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nttcom_nttpc_manual
Cloudn から
WebARENA Indigo、WebARENA SuitePROV4 へのデータ移行に関する
移行ツールと仮想サーバー設定変更マニュアル
2020.02.28
株式会社 NTTPC コミュニケーションズ
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nttcom_nttpc_manual
Index
Cloudn から ................................................................................................................................................. 1
WebARENA Indigo、WebARENA SuitePROV4 へのデータ移行に関する .............................................. 1
移行ツールと仮想サーバー設定変更マニュアル ......................................................................................... 1
はじめに ....................................................................................................................................................... 3
1 移行手順 ................................................................................................................................................... 5
2 移行元「Cloudn」でのバックアップ ...................................................................................................... 6
3 「WebARENA SuitePRO V4」への移行(データインポート)............................................................ 7
3.1.移行ツールを使った Cloudn OS 領域の移行-「OS ディスクのインポート」(PRO4) ................... 8
3.2. 移行ツールを使った Cloudn データディスクの移行-「ストレージのインポート」(PRO4) ..... 12
4 設定変更(CentOS7.1) ............................................................................................................................. 18
4.1. 移行後の仮想サーバー起動 ............................................................................................................ 19
4.2 移行後の NIC 情報変更(IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、MAC アドレス、DNS サー
バー変更)(CentOS6.5) ...................................................................................................................... 20
4.3. 移行後の NTP サーバー情報変更(CentOS6.5) .............................................................................. 21
【参考】OS ごとに「NIC 情報変更」と「NTP サーバー情報変更」の方法を記載します。 ............. 22
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nttcom_nttpc_manual
はじめに
・ このマニュアルは、NTT コミュニケーションズの「Cloudn」から「WebARENA Indigo」、「WebARENA SuitePROV4」へ移行されたお客さま向けに、初めてご利用になるための一般的な設定手順をご案内するものです。
・ このマニュアルに記載のない事項や、サーバー利用開始後の追加設定等に関しましてはオンラインマニュアルをご参照ください。 ■SuitePRO V4 マニュアル
https://web.arena.ne.jp/support/suiteprov4/manual/ ・Indigo のコントロールパネル
➢ コントロールパネル https://indigo.arena.ne.jp/ お客さまのご契約情報や支払い情報の閲覧することができます。また、サーバーに対する設定・変更やサーバーの状態を確認するためのコントロールパネルへのログインが可能です。
・ SuitePROV4 のコントロールパネル
SuitePRO V4 には二つのコントロールパネルがございます。 ➢ 契約情報管理用コントロコールパネル https://customer.arena.ne.jp/suitepro/
お客さまのご契約情報やお支払い情報の閲覧・変更、有料オプションのお申し込みなどを行うためのコントロールパネルです。連絡先メールアドレスにはお支払いやサービス提供に関する重要なご連絡をお送りしますので、常に最新の状態を保つようにしてください。
➢ サーバー管理用コントロールパネル https://pro4.arena.ne.jp/login お客さまのサーバーに対する設定・変更や、サーバーの状態を確認するためのコントロールパネルです。
・ WebARENA ではチャットボットやオンラインマニュアル、FAQ 等によるサポートを提供しておりま
す。ぜひご活用ください。
Indigo お客さまサポート https://help.arena.ne.jp/hc/ja/sections/360006053014
SuitePRO V4 お客さまサポート
https://help.arena.ne.jp/hc/ja/categories/360002570494
・ このマニュアルは随時情報のアップデートを実施しております。
オンラインから都度最新版を取得するようお願いいたします。 https://web.arena.ne.jp/support/cloudn_migration/
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nttcom_nttpc_manual
Cloudn から WebARENA への移行方式として、下記複数のパターンをご案内いたします。お客さま自身で移行方式を選択の上、作業を実施してください。 -------- ■移行方式 2 つの移行方式をご案内しております。 【方式1:移行ツールの利用】 ① Cloudn で仮想サーバーのディスクのダウンロードを行い、払い出される URL を取得してください。
(2. 移行元「Cloudn」でのバックアップ (P6)を参照) ② 「Indigo」もしくは「SuitePRO V4」のコントロールパネルで、①の URL を入力し、仮想サーバー
のデータを移行してください。(3. 「WebARENA SuitePRO V4」への移行(データインポート) P7-P11 を参照)
③ データの移行が完了したら、仮想サーバーを起動し、必要な設定項目の変更を行ってください。(4.
設定方法 (P18-P31 を参照)) ④ 追加ディスクのデータは、コマンドを使って移行してください。
<コマンド> CentOS/Ubuntu:rsync 例) /home ディレクトリ以下すべてをコピーする場合: SuitePRO V4 のコンソールから下記コマンドを実施
# rsync --progress -avH e "ssh -p 22" username@ipaddress:/home/ /home/.
※Cloudn でセキュリティグループの設定をしている場合は、SuitePRO V4 の IP の許可設定を追加しておく。
Windows:robocopy 【方式2:新規サーバー構築】 ① 「Indigo」もしくは「SuitePRO V4」のコントロールパネルで、仮想サーバーを新規構築してくださ
い。
② 任意のデータ領域をコマンドを使って移行してください。 <コマンド> CentOS/Ubuntu:rsync 例) /home ディレクトリ以下すべてをコピーする場合: SuitePRO V4 のコンソールから下記コマンドを実施
# rsync --progress -avH e "ssh -p 22" username@ipaddress:/home/ /home/.
※Cloudn でセキュリティグループの設定をしている場合は、SuitePRO V4 の IP の許可設定を追加しておく。
Windows:robocopy
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nttcom_nttpc_manual
1 移行手順
No どのように 内容
1 WebARENA
サービスサイ
ト
WebARENA 申し込み
2 Cloudn
サービスサイ
ト
cloudn を操作し、OS ディスク部・データディスクのバックアップを実施、そこで払い出され
る URL を入手しておく
3 WebARENA
サービスサイ
ト
1.コントロールパネルにログイン
2.「OS ディスクのインポート処理」および「データディスクのインポート処理」を実施
4 コントロールパネルのストレージ画面で「データディスクのアタッチ」を行う
5 コントロールパネルから VM 起動を実行
6 コントロールパネルの VM コンソール画面から OS にログイン
7 OS 内の設定項目を必要に応じて変更
「IP アドレス、ネットマスク、GW、DNS サーバー、NTP サーバー」更に必要であれば
「KMS サーバー、アップデートサーバー」
8 マイグレ作業の完了
9 WebARENA
Cloudn
最終確認の実施
1. 移行先での動作確認
2. 旧環境の削除/廃止
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2 移行元「Cloudn」でのバックアップ
WebARENA での契約申し込みが完了した後は、いよいよ移行作業を行っていきます。作業の最初に 行う事は「Cloudn」でのバックアップです。行うべきバックアップは以下となります。
実施バックアップの対象 具体的な内容
OS 領域 仮想サーバーの OS 領域
データディスク 仮想サーバーに接続されているデータディスク。一つの仮想サーバーに
最大 5 つのデータディスクが接続する事が可能ですので、ご利用されて
いる状況に合わせてバックアップを取得
バックアップを実施すると、イメージ領域が作成されます。そのイメージ領域を参照する「URL」が 払い出されるので、その URL を取得しておいてください。 ※後の WebARENA 側での移行で使います。
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nttcom_nttpc_manual
3 「WebARENA SuitePRO V4」への移行(データインポート)
1. コントロールパネルにログイン サーバー管理用コントロールパネル(https://pro4.arena.ne.jp/login)にてログインを行います。
申し込み頂いたお客さまの連絡先メールアドレス※宛に開通通知が届きます。開通通知に記載されている、ID=[ユーザ名]、パスワード[開通通知内に記載]、を入力して ※1.新規お申込み、の開通通知には以下の情報がお送りされております、その情報を用いてログインします。
設定項目 具体的な値
サ ー バ
ー 管 理
用 コ ン
ト ロ ー
ル パ ネ
ル
URL [ https://pro4.arena.ne.jp/ ]、固定
ユーザ名 [IPv4 グローバルアドレス]、この ID でログイン
パスワード お客さまが指定したパスワード
2.Cloudn からの移行に関して、移行ツールを使った移行方法をご紹介します。OS 領域は「移行ツールを使った CloudnOS 領域の移行」、データディスクは「移行ツールを使った Cloudn データディスクの移行」から実施します。次頁以降でそれぞれの操作方法を説明します。
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nttcom_nttpc_manual
3.1.移行ツールを使った Cloudn OS 領域の移行-「OS ディスクのインポート」(PRO4)
ログインをしたら、画面上位にあるメニュータブ“サーバー”を選択します。
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選択すると下記の画面が表示されます。 ここでは、以下の手順で移行を進めてください。
# 設定項目 設定/入力内容
① 起動ディスクダウン
ロードリンク
Cloudn にて実施したバックアップイメージの「ダウンロード URL」を入力します
② OS 選択
移行するVMで利用されているOS種別を選択します。Windows 系 OS を選択する
と、③の選択が表示されます
③ Spla 選択
利用している Spla を選択ください。
複数の Spla を利用されている場合は、全てを選択する必要がございます
必要な情報を入力/選択、された後、[OS インストール]ボタンを押すと移行が開始されます。
①
②
③
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移行が開始されると下記の画面が表示されます。「現在の OS」項目内で、インストール中と表示されている最中は、移行が実行中の状態。しばらくお待ちください。作業実施時間は移行データの容量によりますが目安は以下の通りです。
移行データのサイズ 移行時間(目安)
30GB 20 分
900GB 600 分(10 時間)
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移行が完了すると下記の同じ項目内(現在の OS)の表示が、持ち込み OS に変わります。これをもって完了となります。
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3.2. 移行ツールを使った Cloudn データディスクの移行-「ストレージのインポート」(PRO4)
次にデータディスクの移行を行います。画面上位にあるメニュータブ“ストレージ”を選択します。 選択すると下記の画面が表示されます。次にボタン“ディスク新規作成”を押してください。新たな画面に遷移します。
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この画面にて、データディスクの移行を実施します。具体的な操作については以下。 はじめに“持ち込みディスクから新規作成する”をクリックし、入力設定フィールドをオープンさせます。 #初期状態は新規作成する、が開いているため、上記の画面を表示させる事が必要です。 入力設定フィールドは以下の情報を入力/選択します。
# 設定項目 設定/入力内容
① ディスク名 任意入力領域、後のディスクアタッチで用いるものとなります、
入力されたかった場合は自動的にディスク名が設定されます
② ディスクのプラン
以下が選択できます、ご契約ポイントに合わせて設定ください。
標準ディスク 高速ディスク
200GB 100GB
400GB 200GB
400GB
1,000GB 500GB
③ ディスクダウンロードリ
ンク
Cloudn にて実施したデータディスクのバックアップイメージ
「ダウンロード URL」を入力します
必要な情報を入力/選択、された後、[作成]ボタンを押すと移行が開始されます。
③
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nttcom_nttpc_manual
移行が開始されると下記の画面が表示されます。「現在の OS」項目内で、インストール中と表示されて 最中は、移行が実行中の状態。しばらくお待ちください。作業実施時間は移行データの容量によりますが目安は以下の通りです。
移行データのサイズ 移行時間(目安)
30GB 20 分
900GB 600 分(10 時間)
移行中はステータスにて“作成中”という表示と共に進捗率(パーセンテージ)が表示されます。更新ボタン等で進捗率の推移を確認する事が出来ます。 #この例であると 76%まで進捗した事が分かります。
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移行が終わると、同項目内の表示が使用可(100%)に変わります。これをもって完了となります。
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移行が完了したデータディスクは、ストレージとして利用できる様にアタッチします。手順は以下 タブ「ストレージ」をクリックし画面を表示させた後、設定されたい Slot の「設定」ボタンをクリックすると下記の画
面が表示されます。 上記画面で、作成した移行データを持つデータディスクを選択、設定する事でデータディスクとしてアタッチされます。 #詳しくはオンラインドキュメントを参照ください。
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Cloudn より「OS ディスクのインポート」と「データディスクのインポート」を行う事で移行が完了します。 #本資料の移行では「OS ディスクのインポート」と「データディスクのインポート」を説明しました。ご利用頂いている構成においては「OS ディスクのインポート」のみの場合もございます。
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4 設定変更(CentOS7.1)
.Cloudn OS 領域の移行が完了したら、仮想サーバーを起動して、仮想サーバー内の設定変更が必要となります。
仮想サーバーの設定には、PRO4 の契約で払い出されたネットワーク情報が必要となります。ネットワーク情報は、上部メニューのネットワークからネットワーク管理情報をご確認ください。
仮想サーバーの設定変更が必要な個所は、以下2か所になります。
1.1 NIC の設定(IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、MAC アドレス)
2.1 NTP サーバーの設定
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4.1. 移行後の仮想サーバー起動
3.1.Cloudn OS 領域の移行-「OS ディスクのインポート」が完了した直後、仮想サーバーは停止中となっています。“起動”ボタンをクリックして、仮想サーバーを起動させてください。
仮想サーバーの起動が完了したら、“ステータス”が起動中となります。
仮想サーバーが起動したら、右下の“開く”ボタンをクリックしてコンソールから仮想サーバーにログインしてください。
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nttcom_nttpc_manual
4.2 移行後の NIC 情報変更(IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、MAC アドレス、DNS サーバー
変更)(CentOS6.5)
コンソール画面が開いたら、root アカウントでログインしてください。 まず、下記のコマンドで既存設定のバックアップを取得します。 # cp -p /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0.bak
次に NIC の設定ファイルを「vi」コマンドで開き、以下の項目の値を編集します。 # vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
<<編集項目>> IPADDR: PRO4 で払い出された IP アドレス(サーバー管理コントロールパネルから確認) NETMASK: PRO4 で設定されている内容サーバー管理コントロールパネルから確認) GATEWAY: PRO4 で設定されている内容(サーバー管理コントロールパネルから確認) HWADDR:PRO4 で設定されている内容(サーバー管理コントロールパネルから確認) DNS1: お客さまご利用の DNS サーバー *1 DNS2: お客さまご利用の DNS サーバー *1 *1 NTTPC が管理する PRO4 で提供しているネームサーバーをご利用の場合は、下記の IP を入力してください。
DNS1:210.150.255.28 DNS2:202.229.78.37
NIC の情報を変更したら、変更内容を保存して「vi」エディタを閉じてください。
変更内容を反映させるために、以下のコマンドでネットワークプロセスの再起動を実行し、正常にプロセスが起動したことをご確認ください。
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# service network restart
4.3. 移行後の NTP サーバー情報変更(CentOS6.5)
下記のコマンドで既存設定のバックアップを取得します。
# cp -p /etc/ntp.conf /etc/ntp.conf.bak
次に NTP サーバーの設定ファイルを「vi」コマンドで開き、以下の項目の値を編集します。
# vi /etc/ntp.conf ファイルに下記8行を追記してください。 ※ntp.conf に対してお客さま自身で個別に何等かの設定を追加されていた場合は、下記の内容に加えて設定が必要な場合があります。 <<追記項目>> restrict 210.150.255.35 restrict 210.150.255.51 restrict 203.138.71.202 restrict 0.0.0.0 mask 255.255.255.255 ignore server 210.150.255.35 server 210.150.255.51 server 203.138.71.202 fudge 127.127.1.0 stratum 10 NTP サーバーの設定ファイルを変更したら、変更内容を保存して「vi」エディタを閉じてください。
変更内容を反映させるために、以下のコマンドでネットワークプロセスの再起動を実行し、正常にプロセスが起動したことをご確認ください。
# service ntpd restart
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nttcom_nttpc_manual
【参考】OS ごとに「NIC 情報変更」と「NTP サーバー情報変更」の方法を記載します。
1.1 移行後の NIC 情報変更(IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、MAC アドレス、DNS サ
ーバー変更)(CentOS 7.1/CentOS 7.5)
コンソール画面が開いたら、root アカウントでログインしてください。
まず、下記のコマンドで既存設定のバックアップを取得します。
# cp -p /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0.bak
次に NIC の設定ファイルを「vi」コマンドで開き、以下の項目の値を編集します。
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
<<編集項目>>
IPADDR: PRO4 で払い出された IP アドレス(サーバー管理コントロールパネルから確認)
NETMASK: PRO4 で設定されている内容サーバー管理コントロールパネルから確認)
GATEWAY: PRO4 で設定されている内容(サーバー管理コントロールパネルから確認)
HWADDR:PRO4 で設定されている内容(サーバー管理コントロールパネルから確認)
DNS1: お客さまご利用の DNS サーバー *1
DNS2: お客さまご利用の DNS サーバー *1
*1 NTTPC が管理する PRO4 で提供しているネームサーバーをご利用の場合は、下記の IP を入力してください。
DNS1:210.150.255.28
DNS2:202.229.78.37
NIC の情報を変更したら、変更内容を保存して「vi」エディタを閉じてください。
変更内容を反映させるために、以下のコマンドでネットワークプロセスの再起動を実行し、正常にプロセスが起動したことをご確認ください。
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nttcom_nttpc_manual
# systemctl restart network.service
2.1 移行後の NTP サーバー情報変更 (CentOS 7.1 / 7.5)
下記のコマンドで既存設定のバックアップを取得します。
# cp -p /etc/ntp.conf /etc/ntp.conf.bak
次に NTP サーバーの設定ファイルを「vi」コマンドで開き、以下の項目の値を編集します。
# vi /etc/ntp.conf
ファイルに下記8行を追記してください。 ※ntp.conf に対してお客さま自身で個別に何等かの設定を追加されていた場合は、下記の内容に加えて設定が必要な場合があります。 <<追記項目>> restrict 210.150.255.35 restrict 210.150.255.51 restrict 203.138.71.202 restrict 0.0.0.0 mask 255.255.255.255 ignore server 210.150.255.35 server 210.150.255.51 server 203.138.71.202 fudge 127.127.1.0 stratum 10 NTP サーバーの設定ファイルを変更したら、変更内容を保存して「vi」エディタを閉じてください。
変更内容を反映させるために、以下のコマンドでネットワークプロセスの再起動を実行し、正常にプロセスが起動したことをご確認ください。
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nttcom_nttpc_manual
# systemctl restart ntpd
2.2 移行後の NIC 情報変更(IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、DNS サーバー変更)(Ubuntu16.04)
コンソール画面が開いたら、root アカウントでログインしてください。
まず、下記のコマンドで既存設定のバックアップを取得します。
# sudo cp -p /etc/network/interfaces /etc/network/interfaces.bak
次に NIC の設定ファイルを「vi」コマンドで開き、以下の項目の値を編集します。
# sudo vi /etc/network/interfaces
<<編集項目>>
address: PRO4 で払い出された IP アドレス(サーバー管理コントロールパネルから確認)
netmask: PRO4 で設定されている内容サーバー管理コントロールパネルから確認)
gateway: PRO4 で設定されている内容(サーバー管理コントロールパネルから確認)
dns-nameservers: お客さまご利用の DNS サーバー *1
*1 NTTPC が管理する PRO4 で提供しているネームサーバーをご利用の場合は、下記の IP を入力してください。
dns-nameservers:210.150.255.28 202.229.78.37
NIC の情報を変更したら、変更内容を保存して「vi」エディタを閉じてください。
変更内容を反映させるために、以下のコマンドでネットワークプロセスの再起動を実行し、正常にプロセスが起動したことをご確認ください。
# sudo systemctl restart networking.service
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nttcom_nttpc_manual
2.2 移行後の NTP サーバー情報変更(Ubuntu16.04)
下記のコマンドで既存設定のバックアップを取得します。
# sudo cp -p /etc/systemd/timesyncd.conf /etc/systemd/timesyncd.conf.bak
次に NTP サーバーの設定ファイルを「vi」コマンドで開き、以下の項目の値を編集します。
# sudo vi /etc/systemd/timesyncd.conf
ファイルに下記 3 行を追記してください。 ※ntp.conf に対してお客さま自身で個別に何等かの設定を追加されていた場合は、下記の内容に加えて設定が必要な場合があります。 <<追記項目>> NTP=210.150.255.35 NTP=210.150.255.51 NTP=203.138.71.202
NTP サーバーの設定ファイルを変更したら、変更内容を保存して「vi」エディタを閉じてください。
変更内容を反映させるために、以下のコマンドでネットワークプロセスの再起動を実行し、正常にプロセスが起動したことをご確認ください。
# sudo systemctl restart systemd-timesyncd.service
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nttcom_nttpc_manual
3.1 移行後の NIC 情報変更(IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、DNS サーバー変更)(Ubuntu18.04)
コンソール画面が開いたら、root アカウントでログインしてください。
まず、下記のコマンドで既存設定のバックアップを取得します。
# sudo cp -p /etc/netplan/01-netcfg.yaml /etc/netplan/01-netcfg.yaml.bak
次に NIC の設定ファイルを「vi」コマンドで開き、以下の項目の値を編集します。
# sudo vi /etc/netplan/01-netcfg.yaml
<<編集項目>>
addresses: PRO4 で払い出された IP アドレス(サーバー管理コントロールパネルから確認)
gateway4: PRO4 で設定されている内容(サーバー管理コントロールパネルから確認)
nameservers addresses: お客さまご利用の DNS サーバー *1
*1 NTTPC が管理する PRO4 で提供しているネームサーバーをご利用の場合は、下記の IP を入力してください。
nameservers addresses:210.150.255.28 202.229.78.37
NIC の情報を変更したら、変更内容を保存して「vi」エディタを閉じてください。
変更内容を反映させるために、以下のコマンドでネットワークプロセスの再起動を実行し、正常にプロセスが起動したことをご確認ください。
# sudo netplan apply
3.2 移行後の NTP サーバー情報変更(Ubuntu18.04)
下記のコマンドで既存設定のバックアップを取得します。
# sudo cp -p /etc/systemd/timesyncd.conf /etc/systemd/timesyncd.conf.bak
次に NTP サーバーの設定ファイルを「vi」コマンドで開き、以下の項目の値を編集します。
27
nttcom_nttpc_manual
# sudo vi /etc/systemd/timesyncd.conf
ファイルに下記 3 行を追記してください。 ※ntp.conf に対してお客さま自身で個別に何等かの設定を追加されていた場合は、下記の内容に加えて設定が必要な場合があります。 <<追記項目>> NTP=210.150.255.35 NTP=210.150.255.51 NTP=203.138.71.202
NTP サーバーの設定ファイルを変更したら、変更内容を保存して「vi」エディタを閉じてください。
変更内容を反映させるために、以下のコマンドでネットワークプロセスの再起動を実行し、正常にプロセスが起動したことをご確認ください。
# sudo systemctl restart systemd-timesyncd.service
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4.1 移行後の NIC 情報変更(IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、DNS サーバー変更)(WindowsServer 2012R2)
コンソール画面が開いたら、administrator アカウントでログインしてください。 ログインしたら、
「コントロール パネル」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」→ 「アダプターの設定の変更」 を順にクリックしてください。 最後に「イーサネット 2」を右クリックして、プロパティをクリックしてください。
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インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)を選択し、プロパティをクリックし、以下の項目をご契約の PRO4 の情報に沿って以下の項目に対して値を入力してください。
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IP アドレス:PRO4 で払い出された IP アドレス(サーバー管理コントロールパネルから確認)
サブネットマスク:PRO4 で払い出された IP アドレス(サーバー管理コントロールパネルから確認)
デフォルトゲートウェイ:PRO4 で払い出された IP アドレス(サーバー管理コントロールパネルから確認)
優先 DNS サーバー:お客さまご利用の DNS サーバー *1
代替 DNS サーバー:お客さまご利用の DNS サーバー *1
*1 NTTPC が管理する PRO4 で提供しているネームサーバーをご利用の場合は、下記の IP を入力してください。
優先 DNS サーバー:210.150.255.28
代替 DNS サーバー:202.229.78.37
各項目に対して値を入力したら“OK”をクリックしてください。
4.2 移行後の NTP サーバー情報変更(WindowsServer 2012R2)
下部に表示されている Windows PowerShell を起動して、以下のコマンドを実行し、時刻の同期を行ってください。
w32tm / resync
次に、ライセンス認証を行うため、下記のコマンドを実行して認証サーバーの設定を行ってください。
Slmgr.vbs /skms 210.150.255.170
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nttcom_nttpc_manual