またはサービスマークです。

S7-1200アドレスの説明

標準サポート

S7-300/400/1200/1500 アイテム構文

内部タグ

サードパーティのサポートサードパーティアプリケーションに精通しているユーザーには、アドレス指定に関する一部のサポートが提供されています。

レガシーサポート

レガシーS7-300/400 アイテム構文

すべてのブランドおよび製品名は、各所有者の商標、登録商標、またはサービスマークです。

S7-1500アドレスの説明

標準サポート

S7-300/400/1200/1500 アイテム構文

内部タグ

サードパーティのサポートサードパーティアプリケーションに精通しているユーザーには、アドレス指定に関する一部のサポートが提供されています。

レガシーサポート

レガシーS7-300/400 アイテム構文

すべてのブランドおよび製品名は、各所有者の商標、登録商標、またはサービスマークです。

NetLink: S7-300アドレスの説明

標準サポート

S7-300/400/1200/1500 アイテム構文

サードパーティのサポートサードパーティアプリケーションに精通しているユーザーには、アドレス指定に関する一部のサポートが提供されています。

レガシーサポート

レガシーS7-300/400 アイテム構文

すべてのブランドおよび製品名は、各所有者の商標、登録商標、またはサービスマークです。

NetLink: S7-400アドレスの説明

標準サポート

S7-300/400/1200/1500 アイテム構文

サードパーティのサポート

サードパーティアプリケーションに精通しているユーザーには、アドレス指定に関する一部のサポートが提供されています。

レガシーサポート

レガシーS7-300/400 アイテム構文

すべてのブランドおよび製品名は、各所有者の商標、登録商標、またはサービスマークです。

www. ptc.com

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

内部タグ

次の内部タグはサーバー構成に表示されませんが、OPC クライアントによるブラウズは可能です。これらは<チャネル名>.<デバイス名>._InternalTagsグループで見つかります。OPC クライアントでブラウズがサポートされていないか、非 OPCクライアントが使用されている場合、以下に示すアドレスを使用してタグを動的または静的に作成できます。

注記 :次の表にリストされているタグは、S7-300、S7-400、S7-1200、S7-1500 モデルのデバイスモデルに有効です。デフォルトのデータ型を太字で示しています。

デバイスアドレス 説明範

デー

タ型

アクセ

_RACK目的のCPU が格納されているラックの番号。このデバイスプロパティを

変更すると、CPU との接続が再確立されます。0-7

Byte、Short

読み取

り/書き

込み

_SLOT 目的のCPU が格納されているスロットの番号。このデバイスプロパティ

を変更すると、CPU との接続が再確立されます。2-31 Byte

、Short

読み取

り/書き

込み

_CurrentPDUSize

接続の後は、このタグは、デバイスとネゴシエートされたプロトコルデータ

ユニットのサイズを示します。接続する前は、最大構成のPDU 値を示

します。

240,480,960

Word 読み取

標準 S7-300/400/1200/1500アイテム構文

アドレス構文入力、出力、周辺装置、フラグタイプのメモリ<メモリタイプ><S7 データ型><アドレス><メモリタイプ><S7 データ型><アドレス><.ビット><メモリタイプ><S7 データ型><アドレス><.文字列長>*<メモリタイプ><S7 データ型><アドレス><[行数 ][列数 ]>

タイマータイプとカウンタタイプのメモリ<メモリタイプ><アドレス>

DB タイプのメモリDB<番号>,<S7 データ型><アドレス>DB<番号>,<S7 データ型><アドレス><.ビット>DB<番号>,<S7 データ型><アドレス><.文字列長>*DB<番号>,<S7 データ型><アドレス><行数><列数>

ここで、<番号>の範囲は1 から 65535 です。

*文字列をサポートする S7 データ型に適用されます。S7 データ型 String を除き、文字列長の範囲は0<n<= 932 で

す。S7 データ型 String の文字列長の範囲は、PDU サイズが480 以上の場合は0<n<= 254、PDU サイズが480 未

満の場合は0<n<= 210 になります。

関連項目 :例、文字列のサポート

メモリタイプ

メモリタイプ 説明 アドレス範囲 データ型 アクセス

IE

入力

S7 のデータ型による

読み取り/書き込み

QA

出力 読み取り/書き込み

PIPE

周辺装置入力 読み取り専用

PQPA

周辺装置出力 読み取り/書き込み

MF

フラグメモリ 読み取り/書き込み

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

メモリタイプ 説明 アドレス範囲 データ型 アクセス

DB データブロック 読み取り/書き込み

T タイマー T0-T65535 DWord、Long 読み取り/書き込み

CZ

カウンタC0-C65535Z0-Z65535

Word、Short 読み取り/書き込み

関連項目 :例

S7データ型タグのデータ型変換にはS7 のデータ型が使用されます。これはタイマーとカウンタには適用されません。デフォルトのデー

タ型を太字で示しています。

S7デー

タ型説明 アドレス範囲 データ型

BByte

符号なし Byte

B0-B65535BYTE0-BYTE65535

B0.b-B65535.bBYTE0.b-BYTE65535.b.b は0-7 のビット番号

B0.n-B65535.nBYTE0.n-BYTE65535.n.n は文字列長です。0 < n <= 932。

Byte、Char

Boolean

String*

CChar

符号付き Byte

C0-C65535CHAR0-CHAR65535

C0.b-C65535.bCHAR0.b-CHAR65535.b.b は0-7 のビット番号

C0.n-C65535.nCHAR0.n-CHAR65535.n.n は文字列長です。0<n<= 932。

Byte、Char

Boolean

String*

DDWORD

符号なし

DWord

D0-D65532DWORD0-DWORD65532

D0.b-D65532.bDWORD0.b-DWORD65532.b.b は0-31 のビット番号

DWord、Long、LBCD、Float

Boolean

DATE

S7 Date

1990 年 1 月 1 日以降の日付が1 日単位でWORD として

保存されます。

"yyyy-mm-dd"という文字列フォーマットとして "1990-01-01"から "2168-12-31"の範囲で表示されます。

読み取り/書き込み

DATE0-DATE65534 String

DIDINT

符号付き

DWord

DI0-DI65532DINT0-DINT65532

DWord、Long、LBCD、

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

S7デー

タ型説明 アドレス範囲 データ型

DI0.b-DI65532.bDINT0.b-DINT65532.b.b は0-31 のビット番号

Float

Boolean

DT

S7 Date_And_Time

次に示す 8 つのバイトに保存される複合データ型 :

0 -年、1 -月、2 -日、3 -時間、4 -分、5 -秒、6 - ミリ秒の最

上位 2 桁、7 (4MSB) - ミリ秒の最下位 2 桁、7 (4LSB) -曜日 (1 =日曜)。

"m/d/y h:mm:ss <AM/PM>"という文字列フォーマットとして

"1/1/1990 0:00:00 AM"から "12/31/2089 23:59:59 PM"の範

囲で表示されます。

"yyyy-mm-ddThh:mm:ss.hhh"という日付フォーマットとして

"1990-01-01T00:00:00.000"から "2089-12-31T23:59:59.998"の範囲で表示されます。xxxxxxxxxx

読み取り専用。

DT0-DT65528String、Date

IINT

符号付きWord

I0-I65534INT0-INT65534

I0.b-I65534.bINT0.b-INT65534.b.b は0-15 のビット番号

Word、Short、BCD

Boolean

REAL IEEE Float REAL0-REAL65532 Float

String S7 String

STRING0.n-STRING65532.nn は文字列長

0<n< 254 (PDU サイズが

480 以上の場合)0<n< 210 (PDU サイズが

480 未満の場合)0<n< 245 (NetlinkS7300 モデルおよび

Netlink S7400 モデルの

場合)

String

TTIME

S7 TIME。

ミリ秒単位で DWORD として保存されます。

"+/-ddD_hhH_mmM_ssS_hhhMS"という文字列フォーマット

として "-24D_20H_31M_23S_648MS"から "24D_20H_31M_23S_647MS"の範囲で表示されます。

読み取り/書き込み。

T0-T65532TIME0-TIME65532

String

TOD

S7 Time_Of_Day。

DWORD として保存され、午前 0 時からのミリ秒数を表しま

す。"h:m:s.mmm"という文字列フォーマットとして "0:0:0.0"から

"23:59:59.999"の範囲で表示されます。

TOD0-TOD65532 String

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

S7デー

タ型説明 アドレス範囲 データ型

読み取り/書き込み。

WWord

符号なし Word

W0-W65534WORD0-WORD65534

W0.b-W65534.bWORD0.b-WORD65534.b.b は0-15 のビット番号

Word、Short、BCD

Boolean

X ビットX0.b-X65534.b.b は0-15 のビット番号

Boolean

*これらは生文字列であり、STEP 7 のString データ型とは構造および使用法が異なります。

Word、Short、DWord、Long を修正する際には、デバイス内で各アドレスは1 バイトずつオフセットして開始しているこ

とに注意してください。このため、Word MW0 とMW1 はByte 1 で重複します。MW0 に書き込むとMW1 に格納されてい

る値も修正されます。同様に、DWord とLong でも重複することがあります。これらのメモリタイプは重複が生じないように

使用することをお勧めします。たとえば、DWord MD0、MD4、MD8 などを使用することでバイトの重複を回避できます。

関連項目 :例

文字列のサポート生文字列アドレスがDBx,By.n の文字列の場合、読み書きされた文字列値は yバイトずつオフセットして格納されます。

y y+1 y+2 ... y+n-1

' ' ' ' ' ' ... ' '

生文字列はNull 終端です。文字列の最大長が10 のときに3 文字が書き込まれた場合、4 番目の文字はNULL に

設定され、5-10 番目の文字は元のままとなります。注記 :生文字列では、要求されたバイトの合計数は、ネゴシエートされている PDU サイズのデータの部分を超えること

ができません。生文字列がネゴシエートされている PDU サイズを超えている場合、読み取りまたは書き込みに失敗する

可能性があります。

文字列のサポートString サブタイプはSTEP 7 String データ型定義に従います。String S7 データ型の構文はSTRINGy.n であり、ここで yはバイトオフセット、n は最大文字列長です。n が指定されていない場合、最大文字列長はPDU サイズが480 以上の

ときは254 文字、それ以外の場合は210 文字になります。読み書きされた文字列値はデータブロック x内にy+2 バイト

ずつオフセットして格納されます。実際の文字列長は、書き込みのたびに、書き込まれている文字列の長さに基づいて更

新されます。

y y+1 y+2 y+3 y+4 ... y+2+n-1

文字列最大長 (n) 実際の文字列長 ' ' ' ' ' ' ... ' '

注記 :

1. String 文字列はNULL でパディングされます。文字列の最大長が10 のときに3 文字が書き込まれた場合、文字 4-10 はNULL に設定されます。

2. 240 のPDU がネゴシエートされている場合、STEP 7 222 より長い文字列は読み取りに失敗する可能性があ

り、212 より長い文字列は書き込みに失敗する可能性があります。

16進文字列HEXSTRINGはSiemens TCP/IP Ethernet ドライバー固有のサブタイプです。HEXSTRINGサブタイプの構文は

HEXSTRINGy.n であり、ここで yはバイトオフセット、n は長さです。n の値は1 から 932 の範囲で指定する必要があり

ます。HEXSTRINGタグではデータ型としてString のみが有効です。

HEXSTRINGに割り当てる値は偶数個の文字でなければなりません。パディングはないので、文字列全体を指定する必

要があります。たとえば、DB1,STRING0.10 として定義されているタグHexStrでは10 バイトのストレージが使用され、表

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

示長さは20 になります。値を割り当てるには、文字列の長さは20 文字で、有効な 16 進文字だけが含まれている必要

があります。このタグの有効な 16 進文字列の例としては "56657273696f6E353137"が挙げられます。

配列のサポート配列を示す [行数 ][列数 ]という表記がアドレスに追加されます (MW0[2][5]など)。行数が指定されていない場合、行数

は1 であると見なされます。Boolean 型配列とString 型配列はサポートされていません。

Word、Short、BCD 配列の場合、ベースアドレス + (行数 * 列数 * 2)が65536 を超えることはできません。この配列の

要素はWord 境界上にあるWord であることに注意してください。たとえば、IW0[4]では IW0、IW2、IW4、および IW6 が

返されます。

Float、DWord、Long、および Long BCD 配列の場合、ベースアドレス + (行数 * 列数 * 4)が65536 を超えることはで

きません。この配列の要素はDWord 境界上にある DWord であることに注意してください。たとえば、ID0[4]では ID0、ID4、ID8、ID12 が返されます。

すべての配列では、要求されたバイトの合計数は、ネゴシエートされている PDU サイズのデータの部分を超えることがで

きません。たとえば、960 バイト PDU サイズが指定されている場合、読み取りまたは書き込みが可能な単一の配列は最

大 932 バイトです。配列がネゴシエートされている PDU サイズを超えている場合、読み取りまたは書き込みに失敗する

可能性があります。

タイマーSiemens TCP/IP Ethernet ドライバーではSiemens S5 時刻フォーマットに基づいてT値が自動的にスケール変換され

ます。タイマーデータはPLC ではWord として格納されていますが、ドライバーではDWord にスケール変換されます。返される値は、適切な Siemens時刻ベースを使用してすでにスケール変換されています。この結果、値は必ずミリ秒単位

で返されます。T メモリに書き込む際にも、Siemens時刻ベースが適用されます。コントローラのタイマーに値を割り当て

るには、該当するタイマーにミリ秒単位で任意のカウント値を書き込みます。

カウンタC メモリに返される値は自動的にBCD 値に変換されます。

S7データ型 データ型 入力 フラグ データブロック

BByte

Byte

Boolean

String

配列

IB0IBYTE0

IB0.7IBYTE0.7

IB0.64IBYTE0.64

IB0[2][5]IBYTE0[2][5]

MB0MBYTE0

MB0.7MBYTE0.7

MB0.64MBYTE0.64

MB0[2][5]MBYTE0[2][5]

DB1,B0DB1,BYTE0

DB1,B0.7DB1,BYTE0.7

DB1,B0.64DB1,BYTE0.64

DB1,B0[2][5]DB1,BYTE0[2][5]

CChar

Char

Boolean

String

配列

IC0ICHAR0

IC0.7ICHAR0.7

IC0.64ICHAR0.64

IC0[10]ICHAR0[10]

MC0MCHAR0

MC0.7MCHAR0.7

MC0.64MCHAR0.64

MC0[10]MCHAR0[10]

DB1,C0DB1,CHAR0

DB1,C0.7DB1,CHAR0.7

DB1,C0.64DB1,CHAR0.64

DB1,C0[10]DB1,CHAR0[10]

DDWORD

DWord

Boolean

ID0IDWORD0

ID0.31IDWORD0.31

MD0MDWORD0

MD0.31MDWORD0.31

DB1,D0DB1,DWORD0

DB1,D0.31DB1,DWORD0.31

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

S7データ型 データ型 入力 フラグ データブロック

配列 ID0[10]IDWORD0[10]

MD0[10]MDWORD0[10]

DB1,D0[10]DB1,DWORD0[10]

DATE String IDATE0 MDATE0 DB1,DATE0

DIDINT

Long

Boolean

配列

IDI0IDINT0

IDI0.31IDINT0.31

IDI0[4][3]IDINT0[4][3]

MDI0MDINT0

MDI0.31MDINT0.31

MDI0[4][3]MDINT0[4][3]

DB1,DI0DB1,DINT0

DB1,DI0.31DB1,DINT0.31

DB1,DI0[4][3]DB1,DINT0[4][3]

DTStringDate

IDT0IDT8

MDT0MDT8

DB1,DT0DB1,DT8

IINT

Short

Boolean

配列

II0IINT0

II0.15IINT0.15

II0[5][2]IINT0[5][2]

MI0MINT0

MI0.15MINT0.15

MI0[5][2]MINT0[5][2]

DB1,I0DB1,INT0

DB1,I0.15DB1,INT0.15

DB1,I0[5][2]DB1,INT0[5][2]

REALFloat

配列

IREAL0

IREAL0[10]

MREAL0

MREAL0[10]

DB1,REAL0

DB1,REAL0[10]

String String ISTRING0.10 MSTRING0.10 DB1,STRING0.10

TOD String ITOD0 MTOD0 DB1,TOD0

TTIME

StringIT0ITIME4

MT0MTIME4

DB1,T0DB1,TIME4

WWord

Word

Boolean

配列

IW0IWORD0

IW0.15IWORD0.15

IW0[10]IWORD0[10]

MW0MWORD0

MW0.15MWORD0.15

MW0[10]MWORD0[10]

DB1,W0DB1,WORD0

DB1,W0.15DB1,WORD0.15

DB1,W0[10]DB1,WORD0[10]

X BooleanIX0.7IX0[10]

MX0.7MX0[10]

DB1,X0.7DB1,X0[10]

注記 : 上記のように、STEP 7 ではデータブロック内のアトミック型のタグのオフセットは "アドレス"列に示されています。Siemens TIA Portal プログラミング環境ではこのオフセットは "オフセット"列に示されています。

レガシーS7-300/400アイテム構文

動的に定義されるタグのデフォルトのデータ型を太字で示しています。推奨されるアイテム構文については、S7-300/400/1200/1500 標準アイテム構文を参照してください。

アドレスタイプ 範囲 タイプ アクセス

離散入力

I0.b-I65535.b.b は0-7 のビット番号

IB0-IB65535IW0-IW65534IW:KT0-IW:KT65534IW:KC0-IW:KC65534

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、Long

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

アドレスタイプ 範囲 タイプ アクセス

ID0-ID65532Word、ShortDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

離散入力

E0.b-E65535.b.b は0-7 のビット番号

EB0-EB65535**EW0-EW65534EW:KT0-EW:KT65534EW:KC0-EW:KC65534ED0-ED65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、LongWord、ShortDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

注記 : IとEは同じメモリ領域にアクセスします。

離散出力

Q0.b-Q65535.b.b は0-7 のビット番号

QB0-QB65535QW0-QW65534QW:KT0-QW:KT65534QW:KC0-QW:KC65534QD0-QD65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、LongWord、ShortDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

離散出力

A0.b-A65535.b.b は0-7 のビット番号

AB0-AB65535AW0-AW65534AW:KT0-AW:KT65534AW:KC0-AW:KC65534AD0-AD65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、LongWord、ShortDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

注記 : QとAは同じメモリ領域にアクセスします。

周辺装置入力

PI0.b-PI65535.b.b は0-7 のビット番号

PIB0-PIB65535PIW0-PIW65534

Boolean

Byte、Char、String**

読み取り専

読み取り専

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

アドレスタイプ 範囲 タイプ アクセス

PIW:KT0-PIW:KT65534PIW:KC0-PIW:KC65534PID0-PID65532

Word、Short、BCDDWord、LongWord、ShortDWord、Long、LBCD、Float

読み取り専

読み取り専

読み取り専

読み取り専

周辺装置入力

PE0.b-PE65535.b.b は0-7 のビット番号

PEB0-PEB65535**PEW0-PEW65534PEW:KT0-PEW:KT65534PEW:KC0-PEW:KC65534PED0-PED65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、LongWord、ShortDWord、Long、LBCD、Float

読み取り専

読み取り専

読み取り専

読み取り専

読み取り専

読み取り専

注記 : PIとPEは同じメモリ領域にアクセスします。

周辺装置出力

PQ0.b-PQ65535.b.b は0-7 のビット番号

PQB0-PQB65535PQW0-PQW65534PQW:KT0-PQW:KT65534PQW:KC0-PQW:KC65534PQD0-PQD65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、LongWord、ShortDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

周辺装置出力

PA0.b-PA65535.b.b は0-7 のビット番号

PAB0-PAB65535PAW0-PAW65534PAW:KT0-PAW:KT65534PAW:KC0-PAW:KC65534PAD0-PAD65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、LongWord、ShortDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

注記 : PQとPAは同じメモリ領域にアクセスします。

内部メモリ

F0.b-F65535.b.b は0-7 のビット番号

FB0-FB65535

Boolean

Byte、Char、

読み取り/書き込み

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

アドレスタイプ 範囲 タイプ アクセス

FW0-FW65534FW:KT0-FW:KT65534FW:KC0-FW:KC65534FD0-FD65532

String**Word、Short、BCDDWord、LongWord、ShortDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

内部メモリ

M0.b-M65535.b.b は0-7 のビット番号

MB0-MB65535MW0-MW65534MW:KT0-MW:KT65534MW:KC0-MW:KC65534MD0-MD65532

Boolean

Byte、Char、String**Word、Short、BCDDWord、LongWord、ShortDWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

注記 : FとMは同じメモリ領域にアクセスします。

Boolean データブロック

DB1-N:KM0.b-KM65534.b1-N はブロック番号

.b は0-15 のビット番号

または

DB1DBX0.b-DBNDBX65534.b1-N はブロック番号

.b は0-15 のビット番号

DB1D0.b-DBND65534.b1-N はブロック番号

.b は0-15 のビット番号

Boolean

Boolean

Boolean

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

左側 Byte データブロック

DB1-N:KL0-KL655351-N はブロック番号

または

DB1DBB0-DBNDBB655351-N はブロック番号

DB1DL0-DBNDL655351-N はブロック番号

Byte、Char、String**

Byte、Char、String**

Byte、Char、String**

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

右側 Byte データブロック

DB1-N:KR0-KR655341-N はブロック番号

または

DB1DR0-DBNDR655341-N はブロック番号

Byte、Char、String**

Byte、Char、

読み取り/書き込み

読み取り/書

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

アドレスタイプ 範囲 タイプ アクセス

String** き込み

符号なし Word 型データ

ブロック

DB1-N:KH0-KH655341-N はブロック番号

Word、Short、BCD読み取り/書き込み

符号付きWord 型データ

ブロック

DB1-N:KF0-KF655341-N はブロック番号

または

DB1DBW0-DBNDBW655341-N はブロック番号

DB1DW0-DBNDW655341-N はブロック番号

Word、Short、BCD

Word、Short、BCD

Word、Short、BCD

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

符号付き Long 型データ

ブロック

DB1-N:KD0-KD655321-N はブロック番号

または

DB1DBD0-DB1DBD655321-N はブロック番号

DB1DD0-DB1DD655321-N はブロック番号

DWord、Long、LBCD、Float

DWord、Long、LBCD、Float

DWord、Long、LBCD、Float

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

読み取り/書き込み

FloatデータブロックDB1-N:KG0-KG655321-N はブロック番号

Float読み取り/書き込み

BCD データブロックDB1-N:BCD0-BCD655341-N はブロック番号

Word、Short、BCD読み取り/書き込み

DB としてのS5 タイマー

データブロック

DB1-N:KT0-KT655341-N はブロック番号

DWord、Long読み取り/書き込み

DB としてのS5 カウンタ

データブロック

DB1-N:KC0-KC655341-N はブロック番号

Word、Short読み取り/書き込み

String データブロック***DB1S0.n-DB1S65535.n*n は文字列長

0<n<= 932String

読み取り/書き込み

String データブロック***

DB1STRING0.n-DB1STRING65535.n*n は文字列長

0<n<= 254 (PDU サイズが480 以上の場合)0<n<= 210 (PDU サイズが480 未満の場合)0<n<= 254 (Netlink S7300 モデルおよびNetlinkS7400 モデルの場合)

String読み取り/書き込み

タイマーの現在の値**** T0-T65535* DWord、Long読み取り/書き込み

カウンタの現在の値***** C0-C65535* Word、Short読み取り/書き込み

カウンタの現在の値***** Z0-Z65535* Word、Short読み取り/書き込み

*これらのメモリタイプ/サブタイプでは配列がサポートされていません。*Byte 型のメモリ (MBなど)では文字列がサポートされます。文字列の構文は<アドレス>.<長さ>であり、ここで 0 <長

さ <= 932 です。***詳細については、String データブロックを参照してください。****詳細については、タイマーを参照してください。*****詳細については、カウンタを参照してください。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

注記 :

1. I、Q、Fタイプのメモリのオフセットはすべて、そのタイプのメモリ内でのバイト開始位置を表します。

2. Word、Short、DWord、Long 型を修正する場合には注意が必要です。I、Q、Fの場合、デバイス内で各アドレ

スは1 バイトずつオフセットして開始しています。このため、Word FW0 とFW1 はByte 1 で重複します。FW0 に

書き込むとFW1 に格納されている値も修正されます。同様に、DWord 型とLong 型でも重複することがありま

す。これらのメモリタイプは重複が生じないように使用することをお勧めします。たとえば、DWord FD0、FD4、FD8 などを使用することでバイトの重複を回避できます。

StringデータブロックString データブロックはSサブタイプまたはString サブタイプを使用して参照できます。

SサブタイプSサブタイプの構文はDBxSy.n であり、ここで xはデータブロック、yはバイトオフセット、n は文字列最大長です。読み

書きされた文字列値はデータブロック x内にyバイトずつオフセットして格納されます。

y y+1 y+2 ... y+n-1

' ' ' ' ' ' ... ' '

S文字列はNull 終端です。文字列の最大長が10 のときに3 文字が書き込まれた場合、4 番目の文字はNULL に

設定され、5-10 番目の文字は元のままとなります。

注記 :生文字列では、要求されたバイトの合計数は、ネゴシエートされている PDU サイズのデータの部分を超えること

ができません。生文字列がネゴシエートされている PDU サイズを超えている場合、読み取りまたは書き込みに失敗する

可能性があります。

String サブタイプString サブタイプはSTEP 7 String データ型定義に従います。STRINGサブタイプの構文はDBx.STRINGy.n であり、ここで xはデータブロック、yはバイトオフセット、n は最大文字列長です。n が指定されていない場合、最大文字列長は

PDU サイズが480 以上のときは254 文字、それ以外の場合は210 文字になります。読み書きされた文字列値はデー

タブロック x内にy + 2 バイトずつオフセットして格納されます。最初の2 バイトには文字列の最大長 (n) と実際の文字

列長が格納されます。実際の文字列長は、書き込みのたびに、書き込まれている文字列の長さに基づいて更新されま

す。

y y+1 y+2 y+3 y+4 ... y+2+n-1

文字列最大長 (n) 実際の文字列長 ' ' ' ' ' ' ... ' '

注記 :

1. String 文字列はNULL でパディングされます。文字列の最大長が10 のときに3 文字が書き込まれた場合、文字 4-10 はNULL に設定されます。

2. 240 のPDU がネゴシエートされている場合、222 より長い STEP 7 文字列は読み取りに失敗する可能性があ

り、212 より長い文字列は書き込みに失敗する可能性があります。

16進文字列HEXSTRINGはSiemens TCP/IP Ethernet ドライバー固有のサブタイプです。HEXSTRINGサブタイプの構文は

HEXSTRINGy.n であり、ここで yはバイトオフセット、n は長さです。n の値は1 から 932 の範囲で指定する必要があり

ます。HEXSTRINGタグではデータ型としてString のみが有効です。

HEXSTRINGに割り当てる値は偶数個の文字でなければなりません。パディングはないので、文字列全体を指定する必

要があります。たとえば、DB1,STRING0.10 として定義されているタグHexStrでは10 バイトのストレージが使用され、表示長さは20 になります。値を割り当てるには、文字列の長さは20 文字で、有効な 16 進文字だけが含まれている必要

があります。このタグの有効な 16 進文字列の例としては "56657273696f6E353137"が挙げられます。

注記 : HEXSTRINGでは、要求されたバイトの合計数は、ネゴシエートされている PDU サイズのデータの部分を超え

ることができません。生文字列がネゴシエートされている PDU サイズを超えている場合、読み取りまたは書き込みに失敗

する可能性があります。

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Page 41: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

SiemensTCP/IPEthernetドライバー

配列アスタリスクが付いたものを除くすべてのメモリタイプ/サブタイプで配列がサポートされています。以下の構文は配列の宣

言に有効です。行数が指定されていない場合、行数は1 であると見なされます。

<アドレス>[行数 ][列数 ]<アドレス>.行数 .列数<アドレス>,行数 ,列数<アドレス>_行数_列数

Word、Short、BCD、および "KT"配列の場合、ベースアドレス + (行数 * 列数 * 2)が65536 を超えることはできませ

ん。この配列の要素はWord 境界上にあるWord であることに注意してください。たとえば、IW0[4]では IW0、IW2、IW4、および IW6 が返されます。"KT"サブタイプのデータはWord に格納されてPLC に保存されるため、"KT"サブタイプ

は16 ビットカテゴリに分類されます。詳細については、タイマーを参照してください。

Float、DWord、Long、および Long BCD 配列 ("KT"サブタイプを除く)の場合、ベースアドレス + (行数 * 列数 * 4)が65536 を超えることはできません。この配列の要素はDWord 型境界上にある DWord 型であることに注意してください。たとえば、ID0[4]では ID0、ID4、ID8、ID12 が返されます。

すべての配列では、要求されているバイトの合計数は、ネゴシエートされている PDU サイズのデータの部分を超えること

ができません。たとえば、960 バイト PDU サイズが指定されている場合、読み取りまたは書き込みが可能な単一の配列

は最大 932 バイトです。配列がネゴシエートされている PDU サイズを超えている場合、読み取りまたは書き込みに失敗

する可能性があります。

KL とKR とDBBKL とKR は、Word 型データブロックの左側バイトと右側バイトのどちらが返されるかを指定します。

値 8 9 A B C

Byte 0 1 2 3 4

以下の例は上記の表に基づいています。

例 1DB1:KH0=0x89DB1:KL0=0x8DB1:KR0=0x9DB1DBB0=0x8

例 2DB1:KH1=0x9ADB1:KL1=0x9DB1:KR1=0xADB1DBB1=0x9

タイマーSiemens TCP/IP Ethernet ドライバーではSiemens S5 時刻フォーマットに基づいてT値とKT値が自動的にスケール

変換されます。タイマーデータはPLC ではWord として格納されていますが、ドライバーではDWord 型にスケール変換さ

れます。TまたはKTタイプのメモリで返される値は、適切な Siemens時刻ベースを使用してすでにスケール変換されて

います。この結果、値は必ずミリ秒単位で返されます。TまたはKTタイプのメモリに書き込む際にも、Siemens時刻ベー

スが適用されます。コントローラのタイマーに値を割り当てるには、該当するタイマーにミリ秒単位で任意のカウント値を書

き込みます。

カウンタC またはKC タイプのメモリに返される値は自動的にBCD 値に変換されます。DB1:KH0 @ BCD=DB1:KC0 @Wordです。

l 内部メモリF20 のビット 3 にアクセスするには、アドレスを F20.3 として宣言します。

l データブロック 5 のバイト 30 にWord メモリとしてアクセスするには、アドレスを DB5:KH30 として宣言します。

l データブロック 2 のバイト 20、ビット 7 にアクセスするには、アドレスを DB2:KM20.7 として宣言します。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

l データブロック 1 のバイト 10 に左側 Byte メモリとしてアクセスするには、アドレスを DB1:KH10 として宣言します。

l 内部メモリF20 にDWord 型としてアクセスするには、アドレスを FD20 として宣言します。

l 入力メモリ I10 にWord 型としてアクセスするには、アドレスを IW10 として宣言します。

注記 : 上記のように、STEP 7 ではデータブロック内のアトミック型のタグのオフセットは "アドレス"列に示されています。Siemens TIA Portal プログラミング環境ではこのオフセットは "オフセット"列に示されています。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

イベントログメッセージ

次の情報は、メインユーザーインタフェースの「イベントログ」 枠に記録されたメッセージに関するものです。「イベントログ」

詳細ビューのフィルタと並べ替えについては、サーバーのヘルプを参照してください。サーバーのヘルプには共通メッセージ

が多数含まれているので、これらも参照してください。通常は、可能な場合、メッセージのタイプ (情報、警告) とトラブル

シューティングに関する情報が提供されています。

理由 = 'フレームにエラーがあります'。エラータイプ:警告

考えられる原因 :

1. 予期しないフレームが受信されました。応答コードが不正である可能性があります。

2. フレームシーケンスが適切ではありません。

解決策 :ケーブルノイズによってフレームに歪みが生じることで、データがエラーになったりフレームの取りこぼしが発生したりする可能

性があります。PC とPLC デバイス間のケーブル接続を確認してください。

関連項目 :

1. エラーマトリックス

2. エラーコード

理由 = 'デバイスから転送エラーが返されました'。エラーコード = <エラー>。エラータイプ:警告

考えられる原因 :RFC1006 (TCP/IPを介した ISO)エラーが発生しました。これはS7 メッセージングパケットをカプセル化するパケットの一

部です。

解決策 :その他のエラーメッセージの指示に従うか、テクニカルサポートに連絡してください。

注記 :この操作でプロトコルエラーやデータアクセスエラーが発生することはありません。

関連項目 :

1. エラーマトリックス

2. エラーコード

理由 = 'デバイスからプロトコルエラーが返されました'。エラークラス = <クラス>、エラーコード

= <エラー>。エラータイプ:警告

考えられる原因 :

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Page 44: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

1. S7 メッセージングエラーが発生しました。これは一部の形式に誤りがあるか、パケットの長さが不正である場合に

発生することがあります。

2. タグが大きすぎて、現在ネゴシエートされている PDU で読み取りまたは書き込みできません。

解決策 :

1. その他のエラーメッセージの指示に従うか、テクニカルサポートに連絡してください。

2. タグのサイズを調整するか、「最大 PDU サイズ」デバイスプロパティを確認してください。

関連項目 :

1. エラーマトリックス

2. エラーコード

3. デバイスプロパティ – S7 通信パラメータ

理由 = 'デバイスからデータアクセスエラーが返されました'。エラーコード = <エラー>。エラータイプ:警告

考えられる原因 :要求されたアドレスは範囲外であるか正確に参照されていない可能性があります。

解決策 :

1. 範囲が正しいことと正確に参照されていることを確認してください。

2. その他のエラーメッセージの指示に従うか、テクニカルサポートに連絡してください。

関連項目 :

1. エラーマトリックス

2. エラーコード

理由 = 'デバイスが応答していません'。エラータイプ:警告

考えられる原因 :

1. デバイスとホスト PC 間の接続が無効です。

2. この名前のデバイスに不正な IPアドレスが割り当てられている可能性があります。

3. デバイスからの応答の受信が "要求のタイムアウト"デバイス設定で指定されている時間より長くかかりました。

4. デバイスのCPU 負荷が高すぎます。

解決策 :

1. PC とPLC デバイス間のケーブル接続を確認してください。

2. この名前のデバイスの IPアドレスが実際のデバイスと一致することを確認してください。

3. タググループのスキャン速度を低くすることで PLC CPU の負荷を減らしてください。

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Page 45: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

SiemensTCP/IPEthernetドライバー

4. 「要求のタイムアウト」、「Scan Cycle Load from Communication」、「Scan Cycle Monitoring Time」プロパ

ティの値を増やしてください。

関連項目 :エラーマトリックス

理由 = '不明なエラーが発生しました'。エラータイプ:警告

考えられる原因 :プロセスを完了できませんでした。

解決策 :その他のエラーメッセージの指示に従うか、このプロセスを再試行してください。

関連項目 :エラーマトリックス

理由 = NetLinkからエラーが返されました。エラーコード = <エラー>。エラータイプ:警告

考えられる原因 :PLC またはNetLinkアダプタからエラーが返されました。

解決策 :

1. エラーコードが0x11 の場合、不正な MPI ID が設定されている可能性があります。通信が行われているMPI IDを調べて「MPI ID」デバイスプロパティフィールドに入力してください。

2. エラーコードが0x87 の場合、要求されたデータがこのデバイスの範囲外である可能性があります。デバイスのア

ドレス範囲を確認してタグ参照を修正してください。

関連項目 :

1. エラーマトリックス

2. エラーコード

ホストの解決に失敗しました。|ホスト = '<ホスト名>'。エラータイプ:警告

考えられる原因 :

1. この名前のデバイスに不正な IPアドレスが割り当てられている可能性があります。

2. ホストとの通信に失敗しました。接続が失われているか、ポートで競合が発生しているか、一部の通信パラメータ

が有効ではありません。

解決策 :

1. この名前のデバイスに指定した IPアドレスが実際のデバイスのアドレスと一致することを確認してください。

2. 接続、ポート番号、MPI ID、およびその他の通信パラメータを確認および修正してください。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

文字列変換エラーにより、自動生成されたタグの名前と説明が予想どおりに表示されな

い可能性があります。

エラータイプ:警告

考えられる原因 :Unicode 文字の変換に失敗しました。

解決策 :Step 7 言語ファイルが存在し、Step 7 のタグとコメント文字列を表示可能な文字セットが反映されていることを確認して

ください。

必要なコードページをこのマシンで使用できません。タグ生成に失敗するか、タグ名と説明

が予期したとおりに表示されない可能性があります。|必要なコードページ = <ページ>。エラータイプ:警告

考えられる原因 :

1. このコンピュータでは指定されたWindows コードページがサポートされていません。

2. 言語ファイルが見つかりませんでした。

解決策 :

1. Windows コードページの文字セットを表示するために必要な言語パックをインストールしてください。

2. 指定されたWindows コードページがサポートされているコンピュータで再試行してください。

3. Step 7 プロジェクトを修正して、言語ファイルを生成してください。

注記 :言語ファイルが見つからなかった場合、必要なコードページの値は0 になります。

Step 7言語ファイルをロードできません。

エラータイプ:警告

考えられる原因 :Step 7 言語ファイルが変更されているか破損しています。

解決策 :Step 7 プロジェクトが破損しておらずSimatic Step 7 で開くことができることを確認してください。

Step 7言語ファイルの読み取り中にメモリ例外が発生しました。

エラータイプ:警告

考えられる原因 :オペレーティングシステムのメモリが不十分なためStep 7 言語ファイルを読み取れません。

解決策 :コンピュータ上で動作しているすべてのアプリケーションに十分なシステムリソースがあるかを確認してください。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

Step 7言語ファイルを開くことができませんでした。| OS エラー= '<エラー>'。エラータイプ:警告

考えられる原因 :

1. Step 7 言語ファイルが変更されているか破損しています。

2. 言語ファイルがありません。

解決策 :

1. Step 7 プロジェクトが破損しておらずSimatic Step 7 で開くことができることを確認してください。

2. Step 7 プロジェクトを修正して、言語ファイルを生成してください。

タグの生成に失敗しました。|データブロック名 = '<ブロック名>'、データブロック番号 = <ブロック番号>。エラータイプ:警告

考えられる原因 :Step 7 プロジェクトの解析中に指定されたデータブロックで予期しないデータ型またはその他の問題が発生しました。

解決策 :自動生成されたタグとプロジェクト内の指定されたデータブロック用のタグを比較して、不完全な生成の原因となったタグ

を特定します。ブロックの問題を解決してから再試行してください。

関連項目 :エラーコード

内部ブロックサイズが理由でタグがグループ内に作成されました。| タグアドレス = '<アドレ

ス>'、タグ名 = '<名前>'、グループ名 = '<名前>'。エラータイプ:警告

考えられる原因 :タグ自動生成で Step 7 プロジェクトのデータブロックを解析中に、内部ブロックサイズを超える配列変数が見つかりまし

た。個々の配列要素タグはすべて予想どおりに生成されましたが、配列タグ自体はブロックサイズ内に収まる大きさで生

成されました。

解決策 :個々の配列要素タグではなく配列タグを使用するには、配列タグの終了アドレスを特定してから、別のタグを手動で生

成して残りの配列のアドレスを指定します。たとえば、データブロック 1 が250 REAL の配列で始まる場合、DB1,REAL0; DB1,REAL4;... DB1, REAL992; DB1,REAL996 の各アドレスを持つ250 個の配列要素タグがあります。配列のサイズが最大データペイロードの932 バイトを超えるため、配列タグは233 次元 (DB1,REAL0[233])のみ作成さ

れます。配列タグはクライアントに最後の17 個の要素のデータは提供しません。クライアントが個々の配列要素タグでは

なく配列タグを使用する場合、アドレス "DB1,REAL932[17]"の別のタグを作成する必要があります。この警告メッセージ

は、複合型の配列 (構造、ユーザー定義タイプ、ファンクションブロック、システムファンクションブロックなど)のタグ自動生

成中に複合型配列の最初の要素のタグにのみ表示されます。

指定されたデータ型が配列でサポートされていないため、タグは作成されませんでした。| タグ名 = '<名前>'、グループ名 = '<名前>'、データ型 = '<タイプ>'。エラータイプ:警告

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

考えられる原因 :

1. 動的に指定されているタグアドレスに無効なデータ型が割り当てられています。

2. タグ自動生成で Step 7 プロジェクトのデータブロックを解析中に、ドライバーによって配列がサポートされていない

データ型の配列変数が見つかりました。

解決策 :

1. 要求されたデータ型をクライアントアプリケーションで修正してください。

2. クライアントは生成された配列要素タグを使用してデータにアクセスする必要があります。Step 7 のデータ型

DATE、DATE_AND_TIME、STRING、TIME、および TIME_OF_DAYの変数では文字列データ型のタグが生

成されます (配列はサポートされません)。複合型の配列 (構造、ユーザー定義タイプ、ファンクションブロック、システムファンクションブロックなど)用にタグを自動生成する際には、この警告メッセージは複合型の配列の最初の

要素のタグにのみ表示されます。

デバイスに接続できません。|エラータイプ:警告

考えられる原因 :

1. RFC1006 (TCP/IPを介した ISO)エラーが発生しました。これはS7 メッセージングパケットをカプセル化するパ

ケットの一部です。

2. デバイスのCPU ワークロードが高すぎます。

3. この部分の形式に誤りがあるか、パケットの長さが不正です。

解決策 :

1. ケーブルノイズによってフレームに歪みが生じることで、データがエラーになったりフレームの取りこぼしが発生したり

する可能性があります。PC とPLC デバイス間のケーブル接続を確認してください。

2. ネットワークトラフィックを減らすか、要求のタイムアウト、失敗までの試行回数、またはその両方を増やしてくださ

い。

3. タググループのスキャン速度を低くすることで PLC CPU の負荷を減らしてください。

4. 「Scan Cycle Load from Communication」および「Scan Cycle Monitoring Time」プロパティの値を増やしてく

ださい。

関連項目 :エラーマトリックス

デバイスとの関連付けを確立できません。|エラータイプ:警告

考えられる原因 :

1. S7 メッセージングエラーが発生しました。これはこの部分の形式に誤りがあるか、パケットの長さが不正である場

合に発生します。

2. RFC1006 (TCP/IPを介した ISO)エラーが発生しました。これはS7 メッセージングパケットをカプセル化するパ

ケットの一部です。

3. TPDU 応答サイズが不正です。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

4. 予期しないフレームが受信されました。応答コードが不正である可能性があります。

5. フレームシーケンスが適切ではありません。

6. デバイスのCPU ワークロードが高すぎます。

解決策 :

1. ケーブルノイズによってフレームに歪みが生じることで、データがエラーになることがあります。フレームの取りこぼしが

発生する可能性もあります。PC とPLC デバイス間のケーブル接続を確認してください。

2. ネットワークトラフィックを減らしてください。このエラーが頻繁に発生する場合、要求のタイムアウト、失敗までの試

行回数、またはその両方を増やしてください。

3. このエラーが頻繁に発生する場合、タググループのスキャン速度を低くすることで PLC のCPU のワークロードを

減らしてください。

4. 「Scan Cycle Load from Communication」および「Scan Cycle Monitoring Time」の値を増やしてください。

関連項目 :エラーマトリックス

デバイスのアドレスから読み取れません。|アドレス = '<アドレス>'、エラータイプ:警告

考えられる原因 :

1. データアクセスエラーが発生しました。要求されたアドレスは範囲外であるか正確に参照されていない可能性が

あります。

2. S7 メッセージングエラーが発生しました。一部の形式に誤りがあるか、パケットの長さが不正です。

3. TCP/IPエラーが発生しました。一部の形式に誤りがあるか、パケットの長さが不正です。

4. デバイスでネゴシエートされている PDU サイズより大きい配列を読み取ろうとしました。

解決策 :

1. アドレス範囲を確認および修正してください。

2. パケットのフォーマットと長さを確認および修正してください。

3. 通信の構成と接続を確認および修正してください。

4. データ型、値、範囲を確認および修正してください。

5. デバイスのアドレス範囲を確認して、このエラーの原因となっているタグ参照を修正してください。

関連項目 :エラーマトリックス

デバイスのアドレスから読み取れません。タグは非アクティブ化されました。|アドレス = '<アドレス>'、エラータイプ:警告

考えられる原因 :

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Page 50: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

1. データアクセスエラーが発生しました。要求されたアドレスは範囲外であるか正確に参照されていない可能性が

あります。

2. S7 メッセージングエラーが発生しました。一部の形式に誤りがあるか、パケットの長さが不正です。

3. TCP/IPエラーが発生しました。一部の形式に誤りがあるか、パケットの長さが不正です。

4. デバイスのCPU ワークロードが高すぎます。

5. タグアドレスがTOD データ型を参照している場合、DWORD 値が1 日のミリ秒数より大きい可能性があります。例 : 86400000。

6. エラーコード = 0x11 の場合、不正な MPI ID が設定されている可能性があります。

7. エラーコード = 0x87 の場合、ユーザーはデバイスの範囲外のデータにアクセスしている可能性があります。

解決策 :

1. アドレス範囲を確認および修正してください。

2. パケットのフォーマットと長さを確認および修正してください。

3. 通信の構成と接続を確認および修正してください。

4. データ型、値、範囲を確認および修正してください。

5. ネットワークトラフィックを減らすか、要求のタイムアウト、失敗までの試行回数、またはその両方を増やしてくださ

い。

6. タググループのスキャン速度を低くすることで PLC CPU のワークロードを減らしてください。

7. 「Scan Cycle Load from Communication」および「Scan Cycle Monitoring Time」の値を増やしてください。

8. デバイスの値を、23:59:59.999 以下の時刻に変換できる有効な DWORD に変更してください。

9. 通信に使用されているMPI ID を調べて「MPI ID」デバイスプロパティフィールドに再入力してください。

10. デバイスのアドレス範囲を確認して、このエラーの原因となっているタグ参照を修正してください。

関連項目 :エラーマトリックス

デバイスからデータを読み取れません。|データブロック = '<ブロック>'、ブロック先頭 =<address>、ブロックサイズ= <size>、エラータイプ:警告

考えられる原因 :

1. TCP/IPエラーが発生しました。一部の形式に誤りがあるか、パケットの長さが不正です。

2. デバイスのCPU ワークロードが高すぎます。

3. タグアドレスがTOD データ型を参照している場合、DWORD 値が1 日のミリ秒数より大きい可能性があります。例 : 86400000。

4. PLC またはNetLinkアダプタからエラーが返されました。

5. ケーブルノイズによってフレームに歪みが生じることで、データがエラーになったりフレームの取りこぼしが発生したり

する可能性があります。PC とPLC デバイス間のケーブル接続を確認してください。

6. エラーコード = 0x11 の場合、不正な MPI ID が設定されている可能性があります。

7. エラーコード = 0x87 の場合、ユーザーはデバイスの範囲外のデータにアクセスしている可能性があります。

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Page 51: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

SiemensTCP/IPEthernetドライバー

解決策 :

1. アドレス範囲を確認および修正してください。

2. パケットのフォーマットと長さを確認および修正してください。

3. 通信の構成と接続を確認および修正してください。

4. データ型、値、範囲を確認および修正してください。

5. ネットワークトラフィックを減らすか、要求のタイムアウト、失敗までの試行回数、またはその両方を増やしてくださ

い。

6. タググループのスキャン速度を低くすることで PLC CPU のワークロードを減らしてください。

7. 「Scan Cycle Load from Communication」および「Scan Cycle Monitoring Time」の値を増やしてください。

8. デバイスの値を、23:59:59.999 以下の時刻に変換できる有効な DWORD に変更してください。

9. 通信に使用されているMPI ID を調べて「MPI ID」デバイスプロパティフィールドに再入力してください。

10. デバイスのアドレス範囲を確認して、このエラーの原因となっているタグ参照を修正してください。

関連項目 :エラーマトリックス

デバイスからデータを読み取れません。ブロックは非アクティブ化されました。|データブロック

= '<ブロック>'、ブロック先頭 = <address>、ブロックサイズ= <size>、エラータイプ:警告

考えられる原因 :

1. TCP/IPエラーが発生しました。一部の形式に誤りがあるか、パケットの長さが不正です。

2. デバイスのCPU ワークロードが高すぎます。

3. タグアドレスがTOD データ型を参照している場合、DWORD 値が1 日のミリ秒数より大きい可能性があります。例 : 86400000。

4. PLC またはNetLinkアダプタからエラーが返されました。

5. ケーブルノイズによってフレームに歪みが生じることで、データがエラーになったりフレームの取りこぼしが発生したり

する可能性があります。PC とPLC デバイス間のケーブル接続を確認してください。

6. エラーコード = 0x11 の場合、不正な MPI ID が設定されている可能性があります。

7. エラーコード = 0x87 の場合、ユーザーはデバイスの範囲外のデータにアクセスしている可能性があります。

解決策 :

1. アドレス範囲を確認および修正してください。

2. パケットのフォーマットと長さを確認および修正してください。

3. 通信の構成と接続を確認および修正してください。

4. データ型、値、範囲を確認および修正してください。

5. ネットワークトラフィックを減らすか、要求のタイムアウト、失敗までの試行回数、またはその両方を増やしてくださ

い。

6. タググループのスキャン速度を低くすることで PLC CPU のワークロードを減らしてください。

7. 「Scan Cycle Load from Communication」および「Scan Cycle Monitoring Time」の値を増やしてください。

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Page 52: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

8. デバイスの値を、23:59:59.999 以下の時刻に変換できる有効な DWORD に変更してください。

9. 通信に使用されているMPI ID を調べて「MPI ID」デバイスプロパティフィールドに再入力してください。

10. デバイスのアドレス範囲を確認して、このエラーの原因となっているタグ参照を修正してください。

関連項目 :エラーマトリックス

デバイスからデータを読み取れません。| メモリタイプ = '<タイプ>'、ブロック先頭 =<address>、ブロックサイズ= <size> (バイト )、エラータイプ:警告

考えられる原因 :

1. S7 メッセージングエラーが発生しました。一部の形式に誤りがあるか、パケットの長さが不正です。

2. デバイスのCPU ワークロードが高すぎます。

3. タグアドレスがTOD データ型を参照している場合、DWORD 値が1 日のミリ秒数より大きい可能性があります。例 : 86400000。

4. PLC またはNetLinkアダプタからエラーが返されました。

5. ケーブルノイズによってフレームに歪みが生じることで、データがエラーになったりフレームの取りこぼしが発生したり

する可能性があります。PC とPLC デバイス間のケーブル接続を確認してください。

6. エラーコード = 0x11 の場合、不正な MPI ID が設定されている可能性があります。

7. エラーコード = 0x87 の場合、ユーザーはデバイスの範囲外のデータにアクセスしている可能性があります。

解決策 :

1. アドレス範囲を確認および修正してください。

2. パケットのフォーマットと長さを確認および修正してください。

3. 通信の構成と接続を確認および修正してください。

4. データ型、値、範囲を確認および修正してください。

5. ネットワークトラフィックを減らすか、要求のタイムアウト、失敗までの試行回数、またはその両方を増やしてくださ

い。

6. タググループのスキャン速度を低くすることで PLC CPU のワークロードを減らしてください。

7. 「Scan Cycle Load from Communication」および「Scan Cycle Monitoring Time」の値を増やしてください。

8. デバイスの値を、23:59:59.999 以下の時刻に変換できる有効な DWORD に変更してください。

9. 通信に使用されているMPI ID を調べて「MPI ID」デバイスプロパティフィールドに再入力してください。

10. デバイスのアドレス範囲を確認して、このエラーの原因となっているタグ参照を修正してください。

関連項目 :エラーマトリックス

デバイスからデータを読み取れません。ブロックは非アクティブ化されました。| メモリタイプ ='<タイプ>'、ブロック先頭 = <address>、ブロックサイズ= <size> (バイト )、エラータイプ:警告

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Page 53: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

SiemensTCP/IPEthernetドライバー

考えられる原因 :

1. S7 メッセージングエラーが発生しました。一部の形式に誤りがあるか、パケットの長さが不正です。

2. デバイスのCPU ワークロードが高すぎます。

3. タグアドレスがTOD データ型を参照している場合、DWORD 値が1 日のミリ秒数より大きい可能性があります。例 : 86400000。

4. PLC またはNetLinkアダプタからエラーが返されました。

5. ケーブルノイズによってフレームに歪みが生じることで、データがエラーになったりフレームの取りこぼしが発生したり

する可能性があります。PC とPLC デバイス間のケーブル接続を確認してください。

6. エラーコード = 0x11 の場合、不正な MPI ID が設定されている可能性があります。

7. エラーコード = 0x87 の場合、ユーザーはデバイスの範囲外のデータにアクセスしている可能性があります。

解決策 :

1. アドレス範囲を確認および修正してください。

2. パケットのフォーマットと長さを確認および修正してください。

3. 通信の構成と接続を確認および修正してください。

4. データ型、値、範囲を確認および修正してください。

5. ネットワークトラフィックを減らすか、要求のタイムアウト、失敗までの試行回数、またはその両方を増やしてくださ

い。

6. タググループのスキャン速度を低くすることで PLC CPU のワークロードを減らしてください。

7. 「Scan Cycle Load from Communication」および「Scan Cycle Monitoring Time」の値を増やしてください。

8. デバイスの値を、23:59:59.999 以下の時刻に変換できる有効な DWORD に変更してください。

9. 通信に使用されているMPI ID を調べて「MPI ID」デバイスプロパティフィールドに再入力してください。

10. デバイスのアドレス範囲を確認して、このエラーの原因となっているタグ参照を修正してください。

関連項目 :エラーマトリックス

デバイスのアドレスに書き込めません。|アドレス = '<アドレス>'、エラータイプ:警告

考えられる原因 :

1. デバイスとホスト PC 間の接続が切断しています。

2. この名前のデバイスに不正な IPアドレスが割り当てられている可能性があります。

3. デバイスのCPU ワークロードが高すぎます。

4. デバイスでネゴシエートされている PDU サイズより大きい配列に書き込もうとしました。

解決策 :

1. PC とPLC デバイス間のケーブル接続を確認してください。

2. この名前のデバイスに指定した IPアドレスが実際のデバイスのアドレスと一致することを確認してください。

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Page 54: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

3. タググループのスキャン速度を低くすることで PLC CPU のワークロードを減らしてください。

4. 「Scan Cycle Load from Communication」および「Scan Cycle Monitoring Time」の値を増やしてください。

関連項目 :エラーマトリックス

デバイスのアドレスに書き込めません。HEXSTRING の長さがタグの長さと異なります。|アドレス = '<アドレス>'、HEXSTRING 長さ = <length> (バイト )、タグ長さ = <length> (バイト )。エラータイプ:警告

考えられる原因 :タグと16 進文字列の長さが一致しません。HEXSTRINGサブタイプの構文はHEXSTRINGy.n であり、ここで yはバイ

トオフセット、n は長さです。n の値は1 ~ 932 の範囲で指定する必要があります。HEXSTRINGタグではデータ型とし

て文字列のみが有効です。HEXSTRINGに割り当てる値は偶数個の文字でなければなりません。パディングはないの

で、文字列全体を指定する必要があります。たとえば、DB1,STRING0.10 として定義されているタグHexStrでは10 バ

イトのストレージが使用され、表示長さは20 になります。値を割り当てるには、文字列の長さは20 文字で、有効な 16進文字だけが含まれている必要があります。

解決策 :タグと16 進文字列の長さの不一致を修正してください。

デバイスのアドレスに書き込めません。HEXSTRING に 16進以外の文字が含まれていま

す。|アドレス = '<アドレス>'。エラータイプ:警告

考えられる原因 :16 進文字列のフォーマットが無効です。HEXSTRINGサブタイプの構文はHEXSTRINGy.n であり、ここで yはバイトオ

フセット、n は長さです。n の値は1 ~ 932 の範囲で指定する必要があります。HEXSTRINGタグではデータ型として文

字列のみが有効です。値を割り当てるには、文字列の長さは20 文字で、有効な 16 進文字だけが含まれている必要

があります。

解決策 :16 進文字列のフォーマットと構文を修正してください。

デバイスのアドレスに書き込めません。HEXSTRING の文字数は偶数でなければなりませ

ん。|アドレス = '<アドレス>'。エラータイプ:警告

考えられる原因 :16 進文字列の文字数が奇数であり、これは有効ではありません。

解決策 :16 進文字が偶数個含まれるように16 進文字列を修正してください。

デバイスのアドレスに書き込めません。時刻文字列に構文エラーが含まれています。予期

されるフォーマットは 'hh:mm:ss.hhh'です。|アドレス = '<アドレス>'、時刻文字列 = '<文字列>'。エラータイプ:警告

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Page 55: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

SiemensTCP/IPEthernetドライバー

考えられる原因 :書き込まれた文字列は正しい hh:mm:ss.hhh フォーマットではありません。

解決策 :文字列のフォーマットを hh:mm:ss.hhh に設定してから再試行してください。

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Page 56: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

エラーコード

NetLink エラー

エラー

コードソース 説明

0x00 サービスをエラーなしで実行できました

0x01リモートステー

ションリモートステーションからのタイムアウト

0x02リモートステー

ションリソース使用不可

0x03リモートステー

ション要求されたマスターの機能はリモートステーション内で有効になっていません

0x11リモートステー

ションリモートステーションの応答なし

0x12 ネットワーク マスターが論理トークンリングに入っていません

0x14 ホスト ローカルFDL コントローラのリソースが使用できないか十分ではありません

0x15 ホスト 指定されたmsg.data_cntパラメータは無効です

0x30リモートステー

ション

タイムアウト。要求されたメッセージは受け入れられましたが、リモートステーションから何

も返されませんでした。

0x39リモートステー

ションシーケンスフォルト、内部ステートマシンエラー

0x85 ホスト 指定されたオフセットアドレスはリモートステーションで範囲外または不明です

0x86 デバイス リモートステーションのMPI応答で PDU コードが不正です

0x87 ホスト 指定された書き込みまたは読み取りの長さではアクセスが範囲外になります

転送エラー

エラーコード 説明

0x00 エラーの理由が指定されていません

0x01 無効なパラメータコード

0x02 無効な TPDU タイプ

0x03 無効なパラメータ値

プロトコルエラー

エラークラス 説明

0x00 エラーなし

0x81 要求のアプリケーション ID にエラーがあります

0x82 オブジェクト定義にエラーがあります (不適切なデータ型など)

0x83 リソースを使用できません

0x84 サービス要求の構造にエラーがあります

0x85 通信装置にエラーがあります

0x87 アクセスエラー

0xD2 OVSエラー

0xD4 診断エラー

0xD6 保護システムエラー

0xD8 BuBエラー

0xEF レイヤー 2 関連エラー

データアクセスエラー

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Page 57: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

SiemensTCP/IPEthernetドライバー

エラーコード 説明

0xFF エラーなし

0x01 ハードウェアの故障

0x03 不正なオブジェクトアクセス

0x05 無効なアドレス (不正な可変アドレス)

0x06 データ型がサポートされていません

0x07 無効なデータサイズ/データが多すぎます

0x0A オブジェクトが存在しないか長さにエラーがあります

www. ptc.com

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Page 58: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

付録 -チャネルのプロパティ以下はすべてのSiements TCP/IP Ethernetチャネルレベルのプロパティの完全なリストです。

{ "common.ALLTYPES_NAME": "MyChannel", "common.ALLTYPES_DESCRIPTION": "","servermain.MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER": "Siemens TCP/IP Ethernet","servermain.CHANNEL_DIAGNOSTICS_CAPTURE": false, "servermain.CHANNEL_UNIQUE_ID":2799355699, "servermain.CHANNEL_ETHERNET_COMMUNICATIONS_NETWORK_ADAPTER_STRING":"", "servermain.CHANNEL_WRITE_OPTIMIZATIONS_METHOD": 2, "servermain.CHANNEL_WRITE_OPTIMIZATIONS_DUTY_CYCLE": 10, "servermain.CHANNEL_NON_NORMALIZED_FLOATING_POINT_HANDLING": 0 }

付録 -デバイスのプロパティ以下はすべてのSiements TCP/IP Ethernetデバイスレベルのプロパティの完全なリストです。

{ "common.ALLTYPES_NAME": "MyDevice", "common.ALLTYPES_DESCRIPTION": "","servermain.MULTIPLE_TYPES_DEVICE_DRIVER": "Siemens TCP/IP Ethernet","servermain.DEVICE_MODEL": 4, "servermain.DEVICE_UNIQUE_ID": 3569401335,"servermain.DEVICE_CHANNEL_ASSIGNMENT": "Siemens", "servermain.DEVICE_ID_FORMAT":0, "servermain.DEVICE_ID_STRING": "10.10.114.61", "servermain.DEVICE_ID_HEXADECIMAL": 0, "servermain.DEVICE_ID_DECIMAL": 0, "servermain.DEVICE_ID_OCTAL":0, "servermain.DEVICE_DATA_COLLECTION": true, "servermain.DEVICE_SIMULATED":false, "servermain.DEVICE_SCAN_MODE": 0, "servermain.DEVICE_SCAN_MODE_RATE_MS":1000, "servermain.DEVICE_SCAN_MODE_PROVIDE_INITIAL_UPDATES_FROM_CACHE": false,"servermain.DEVICE_CONNECTION_TIMEOUT_SECONDS": 3, "servermain.DEVICE_REQUEST_TIMEOUT_MILLISECONDS": 2000, "servermain.DEVICE_RETRY_ATTEMPTS": 2,"servermain.DEVICE_INTER_REQUEST_DELAY_MILLISECONDS": 0, "servermain.DEVICE_AUTO_DEMOTION_ENABLE_ON_COMMUNICATIONS_FAILURES": false, "servermain.DEVICE_AUTO_DEMOTION_DEMOTE_AFTER_SUCCESSIVE_TIMEOUTS": 3, "servermain.DEVICE_AUTO_DEMOTION_PERIOD_MS": 10000, "servermain.DEVICE_AUTO_DEMOTION_DISCARD_WRITES": false,"servermain.DEVICE_TAG_GENERATION_ON_STARTUP": 0, "servermain.DEVICE_TAG_GENERATION_DUPLICATE_HANDLING": 0, "servermain.DEVICE_TAG_GENERATION_GROUP": "","servermain.DEVICE_TAG_GENERATION_ALLOW_SUB_GROUPS": true, "siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_COMMUNICATIONS_PORT_NUMBER": 102, "siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_COMMUNICATIONS_MPI_ID": 0, "siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_S7_COMMUNICATIONS_MAX_PDU": 960, "siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_S7_COMMUNICATIONS_200_LOCAL_TSAP":19799, "siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_S7_COMMUNICATIONS_200_REMOTE_TSAP": 19799,"siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_S7_COMMUNICATIONS_300_400_1200_1500_LINK_TYPE": 3,"siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_S7_COMMUNICATIONS_CPU_RACK": 0, "siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_S7_COMMUNICATIONS_CPU_SLOT": 1, "siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_ADDRESSING_BYTE_ORDER": 0, "siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_TAG_IMPORT_TYPE": 1,"siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_TAG_IMPORT_CODE_PAGE": 4294967295, "siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_TAG_IMPORT_STEP_7_PROJECT_FILE": "", "siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_TAG_IMPORT_PROGRAM_PATH": "", "siemens_tcpip_ethernet.DEVICE_TAG_IMPORT_TIA_EXPORT_FILE": "" }

付録 -タグのプロパティ以下はすべてのSiements TCP/IP Ethernetタグのプロパティの完全なリストです。

{ "common.ALLTYPES_NAME": "MyTag", "common.ALLTYPES_DESCRIPTION": "","servermain.TAG_ADDRESS": "DB1,W0.00", "servermain.TAG_DATA_TYPE": 1,

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

"servermain.TAG_READ_WRITE_ACCESS": 1, "servermain.TAG_SCAN_RATE_MILLISECONDS":100, "servermain.TAG_AUTOGENERATED": false, "servermain.TAG_SCALING_TYPE": 0,"servermain.TAG_SCALING_RAW_LOW": 0, "servermain.TAG_SCALING_RAW_HIGH": 1000,"servermain.TAG_SCALING_SCALED_DATA_TYPE": 9, "servermain.TAG_SCALING_SCALED_LOW":0, "servermain.TAG_SCALING_SCALED_HIGH": 1000, "servermain.TAG_SCALING_CLAMP_LOW":false, "servermain.TAG_SCALING_CLAMP_HIGH": false, "servermain.TAG_SCALING_NEGATE_VALUE": false, "servermain.TAG_SCALING_UNITS": "" }

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

付録 - Siemensの接続の設定

Micro/WINで S7-200の接続を設定する方法

STEP 7で S7-300/400の接続を設定する方法

Totally Integrated Automation (TIA) Portalを使用して S7-1200の接続を設定する方法

S7-1500の接続を設定する方法

Micro/WIN で S7-200の接続を設定する方法

Micro/WIN での接続の設定はイーサネットウィザードから行います。以降の手順では、イーサネットウィザードの各ステッ

プと注意事項について説明しています。Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーで設定した接続を正しく使用するには、これらの手順に忠実に従ってください。

注記 :イーサネットウィザードを使用するためにMicro/WIN ソフトウェアをアップグレードする必要があるかもしれません。

ステップ 1:の起動 イーサネットウィザード1. Micro/WIN のメインメニューで、「Tools」 | 「Ethernet Wizard」の順にクリックします。

2.次に、「Next」をクリックします。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

3. 「Yes」をクリックして次に進みます。

注記 :イーサネットウィザードを実行する前にプログラムがコンパイルされている必要があります。続行する前にプログラム

のエラーを修正してください。

ステップ 2: CP243-1モジュール位置の設定1. 「Read Modules」をクリックします。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

注記 :「Read Modules」機能を使用することが推奨されますが、このためにはPLC がPC にシリアル接続またはイーサ

ネット経由で接続している必要があります。どちらの場合も、モジュール読み取り操作が行われるためには、Micro/WINの通信パラメータが適切に設定されている必要があります。

2.モジュール読み取りの結果を表示するため、そのイーサネットモジュールを選択します。「Next」をクリックします。

ステップ 3:モジュールアドレスの割り当て1.該当する場合、「 IP Address」、「Subnet Mask」、「Gateway Address」に入力します。または、該当する場合、「BOOTP」を有効にします。

2.モジュールが「10BaseT」または「100BaseT」を自動的に選択できるようにするため、「Auto DetectCommunications」を選択します。まれに、ケーブルに問題があってモジュールが100BaseTでは適切に動作しない場

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

合、モジュールが10BaseTを使用するようにします。これによって、問題のあるイーサネット回線に対するそのモジュール

の許容度が上がります。

3.以下に示す図にはデモ用の値が含まれています。

ステップ 4:設定する接続の数1.このデバイスで使用可能にする接続の数を入力します。0 を入力した場合、Micro/WIN で使用されている PG接続

が唯一使用可能な接続になります。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

注記 :選択した接続数によって、PLC でサポートされる同時接続の数が決まります。1 台のOPC サーバーだけがPLCと通信するようにするには、接続を 1 つだけ設定します。これによってOPC サーバーでの最適なパフォーマンスが確保され

ます。PLC とのアクティブな接続を複数確立するには、複数接続を使用します。ただし、各接続が使用されるとモジュー

ルのパフォーマンスが影響を受けることに注意してください。

2.以下に示す図には4 つの接続が含まれています。

ステップ 5:接続の設定各接続を個別に設定します。この例では、4 つの接続が選択されています。

ステップ 5a:接続 0クライアントとサーバーの2 つのタイプの接続があります。クライアント接続では、このデバイスはクライアントであり、サー

バー (ほかのデバイス)に対して要求を行います。サーバー接続では、このデバイスはサーバーであり、クライアント (OPC

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

サーバーやその他のデバイスなど)からの要求を処理します。Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーとの通信には後者が

必要です。

1. 「This is a Server Connection」を選択します。

2.この観点から、CP243-1 はサーバー (ローカル)およびOPC サーバーチャネルと見なされます。デバイスはクライアント

(リモート ) と見なされます。

3.リモート TSAPを入力するか、デフォルトのままにします。これはOPC サーバーでのローカルTSAPになります。

4.オプション: すべての接続要求を受け入れるか、特定のリモートマシンに制限します。「Accept all connectionrequests」をオンにすることをお勧めします。デバイスのセキュリティが懸念される場合 (またはインターネットを介してこのデ

バイスにアクセスしようとする場合)、特定の IPアドレスを選択します。ユーザーは既知の固定の IPアドレスを持つPC 上

で OPC サーバーが動作していることを確認する必要があります。

5. 「Enable the Keep Alive」をオンにします。

6. 「Next Connection」をクリックします。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

ステップ 5b:接続 11. 「This is a Server Connection」を選択します。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

2.ローカルTSAPが自動的に11.00 に増分しています。

3.リモート TSAPを入力するか、デフォルトのままにします。これはOPC サーバーでのローカルTSAPになります。

4.オプション: すべての要求を受け入れます。

5. 「Enable the Keep Alive」をオンにします。

6. 「Next Connection」をクリックします。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

Step 5c:接続 21. 「This is a Server Connection」を選択します。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

2.ローカルTSAPが自動的に12.00 に増分しています。

3.リモート TSAPを入力するか、デフォルトのままにします。これはOPC サーバーでのローカルTSAPになります。

4.オプション: すべての接続要求を受け入れます。

5. 「Enable the Keep Alive」をオンにします。

6. 「Next Connection」をクリックします。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

Step 5d:接続 31. 「This is a Server Connection...」を選択します。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

2.ローカルTSAPが自動的に13.00 に増分しています。

3.リモート TSAPを入力するか、デフォルトのままにします。これはOPC サーバーでのローカルTSAPになります。

4.オプション: すべての要求を受け入れます。

5. 「Enable the Keep Alive」をオンにします。

6. 「Next Connection」をクリックします。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

以上で、選択した4 つの接続の設定が完了しました。

注記 :接続ダイアログのローカルTSAPが接続ごとに自動的に増分したことに注意してください。このTSAP番号は

OPC サーバーの設定でデバイスを定義する際にリモート TSAP番号として使用する必要があります。

ステップ 6: CRC とKeep Alive Intervalオプション: 誤って設定が改変されないようにモニターするにはCRC 保護を有効にします。

1. 「Keep Alive Interval」を設定します。この間隔が長いほど、デバイスとOPC サーバーがアイドル状態で接続している

時間が長くなります。接続が共有されている (同時でない)場合には「Keep Alive Interval」を長くすることは望ましくあり

ません。各リモートクライアントは、最後に接続しているリモートクライアントが通信を完了してからこの時間が経過すると、デバイスに接続可能になります。デフォルトの30 秒が推奨されます。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

ステップ 7:設定用メモリ1. 「Suggest Address」をクリックして、イーサネット設定の最適な保存場所をウィザードによって自動的に検出します。

2.以下に示す図にはこの結果が表示されています。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

注記 : Micro/WIN ソフトウェアがアプリケーションにこの場所を選択することが推奨されます。設定データにCRC が生成

されていない場合、PLC プログラムのその他の要素によってメモリのこの領域が上書きされないようにするための措置を講

じてくだい。

ステップ 8: イーサネットウィザードの概要1. 「Finish」をクリックするか、「Prev」をクリックして構成済みの接続を修正します。

2.イーサネットウィザードによる設定内容をレビューするには、「Program Block」の下の「ETH0_CTRL」をダブルクリック

します。設定されているすべてのTSAPが将来の参考のためにリストされます。下の図のローカルTSAPはOPC サー

バーでのリモート TSAPであり、下の図のリモート TSAPはOPC サーバーでのローカルTSAPであることに注意してくださ

い。

3.以下の図にはETH0_CTRL が示されています。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

4.以下の図にはETH0_CFG が示されています。

5.イーサネットウィザードの結果を確認した後は、OPC サーバーを使用して接続を確立できます。

STEP 7で S7-300/400の接続を設定する方法

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーと通信するよう S7-300/400 を設定するには、CPU とイーサネットモジュールの両

方も設定する必要があります。これには、次の手順に従います。

1. Simatic Managerから、SIMATIC Station の下のHardware をダブルクリックすることで HW Config を開始します。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

2.これが新しい Simaticプロジェクトの場合、HWConfig で必要なモジュールをラックに追加します。Siemens TCP/IPEthernet ドライバーがCPU と通信するためには、S7 通信が可能な 1 つ以上のイーサネットモジュールが必要です。これはCPU に組み込まれている場合があります。

イーサネットモジュールの設定1.ラック内の特定のモジュールを右クリックして「Object Properties」を選択します。

2.次に示すようなダイアログが表示されます。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

3. 「General」タブで、「 Interface」 | 「Properties」ボタンをクリックします。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

4.このモジュールの IP とサブネットマスクを指定します。

5.このモジュールをネットワーク化するため、「Subnet」の下の「New」をクリックします。次に、作成されたネットワークを選

択し、「OK」をクリックします。

6. HW Config のメインウィンドウに戻ります。

接続の設定1.ラック内のCPU モジュールを右クリックして「Object Properties」を選択します。

2.次に示すようなダイアログが表示されます。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

3.必要な数のPG/OP接続とPC (S7 通信)接続を設定します。

タイプ 説明

PG通信 プログラムのロード、診断に使用

OP通信 オペレータによる制御とモニターに使用

S7 標準通信 通信接続の設定なし、PUT/GETファンクションブロックとのMPI通信

S7 通信 (PC) 構成済みの接続、データ通信

注記 :CPU に対する PC の最大接続数 =接続リソースの最大数 - S7 標準通信リソース数 - OP通信リソース数 -PG通信リソース数。接続リソースの最大数はCPU/バージョン/ファームウェアに基づきます。

上記の例では、6 つのS7 通信 (PC)接続を使用できます (12-4-1-1=6)。同様に、同じ概念を用いてPG接続とOP接続の数を増やすことができます。

「デバイスからプロトコルエラーが返されました [クラス = 0x83、コード = 0x04]」というエラーが発生した場合、S7 標準通

信接続の数を増やすことによってS7 通信接続の数を減らします。

4.接続が設定された後、「OK」をクリックします。次に、HWConfig のメインウィンドウで、「Station」 | 「Save andCompile」の順にクリックします。

5. 「PLC」 | 「Download」の順にクリックして変更を確定します。

Totally Integrated Automation (TIA) Portal を使用して S7-1200の接続を設定する方

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーと通信するよう S7-1200 を設定するには、プログラミングデバイスとターゲットシス

テム間のオンライン接続が必要です。ユーザーはターゲットシステムと通信するようプログラミングデバイスを設定する必要

があります。詳細については、次の手順に従います。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

注記 :新しい Simaticプロジェクトの場合、デフォルトの IPアドレス設定についてはPLC のドキュメントを参照してくださ

い。

1. TIA Portal を開始します。Portal View で、「Create new project」をクリックします。

2. 次に、「Online & Diagnostics」タブを選択し、「Accessible Devices」をクリックします。

3. 適切な PG/PC インタフェースを選択します。これにより、TIAによってネットワークでデバイスがスキャンされます。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

4. スキャンが完了した後、デバイスを選択して「Show」をクリックします。これによってProject View が開きます。

5. プロジェクトツリーで、IPアドレスを見つけて「Online & Diagnostics」を開きます。

6. 次に、「Online & Diagnostics」をダブルクリックして「Online Access」を開きます。

7. 「Functions」を選択し、「Assign IP Address」をクリックします。

8. 通信設定を入力し、「Assign IP Address」をクリックします。

注記 :デバイスが設定可能になりました。

9. Portal View に戻り、「Device & Networks」タブを選択します。次に、「Add new device」をクリックします。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

10. 次に、デバイスの構成を選択し、「Add device」をクリックします。これによってProject View が開き、ここでデバイ

スのハードウェアをさらに構成できます。

11. 完了後、プロジェクトツリーを表示します。「Program Blocks」と「PLC Tags」を見つけて、PLC プロジェクトで使

用されるアドレスを設定します。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

注記 :デバイスの設定が完了し、実行モードにして通信できるようになりました。

S7-1500の接続を設定する方法

S7-1500 コントローラには、イーサネットプロトコルを介したS7 通信をサポートするイーサネットポートが組み込まれてい

ます。ただし、サーバーからのアクセスを許可するようにこれを設定する必要があります。詳細については、次の手順を参

照してください。

1. 最初に、S7 TIA Portal ソフトウェアで PLC プロジェクトを開きます。

2. 次に、「PLC Properties」を開きます。

3. 「General」タブで、「Protection」を選択します。次に、「Full access (no protection)」が有効になっていることを

確認します。

注記 :現在のところ、Siemens TCP/IP Ethernet ドライバーではパスワードの使用がサポートされていません。

4. 次に、「Permit access with PUT/GET communication from remote partner」チェックボックスをオンにします。次に、これらの設定を保存します。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

5. サーバーで、新しいチャネルを作成します。「Device Driver」で、ドロップダウンリストから「Siemens TCP/IPEthernet ドライバー」を選択します。チャネルのウィザードに従って手順を進め、必要に応じてチャネルのプロパ

ティを指定します。次に、「Finish」をクリックします。

6. 次に、新しいデバイスを作成します。「Model」で、「Device Model」ドロップダウンリストから「S7-1500」を選択

します。デバイスのウィザードに従って手順を進め、必要に応じてデバイスのプロパティを指定します。次に、「Finish」をクリックします。

注記 :コントローラの保護設定はプロトコルエラー [クラス = 0x81、コード = 0x04]を返すデバイスに直接関連します。このエラーが発生した場合、必要に応じてそのコントローラのメモリ (Simatic メモリカードなど)をリセットしてください。コントローラのメモリがリセットされた後は、S7 プロジェクトをコントローラにダウンロードする際にパスワードが求められません。

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

付録 -代替構文のサポート次のアプリケーションでは、制限付きアドレス指定がサポートされています。

Applicom Direct-Linkアイテム構文

INAT OPC-Server TCPIPH1 アイテム構文

Siemens Simatic Netアイテム構文

Softing S7/S5 OPCサーバーアイテム構文

注記 :すべてのブランドおよび製品名は、各所有者の商標、登録商標、またはサービスマークです。

注記 : 上記のように、STEP 7 ではデータブロック内のアトミック型のタグのオフセットは "アドレス"列に示されています。Siemens TIA Portal プログラミング環境ではこのオフセットは "オフセット"列に示されています。

Applicom Direct-Linkアイテム構文

Applicom Direct-Link OPC サーバーについての次のサポートは限定的であることが考えられます。指定されたS7 データ

型 /サフィックスは指定された製品の同じ S7 データ型 /サフィックスとはデータ型が異なることがあるので注意する必要があり

ます。Applicom ASCII文字列はこのドライバーによってサポートされていません。次の情報は、示されている製品の構文

にすでに精通しているか、これを常に使用しているユーザーへのガイドラインとして提供されています。推奨されるアイテム

構文について、S7-300/400/1200/1500 標準アイテム構文を参照してください。

アドレス構文入力、出力、周辺装置、フラグタイプのメモリ<メモリタイプ><S7 データ型><アドレス>[<データ型のサフィックス>] [<バイト交換のサフィックス>]<メモリタイプ><S7 データ型><アドレス>[<データ型のサフィックス>]<_行_列>

タイマータイプとカウンタタイプのメモリ<メモリタイプ><アドレス>

DB タイプのメモリDB<番号>.<S7 データ型><アドレス>[<データ型のサフィックス>][<バイト交換のサフィックス>]DB<番号>.<S7 データ型><アドレス>[<データ型のサフィックス>]<_行_列>ここで、<番号>の範囲は1 から 65535 です。関連項目 :例

メモリタイプ

メモリタイプ 説明 アドレス範囲 データ型 アクセス

IE

入力

S7 のデータ型による

読み取り/書き込み

QA

出力 読み取り/書き込み

PIPE

周辺装置入力 読み取り専用

PQPA

周辺装置出力 読み取り/書き込み

MF

フラグメモリ 読み取り/書き込み

DB データブロック 読み取り/書き込み

T タイマー T0-T65535 DWord、Long 読み取り/書き込み

CZ

カウンタC0-C65535Z0-Z65535

Word、Short 読み取り/書き込み

関連項目 :例

S7データ型タグのデータ型変換にはS7 のデータ型が使用されます。これはタイマーとカウンタには適用されません。タグのデフォルトの

データ型を太字で示しています。サフィックスは必須ではありません。

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Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

データ

型説明 アドレス範囲 データ型

サフィック

サフィックスを付けるデー

タ型

なし*DBX**

ビット

0.b-65534.bDBX0.b-DBX65534.b

.b は0-15 のビット番

Boolean

BDBB**

符号なし

ByteB0-B65535DBB0-DBB65535

Byte、Char

WDBW**

符号なし

WordW0-W65534DBW0-DBW65534

Word、Short、BCD

DDBD**

符号なし

DWordD0-D65532DBD0-DBD65532

DWord、Long、LBCD、Float

F Float

*S7 データ型の指定はありません。DB タイプ以外のメモリにのみ適用されます。**DB タイプのメモリのみに適用されます。

関連項目 :例

データ型のサフィックス

サフィックス 説明 データ型

F 32 ビット IEEE浮動小数点値 Float

バイト交換のサフィックスこれらのサフィックスは16 ビット Word、32 ビット DWord、または32 ビット Float型のデータを構成するバイトの交換に使

用されます。この交換はバイトオーダーのデバイスレベルアドレス指定オプションが適用された後で適用されます。詳細に

ついては、アドレス指定のオプションを参照してください。

バイト交換のサフィックスは、タイマーとカウンタ (T、C、Z)および周辺装置の入出力 (PI、PE、PQ、PA)を除くすべてのメ

モリタイプで使用できます。アイテムのサフィックスとデータ型に依存する各種交換については、次の表を参照してください。

サフィック

16 ビットデータ型 (Word、Short、BCD)

32 ビットデータ型 (DWord、Long、LBCD、Float)

_X1 O1 O2 -> O2 O1 (バイト交換) O1 O2 O3 O4 -> O4 O3 O2 O1 (バイト交換)

_X2 O1 O2 -> O2 O1 (バイト交換) O1 O2 O3 O4 -> O3 O4 O1 O2 (Word 交換)

_X3 O1 O2 -> O2 O1 (バイト交換)O1 O2 O3 O4 -> O2 O1 O4 O3 (Word 内のバイト交

換)

配列のサポート配列を示す <.配列サイズ> という表記がアドレスに追加されます ("MW0.10"など)。Boolean 型配列とString 型配列

はサポートされていません。

S7データ型 データ型 入力 フラグ データブロック

なし

DBXBooleanBoolean

I0.7----

M0.7----

----DB1.DBX0.7

BDBB

Byte

配列

IB0----

IB0_2_5----

MB0----

MB0_2_5----

----DB1.DBB0

----DB1.DBB0_2_5

WDBW

Word IW0----

MW0----

----DB1.DBW0

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

S7データ型 データ型 入力 フラグ データブロック

配列

IW0_X1

IW0_10----

MW0_X2

MW0_10----

DB1.DBW0_X3

----DB1.DBW0_10

DDBD

DWord

Float (F)

配列

ID0----ID0_X1

ID0FID0F_X1

ID0_4_3----

MD0----MD0_X2

MD0FMD0F_X2

MD0_4_3----

----DB1.DBD0DB1.DBD0_X3

DB1.DBD0FDB1.DBD0F_X3

----DB1.DBD0F_4_3

すべてのブランドおよび製品名は、各所有者の商標、登録商標、またはサービスマークです。

INAT OPC Server TCPIPH1アイテム構文

INAT OPC サーバー TCPIPH1 (V1.22 以上)についての次のサポートは限定的であることが考えられます。示されている

S7 データ型 /サフィックスは示されている製品の同じ S7 データ型 /サフィックスとはデータ型が異なることがあるので注意す

る必要があります。以下に含まれていない S7 データ型とサフィックスはこのドライバーによってサポートされていません。次の情報は、示されている製品の構文にすでに精通しているか、これを常に使用しているユーザーへのガイドラインとして提

供されています。推奨されるアイテム構文について、S7-300/400/1200/1500 標準アイテム構文を参照してください。

アドレス構文入力、出力、周辺装置、フラグタイプのメモリ<メモリタイプ><S7 データ型><アドレス>[<サフィックス>]<メモリタイプ><S7 データ型><アドレス><.文字列長>*<メモリタイプ><S7 データ型><アドレス><.配列サイズ>[<サフィックス>]

タイマータイプとカウンタタイプのメモリ<メモリタイプ><アドレス>

DB タイプのメモリDB<番号>.<S7 データ型><アドレス>[<サフィックス>]DB<番号>.<S7 データ型><アドレス><.文字列長>*DB<番号>.<S7 データ型><アドレス><.配列サイズ>[<サフィックス>]

ここで、<番号>の範囲は1 から 65535 です。

*文字列をサポートする S7 データ型に適用されます。

関連項目 :例

メモリタイプ

メモリタイプ 説明 アドレス範囲 データ型 アクセス

IE

入力

S7 のデータ型による

読み取り/書き込み

QA

出力 読み取り/書き込み

PIPE

周辺装置入力 読み取り専用

PQPA

周辺装置出力 読み取り/書き込み

MF

フラグメモリ 読み取り/書き込み

DB データブロック 読み取り/書き込み

www. ptc.com

87

Page 88: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

メモリタイプ 説明 アドレス範囲 データ型 アクセス

T タイマー T0-T65535 DWord、Long 読み取り/書き込み

CZ

カウンタC0-C65535Z0-Z65535

Word、Short 読み取り/書き込み

関連項目 :例

S7データ型タグのデータ型変換にはS7 のデータ型が使用されます。これはタイマーとカウンタには適用されません。デフォルトのデー

タ型を太字で示しています。サフィックスは必須ではありません。

データ

型説明 アドレス範囲 データ型

フィッ

クス

サフィックスを付け

るデータ型

X ビットX0.b-X65534.b.b は0-15 のビット番号

Boolean

BByte

符号なし

ByteB0-B65535BYTE0-BYTE65535

Byte、Char KF Char

WWord

符号なし

WordW0-W65534WORD0-WORD65534

Word、Short、BCD

BCDKF

BCDShort

IINT

符号付

きWordI0-I65534INT0-INT65534

Word、Short、BCD

BCD BCD

DDWORD

符号なし

DWordD0-D65532DWORD0-DWORD65532

DWord、LongLBCD、Float

BCDIEEEKF

LBCDFloatLong

DIDINT

符号付

DWord

DI0-DI65532DINT0-DINT65532

DWord、LongLBCD、Float

BCDIEEE

LBCDFloat

RREAL

IEEEFloat

R0-R65532REAL0-REAL65532

Float

GString

S7String

G0.n-G65532.nSTRING0.n-STRING65532.nn は文字列長

0<n<= 254 (PDU サイズが480 以上の場合)0<n<= 210 (PDU サイズが480 未満の場合)0<n<= 254 (Netlink S7300 モデルおよび

Netlink S7400 モデルの場合)

文字列

関連項目 :例

サフィックス

サフィックス 説明 データ型

BCD

Word 参照用に2 バイトパックされたBCD値の範囲は0-9999

DWord 型参照用に4 バイトパックされたBCD値の範囲は0-99999999

BCD

LBCD

IEEE 32 ビット IEEE浮動小数点値 Float

KF 符号付き

CharShortLong

www. ptc.com

88

Page 89: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

SiemensTCP/IPEthernetドライバー

配列のサポート配列を示す <.配列サイズ> という表記がアドレスに追加されます (MW0.10 など)。Boolean 型配列とString 型配列は

サポートされていません。

S7データ型 データ型 入力 フラグ データブロック

X Boolean IX0.7 MX0.7 DB1.X0.7

BByte

Byte

Char (KF)

配列

IB0IBYTE0

IB0KFIBYTE0KF

IB0KF.10IBYTE0KF.10

MB0MBYTE0

MB0KFMBYTE0KF

MB0KF.10MBYTE0KF.10

DB1.B0DB1.BYTE0

DB1.B0KFDB1.BYTE0KF

DB1.B0KF.10DB1.BYTE0KF.10

WWord

Word

BCD (BCD)

Short (KF)

配列

IW0IWORD0

IW0BCDIWORD0BCD

IW0KFIWORD0KF

IW0BCD.10IWORD0BCD.10

MW0MWORD0

MW0BCDMWORD0BCD

MW0KFMWORD0KF

MW0BCD.10MWORD0BCD.10

DB1.W0DB1.WORD0

DB1.W0BCDDB1.WORD0BCD

DB1.W0KFDB1.WORD0KF

DB1.W0BCD.10DB1.WORD0BCD.10

IINT

Short

BCD (BCD)

配列

II0IINT0

II0BCDIINT0BCD

II0.10IINT0.10

MI0MINT0

MI0BCDMINT0BCD

MI0.10MINT0.10

DB1.I0DB1.INT0

DB1.I0BCDDB1.INT0BCD

DB1.I0.10DB1.INT0.10

DDWORD

DWord

LBCD (BCD)

Float (IEEE)

Long (KF)

配列

ID0IDWORD0

ID0BCDIDWORD0BCD

ID0IEEEIDWORD0IEEE

ID0KFIDWORD0KF

ID0IEEE.10IDWORD0IEEE.10

MD0MDWORD0

MD0BCDMDWORD0BCD

MD0IEEEMDWORD0IEEE

MD0KFMDWORD0KF

MD0IEEE.10MDWORD0IEEE.10

DB1.D0DB1.DWORD0

DB1.D0BCDDB1.DWORD0BCD

DB1.D0IEEEDB1.DWORD0IEEE

DB1.D0KFDB1.DWORD0KF

DB1.D0IEEE.10DB1.DWORD0IEEE.10

DIDINT

Long

LBCD (BCD)

Float (IEEE)

配列

IDI0IDINT0

IDI0BCDIDINT0BCD

IDI0IEEEIDINT0IEEE

IDI0BCD.10

MDI0MDINT0

MDI0BCDMDINT0BCD

MDI0IEEEMDINT0IEEE

MDI0BCD.10

DB1.DI0DB1.DINT0

DB1.DI0BCDDB1.DINT0BCD

DB1.DI0IEEEDB1.DINT0IEEE

DB1.DI0BCD.10

www. ptc.com

89

Page 90: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

S7データ型 データ型 入力 フラグ データブロック

IDINT0BCD.10 MDINT0BCD.10 DB1.DINT0BCD.10

RREAL

Float

配列

IR0IREAL0

IR0.10IREAL0.10

MR0MREAL0

MR0.10MREAL0.10

DB1.R0DB1.REAL0

DB1.R0.10DB1.REAL0.10

GString

StringIG0.10ISTRING0.10

MG0.10MSTRING0.10

DB1.G0.10DB1.STRING0.10

すべてのブランドおよび製品名は、各所有者の商標、登録商標、またはサービスマークです。

Siemens Simatic Net アイテム構文

Siemens Simatic Net OPC サーバーについての次のサポートは限定的であることが考えられます。示されている S7 デー

タ型は示されている製品の同じ S7 データ型とはデータ型が異なることがあるので注意する必要があります。以下に含ま

れていない S7 データ型はこのドライバーによってサポートされていません。次の情報は、示されている製品の構文にすで

に精通しているか、これを常に使用しているユーザーへのガイドラインとして提供されています。推奨されるアイテム構文

について、S7-300/400/1200/1500 標準アイテム構文を参照してください。

アドレス構文入力、出力、周辺装置、フラグタイプのメモリ<メモリタイプ><S7 データ型><アドレス><メモリタイプ><S7 データ型><アドレス><.文字列長><メモリタイプ><S7 データ型><アドレス><,配列サイズ>

タイマータイプとカウンタタイプのメモリ<メモリタイプ><アドレス>

DB タイプのメモリDB<番号>,<S7 データ型><アドレス>DB<番号>,<S7 データ型><アドレス><.文字列長>*DB<番号>,<S7 データ型><アドレス><,配列サイズ>

ここで、<番号>の範囲は1 から 65535 です。

*文字列をサポートする S7 データ型に適用されます。

関連項目 :例

メモリタイプ

メモリタイプ 説明 アドレス範囲 データ型 アクセス

IE

入力

S7 のデータ型による

読み取り/書き込み

QA

出力 読み取り/書き込み

PIPE

周辺装置入力 読み取り専用

PQPA

周辺装置出力 読み取り/書き込み

MF

フラグメモリ 読み取り/書き込み

DB データブロック 読み取り/書き込み

T タイマー T0-T65535 DWord、Long 読み取り/書き込み

CZ

カウンタC0-C65535Z0-Z65535

Word、Short 読み取り/書き込み

関連項目 :例

www. ptc.com

90

Page 91: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

SiemensTCP/IPEthernetドライバー

S7データ型タグのデータ型変換にはS7 のデータ型が使用されます。これはタイマーとカウンタには適用されません。タグのデフォルトの

データ型を太字で示しています。

データ型 説明 アドレス範囲 データ型

X ビットX0.b-X65534.b.b は0-15 のビット番号

Boolean

BByte

符号なし ByteB0-B65535BYTE0-BYTE65535

Byte、Char

Char 符号付き Byte CHAR0-CHAR65535 Byte、Char

WWord

符号なし WordW0-W65534WORD0-WORD65534

Word、Short、BCD

INT 符号付きWord INT0-INT65534 Word、Short、BCD

DDWORD

符号なし

DWordD0-D65532DWORD0-DWORD65532

DWord、Long、LBCD、Float

DINT符号付き

DWordDINT0-DINT65532 DWord、Long、LBCD、Float

REAL IEEE Float REAL0-REAL65532 Float

String S7 StringSTRING0.n-STRING65532.n.n は文字列長です。0<n<= 254。

文字列

関連項目 :例

配列のサポート配列を示す <.配列サイズ> という表記がアドレスに追加されます (MW0.10 など)。Boolean 型配列とString 型配列は

サポートされていません。

S7データ型 データ型 入力 フラグ データブロック

X Boolean IX0.7 MX0.7 DB1,X0.7

BByte

Byte

配列

IB0IBYTE0

IB0,10IBYTE0,10

MB0MBYTE0

MB0,10MBYTE0,10

DB1,B0DB1,BYTE0

DB1,B0,10DB1,BYTE0,10

CharChar

配列

ICHAR0

ICHAR0,10

MCHAR0

MCHAR0,10

DB1,CHAR0

DB1,CHAR0,10

WWord

Word

配列

IW0IWORD0

IW0,10IWORD0,10

MW0MWORD0

MW0,10MWORD0,10

DB1,W0DB1,WORD0

DB1,W0,10DB1,WORD0,10

INTShort

配列

IINT0

IINT0,10

MINT0

MINT0,10

DB1,INT0

DB1,INT0,10

DDWORD

DWord

配列

ID0IDWORD0

ID0,10IDWORD0,10

MD0MDWORD0

MD0,10MDWORD0,10

DB1,D0DB1,DWORD0

DB1,D0,10DB1,DWORD0,10

DINT Long IDINT0 MDINT0 DB1,DINT0

www. ptc.com

91

Page 92: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

S7データ型 データ型 入力 フラグ データブロック

配列 IDINT0,10 MDINT0,10 DB1,DINT0,10

REALFloat

配列

IREAL0

IREAL0,10

MREAL0

MREAL0,10

DB1,REAL0

DB1,REAL0,10

String String ISTRING0.10 MSTRING0.10 DB1,STRING0.10

すべてのブランドおよび製品名は、各所有者の商標、登録商標、またはサービスマークです。

Siemens STEP 7アイテム構文

Siemens STEP 7 Variable Table (VAT)構文についての次のサポートは限定的であることが考えられます。示されてい

る S7 データ型 /サフィックスは示されている製品の同じ S7 データ型 /サフィックスとはデータ型が異なることがあるので注意

する必要があります。以下に含まれていない S7 データ型はこのドライバーによってサポートされていません。次の情報は、示されている製品の構文にすでに精通しているか、これを常に使用しているユーザーへのガイドラインとして提供されてい

ます。推奨されるアイテム構文について、S7-300/400/1200/1500 標準アイテム構文を参照してください。

アドレス構文入力、出力、周辺装置、フラグタイプのメモリ<メモリタイプ><S7 データ型><アドレス>

タイマータイプとカウンタタイプのメモリ<メモリタイプ><アドレス>

DB タイプのメモリDB<番号>.<S7 データ型><アドレス>

ここで、<番号>の範囲は1 から 65535 です。

関連項目 :例

メモリタイプ

メモリタイプ 説明 アドレス範囲 データ型 アクセス

IE

入力

S7 のデータ型による

読み取り/書き込み

QA

出力 読み取り/書き込み

PIPE

周辺装置入力 読み取り専用

PQPA

周辺装置出力 読み取り/書き込み

MF

フラグメモリ 読み取り/書き込み

DB データブロック 読み取り/書き込み

T タイマー T0-T65535 DWord、Long 読み取り/書き込み

CZ

カウンタC0-C65535Z0-Z65535

Word、Short 読み取り/書き込み

関連項目 :例

STEP 7での構造化された要素へのアクセスSiemens S7-1200 モデルの場合、STEP 7 は構造化されたカウンタ要素とタイマ要素に個々のタグとしてではなく完全な

構造全体としてアクセスします。要素のオフセットとそれに対応するサーバーアドレスの詳細については、以下の表を参照

してください。

カウンタ

www. ptc.com

92

Page 93: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

SiemensTCP/IPEthernetドライバー

要素 データ型 オフセット 対応するサーバーアドレス

Count_UP Boolean 0.0 DB1,C00.0

Count_Down Boolean 0.1 DB1,C00.1

リセット Boolean 0.2 DB1,C00.2

Load Boolean 0.3 DB1,C00.3

Q_UP Boolean 0.4 DB1,C00.4

Q_Down Boolean 0.5 DB1,C00.5

PAD Byte 1.0 DB1,B1

Preset_Value Short 2.0 DB1,I2

Count_Value Short 4.0 DB1,I4

タイマー

要素 データ型 オフセット 対応するサーバーアドレス

開始 DWord 0.0 DB1,D0

Preset DWord 4.0 DB1,D4

Elapsed DWord 8.0 DB1,D8

Running Bool 12.0 DB1,DBX12.0

IN Bool 12.1 DB1,DBX12.1

Q Bool 12.2 DB1,DBX12.2

PAD Byte 13.0 DB1,DBB13

PAD_2 Byte 14.0 DB1,DBB14

PAD_3 Byte 15.0 DB1,DBB15

詳細については、標準 S7-300/400/1200/1500 アイテム構文を参照してください。

S7データ型タグのデータ型変換にはS7 のデータ型が使用されます。これはカウンタとタイマーには適用されません。タグのデフォルトの

データ型を太字で示しています。

データ

型説明 アドレス範囲 データ型

サフィック

サフィックスを付けるデー

タ型

なし*DBX**

ビット

0.b-65534.bDBX0.b-DBX65534.b.b は0-15 のビット番

Boolean

BDBB**

符号なし

ByteB0-B65535DBB0-DBB65535

Byte、Char

WDBW**

符号なし

WordW0-W65534DBW0-DBW65534

Word、Short、BCD

DDBD**

符号なし

DWordD0-D65532DBD0-DBD65532

DWord、Long、LBCD、Float

F Float

*S7 データ型の指定はありません。DB タイプ以外のメモリにのみ適用されます。**DB タイプのメモリのみに適用されます。

関連項目 :例

S7データ型 データ型 入力 フラグ データブロック

なし Boolean I0.7 M0.7 ----

www. ptc.com

93

Page 94: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

S7データ型 データ型 入力 フラグ データブロック

DBX ---- ---- DB1.DBX0.7

BDBB

ByteIB0----

MB0----

----DB1.DBB0

WDBW

WordIW0----

MW0----

----DB1.DBW0

DDBD

DWordID0----

MD0----

----DB1.DBD0

すべてのブランドおよび製品名は、各所有者の商標、登録商標、またはサービスマークです。

注記 : 上記のように、STEP 7 ではデータブロック内のアトミック型のタグのオフセットは "アドレス"列に示されています。Siemens TIA Portal プログラミング環境ではこのオフセットは "オフセット"列に示されています。

Softing S7/S5 OPC サーバーアイテム構文

Softing S7/S5 OPC サーバーについての次のサポートは限定的であることが考えられます。示されている S7 データ型 /サフィックスは示されている製品の同じ S7 データ型 /サフィックスとはデータ型が異なることがあるので注意する必要がありま

す。次の情報は、示されている製品の構文にすでに精通しているか、これを常に使用しているユーザーへのガイドラインと

して提供されています。推奨されるアイテム構文について、S7-300/400/1200/1500 標準アイテム構文を参照してくださ

い。

アドレス構文入力、出力、周辺装置、フラグタイプのメモリ<メモリタイプ><S7 データ型><アドレス>:[<サフィックス>]

タイマータイプとカウンタタイプのメモリ<メモリタイプ><アドレス>

DB タイプのメモリDB<番号>.<S7 データ型><アドレス>:[<サフィックス>]

ここで、<番号>の範囲は1 から 65535 です。

関連項目 :例

メモリタイプ

メモリタイプ 説明 アドレス範囲 データ型 アクセス

IE

入力

S7 のデータ型による

読み取り/書き込み

QA

出力 読み取り/書き込み

PIPE

周辺装置入力 読み取り専用

PQPA

周辺装置出力 読み取り/書き込み

MF

フラグメモリ 読み取り/書き込み

DB データブロック 読み取り/書き込み

T タイマー T0-T65535 DWord、Long 読み取り/書き込み

CZ

カウンタC0-C65535Z0-Z65535

Word、Short 読み取り/書き込み

関連項目 :例

S7データ型

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94

Page 95: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

SiemensTCP/IPEthernetドライバー

タグのデータ型変換にはS7 のデータ型が使用されます。これはタイマーとカウンタには適用されません。タグのデフォルトの

データ型を太字で示しています。サフィックスは必須ではありません。

データ

型説明 アドレス範囲 データ型

サフィック

サフィックスを付けるデー

タ型

なし*DBX**

ビット

0.b-65534.bDBX0.b-DBX65534.b.b は0-15 のビット番

Boolean

BDBB**

符号なし

ByteB0-B65535DBB0-DBB65535

Byte、CharByteCharString

ByteCharString

WDBW**

符号なし

WordW0-W65534DBW0-DBW65534

Word、Short、BCDWordINTBCD

WordINTBCD

DDBD**

符号なし

DWordD0-D65532DBD0-DBD65532

DWord、Long、LBCD、Float

DWordDINTBCDREAL

DWordDINTBCDREAL

*S7 データ型の指定はありません。DB タイプ以外のメモリにのみ適用されます。**DB タイプのメモリのみに適用されます。

関連項目 :例

サフィックス

サフィックス 説明 データ型

Byte 符号なし Byte Byte

Char 符号付き Byte Char

Word 符号なし Word Word

INT 符号付きWord Short

DWORD 符号なし DWord DWord

DINT 符号付き DWord Long

BCD

Word 参照用に2 バイトパックされたBCD値の範囲は0-9999

DWord 型参照用に4 バイトパックされたBCD値の範囲は0-99999999

BCD

LBCD

REAL 32 ビット IEEE浮動小数点値 Float

String S7 String String

S7データ型 データ型 入力 フラグ データブロック

なし

DBXBoolean

I0.7----

M0.7----

----DB1.DBX0.7

BDBB

Byte

String (String)

IB0----

IB0:String----

MB0----

MB0:String----

----DB1.DBB0

----DB1.DBB0:String

WDBW

Word

BCD (BCD)

IW0----

MW0----

----DB1.DBW0

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95

Page 96: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

S7データ型 データ型 入力 フラグ データブロック

IW0:BCD----

MW0:BCD----

----DB1.DBW0:BCD

DDBD

DWord

LBCD (BCD)

Float (REAL)

ID0----

ID0:BCD----

ID0:REAL----

MD0----

MD0:BCD----

MD0:REAL----

----DB1.DBD0

----DB1.DBD0:BCD

----DB1.DBD0:REAL

すべてのブランドおよび製品名は、各所有者の商標、登録商標、またはサービスマークです。

www. ptc.com

96

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SiemensTCP/IPEthernetドライバー

索引

1

16 進文字列 33, 40

A

APIコマンドを使用したSiemens TCP/IP Ethernetチャネル設定 20

APIコマンドを使用したSiemens TCP/IP Ethernetデバイス設定 22

Applicom Direct-Linkアイテム構文 85

B

BCD 25

Boolean 24

Byte 24

C

Char 24

CPU スロット 15

CPU ラック 15

D

Date 25

DB タイプのメモリ 30

DWord 25

E

Edge クイックスタート 5

F

Float 25

www. ptc.com

97

Page 98: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

I

ID 9

INAT OPC Server TCPIPH1 アイテム構文 87

L

LBCD 25

Long 25

M

Micro/WIN 15

Micro/WIN で S7-200 の接続を設定する方法 60

MicroWin 60

MPI ID 13

N

NetLink 13S7-300アドレスの説明 29S7-400アドレスの説明 29

NetLinkアダプタ 13

NetLinkエラー 56

P

PG接続 14

S

S7-1200 アドレスの説明 29

S7-1500 アドレスの説明 29

S7-1500 の接続を設定する方法 83

S7-200 アドレスの説明 25

S7-300 アドレスの説明 28

S7-300/400/1200/1500 15

S7-400 アドレスの説明 28

S7 通信パラメータ 13

Short 25

Siemens Simatic Netアイテム構文 90

Siemens STEP 7 アイテム構文 92

www. ptc.com

98

Page 99: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

SiemensTCP/IPEthernetドライバー

Siemens STEP 7 でサポートされるモデル 16

Siemens TIA Portal でサポートされるモデル 16

Siemensの接続の設定 60

Softing S7/S5 OPC サーバーアイテム構文 94

STEP 7 のタグインポート 16

STEP 7 プロジェクト 17-18

Step 7 言語ファイルの読み取り中にメモリ例外が発生しました。 46

Step 7 言語ファイルをロードできません。 46

Step 7 言語ファイルを開くことができませんでした。| OSエラー = '<エラー>'。 47

String 25

STRINGサブタイプ 40

T

TIA Portal 79

TIA Portal のタグインポート 17

Totally Integrated Automation (TIA) Portal を使用してS7-1200 の接続を設定する方法 79

TSAP 15

W

Word 24

アドレスの説明 25

アドレス構文 30, 85, 87

アドレス指定のオプション 15

イーサネットウィザードの起動 60

イベントログメッセージ 43

エラーコード 56

エラー時に格下げ 11

www. ptc.com

99

Page 100: Siemens TCP/IP Ethernet Driver - Kepware..."servermain.DEVICE_MODEL":} ヒント:最低限必要となる上記のプロパティは、NetLinkデバイスの定義にも十分に対応します。

Siemens TCP/IP Ethernet ドライバー

カウンタ 34, 41

キャッシュからの初回更新 10

サードパーティ 85

サフィックス 88

サブグループを許可 13

サポートされている NetLinkケーブルとゲートウェイ 6

サポートされるデバイス 6

シミュレーション 9

スキャンしない、要求ポールのみ 10

スキャンモード 10

ステップ 7 75

ステップ 7 で S7-300/400 の接続を設定する方法 75

タイマー 34, 41

タイムアウト前の試行回数 11

タグインポートタイプ 17-18

タグに指定のスキャン速度を適用 10

タグのインポート 16

タグの生成に失敗しました。|データブロック名 = '<ブロック名>'、データブロック番号 = <ブロック番号>。 47

タグ生成 11

チャネル割り当て 9

チャネル設定 6

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データアクセスエラー 56

データコレクション 9

データブロック 25

データ型の説明 24

デバイスからデータを読み取れません。|データブロック = '<ブロック>'、ブロック先頭 = <address>、ブロックサイズ =<size>、 50

デバイスからデータを読み取れません。| メモリタイプ = '<タイプ>'、ブロック先頭 = <address>、ブロックサイズ =<size> (バイト )、 52

デバイスからデータを読み取れません。ブロックは非アクティブ化されました。|データブロック = '<ブロック>'、ブロック先

頭 = <address>、ブロックサイズ = <size>、 51

デバイスからデータを読み取れません。ブロックは非アクティブ化されました。| メモリタイプ = '<タイプ>'、ブロック先頭 =<address>、ブロックサイズ = <size> (バイト )、 52

デバイスとの関連付けを確立できません。| 48

デバイスに接続できません。| 48

デバイスのアドレスから読み取れません。|アドレス = '<アドレス>'、 49

デバイスのアドレスから読み取れません。タグは非アクティブ化されました。|アドレス = '<アドレス>'、 49

デバイスのアドレスに書き込めません。|アドレス = '<アドレス>'、 53

デバイスのアドレスに書き込めません。HEXSTRINGに16 進以外の文字が含まれています。|アドレス = '<アドレス

>'。 54

デバイスのアドレスに書き込めません。HEXSTRINGの長さがタグの長さと異なります。|アドレス = '<アドレス>'、HEXSTRING長さ = <length> (バイト )、タグ長さ = <length> (バイト )。 54

デバイスのアドレスに書き込めません。HEXSTRINGの文字数は偶数でなければなりません。|アドレス = '<アドレス

>'。 54

デバイスのアドレスに書き込めません。時刻文字列に構文エラーが含まれています。予期されるフォーマットは 'hhmm

ss.hhh'です。|アドレス= '<アドレス>'、時刻文字列 = '<文字列>'。54

デバイスのプロパティ - タグ生成 11

デバイス起動時 12

ドライバー 9

バイト交換のサフィックス 86

はじめに 18

ビッグエンディアン 16

ビット 16

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プログラムパス 17

プロトコルエラー 56

プロパティ変更時 12

ヘルプの目次 5

ポート番号 13

ホストの解決に失敗しました。|ホスト = '<ホスト名>'。 45

メモリタイプ 30, 85, 87

モデル 9

リトルエンディアン 16

リモート TSAP 14

リンクタイプ 15

レガシー S7-300/400 アイテム構文 35

ローカルTSAP 14

概要 5

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格下げまでのタイムアウト回数 11

格下げ期間 11

格下げ時に要求を破棄 11

構成済みの接続 14

作成 13

削除 12

指定されたデータ型が配列でサポートされていないため、タグは作成されませんでした。| タグ名 = '<名前>'、グループ

名 = '<名前>'、データ型 = '<タイプ>'。 47

自動格下げ 11

識別 9

重複タグ 12

上書き 12

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冗長 18

親グループ 13

生成 12

接続のタイムアウト 10

接続の設定 64

設定 6, 8

通信タイムアウト 10-11

通信の最適化 24

通信パラメータ 13

転送エラー 56

動作モード 9

内部タグ 30

内部ブロックサイズが理由でタグがグループ内に作成されました。| タグアドレス = '<アドレス>'、タグ名 = '<名前>'、グループ名 = '<名前>'。 47

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配列 41

配列のサポート 34, 86, 89

必要なコードページをこのマシンで使用できません。タグ生成に失敗するか、タグ名と説明が予期したとおりに表示さ

れない可能性があります。|必要なコードページ = <ページ>。 46

標準 S7-300/400/1200/1500 アイテム構文 30

付録 - タグのプロパティ 58

付録 -チャネルのプロパティ 58

付録 -デバイスのプロパティ 58

文字列のサポート 33

文字列変換エラーにより、自動生成されたタグの名前と説明が予想どおりに表示されない可能性があります。 46

文法 85

要求のタイムアウト 11

要求間遅延 11

理由 = 'デバイスからデータアクセスエラーが返されました'。エラーコード = <エラー>。 44

理由 = 'デバイスからプロトコルエラーが返されました'。エラークラス = <クラス>、エラーコード = <エラー>。 43

理由 = 'デバイスから転送エラーが返されました'。エラーコード = <エラー>。 43

理由 = 'デバイスが応答していません'。 44

理由 = 'フレームにエラーがあります'。 43

理由 = '不明なエラーが発生しました'。 45

理由 = NetLinkからエラーが返されました。エラーコード = <エラー>。 45

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