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知的資産経営報告書 2015年3月版

知的資産経営報告書 - Minister of Economy, Trade and Industry · 2018-01-10 · この報告書から、我々が日々考えている事や目指している事が少しでも伝わる事ができ

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知的資産経営報告書

2015年3月版

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目 次

1.ご挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

2.経営哲学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

3.事業概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3

4.現在の市場環境に対する当社見解と今後の方向性・・・・・・・・・・・・・6

5.これまでの事業展開・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

6.自社の強み・優位性(知的資産)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

(1)優れた提案力(人的資産・構造資産)(2)優れた工事力(人的資産・構造資産)(3)経営理念の存在と浸透(構造資産)(4)多様なネットワーク(関係資産)

7.これからの事業展開・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10

(1)クロスSWOT分析(2)これからの経営戦略(3)KPI(重要業績評価指標)

8.価値創造ストーリーと知的資産活用マップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

(1)価値創造ストーリー(2)知的資産活用マップ

9.会社概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15

10.あとがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

<知的資産経営報告書とは?>知的資産とは、バランスシートに記載されていない技術・ノウハウ・人脈等の無形資産のことです。その知的資産を活用した企業価値向上に向けた活動を、目に見える形でわかりやすく伝えるために作成した報告書です。(詳細は、10.あとがきに記載しています。)

<表紙写真の説明>

当社のホームページのトップページの写真です。内装への想い、そして“工事力と提案力”が相まって“想いの空間”へ導きたい ということをイメージした写真です。

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1.ご挨拶

2015年3月

代表取締役 細井 和博

-1-

本報告書発刊に当たり、ご挨拶申し上げます。本報告書は各ステークホルダーの方々に、当社の経営に対する想い・将来の方向性を知って頂き、共有して頂きたく作成しております。

当社は京都で44年、建物の内装仕上げ工事とオーダーカーテンの販売取付け、そして15年前からは、カーテンの出張クリーニングを取り扱っている会社であります。

さて、今年度は4月より消費税が8%に上がり大変厳しい経済状況の中、デフレからの脱却とは程遠い状況にあり、また内装に関する物件数も昨年度対比で大きく落ち込むなど、逆風が吹き荒れている状況が続いております。労働環境の面でも人材不足が深刻な状態となっており、業界内の平均年齢が上がっていく一方であります。

そんな厳しい状況下ではありますが、我々はこの仕事や会社や社員が、お客様や社会からもっと必要とされなければならないと考えております。もっと世の中に、こんな面白い業界・こんなやりがいのある仕事・こんなに人を幸せにすることができる・など本当の魅力を発信して、しっかりとお客様に理解して頂かないといけないと思っております。その為には魅力的な提案をし、お客様に期待を持って頂き、施工後は常に期待以上の喜びをお客様に感じて頂けるようにしたいと思っています。そうする上において何が足りなくて、何が必要なのか?何をしなければならないのか?これらのことを常に念頭に置き、お客様に必要な企業と思って頂けるように取り組むとともに、社会が必要とする企業となるよう取り組みたいと思います。

この報告書から、我々が日々考えている事や目指している事が少しでも伝わる事ができたら、大変うれしく思います。今度ともご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

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2.経営哲学

(1)経営理念

(2)行動規範

・常にお客様の喜びを第一に考える・コミュニケーションや情報交換を大切にする・自分を色々な方に知っていただく・全力で取り組む・正直である・人に感謝する・難しい仕事にチャレンジする・失敗を恐れない・既成概念にとらわれない・仕事が面白くなるように考える

この行動規範の徹底を図るために、次のような取り組みを行っています。①定例会議において、行動規範の何項目かづつを説明・意見交換し、皆の脳裏に焼き付くようにしています。

②新規受注工事の説明時に、関連する行動規範に基づいた注意事項を伝えるようにしています。

-2-

1.私たちはお客様の喜びの心を大切にし、想いの空間を実現できるように一緒に考えます。

2.インテリアホソイは仕事を通して成長し、また現場にも配慮し、キレイな街づくりに貢献します。

3.我が社は社員やその家族、またご協力くださる方達の希望と勇気を育む会社にします。

この経営理念を浸透させるために、次のような取り組みを行っています。①経営戦略や経営計画の策定時に、経営理念に基づいた戦略・計画であるか常にチェックし、外れていれば、同理念に沿った戦略・計画となるように修正しています。

②年頭の挨拶や、事業計画の発表・説明時等に、経営理念の精神・内容を必ず伝えるようにしています。

③いろいろな経営判断が求められるときに、必ず経営理念に立ち返って判断するようにしています。

<輸入壁紙貼り方教室の様子>

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(1)会社の沿革期 年 月 出 来 事 知 的 資 産 と の 関 係

1970年 7月京都市山科区御陵にて現社長の父親(細井金雄)がインテリアホソイを設立

・下請け時期であったが、大量の受注消化に専念することにより、工事力の基礎が築かれた

1972年 3月 現在の所在地太秦においてショールーム及び事務所を開設

1973年 10月 壁装部を増設

1976年 9月 株式会社インテリアホソイ改組 資本金1,000千円

1983年 5月 レベル工法(綿壁・土壁の上からクロス貼り)を開発

1995年 11月 資本金を10,000千円に増資 ・カーテンランドリー車の導入後受注を重ねることにより、クリーニングノウハウを身に付けるとともに、元請比率のアップも図られた

1999年 11月カーテンランドリー車(※①)導入及び全国 カーテンランドリーチェーン加盟

2000年 3月 京都府下各市町村の指名入札業者となる

2005年 4月 旧法経営革新支援法承認企業となる ・クリーニング業の認可を取得すると共に、本格的に公的施設対象に出張方式カーテンクリーニング業務を展開2007年 2月 京都府京都市環境登録(グリーン入札)資格業者

2008年 3月

2008年 5月

京都市クリーニング所検査確認取得(出張方式カーテンクリーニング)

京都府 クリーニング所検査確認取得(出張方式カーテンクリーニング)

2009年 3月 中小企業家同友会入会

第二創業期

2011年 2月2011年 3月2011年 4月

現細井社長が父親より社長を承継クロス事業協会(同業の若手経営者の集まり)メンバーとなる経営理念・行動規範制定

・クロス事業協会・中小企業家同友会等に加入し外部ネットワークの構築に努める・経営理念が制定され、それを経営管理に積極的に活かすことにより、経営理念の浸透が図られた・提案力強化のため、フィッティングカーの導入・外部デザイナーとの連携・インテリア企画室の設置等に取り組む

2012年 8月フィッティングカ―(※②)導入同時にデザイナーとの連携始める

2013年

インテリア企画室の設置新卒の女性社員の採用輸入壁紙の張り替え教室開催(3回/年)工務店向けのインテリア提案事業の開始

2014年 カーテンランドリー車リニューアル

≪今後の予定≫

2015年7月 細井社長がクロス事業協会代表理事に就任予定

〜12月 フィッティングシステムマニュアル作成予定

~2016年 ショールーム(※③)開設予定

-3-

3.事業概要

※①カーテンランドリー車:車両にランドリー設備を一式装備したもので、顧客先でカーテンの取り外し・洗濯・取り付けまでできます。

※②フィッティングカー :車両にカーテンサンプル・カーテン取付道具等一式装備したもので、顧客先でサンプルを仮設しながらオーダーカーテンの商談ができます。

※③ショールーム :単なるカーテンや内装材の展示場ではなく、それらの素材を手に取りながら、トータルインテリアのコーディネイトをお手伝いする空間です。

【輸入壁紙貼り方教室】左は2014年7月に開催された“輸入壁紙貼り方教室”の写真です。

してこの企画は、あまり知られていない輸入壁紙を実際に触って頂き、もっとインテリアや壁紙に興味を持ってもらうべく開催しております。また、職業としての認知度も上げ、将来のこの業界の担い手の入口としても位置付けております。おります。また、職業と

この企画は、一般的にあまり知られていない輸入壁紙を実際に触って頂き、もっとインテリアや壁紙に興味を持ってもらうべく開催しております。また、職業としての認知度も上げ、将来のこの業界の担い手の入口としても位置付けております。

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3.事業概要

(2)事業内容

-4-

事業名(製品・サービス名)

特徴 主要顧客(現状)とターゲット顧客(将来)

売上比率

①工務店向事業・事業開始時期:創業時より・一般の内装事業主体(フロアー、クロス、一般カーテン)

・工事力が優れている(1級技能士資格保有者施工が多い)・2013年よりトータルインテリア提案サービスを開始

・工務店や建築会社等 67%

②施設向事業・事業開始時期:1999年・カーテンの出張クリーニング事業主体・施設向関連内装事業(サイン工事等)

・カーテンランドリー車を保有している(近畿では当社だけ)・現地で取り外し・クリーニング・乾燥・取り付けまで施工(京都では出張方式は当社だけ.また下請けはほとんどない)

・老人施設・学校・病院等

25%

③個人顧客向事業・事業開始時期(イ):2012年(ロ):2012年・(イ)カーテンフィッティン

グ事業(ロ)その他事業

・(イ):現地でサンプルを仮設し、専属インテリアデザイナーがアドバイスお客様と一緒に考え提案するスタイル・(ロ):お客様からのいろいろな要望に対応例えば、リフォーム工事・エクステリア工事

・(イ):個人顧客・(ロ):個人顧客

8%

<②リニューアルされたカーテンランドリー車>

<①工務店向インテリア提案会議の様子>

<③お客様宅でカーテンフィッティングの様子>

<②病院向のサイン工事:左及び上>

<③H27年3月に完成した当社デザインの皮膚科医院の物件>

<①カーテン工事><①床工事><①クロス工事>

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3.事業概要

(3)カーテンフィッティング事業

-5-

内装事業を長年営んできまして、カーテンや窓廻りの新調やリニューアルにおいて、お客様がなかなか思い通りのカーテンや窓廻りにならないという声を多々聞いて来ました。何故そのような声が多いのかその要因を調べてみますと、次のようなことが言えるようです(当社推測)。・住宅新設にあたって、カーテン類は施工建設会社自身でなく、建設会社の関係内装業者又は一式見積り外で施主様自身で選定した内装業者等の施工が多いようです。その場合インテリアデザイナーは関与していないことが多いため、全体的なコーディネイトが不十分である。・窓廻りのリニューアルにおいても同じようなことが言えるようです。つまり、内装業者が全体のリニューアルを担当しても、インテリアデザイナーの関与はほとんどない。

【当社のカーテンフィッティング事業のビジネスモデル】①Fitting Carを新規導入し、同車にはカーテン見本・カタログ・カーテン仮設工具等を積載

②同車でお客様宅を訪問時は、インテリアデザイナーとカーテン取付経験の豊富な技術者が同乗

③同車でお客様宅を訪問時に、お客様の要望をお聞きし、その場でカーテンコーディネイトの提案(カーテンの仮設等を行い、お客様はその場で確認可能です)

④お客様が納得頂ければお見積り提出⑤契約頂ければ施工

サンプル生地を実際の窓廻りに充ててみて、雰囲気を見てもらいます

当事業を始めまして、まだ2年半と僅かですがお客様には、「迅速・スムーズに思い通りの窓廻りになった!」と大変喜ばれています。既にかなり施工実績も上がっています。HPも開設していますので一度検索してみてください。当社では、インテリアデザイナーを社内で育成中です。詳細は下記のURLで検索してみてください。

http://www.inxhosoi.co.jp

< Fitting Car >

(4)高付加価値化への取組み当社では内装業の付加価値を上げようといろいろと試行錯誤してきました。その結果「お客様の本当の想いを内装に反映させることが肝要であるとわかりました。そのために、何度もお客様と打ち合わせをして一緒に考え、本当の想いを引き出しカスタマイズしてオリジナル感を出す内装が必要であるという結論に達しました。」

このようなお客様の本当の想いが反映されたオリジナルな内装には、お客様が支払いたいと思う水準が上がることもわかりました。これらのことを反映した具体的な高付加価値化への取り組み方としては、次のように行っています。

①まず、お客様をしっかりヒアリング当社の女性デザイナーが、家具・照明・建具等も含めたトータルの内装についてお客様の本当の想いを納得がいくまで話し合います。さらにお客様の期待度を上げるように努めています。

②ご提案お客様の本当の想いが反映されるまで何度も提案します。

③お見積りお客様が納得された提案の見積もりをします。

④施工当社専属職人が施工し、お客様の期待度を上回ってお引き渡しできるように努めています。アフターにもしっかりと対応します。

得意先のモデルハウスのコーディネートをさせて頂きました

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4.現在の市場環境に対する当社見解と今後の方向性

①実情と課題◆近年、TVコマーシャル等の影響で、カーテンは量販店やネット通販等で購入するという常識が出来てしまった。

◆しかも、外国製の安いカーテンが大量に出回っている。◆デフレの時代に育った世代の顧客が基本的に節約志向である。◆土地の購入費や家の建築費などに予算を使い果たし、カーテンを考える際には予算が尽きている事が多くみられる。

◆カーテンを装飾品ではなく、建材として扱う機会が多い。(魅力を感じていない)

◆その為に付加価値を感じにくくなってきている。◆業者側も、沢山種類がありすぎて何を提案していいか分からない。

◆売り上げや利益の額の割に時間を要し、また顧客の満足を得るのにリスクが高いために、業者が敬遠がちになる。

②それに対する当社としての考えと取組み★もっとカーテン(窓装飾品)の魅力をきちんと伝える環境づくりや人材教育を行い、顧客にとって装飾品である事を認識してもらい、「欲しい!」と思って頂ける機会を増やさなければならない。

★そして、専門店の強みを最大限に生かして、直接エンドユーザーに興味を持って頂き、優先順位を上げる事が課題。

★量販店と専門店の違いをはっきりし、顧客が専門店で購入するメリットを理解していただく事が大切。

-6-

(1) オーダーカーテンの実状と課題:当報告書作成者の個人的見解

①今後の方向性◆大手住宅メーカーやゼネコンなどは、ますます提案を簡略化・システム化へ向かうと思われる。

◆顧客層も、特に興味のない方とすごく興味がありこだわりたい方と二極化されていく。

◆情報等が入り乱れ、本当に良いものや良い事が分からない方が増える。

◆また、価格のみを重視される方も増えると思われる。

②それに対する当社としての考えと取組み★簡略化・システム化された提案では満足いかない顧客が必ずおられる。

★我々はその顧客の気持ちの傍まで行き、想いを聞きだし、分かりやすくご提案する。

★内装工事のノウハウも生かし、カーテンとセットでご提案する。(トータルで仕事をする)

★我々自身が元請となり、インテリア主導のストーリーを作る事で、顧客にとっても我々にとっても付加価値の高い商材や施工方法を提供する事が可能になる。

★それぞれのお店が、オリジナルの商材や提案を繰り返していく事で、業界の活性化になり新しい人材の入口となり、人が育ち会社も成長し業界も発展していく非常に良いサイクルになる。

<紫の和紙壁紙と波型のバーチカルブラインドを提案・施工致しました>

(2)今後の方向性:当報告書作成者の個人的見解

<当社デザインの物件のチラシ(タブロイド判)の製作・デザインの打ち合わせ風景>

★下請け専門から脱却をはかり、上記のような事が現実にできれば、今後まだまだこの業界の可能性はあると考えております。

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5.これまでの事業展開

過去の経営戦略

【創業期】

仕事は大量にあったので、考える事はいかに早くするかのみであった。

【成長期】

下請け仕事と元請け仕事のいいとこ取りであった。価格が崩れつつあったがそれをカバー出来る量があった。事業のもう一つの柱を育成しようと、カーテンクリーニング事業に参入した。同事業で差別化を

図るべく、出張方式のカーテンクリーニングを行うため、カーテンランドリー車を購入した。

【成熟期】

顧客層の拡大を目指した。そのために、京都府及び府下各市における指名入札業者資格を取得していった。現在はその

範囲を滋賀県や北大阪地区まで拡げるべく努めています。

工務店やゼネコンからの下請け工事の受注拡大

工務店やゼネコンの下請け+カーテンクリーニング

-7-

地方自治体からの工事受注拡大そのために、府・市の指名入札業者資格取得

創業期

下請け工事の受注拡大

成長期

プラス・カーテンクリーニ

ング

成熟期

地方自治体からの受注拡大

第二創業期

高付加価値化を目指し提案力向上

【第二創業期】

お客様にまず期待を持って頂き、常にそれを上回る内装空間を提供することにより、喜びを持って頂くようにしたいと思います。そのためデザイン性に富んだ提案力を磨き、高付加価値の実現に取り組んでいます。

インテリアの高付加価値化を目指し、提案力を向上させ元請を指向

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6.自社の強み・優位性(知的資産)

-8-

従業員が退職時に一緒に持ち出す資産

例) イノベーション能力、想像力、ノウハウ、経験、柔軟性、学習能力、モチベーション等

構造資産 従業員の退職時に企業内に残留する資産

例) 組織の柔軟性、データベース、文化、システム、手続き、文書サービス等

関係資産 企業の対外的関係に付随したすべての資産

例) イメージ、顧客ロイヤリティ、顧客満足度、供給業者との関係、金融機関への交渉力等

人的資産

知的資産の3分類

お客様に喜びを感じて頂ける想いの空間の実現

((顧客提供価値及び経営理念の実現)

高品質施工

新規顧客((獲得)

(4)多様なネットワーク

(2)優れた工事力

内装技能士会所属の社員

(工事部長)及び同技能士会所属の職人に外注依頼

創業以来44年間の施工実績により蓄積された工事ノウハウ

当社は創業以来今年で45年目を迎えます。その間内装工事一筋に“お客様に喜びを感じて頂ける想いの空間”つくりに専念してきました。その過程で次のフロー図で で示します主な4項目の強み・競争優位性(知的資産)が蓄積されてきました。これらは互いに連携しながら、高品質施工という成果を生み、顧客価値提供及び経営理念の実現に結び付いてきました。今後もこの強みをさらに磨くとともに、新たな知的資産を獲得しさらなる競争優位性の確立と顧客提供価値の向上を目指します。4項目の知的資産については次ページで詳述します。また、知的資産の分類については当ページ下部に記載しています。

【知的資産フロー図】

(1)優れた提案力

外部デザイナーとの連携及び

インテリア企画室設置

豊富な提案実績と提案を重視する

社風

(3)経営理念の存在と浸透

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(3)経営理念の存在と浸透(構造資産)

(1)優れた提案力(人的資産・構造資産)

6.自社の強み・優位性(知的資産)

(4)多様なネットワーク (関係資産)

従業員や外注業者に対し、大きな業務判断時には経営理念に照らして判断することという指導や、日常の会議での唱和・事務所への掲示等により、経営理念が浸透しています。そのことにより、次のような成果が実現しています。・クレームやトラブルが起きて、どうしたら良いか分からない時に、経営理念に立ち戻って考え行動できる。・また、どの社員が対応しても品質が安定する。・社員や職人さんが仕事のやりがいを発見できる。・お客様の喜びや悲しみなどの思いや気持が分かるようになる。

-9-

①クロス事業協会との連携業界の将来の改革を指向する若手経営者の集まりである「一般社団法人クロス事業協会」の会員でもあり、そこは技術の研修・情報の交換・人脈の形成の場ともなっています。②中小企業家同友会での活動同会においては、異業種交流・経営力の向上 等に関して多くの示唆を得ています。③異業種ネットワーク活動の取り組み飲食店サポートチーム「レスポート」などの異業種団体での活動から、新たな繋がりや人脈、また自社の新しい強みの発掘等の効果が得られています。

当社では多様なネットワークが築かれ、情報の収集・仕事の融通・ときには新規受注等に結びついています。また、ステークホルダーの方々との意思疎通に右写真のように常に努めています。主なネットワークとしては次のものがあります。

<精鋭女性デザイナー>

(2)優れた工事力(人的資産・構造資産)

①当社では、内装に関する相談や引き合いがあった場合、どのように施工上困難を究めたり特殊な案件であっても、衆知を集め対処法を考案し回答したり施工に結び付けて来ました。それらの経験が多彩なノウハウとなり提案力として蓄積されてきました。また、そのように提案を重視する社風が醸成されています。②フィッティングカーの導入を機に、外部の精鋭女性デザイナーと提携し、インテリア全般にわたっての助言と提案をしてもらっています。今春からは、社内にもインテリア企画室を設置し、美術系の新卒の女性を採用し同企画室担当として、企画・提案力の向上に努めています。

①創業以来44年の施工実績より、工事ノウハウが蓄積されています。その中には、カーテンランドリー車やフィッティングカーを活用しての工事ノウハウという独自なノウハウも含まれています。

②当社工事部長(左写真)は技能の客観的評価として認定されている1級表装技能士の資格を持ち、かつ技能士会に所属しています。繁忙期等に社内施工容量が不足する折り等は、技能を客観的に評価されているこの技能士会所属職人の方々に工事を依頼しています。

2014年12月メーカー・問屋・職人さん一堂に会した情報交換を目的とした懇親会

クロス事業協会でメーカーに価格改定についての意見交換会

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提案力を高め、付加価値を上げ、本当の顧客の想いを喚起し実現する

7.これからの事業展開

(1)クロスSWOT分析

-10-

強 み 弱 み

<人的資産>①カーテンの専門知識を持った人材が多いかつ特殊カーテンの取付ノウハウを保有している

②内装に関する提案力・工事力を持った人材が多い(①、②とも構造資産でもある)

③カーテンランドリー車を保有している(物的資産)。かつ同車を使用しての作業ノウハ ウが蓄積されている

④フィッティングカーを保有している。(物的資産)。かつ同車を活用しての作業ノウハ ウが蓄積されつつある

<構造資産>⑤経営理念が存在しかつ従業員に浸透している

<関係資産>⑥デザイナーとの連携によるデザイン性の向上⑦工務店以外の取引先が多い(対等な関係の取引可)⑧細かいが顧客の数が多い⑨多様なネットワーク(クロス事業協会、中小企業家同友会等)がある

<人的資産>①人材不足

<構造資産>②人材養成不十分(養成システム未整備)

③自社施工能力が小さい。④取扱品目や施工可能工事の種類が少ない

⑤資金力不足(財務基盤不十分)⑥営業力弱い(マニュアル未整備)<関係資産>

<物的資産>⑦カーテンのショールームがない

機 会 強みを活かし、機会をものにする方法(戦略)<戦略Ⅰ>

①インテリア全般の提案力・工事力とデザイン力を更に高め、好みの多様化と拘りの高いニーズを掘り起こす(②、⑥×㋑、㋥)

②カーテンランドリー車と同車を使用しての作業ノウハウを活用してカーテンクリーニングに需要を開拓する(③×㋭)

③カーテンの専門知識と高いデザイン力・フィッティングカ―を活用して、好みの多様化・拘りの高いニーズ(オーダーカーテン等)に対応する(①、④、⑥×㋑、㋥)

弱みを克服し、機会を逃さないようにする方法(戦略)

<戦略Ⅲ>

①営業力強化と人材育成を図り、好みの多様化に対応する(②、⑥×㋑)

②人材・営業力不足をHP等の活用で補う(①,③×㋩)

<マクロ環境>㋑好みの多様化(自社が対応出来れば機会となる)㋺エコ意識の高まりにより、リフォーム・リサイクルの需要が増える

㋩インターネットの普及(脅威でもある)

<ミクロ環境>㋥インテリアへの拘り度の高い方のニーズがある

㋭カーテンクリーニングに対するニーズは高い

脅 威 強みを活かし、脅威の影響を受けないようにする方法(戦略)<戦略Ⅱ>

①提案力・工事力及び工務店以外の顧客が多い強みを活かし、相見積の少ない分野の受注拡大を目指す。(②、⑦×㋭)

②専門知識・提案力・デザイン力を活かして付加価値のある企画・提案を行い、低価格・相見積路線とは一線を画す(①、②、⑥×㋭、㋬)

弱みを克服し、脅威の影響を受けないようにする方法(戦略)

<戦略Ⅳ>

①採算の合わない仕事及び相見積からは撤退する(⑤×㋭、㋬)

<マクロ環境>㋑顧客の要望が多くなってきている。㋺インターネットの普及(対応出来なければ商機を逃す)<ミクロ環境>㋩異業種からの新規参入(量販店等)㋥大手が小さい仕事まで手を出してきている。(領域の乱れ)

㋭相見積が多い。㋬価格の下落(上記の㋥㋭等より)

【(株)インテリアホソイ クロスSWOT分析 】

外部環境

内部環境

戦略Ⅰ~Ⅳを総合した戦略として、次のように策定する。

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7.これからの事業展開

①将来の経営戦略経営理念・経営者の想い及び前頁の経営戦略を総合して、将来の経営戦略を次のようにする。

(1)インテリアの奥深さ・素晴らしさを顧客に知って頂く!(2)提案力を高め、付加価値を上げ、本当の顧客の想いを喚起し期待以上の

実現を目指す!(3)業界の地位向上に貢献する

-11-

経営理念

SWOT分析よりの経営戦略

社長の想い

【将来の経営戦略】

②将来の経営戦略を実現するための重要成功要因(※)

③重要成功要因を達成するために獲得・補強すべき主な知的資産

(2)将来の経営戦略

1.私たちはお客様の喜びの心を大切にし、想いの空間を実現できるように一緒に考えます。

2.インテリアホソイは仕事を通して成長し、また現場にも配慮し、キレイな街づくりに貢献します。

3.我が社は社員やその家族、またご協力くださる方達の希望と勇気を育む会社にします。

提案力を高め、付加価値を上げ、本当の顧客の想いを喚起し実現する

イ)デザイン力・提案力の向上ロ)高付加価値化への取り組みハ)工事力・施工品質の向上ニ)新規顧客の獲得ホ)設備の拡充

イ)デザイナーとの連携の強化ロ)トータルインテリア企画力の向上(女性企画担当社員の育成等)

ハ)輸入壁紙等高付加価値素材ノウハウの取得

二)提案営業マニュアル(の作成)ホ)施工マニュアル(の整備・充実)ヘ)フィッティングーカーの高機能化ト)フィッティングシステムの構築・知財化チ)ショールームの設置(物的資産)

(※)“重要成功要因”とは、経営戦略を達成する上で重要な影響を与える要因のことで、重点管理項目と言えます。英語の頭文字をとって“CSF”とも言います。

まずお客様に期待を持って頂く。そして、その期待を少しでもいいので

必ず上回る仕事をする事、人である事が大切である。その為には、努力や勉強をする。

これを繰り返す事でお客様とのいい関係を構築でき、仕事をする事で人が成長する会社になる事ができる。人が成長すれば会社が成長し、業界も成長する。

そうすればやりがいのある仕事になり、若者が憧れる仕事にする事ができ、業界の地位向上につながり、

将来に向かっていい循環になると考えております。

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7.これからの事業展開

(3)KPI(重要業績評価指標):将来の経営目標を達成するためのKPI

KPI現状

(2012年3月時点)将来(2016年度)(2012年3月時点)

達成状況(2015年3月時点)

売上高1,5億

(2011年8月期)2,0億(※⓪)

(2016年8月期)2.4億(※⓪)

(2014年8月期)

顧客((事業)別売上

工務店向・・・・・非元請(一般内装事業主体)

1,2億 1,3億 1,6億

施設向・・・・・・・元請

(カーテンクリーニング事業主体)

0,3億 0,4億 0,6億

個人顧客向・・・元請(オーダーカーテン事業・その他事業主体)

0 0,3億 0,2億

元請比率 20% 50% 33%

施工マニュアルの作成 ない 作成する 下記参照(※①)

IT利用の受発注・原価管理システム構築

ない 導入する 下記参照(※②)

顧客管理システム構築 ない 構築する 下記参照(※③)

提案営業マニュアルの作成 一部ある 全部完成させる 下記参照(※④)

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(※⓪)売上高・2014年8月期売上高は、5カ年計画の最終年度の目標売上高を達成した。消費増税前駆け込み需要の影響もあるが、経営戦略の地道な遂行の要因も多分にあると思われる。5カ年計画の最終年度売上高目標値は今年度は当初計画通りにしておくが、経営戦略浸透の見通しが確認できた段階で修正したい。

(※①)施工マニュアル・2012年12月施工職人に聞き取り開始しました。2015年2月現在まだ未完ですが2016年までには完成させる予定。また、毎月マニュアル会議を実施中

(※②)IT利用の受発注・原価管理システム・受発注と原価管理を一体化させたシステムを構築し、2014年9月より運用中(右上の写真は同システムの出力 票)

(※③)顧客管理システム・システム構築の第一段階として、主要顧客リストを2012年に作成しました。現在その顧客リストを挨拶状作成等に活用しています。2016年までには肉付けし完成させる予定。

(※④)提案営業マニュアル・工務店向けのインテリア提案マニュアル書(仮称:インテリアディレクションパック)を現在作成中。(右下の写真は、インテリアディレクションパックのサマリー)

(仮称)インテリアディレクションパック

①ヒアリング(約2h)

お施主様に直接お会いしヒアリングする

約2週間 この間にサンプル取り寄せやショールームに行ったりする

②第一回提案(約2h)

マテリアルサンプルやイメージ画・パースなどで雰囲気をみてもらう

約2週間 この間にプレゼンボードの製作

③第二回提案(約2h)

第一回での修正や追加を確認する

約2週間 この間に現物の大きなサンプルを手配する

④現場プレゼン(約2時間)

最終的に決まった材料の現物の大きなサンプルを実際の現場でプレゼン

⑤施工・取付

※条件:内装材のグレードアップの容認とカーテンを当社へ発注いただく事とする

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(1)価値創造ストーリー

8.価値創造ストーリーと知的資産活用マップ

(ヒト)

人的資産

財務

(組織)

構造資産

((顧客・自社外)

関係資産

サービス

製品・

過去 将来現在

・カーテンランドリー車での作業ノウハウを保有している従業員がいる。・カーテンの専門知識を持った従業員がいる。・フィッティングカーの活用ノウハウを取得した技術者がいる。

・2013年採用の女性社員にインテリアコーディネーター及び窓装飾プランナー資格を取得させる。(2015年取得目標)・中年・パート女性を採用し、カーテンフィッティング担当として育成する。(2015年採用予定)

・経営理念・行動規範がある。・経営理念・行動規範が従業員に浸透している。・受発注システム・原価管理システム完成し

2014年より運用開始

・多様なネットワークが構築されている。・小口であるが顧客の数が多い。・インテリアデザイナーとの連携

・顧客満足を満たす一般内装工事を提供・出張カーテン・クリーニングサービスを提供・フィッティングカーを活用したオーダーカーテン事業

・2016年度までに施工マニュアル・提案営業マニュアルを作成する。・2016年度までに・顧客管理システムを構築する。・フィッティングシステムの構築・知財化

・インテリア提案のできる工務店を増やす(現在4軒→2016年度:20軒)・輸入壁紙貼り方教室の継続開催(輸入壁紙に関心を持ってもらうため)

・提案営業力を向上させ,より顧客満足を満たす一般内装工事を提供(インテリアデイレクションパックサービスを提供)・カーテン・クリーニングを提供している顧客にインテリア全般を提案・デザイン性に富んだオーダーカーテンの提供

【過去~現在のストーリ】~2014 【現在~将来のストーリ】2015~

・総売上高 :2.4億・個人顧客向売上(オーダーカーテン事業及びその他事業主体) :0.2億

・元請比率 : 33%(上記数値は全て2014年度:8月期)

・総売上高 :2,0億・個人顧客向売上(オーダーカーテン事業及びその他事業主体) :0,3億

・元請比率 : 50%(上記数値は全て2016年度)

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左側が現在保有する知的資産で、それらを活用して提供してきた製品・サービスとその成果としての財務状況を示しています。右側は将来獲得・補強したい知的資産で、それらを活用・連携(既存知的資産と)させて提供したい製品・サービスとその成果としたい財務状況を示しています。

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8.価値創造ストーリーと知的資産活用マップ

(2)知的資産活用マップ

将来獲得すべき知的資産を示す

現在保有する知的資産を示す

【重要成功要因】(①~④)

(1)インテリアの奥深さ・素晴らしさを顧客に知って頂く!

(2)提案力を高め、付加価値を上げ、本当の顧客の想いを喚起し期待以上の実現を目指す!

(3)業界の地位向上に貢献する

【将来の経営戦略】

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現在保有する知的資産を強化するとともに、不足する知的資産を補充し、それらを連携させ経営戦略達成に結びつける。

<人的資産> <関係資産><構造資産>

④直接受注できる新規顧客

の開拓

女性社員1名育成(デザイン力・提案力・企画力)

設備の拡充(将来)・ショールーム設置

施工マニュアルの整備・充実

(顧客提供価値)

提案営業マニュアルの作成

窓廻りコーディネイトノウハウの取得

更に連携強化する

カーテンランドリー車及び同ノウハウの保有

(物的資産)

(一部物的資産)

(一部物的資産)多様な

ネットワーク

優れた提案力

経営理念の浸透

お客様の想いを超えるインテリア!

デザイナーとの連携

高機能化を図る

①デザイン力・提案力の向上

輸入壁紙等高付加価値素材ノウハウの取得

②高付加価値化への取り組み

③工事力・施工品質の向上

優れた工事力

フィッティングシステムの構築・知財化フィッティングカー

及び同ノウハウの保有

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9.会社概要

会社名 株式会社 インテリアホソイ

創立 1970年7月

会社所在地

〒616-8135京都市右京区太秦小手角町20-7TEL:075-881-2811FAX:075-881-2815メールアドレス:[email protected]

代表取締役 細井 和博

資本金 10百万円

従業員 8名

事業内容室内装飾工事、カーテンの出張クリーニング、オーダーカーテン製作・販売・工事、リフォーム、その他

ホームページ URL:http://www.inxhosoi.co.jp

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<近隣にある広隆寺境内。国宝の第1号“弥勒菩薩”があることで有名です>

<私達スタッフがお伺いします>

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10.あとがき

(1)知的資産経営とは

知的資産経営とは、従来バランスシートに記載されている資産以外の無形の資産であり、 企業における競争力の源泉である人材、技術、技能、知的財産(特許・ブランドなど)、組織力、経営理念、顧客とのネットワークなど、財務諸表には表れてこない、目に見えにくい経営資源の総称を意味します。よって、「知的資産経営報告書」とは、目に見えにくい経営資源、即ち非財務情報を、債権者、株主、顧客、従業員といったステークホルダー(利害関係者)に対し、「知的資産」を活用した企業価値向上に向けた活動(価値創造戦略)と して目に見える形でわかりやすく伝え、企業の将来性に関する認識の共有化を図ることを目的に作成する書類です。経済産業省から平成17年10月に「知的資産経営の開示ガイドライン」が公表されており、本報告書は原則としてこれに準拠しています。

(2)注意事項

本知的資産経営報告書に掲載しました将来の経営戦略及び事業計画ならびに付帯する事業見込みなどは、全て現在入手可能な情報をもとに、当社の判断にて掲載しています。

そのため、将来にわたり当社の取り巻く経営環境(内部環境及び外部環境)の変化によって、これらの記載内容などを変更すべき必要が生じることもあり、その際には本報告書の内容が将来実施又は実現する内容と異なる可能性もあります。よって、本報告書に掲載した内容や数値などを、当社が将来に亘って保証するものではないことを、十分にご了承願います。

(3)作成者

株式会社 インテリアホソイ

代表取締役 細井 和博

(4)作成支援者

●中小企業支援地域プラットホーム:近畿中小企業専門家相談センター

(代表機関:(株)エフアンドエム)●中小企業診断士: 菊田 倶光

登録 : 中小企業・小規模事業者ビジネス創造等支援事業登録派遣専門家

(5)お問い合わせ先

株式会社 インテリアホソイ〒616-8135京都市右京区太秦小手角町20-7TEL:075-881-2811FAX:075-881-2815メールアドレス:[email protected]

(6)発行

2015年3月

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