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は し が き - Tokyo Metropolitan University指回路理論演習 79 流体力学1 120 指情報通信基礎実験 80 熱力学1 121 コンピュータアーキテクチャ 81 基礎振動工学

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は し が き

1 本書は、平成25年度に開講する専門教育科目の授業概要(シラバス)を掲載したものです。

2 この授業概要(シラバス)は、授業科目ごとに授業のねらいや計画を示したもので、授業の

目的、授業計画、成績評価方法等の項目が記載されています。履修する授業科目の計画

作成に際し、または学修時の参考として本書を十分に活用してください。

3 実際に授業科目を履修するためには、別冊の「履修の手引」のシステムデザイン学部総説

及び各コースの項に記載されている卒業要件、履修上の注意をよく読み、誤りのないよう履修

計画を立てるとともに、履修手続きをしてください。

4 各コースで履修年次の指定がある科目は、その年次に履修しておかないと後の履修に不都

合が生じる場合があります。

5 高等学校教員の「情報」の免許状取得については、履修の手引別冊「教職課程の履修概要」

を参照してください。

6 1,2年次専門教育科目は、南大沢キャンパスで開講します。(2年次生後期開講科目では、

一部日野キャンパスで開講されるものがあります。)

3,4年次専門教育科目は、日野キャンパスで開講します。シラバスに特記してある場合は、

それに従ってください。

<履修申請について>

履修申請は、定められた期間に各自において確実に行うとともに、申請したもの(指定科目を

含む)が履修登録されているかどうか十分確認してください。申請及び修正期間を過ぎての追加

登録は原則認めません。

なお、日野キャンパスで開講される指定科目は、履修申請カードでの履修申請ではなく、Web

履修登録となりますので注意してください。

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学部共通 機器制御工学 41

産業と法規 3 組込みシステム工学 42

科学技術英語第一 4 ロボットセンシング 43

科学技術英語第二 5 ロボット動力学 44

情報と職業 6 応用バイオメカニクス 45

システムデザイン論 7 応用設計工学 46

生体計測・信号処理 47

ヒューマンメカトロニクスシステムコース 材料と先端加工 48

ロボット運動学 11 指 システム工学演習 49

メカトロニクス通論 12 指 生体情報工学演習 50

指 機械工学演習 13 指 CAE 51

工学基礎数学 14 指 プログラミング演習Ⅱ 52

システム解析 15 指 ヒューマンメカトロニクスシステムゼミナール 53

機構学 16 指 インターンシップ(HMS) 54

トライボロジ 17 指 ヒューマンメカトロニクスシステム工場見学1 55

ものづくり機械工学 18 指 ヒューマンメカトロニクスシステム工場見学2 56

古典制御 19 指 ヒューマンメカトロニクスシステム特別研究1 57

基礎ヒューマンインタフェース 20 指 ヒューマンメカトロニクスシステム特別研究2 58

バイオメカニクス(SD) 21

計測工学 22 情報通信システム(工学)コース

電子回路 23 情報通信特別講義 61

指 プログラミング演習Ⅰ 24 情報通信特別講義第二 62

指 ヒューマンメカトロニクスシステム基礎実験 25 情報通信数学第一 63

指 設計製図(HMS) 26 指 プログラミング基礎第一 64

現代制御 27 論理回路 65

電気機械エネルギー変換論 28 回路理論 66

知能ロボット 29 電磁気学 67

システム工学(HMS) 30 指 プログラミング基礎第二 68

基礎設計工学 31 指 データ構造とアルゴリズム 69

生体計測工学 32 論理設計 70

応用ヒューマンインタフェース 33 指 情報通信数学第二 71

機能デバイス 34 制御理論 72

機能デバイス応用 35 情報ネットワーク 73

機械設計と加工 36 通信工学 74

指 制御工学演習 37 電磁波工学 75

指 創造的ロボティクス演習 38 ディジタル信号処理 76

指 加工工学演習 39 知能情報処理 77

指 ヒューマンメカトロニクスシステム応用実験 40 情報工学演習 78

目       次

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指 回路理論演習 79 流体力学1 120

指 情報通信基礎実験 80 熱力学1 121

コンピュータアーキテクチャ 81 基礎振動工学 122

情報理論 82 材料強度学 123

確率統計工学 83 流体力学2 124

VLSI設計 84 熱力学2 125

ソフトウエア工学 85 基礎制御工学 126

信号解析 86 指 応用数学力学演習 127

ディジタル通信 87 指 設計製図(AS) 128

光電波伝送工学 88 航空宇宙材料学 129

ディジタル電子回路 89 指 航空宇宙工学実験1 130

応用プログラミング 90 指 制御プログラミング演習 131

ネットワークコンピューティング 91 指 数値解析演習 132

コンピュータグラフィックス 92 空気力学1 133

知的ネットワークシステム 93 数値流体力学1 134

指 情報通信応用実験 94 推進工学1 135

オペレーティングシステム 95 熱輸送工学 136

オブジェクト指向プログラミング 96 指 熱力学演習 137

データベース 97 航空宇宙制御工学 138

人工知能 98 宇宙機制御工学 139

ヒューマン・コンピュータ・インタラクション 99 航空宇宙情報システム工学 140

メディア情報処理 100 弾性力学 141

センシングシステム 101 材料組織学 142

情報代数と符号理論 102 指 航空宇宙工学実験2 143

応用通信工学 103 空気力学2 144

パターン認識 104 数値流体力学2 145

情報通信応用数学 105 推進工学2 146

Webマイニング 106 燃焼工学 147

通信工学演習 107 宇宙推進システム工学 148

指 情報通信プロジェクト 108 宇宙航行力学 149

計算論 109 飛行力学 150

指 インターンシップ(ICS) 110 宇宙電波工学 151

指 情報通信システム特別研究1 111 航空宇宙構造力学1 152

指 情報通信システム特別研究2 112 航空振動工学 153

指 情報工学実習第一 113 飛行機設計論 154

指 情報工学実習第二 114 指 数値流体力学演習 155

指 情報工学実習第三 115 宇宙プロジェクト工学 156

指 情報工学実習第四 116 指 宇宙機システム工学演習 157

航空宇宙構造力学2 158

航空宇宙システム工学コース 指 材料構造力学演習 159

航空宇宙工学概論 119 指 インターンシップ(AS) 160

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指 航空宇宙システム工学特別研究1 161 指 経営システム実験Ⅱ 202

指 航空宇宙システム工学特別研究2 162 指 経営システム実験Ⅲ 203

指 生産システムマネジメント演習 204

経営システムデザインコース 指 システム制御演習 205

経営システムデザイン概論 165 指 品質工学演習 206

人間工学概論 166 指 生産システム設計演習 207

指 経営システムデザインプログラミング実習Ⅰ 167 マーケティング・リサーチ 208

マネジメント工学概論 168 リスクマネジメント 209

社会システム工学概論 169 指 応用人間工学演習 210

統計工学 170 指 産業人間工学演習 211

指 経営システムデザインプログラミング実習Ⅱ 171 指 マン・マシンシステム設計演習 212

指 経営システム基礎実験 172 指 セイフティマネジメント論演習 213

生産システムマネジメント論 173 指 社会システムデザイン論演習 214

システム工学(MSE) 174 指 社会情報ネットワーク論演習 215

品質工学 175 指 社会システムシミュレーション論演習 216

計画工学 176 指 最適社会システムデザイン演習 217

工場計画 177 指 インターンシップ(MSE) 218

ファイナンス工学 178 指 経営システムデザイン特別研究1 219

応用人間工学 179 指 経営システムデザイン特別研究2 220

産業人間工学 180

マン・マシンシステム設計論Ⅰ 181 インダストリアルアートコース

産業心理学 182 芸術と社会倫理 223

認知工学 183 指 ドローイングA 224

経営情報システム論 184 指 基礎造形A 225

通信トラヒック論 185 博物館概論B 226

ネットワークシステム論 186 指 基礎造形B 227

最適社会システムデザインⅠ 187 指 基礎造形C 228

指 経営システム実験Ⅰ 188 指 2次元コンピュータグラフィックス 229

ロジスティクスシステム論 189 指 アニメーション基礎 230

システム制御 190 デザイン史B 231

システム信頼性 191 色彩学概論 232

生産システム設計論 192 エディティング基礎 233

産業バイオメカニクス 193 指 ドローイングB 234

感性工学 194 指 トランスポーテーションデザイン基礎 235

マン・マシンシステム設計論Ⅱ 195 指 イクイップメントデザイン基礎 236

セイフティマネジメント論 196 指 デザイン材料論 237

社会システムデザイン論 197 指 電子工作 238

社会情報ネットワーク論 198 指 Web基礎 239

社会システムシミュレーション論 199 美術館資料論 240

最適社会システムデザインⅡ 200 指 リビングデザイン基礎 241

知的戦略論 201 指 スペースデザイン基礎 242

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指 人間工学基礎 243 グラフィックデザイン実習B 284

指 グラフィックデザイン基礎 244 ゲームプログラミング演習B 285

指 プログラミング基礎 245 ゲームプログラミング実習B 286

指 映像基礎 246 インタラクティブアート演習B 287

指 美術博物館実習 247 インタラクティブアート実習B 288

トランスポーテーションデザイン演習A 248 ネットワーク演習B 289

トランスポーテーションデザイン実習A 249 ネットワーク実習B 290

イクイップメントデザイン演習A 250 映像演習B 291

イクイップメントデザイン実習A 251 映像実習B 292

リビングデザイン演習A 252 エディティング演習B 293

リビングデザイン実習A 253 アートプロジェクト演習D 294

スペースデザイン演習A 254 アートプロジェクト実習D 295

スペースデザイン実習A 255 指 インターンシップ(IA) 296

人間工学演習A 256 指 インダストリアルアート特別研究1 297

人間工学実習A 257 指 インダストリアルアート特別研究2 298

グラフィックデザイン演習A 258

グラフィックデザイン実習A 259

ゲームプログラミング演習A 260

ゲームプログラミング実習A 261

インタラクティブアート演習A 262

インタラクティブアート実習A 263

ネットワーク演習A 264

ネットワーク実習A 265

映像演習A 266

映像実習A 267

芸術学特論Ⅱ 268

エディティング論 269

エディティング演習A 270

アートプロジェクト演習C 271

アートプロジェクト実習C 272

トランスポーテーションデザイン演習B 273

トランスポーテーションデザイン実習B 274

イクイップメントデザイン演習B 275

イクイップメントデザイン実習B 276

リビングデザイン演習B 277

リビングデザイン実習B 278

スペースデザイン演習B 279

スペースデザイン実習B 280

人間工学演習B 281

人間工学実習B 282

グラフィックデザイン演習B 283

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学 部 共 通

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首都大学東京 産業と法規 授業コード L213 単位数 2

担当教員 鈴木 雄一 4年後期 木曜日 2時限

①授業方針・テーマ

②修得できる知識・能

力や授業の目的・到達

目標

③授業計画・内容

④テキスト・参考書等

⑤成績評価方法

⑥特記事項

情報通信技術の進歩に対応した著作権法制のあり方について論じる。

近年の高度情報化社会においては、アイディア(発明)、表現(著作物)、あるいはノウハウ

といった知的財産の重要性が増大しつつある。このような知的財産を保護する知的財産法制

は、具体的には特許法、著作権法などの法律によって構成されている。この授業では、小説、

絵画、音楽、映画といった「人間の知的表現」を保護する著作権法に焦点を合わせ、著作権

法の基礎知識の習得を目的とする。

授業は下記のテーマに基づいて進める。

第 1回 ガイダンス

第 2回 著作権法の意義

第 3回 著作権法の保護対象

第 4回 著作者の権利

第 5回 著作隣接権制度

第 6回 著作権侵害の態様

第 7回 著作権に関する国際条約

第 8回 著作権ビジネスの現状

第 9回 著作物のディジタル化に伴う問題

第 10 回 著作物のネットワーク化に伴う問題

第 11 回 著作権法関連判例の研究(1)

第 12 回 著作権法関連判例の研究(2)

第 13 回 諸外国の著作権法

第 14 回 まとめ

第 15 回 期末試験

随時指示する

試験(期末) 65%

レポート 15%

出席 10%

その他(受講態度) 10%

受講希望者は、初回ガイダンスに必ず出席すること。

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首都大学東京 科学技術英語第一 授業コード L125 単位数 2

担当教員 Mark Allen 3,4年前期 水曜日 5時限

①授業方針・テーマ

②修得できる知識・能

力や授業の目的・到達

目標

③授業計画・内容

④テキスト・参考書等

⑤成績評価方法

⑥特記事項

英語による技術文書の読解、作成、発表及び研究方法を学び実践する。

英語による科学技術の用語と概念

英語でのテクニカルプレゼンテーションスキル

技術的な英語の理解力

技術的な英語のライティングスキル

基礎工学と技術設計の基本の知識

講義の主題:

工学技術の紹介

工業経済分析

工学的設計の原理

工学最適化の原理 (単一基準、複数基準)

複数基準設計のパレート分析

技術英語コミュニケーション戦略1

技術英語コミュニケーション戦略2

研究方法

科学技術の概念構築とグループ討議

英語によるテクニカルライティング1

英語によるテクニカルリティング2

英語によるテクニカルプレゼンテーション1

英語によるテクニカルプレゼンテーション2

英語による機能的、高度な口頭によるコミュニケーションの特別なトピック

なし (テキストなし)

授業における課題

自宅における課題

授業でのプレゼンテーション

学生は、既に、基礎的な英語のスキルを有しているべきで、英語の読解、作文、文法の知識

は不可欠である。この講義では、英語で多くの基礎的な工学のコンセプトを教え、学生は、

更に高度なクラスへ進む際に、特定分野、研究の知識を構築していくことができる。

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首都大学東京 科学技術英語第ニ 授業コード L126 単位数 2

担当教員 Mark Allen 3,4年後期 水曜日 5時限

①授業方針・テーマ

②修得できる知識・能

力や授業の目的・到達

目標

③授業計画・内容

④テキスト・参考書等

⑤成績評価方法

⑥特記事項

英語による技術文書の読解、作成、発表及び研究方法を学び実践する。

科学技術英語第一よりもレベルアップした内容である。

語による科学技術の用語と概念

英語でのテクニカルプレゼンテーションスキル

技術的な英語の理解力

技術的な英語のライティングスキル

基礎工学と技術設計の基本の知識

講義の主題:

工学技術の紹介

工業経済分析

工学的設計の原理

工学最適化の原理 (単一基準、複数基準)

複数基準設計のパレート分析

技術英語コミュニケーション戦略1

技術英語コミュニケーション戦略2

研究方法

科学技術の概念構築とグループ討議

英語によるテクニカルライティング1

英語によるテクニカルリティング2

英語によるテクニカルプレゼンテーション1

英語によるテクニカルプレゼンテーション2

英語による機能的、高度な口頭によるコミュニケーションの特別なトピック

なし (テキストなし)

授業における課題

自宅における課題

授業でのプレゼンテーション

学生は、既に、基礎的な英語のスキルを有しているべきで、英語の読解、作文、文法の知識

は不可欠である。この講義では、英語で多くの基礎的な工学のコンセプトを教え、学生は、

更に高度なクラスへ進む際に、特定分野、研究の知識を構築していくことができる。

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首都大学東京 情報と職業 授業コード L166 単位数 2

担当教員 髙崎 茂 夏季集中

①授業方針・テーマ

②修得できる知識・能

力や授業の目的・到達

目標

③授業計画・内容

④テキスト・参考書等

⑤成績評価方法

⑥特記事項

社会のあらゆる分野に浸透している情報化技術と職業(仕事)との関係について,その発展

経緯を歴史的に理解してもらい,今後社会人(職業人)となっていく学生諸氏が今後の情報

化社会にいかに対応していくべきかについて論述する.

情報化は産業や社会機構と密接に結びついて発展してきたことから,具体的な情報化技術と

産業構造・社会機構との関わりを理解してもらい,今後の情報化社会に対応する職業観・勤

労観を培ってもらうことを目的とする.

授業計画は次の通りである.

1.情報化社会と職業

-概説、情報と職業の意義等

2.情報社会と私達の生活

-情報社会と社会制度、労働制度等

3.情報社会と教育

-情報社会と高等教育、生涯学習等

4.情報技術(IT)と社会の改革

-IT 技術、IT 革命、企業・政府・地方自治体の情報化、危機管理等

5.情報技術(IT)と人材育成

-IT と人材育成、資格制度、教育等

6.情報産業と国際化

-インターネット革命、国際規格とグローバル化等

7.情報技術と今後の課題

-知的財産権、情報社会と倫理等

テキスト:講義用資料は配布する

参考書:”情報と職業”近藤勲編集,”情報と職業”駒谷昇一・辰巳丈夫・楠元範明

試験(中間・期末)[70%]、出席[30%]

詳細は授業中に指示する.

システムデザイン学部 学部共通科目

教職(情報)関係科目

講義は南大沢キャンパスで行う.

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首都大学東京 システムデザイン論 授業コード L127 単位数 2

担当教員 泉 耕二 他 3年後期 木曜日 5時限

①授業方針・テーマ

②修得できる知識・能

力や授業の目的・到達

目標

③授業計画・内容

④テキスト・参考書等

⑤成績評価方法

⑥特記事項

「システムデザイン」とは、世の中から求められるであろう新たな「システム(全体)」を提

示し、全体から部分への「分解」と、部分から全体への「統合」を行う活動のプロセス全体

を指す。よって、この講義ではシステムデザインの概念の知識獲得を目指す。この講義をと

おして、大学で学ぶ個別の専門分野の部分となる工学(広く情報・電気・電子・機械・経営・

航空・宇宙・ロボット工学等)と企業活動のアウトプットとなる工業製品(システム)との

関係についてシステムデザインの視点から解きほぐす。

この講義の目的は実際に企業の研究開発活動で行われている実例をとおして、「システムデザ

インの能力」の知識獲得を目指す。その能力とは、世の中から求められている①新たなシス

テム(製品や技術)のあるべき姿の立案と、②そのシステムの要素技術への分解、③要素技

術の統合によるシステムの機能・性能の確認という 3 つの基本的な能力について知識として

の理解すること。また、到達目標は、各自の卒業研究テーマ選定、進路選定の 2 つにおいて、

それ等の活動と社会活動との連関を自ら整理し、自立的に記述できるレベルを目指す。

諸君が日々学んでいる工学と実際の日常生活が如何に密接に絡んでいるかと云う事、即ち

「システムデザイン」とは「新たな life style の提案だ」という事に気付くことができれ

ばこの講義の狙いは達成されたと言える。

初回から3回目まで

1)「情報収集・分析・方向性の提示」について世界の航空宇宙・ICT・ロボット等・自動車

の市場動向・技術動向について「流れを読む事」を紹介する。

2)この分析に基づき、どのように新たなシステムの方向性を提示するか(構想力)につい

て、事例で述べる。

3)システムデザインの実践、企業活動で新たに開発するシステム全体(製品)の目標仕様

をどのようなプロセスで設定するのか。その目標から個別要素技術へ如何に分解(展開)

するのか、それ等を統合(組み立て)し目標仕様をどのように達成するのか、それ等のプ

ロセスを紹介する。

中間から後半にかけて(4回から 12 回目)

実際の企業活動の概要を,現場経験をもつ専門家により上記2)3)を紹介する。特に航

空宇宙機・ロボット(無人飛行機もあり)・電子情報機器(カラ―プリンタ)・インフラ&エ

ネルギー・自動車等を扱う予定である。

それぞれ分野毎に、それぞれ2~3回程度の講義を行う。

①市場・技術の動向 ②目標の設定(機能・性能:製品仕様・技術仕様)

③要素技術への分解 ④加工・組み立て技術と評価・試験

⑤最新技術動向(余裕があれば)

以上、事例を用いながら紹介する。

13回~15回目

最後に実際の企業における仕事の種類や研究開発活動の進め方(How)、特に集団で行うプ

ロジェクト活動等のプロセス(プロジェクトマネジメントとリスクマネジメント)と技術を

事業化する能力「戦略立案」について経営的な視点から紹介する。

レポート( 50 %), 出席( 50 %)

最終試験は行わないが、毎回の講義中に A4(1 枚)のレポート(フォーマットあり)を作成

し、講義終了後に提出する。講義の感想、コメントに基づき、その回以降の講義内容を変更

することもある。

中間から後半にかけては、現場経験のある複数の外部講師が担当する。

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